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2021.12.20

国際キャリア学科

(授業紹介)「Junior Seminar」(中島ゼミ):西日本新聞社ご出身の長井様による講義

英語学・異文化コミュニケーション研究の中島ゼミは先日、就職活動を目前に控えた3年生のため、長井政典様に「夢に向かってコロナ禍の就職戦線を勝ち抜こう」と題した講義をしていただきました。長井様は西日本新聞社の記者として長年、活躍された後、同社の人事部長、取締役、グループ会社の社長などを歴任され、現在は複数の企業の顧問としてご活躍されています。

 

長井様には一期生の時から毎年、この時期にゼミでお話をいただいており、今回で6回目を迎えました。講義の後にはゼミ生と対談し、様々な質問や悩みに答えていただきました。就職活動のお話でありながら、仕事をする上で忘れてはならないこと、人生全般に通じるお話となっており、心が洗われて温かくなる、そんな1時間半となりました。

以下はゼミ生の感想(抜粋)です。

S.Nさん(福岡県立香椎高等学校出身)

長井様の貴重なお話を聴き、将来に対する考え方が変わりました。コロナ禍の影響で夢であった留学が中止となり、就職活動に対してもマイナスな気持ちを持っていました。そのような心境のなかで、長井様の「夢が一番生きる原動力になる」というお話を聴き、就職を理由に留学を諦めるのではなく、海外へ行く機会のある企業や社会人向けに留学資金を援助してくれる団体を探し、これからも英語学習に力を入れようと決心することができました。「頑張った過程を自分で褒める」こともとても重要だと感じました。私は何かに取り組む際に結果や他人からの評価を気にしてしまい、その過程を振り返る習慣がなく、落ち込むことがよくありました。しかし、長井様の「心を自分で立て直そう」という言葉を受けて、努力して、たとえ結果が伴わなくてもその過程を自分自身で褒め、焦らずじっくりと次のことに取り組むように心がけようと思いました。現在、コロナ禍で就職活動は厳しい状況にあります。しかし、他人と比べず、自分の夢や目標に向かって真っすぐに努力し、後悔のない就職活動をしようと思います。今回はお忙しいなか、貴重なご講義、また帰宅中のバスでも親身にお話をしてくださり、ありがとうございました。

Y.Oさん(福岡県立香椎高等学校出身)

。毎日、自分を褒めるという習慣がとても素敵だと思いました。よく「自分に厳しく、他人に優しく」という言葉を聞きますが、自分の一番の味方は自分自身であると思います。そんな自分を褒められないのに他人を褒められるわけがないと思い、とても共感しました。

R.Mさん(福岡県立城南高等学校出身)

本日の講演で長井様の何気ない一言に助けられました。それは質疑応答の際におっしゃった「それが普通ですよ。それが当たり前ですよ」という言葉です。私は幼い頃から周りに流されてきました。夏休みに行った自己分析では欠点ばかりに目がいき、就職活動に対してもマイナス思考になっていました。今回、多くのアドバイスをいただきましたが、この一言で今までの自分が肯定された気分になり、マイナス思考が少しだけ変わりました。私は現在、個別指導塾の塾講師のアルバイトをしており、勉強だけでなく進路相談にのったりしています。その際に、生徒を安心させる、自分の努力を認めさせることによって次のステップへ進みやすいのではないかと今日の体験から学びました。

H.Mさん(九州産業大学付属九州高等学校出身)

このたびは貴重なお話をありがとうございました。これから本格的に始まる就職活動や将来に不安を感じていました。しかし、講義の最後に私たち一人ひとりの質問に対しても丁寧に答えていただき、心が軽くなりました。長井様のお話を通して就職戦線を勝ち抜くため、そして充実した人生を送るために大切なことを学ぶことができました。なかでも印象的だったのは「どうせなら楽しむ」という考え方です。心の持ちようで人生は変わっていくのだと感じました。先の見えないコロナ渦でも必ず道は開けると信じて、自分らしさを大事にして、少しずつ前に進んでいきたいです。

A.Iさん(聖和女子学院高等学校出身)

長井様の講義で特に心に残ったのは「一歩踏み出せない時は半歩踏み出してみる」という言葉でした。踏み出したい気持ちはあっても結果のことを考えて踏み出す勇気が出ない時があります。そんな時はこの言葉を思い出し、半歩ずつ進んでいきたいと思います。そして、結果にこだわりすぎず、その過程を楽しもうと思います。長井様はまた「失敗は成功のチャンスだから、失敗を恐れず、そして失敗した時には心を立て直すことが大切だ」とおっしゃっていました。私は失敗した時にそれを引きずったり、「こうしていれば」などと後悔したりすることがよくあります。これからは失敗した時には自分を励ましたり、褒めたりして、立て直してみようと思います。

H.Iさん(純心女子高等学校出身) 

長井様の講義で抱えていた不安が少し取り除かれ、何かしら行動を起こそうと前向きな気持ちになりました。就職することだけに囚われてしまったら他の選択肢が眼中からなくなってしまうのでもったいないなと感じました。長井様は起業の話もされていて、私はパティシエの友人と最近よくお店をしたいねと話していたので、お互いに社会経験を積んだら、起業に挑戦することも一つの道だと思いました。友人とお店を経営することを目標にしたら、就職活動も頑張れると思います。日頃から小さな目標を設定してコツコツ達成していこうと思います。

S.Gさん(福岡県立筑紫高等学校出身)

長井様のお話を伺い、焦らなくていいと思うことができました。私はやりたいことや就きたい職業がまだ見つからず、毎日、何かに追われているような感覚がずっとありました。しかし、この言葉のおかげで、焦って短期間で判断することよりも、様々な会社を知り、じっくり考えて自分のやりたいことを見つけていくほうが良いと思えるようになりました。まずは気になるインターンシップから受けていこうと前向きになることができました。

M.Eさん(福岡海星女子学院高等学校出身)

「夢が原動力」という言葉がとても印象に残りました。私は途中で夢を諦めないためにも、自分の夢を色々な人に宣言してきました。「夢を叶える人なんて一握りだし、無理だよ」と言われたこともあったのですが、私の今の原動力は間違いなく夢であり、その夢が叶った後も小さくてもいいから夢や目標をたて、自分の人生を楽しみながら成長していく人になりたいと思います。今回のお話をきっかけに就職活動がより楽しみなものになりました!

K.Oさん(福岡県立春日高等学校出身)

「自分のことは自分で褒めましょう」という言葉が今の自分に最も必要で大切なことだと感じました。「自分には何もない、いいところがない」と感じて、ネガティブになってしまうことがよくあります。長井様は小さなことでもいいから毎日、自分を褒めるようにとおっしゃいました。それ以降、アルバイトでお客様に良い接客ができた、授業で良いプレゼンテーションができた、電車や車を使わず、徒歩で移動できたなどの小さなことでも自分によくできたと褒める様にしています。そうすることで自己肯定感が上がり、何事も楽しくできる様になりました。そうすることで、私が楽しくしていることが周りに伝わり、「元気でいいね」と褒めていただくことが多くなりました。人に褒めていただいたら自分を更に褒めることができるようになり、とても良い循環ができました。

中島ゼミ6期生