先日、大学人文学部現代文化学科 浮田ゼミの学生達が、福岡県春日市立春日小学校5年生98人に、世界の貧困や環境問題についてクイズなどを通して学んでもらおうと45分の授業を行いました。

 

学生達は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を、「日本では何人に１人が生活に困っているか」「十分にご飯を食べられない人は世界に何億人いるか」などのクイズ形式にし、子ども達は班ごとに考えて、正解の数を競い合いました。

授業の最後に、学生たちは朝日新聞と浮田ゼミが連携して開発したSDGsをテーマに伝える力を磨くカードゲーム「SEh（シィー）」を紹介しました。子ども達は「姿勢」「目線」「声量」などのポイントが書かれたカードを引き、それぞれに気を付けながら感想を発表し、想像以上の盛り上がりで授業を終えました。

 

ゼミの学生は、「小学生を対象に「SEh（シィー）」を使っての授業は初めてだったが、小学生でもこれだけできることが分かったので、カードの改善を進めて広く使ってもらえるようにしたい」と意気込んでいました。

 

子ども達は授業で学んだことを生かし、SDGsをテーマにした葉書サイズのポスターを作成しました。ポスターは、春日市役所1階のアトリウムに2月15日（火）～22日（火）まで掲示されています。お近くに寄られた際はぜひご覧ください。