大学概要教育理念

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建学の精神

福岡女学院は1885年(明治18年)に創立され、それまで顧みられなかった女子教育を開拓し、キリスト教を基盤とする人格陶冶を重んじ、教育基本法および学校教育法に則って、変動する社会にも常に貢献できるよう新しい教育分野を拓き続けながら今日に及びました。その建学の精神は学則の中で次のように述べられています。

福岡女学院大学

本学はキリスト教に基づく福岡女学院創立の精神に則り、神を畏れ奉仕に生きるよき社会人としての女性を育成するために、教育基本法および学校教育法に従って、深く専門の学芸に関する教育・研究を行うことを目的とする。

福岡女学院大学短期大学部

本学は、イエス・キリストに基づく福岡女学院創立の精神にのっとり、神を畏れ、奉仕に生きるよき社会人を育成するために、教育基本法および学校教育法に従って女子の専門教育を行ない、高い教養と実質的な専門知識を授けることを目的とする。

福岡女学院大学大学院

本大学院は、キリスト教に基づく福岡女学院創立の精神に則り、総合的かつ精深・高度な学術研究を行うとともに、専門的知識と研究能力を備え、国際社会に対応できる女性を育成するための教育を行うことを目的とする。

大学のヴィジョン

学院聖句から導き出された、大学の理念を指し示す言葉として、大学のヴィジョンを以下のとおり策定しています。

学校の校章と聖句

1907(明治40)年頃、「英和」の文字入りビンを細い銀の鎖でわたした襟止めの徽章(きしょう)を和服に使用していました。
これが校章の始まりといえます。

1915年、創立30周年を記念して、新たにぶどうの蔓を中央に「英和」の文字を入れた円形の校章が定められました。
これは学院が聖句としてきたヨハネによる福音書第15章5節のキリストの言葉「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ」を図案化したものでした。

1941年、女学生の制服が全国同じ国民服的なスタイルに統一されると、新しい校章の制定がいそがれました。
その9月、当時図画担当の田中順之助(冬心)先生のデザインによる現校章が制定され、全校生に授与されました。「この10個のぶどうの粒は、ひと筆で描き統けられます。...学院に在るすべての人は一つの線、すなわち主を首(かしら)とする一つの思いで、堅くつながっていなくてはいけない」という願いを具現化したものです。