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2022.05.21

国際キャリア学科

(授業紹介)「Freshers Seminar」:Love FM DJアンナ様による特別講義①

国際キャリア学科(ICD)1年生の必修科目「Freshers Seminar」では学科の学びの柱となる三分野(英語学・異文化コミュニケーション、国際協力・地域研究、国際ビジネス)の基礎について学ぶとともに、定期的に社会の様々な分野で活躍されている方々による講義を行っています。

 

先日はFMラジオ局、Love FMからDJアンナ様をお招きして、特別講義を開催しました。アンナ様は国際キャリア学科(ICD)とのご縁が深く、2014年の学科開設時から毎年、新入生を対象にご講義いただいています。講義ではご自身のお仕事やご経験を共有いただいたうえで、これから将来の目標に向かって歩み出す新入生たちに多くの貴重なアドバイスをいただきました。

アンナ様は幼少期をニューヨークでお過ごしになりました。歌が好きで、歌手になりたくて17歳の時に東京のラジオ局に入ったのが現在のキャリアのきっかけでした。当時、アンナ様は自分にあまり自信がなかったそうですが、様々な人と交流するうちにラジオの仕事にやりがいを感じ、自然とご自身のことも好きになるようになったと話されました。

 

アンナ様のラジオのお仕事は今年で22年目になります。今、ご担当されている番組“Top of the Morning”のDJを務められてから9年になるそうです。“Top of the Morning”では音楽の紹介だけではなく、様々な背景を持つ人々との交流やゲストのインタビューもあります。ノラ・ジョーンズやソフィア・カーソンのような海外アーティストにインタビューする機会もあり、この仕事に就いているからこそこうした素敵な出会いがあり、それがやりがいにつながっていると語られました。

アンナ様は常に新しいことにも積極的にチャレンジされています。例えば、ラグビーのトップリーグのスタジオMCを務められているほか、Fukuoka Asian Picksの同時通訳にも挑戦されました。同時通訳のお仕事では、オンラインで話を聞きながら通訳するのが大変だったそうですが、自分の新しい可能性に気づき、新たな目標が見えてきたと話されました。

 

アンナ様は思い描いた理想像を目標に掲げて、チャレンジを続けるなかで、今のご自身に不足している点を客観視し、次の改善や成長に繋ぐように日々、努力されているそうです。「自分の人生を広げるには自分しかいない。道を切り開く。なりたい自分を想像し、今の日々を無駄なく努力する」という言葉に深く感銘を受けました。講義の最後には日本や世界で活躍していくため、楽しく国際力を身につけるために次の三つのアドバイスをいただきました。

1.好きなことに関連づけて英語を勉強する。

2.人と交流することで視野を広げる。

3.カルチャーショックを味方につけ、学びの場と捉える

アンナ様がおっしゃったように、大学生活の時間は人生においてとても大切で、自分がどういう人になりたいのかを考えることができる時間でもあります。迷った時は目の前の事に努力して取り組み、自分を見つめる時間を作ることが大切です。1年生の皆さんはまだなりたい自分が明確に見えず、将来への不安が強いかもしれませんが、アンナ様のように、目標を大きく、今現在、ここで、やれることに専念して、日々、努力していけば、小さい出来事を積み重ねっていくうちにきっと夢を叶えることができるでしょう。これから様々なことに果敢にチャレンジしていくことで自分の潜在能力(新たな自分)を発見してください。皆さんの更なる成長を楽しみにしています。

 

次回からは本講義を受講した1年生の感想をご紹介します。