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    人文学部 メディア・コミュニケーション学科

    人文学部 メディア・コミュニケーション学科Today 一覧

    2018年
    10月29日

    シンポジウム開催のご案内

    11月10日に「次世代に記憶をつなぐ――地域のミュージアムを生かした教育」と題したシンポジウムを開催いたします。
    書籍『空の青さはひとつだけ』(関連記事はこちらから)の編著者である本学科専任の池田理知子教授が企画したイベントで、当日は司会を務めます。

    四日市から二人の講師をお招きし、現地ではどのような教育が行われているのかを報告していただきます。その後、太宰府市の小学校で公害教育をなさっている先生を交えて、意見交換を行います。公害が激しかった時代を経験した人たちが高齢化するなかで、次世代にどのように公害の記憶をつないでいくかは教育現場においても喫緊の課題です。北九州や大牟田といった公害発生地域を抱える福岡で、四日市公害の教育実践の経験から学べることは少なくないはずです。四日市公害写真展も同時開催いたします。いずれも入場無料となっておりますので、皆様ぜひお越し下さい。

          次世代に記憶をつなぐ
       ――地域ののミュージアムを生かした教育――

      ◇開催日 11月10日(土)
      ◇時間  14:00~17:00(13:00受付開始)
      ◇場所  福岡女学院大学 421教室


      四日市公害写真展(同時開催)13:00~17:30

    2018年
    10月04日

    授業紹介:福岡の新聞社と放送局の今を伝えるワークショップ

    夏に実施される集中講義「マスメディア・フィールドワーク」では、福岡の放送局と新聞社を訪問して、最前線で働く方々からメディアの今を直に学びます。授業に参加した学生たちは、メディアづくりを追体験しながらその成果を伝えるために、現地で見聞きしたことを新聞にまとめた上で、ラジオ番組形式の寸劇で表現する、グループ課題に挑戦しました。

    新聞づくりの課題では、実際の新聞一面のレイアウトを模倣することが課せられます。プロがつくった紙面を再現するためにどのようなアプリケーションを使うべきなのかも含めて、白紙のところから自分たちで考えて編集を進めなければならず、ずいぶん知恵をしぼったようです。市販されている新聞をお手本に、見出しと本文のフォントの違いや、レイアウトの組み方、広告と記事の割合などをじっくり観察して、すべてのコンテンツをつくっていきます。実際に作業をしてみると段組みに苦戦し、新聞社でうかがった制作現場の方の言葉が、より深く身に沁みたようでした。

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    さらに、制作した新聞を用いて、ラジオの情報番組の形式にのっとった発表も実施しました。音だけで情報を伝えるラジオの特徴を再現するために、発表では教室を2部屋利用します。一方の教室には、機材を設置したラジオブースを再現してパーソナリティ役のチームがしゃべり、そこから音声のみを隣の教室のスピーカーに出力して、リスナー役の他の受講生たちに届けます。

    リスナー役の受講生も、ただ耳を傾けるだけではありません。各番組では内容にあわせたメッセージテーマがアナウンスされるので、お題に沿ったお便りを書いて、アドリブで番組にいいリアクションを返していきます。どの学生も、番組をききながら即座に自分の思いを文字にしていて、内容もさることながら投稿時に用いるラジオネームのセンスに舌を巻きました。失礼ながら、自分の発表の出番以外の時は気が抜けちゃうかな……?とも思ったのですが、実態が見えないスピーカーの向こうからの語りかけに素早く反応して、番組に入り込んでいました。
     
     
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    パーソナリティ役のチームが集めたメッセージを選んで相談している間は、番組に合わせて選んだ曲だけを隣の教室に流しているため、マイクのオン/オフによって生じる緩急も体感できたようです。放送中に話すべき内容が飛んでしまったり、リスナーからの鋭い質問にことばが詰まったりと、ハプニングも多々発生しました。しかし、どのチームも持前の明るさで乗り越えて、あたふたする様子でむしろプラスアルファのインパクトを与えたり、リスナーに秀逸な切り返しをしたりと、擬似的な生放送ならではの予想外の展開を楽しんでいました。 

     
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    発表終了後には事前授業にもお越しいただいた元NHKディレクターの渡邉学さんから、それぞれのグループに対して「こうしたらもっとよくなる」といった丁寧なアドバイスをいただきました。新聞にも隅々まで赤入れしていただき、ブラッシュアップのヒントをいただいたので、リライトの最終提出までもうひと頑張りです。

    各現場で本当に貴重な体験をさせていただいことが、学生の発言の端々からも感じ取れました。ご対応いただいた関係各位の皆さま、グループ課題を講評いただいた渡辺様、ありがとうございます。
     
    (学科Today編集担当)
     

    2018年
    09月07日

    夏の集中講義:音楽を通して時代を語る

    夏休みには学科独自の特色豊かな集中講義を実施しています。そのうちの1つ「マスカルチャー論」を今年もご紹介しましょう(昨年の様子はこちら)。先生は目白大学の溝尻真也先生です。ポピュラー音楽を題材に、コンテンツとメディアの関係がどのように変わってきたのか、また、その時代ごとに人々とどのような関係があったかなどを考えます。集中講義という名の通り、4日間で90分×15回の授業があるのですがその最終日にお邪魔しました。授業を締めくくる発表会は、ラジオ番組形式とあって、教室には複数の機材がセットしてあり、いつもとはまた違う雰囲気が漂っていました。
     
