保護者・保証人の皆様へ学生部

後援会大学部会 学生部報告

大学学生部長 角南 良幸

 

日頃より学生活動のためのご協力ありがとうございます。

 

長かった緊急事態宣言も解除され、学友会クラブ活動が再開し大学にも活気が戻ってきました。感染状況が良くなっている中、バスケットボール部、バレーボール部、ラクロス部を始め多くの種目で対外試合も開催されるようになりました。ほとんどの体育系クラブにとっては約1年半ぶりの公式試合になります。まさに2年生、1年生にとっては大学生として初めての試合です。練習があまりできていない状況ではありますが、怪我無く思う存分力を発揮し、楽しんできて欲しいと願っています。また、先日、本学の伝統ある創作舞踊部が2年ぶりの公演を実施いたしました。感染防止対策にて保護者の方や限られた関係者のみの観覧でしたが、学生達は対面での活動が制限されている間もオンラインでそれぞれの練習を重ね、直前に合わせの稽古を実施し本番に臨みました。公演は8つの作品で構成されていましたが、どの作品も基本オンラインで準備してきたものとは思えないくらい素晴らしい出来で、学生達の努力と強い力を感じた公演でした。会場は、ぽんプラザホール(博多区)で行われましたが、学生達の熱き思いを表現する舞台としてとても良かったと思います。会場使用料や演出に関わる費用には後援会から多くのご支援をいただいており、感謝申し上げます。

 

先日、今年度の葡萄祭が行われました。感染防止対策を優先させ昨年に引き続きオンラインでの開催となりましたが、葡萄祭実行委員は昨年度の経験を生かし、伝統のプリンセスミッション、学生アンケート、トークショー、実行委員も加わったダンス紹介など、様々な事前の撮影とオンラインでの配信をうまく組み合わせていました。コロナ禍における苦難も次なる力に変えていく若者達の可能性を感じた今年度の葡萄祭となりました。学友会は現在、昼休みの時間帯に昼食時の感染防止に関する全校放送を実施してくれています。その中で、次期学友会役員の募集案内も行っています。葡萄祭実行委員や学友会に少しでも興味があるお子様がおられましたら、学友会総務または学生課へ連絡するようにお伝えいただければ幸いです。

 

学生の自主的かつ自由な発想による独自の企画を促す目的で制定され、後援会にもご支援いただいておりますチャレンジ助成金は、昨年、一昨年と申請が無く未実施となりましたが今年は1件申請があり現在進行中です。内容は、大学周辺地域の魅力を再発見し、地域を盛り上げるフリーペーパーを作成するという企画です。コロナ禍でなかなかインタビューや情報収集など苦労しているところもあるようですが、企画した学生達のがんばりを大いに期待しているところです。

 

大学の授業は対面と遠隔の両方で行っておりますが、学生心理相談室や就職支援などはオンラインも有効活用しながら、可能な限り対面での支援ができる体制で臨んでおります。大学としても学生へ告知はしておりますが、保護者の皆様も積極的に連絡、相談するようにお伝えいただければ幸いに存じます。また、奨学金に関しても引き続き家計急変支援奨学金を中心にコロナ禍で経済的支援が必要な家庭への支援を拡充していますので、必要に応じてご連絡いただければと思います。

 

先日の学院時報・第118号にも少し紹介がありましたが現在大学体育館を建設中です。既に鉄骨が組み上がり、全容を感じられるようになりました。バスケットボールコート2面分のメインアリーナに加え、多目的室、フィットネスジム、ランニングコース、ボルダリングウォールなどを含めた複合体育施設です。来年1月に完成を予定しており、卒業年次性にも少しでも利用していただければと考えております。

 

以上、後期開始後の学生達の様子を中心に学生部報告をさせていただきました。改めまして、今後とも学生活動のためのご理解、ご支援を賜れれば幸いです。どうぞよろしくお願い致します。