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    発表は、2~3人のグループを組みパーソナリティに扮したトークを展開するもので、曲を流したり、ボリュームを調整したりといった番組に係わる全ての作業も自身で行わなければなりません。原稿は事前に準備してきているようで、ちらりと見たその用紙には、びっしりとメモが記されていました。正しい情報を伝えるために、しっかりと調べてきている様子が伺えます。番組のテーマは、自分が生きてきたおよそ20年間を音楽で辿るというもの。パーソナリティが各々の思い出話を繰り広げつつ、その時代の曲を紹介するものや、視聴者からのお便り紹介形式で展開していくもの、また、ドラマのテーマ曲を集めたものや、ダンスミュージックに特化して紹介する番組など様々でした。
     
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    どのグループもパーソナリティとして上手に雰囲気を作っていたため、発表を聞く学生たちも思わず曲を口ずさんだり、音楽に合わせて身体を動かしたり、「そうそう、あったね~。」などと自分の思い出と重ねて共感の声を出す人もいるほど。音楽にまつわるエピソードだけでなく、授業で学んだ知識や下調べをした情報が加わっていたこともあって、世代の違う編集担当の私にも聞き応えがありました。

    発表会には、ラジオパーソナリティとしての経歴もある本学科専任の林田先生も参加しており、リスナーとパーソナリティ両方の立場からの講評をもらい、学生達にとっては達成感だけでなく多くの気づきも得た時間だったようです。
    (学科Today編集担当)

    2018年
    08月20日

    授業紹介:グループ制作と成果発表

    メディア・コミュニケーション学科の1年生全員がグループ制作に取り組む「ワークショップA」の作品が完成し、学内の展示と発表会を終えました(これまでの様子はこちらこちらから)。

    今年度のテーマは「場所とモノ」ですので、展示場所の選び方にも各グループの工夫がみられました。学内で「この場所はもっと活かせるはず!」というスペースを見つけたり、ちょっとした問題がある場所をアイデアと工夫がつまった「モノ」で改善しようとしたり、たくさんの人に見てもらいたいからこそ人通りの多いエリアを選んだり……といった具合に、学生だからこその気づきをもとに意見を出し合って、展示空間を選んでいました。企画案を発表した際には、グループ内での意見がしっかりまとまっていなかったり、実現が難しそうな企画もあったりと、学生たちも不安な面持ちでしたが、なんとか全グループが展示をやりとげました。

     
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    人が素通りするだけの廊下に、カラフルに色づけした紙を黒のクレヨンで塗り重ねたパネルを設置。通りがかった人たちが表面をわりばしで削って落書きすると、下地のカラフルな色が浮かび上がり、日に日に変化する作品。


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    画像では伝わり難いのですが、本校の学生およそ1000人の髪の毛(後頭部)の画像をあつめて、大学の校舎の画像をモザイク状に構成しています。※以上は作品の一例です


    ほかにも、学内にある複数のモノで校章を表現した写真作品や、カフェの食券を集めてブラインドに貼り付けるモザイクアート、さまざまな色の素材を集めて虹をつくり写真撮影用の背景にしたグループなど、多様な試みがみられました。

    さらに、ただ作品をつくっただけでは授業は終わりません。どういったねらいで場所や素材を選んだのかをプレゼンテーションしたうえで、企画から完成するまでの記録の発表を行い、制作の裏側にあるそれぞれのストーリーも共有しました。
     
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    企画案を発表した際の頼りない様子とは異なり、どのグループも堂々と発表していました。入学してすぐの、まだお互いにぎこちない関係からスタートしたグループ活動は、決して順調ではなかったはずです。しかし、苦労をともにした分、学んだことや得たことも多かったように感じられました。

    今週末(8/26)はミニオープンキャンパスを開催します。本年度のオープンキャンパス関連のイベント(オープンキャンパスの様子はこちら)はいよいよ最後となりますのでぜひお越しください。学科ブースでお待ちしております!
    (学科Today編集担当)

    2018年
    08月08日

    新聞掲載のお知らせ:中日新聞(CHUNICHI Web )

     四日市公害の歴史と教訓を語り継ぐ活動をしている「語り部」の方たちが七十歳以上と高齢化している問題を伝える記事で、公害の伝承を研究している池田理知子教授のコメントが中日新聞(CHUNICHI Web 7月31日の記事)に掲載されています。
    <掲載記事はこちらから>
     
     
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    上記の記事にも書かれてありましたが、池田教授が編集を担当した書籍『空の青さはひとつだけ』にも、四日市公害がひどかった当時を知る人にとって自身の経験を思い出すだけでもどれほどつらく苦しいことなのかがつづられています。特に、この本に収録されているマンガ『ソラノイト~少女をおそった灰色の空』を読むとそのことが心に響いてきます。また、公害は「過去」に起こった出来事というわけではなく、今の我々の生活とも繋がっている事なども知る事がきます。
    学科Today編集担当)

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