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    人文学部 メディア・コミュニケーション学科

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    2013年
    10月20日

    ワークショップ報告 〜映画づくり、日常、ことば〜

    映画監督アピチャッポン・ウィーラセタクンさんのワークショップについて、これまで何度かこのブログでもご紹介してきました。改めて、どんな内容だったのかご報告しましょう。

    アピチャッポンさんは、タイご出身で、カンヌ映画祭最高賞を受賞した「ブンミおじさんの森」をはじめ、映画作家・アーティストとしてご活躍です。この夏、福岡アジア文化賞を受賞され来福された折に、メディア・コミュニケーション学科・表現学科の学生を対象としたワークショップを開催してくださったものです。

    このブログのサブタイトル「映画づくり、日常、ことば」というのは、ブログの報告者である私が、ワークショップの印象からつけさせていただいたものです。今回のワークショップは、アピチャッポンさんの映画づくりの過程をほんの少しではありますが、共に体験させていただくというものでした。そして、そこにある大切なキーワードは、私たちの「日常」、そのさまざまな関わりを改めて見直し感じるということ、そして「ことば」だったように思います。

     

    ■大学でのイントロダクション

    会のはじまりは、福岡女学院大学のキャンパスから。まず、アピチャッポンさんは、会ったばかりの私たちに、ご自分の幼い頃の話や学生時代のご経験などをとても丁寧にお話をしてくださいました。

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    ■油山市民の森での”散策”

    いよいよワークショップのはじまりです。"Outing with APICHATPONG" とご自身が名付けられたこのワークショップは、まず、山のなかにでかけることからスタートしました。油山は都心からほど近く、市民に親しまれた身近な自然といえますが、今回の関わり方は、遠足やハイキングとはちょっと違います。私たちはまず、ひとりひとりで自然を歩き、思い思いの場所をみつけ、感性を委ねます。そして自然とうびあがったこと、その”ことば”を記していきました。

    音、香り、風の感触・・・山のあらゆる要素が心地よく私たちをつつみました。

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    ■ 街へ

    今度は一転、街(天神)へ移動します。そこで私たちは、またそれぞれの居場所をみつけます。それは、駅のベンチでも、バス停でも、すてきな喫茶店でもどこでもかまいません。ふたたび感性を委ね、書き留めたことばを手がかりに、今度は物語を紡いでいきました。

    ■ 経験の共有

    最後は、みんなで集まり、それぞれの物語を披露しあいました。喫茶店でひとり時をすごす女性の過去と現在の物語、街の何気ないところに住むこびとのおはなし・・・。

    また、今日一日で出会った”ことば”をつかって、リレー形式で物語をつくるミニ・ワークショップも実践。

    それぞれに、笑ったりうなずいたり。自分たちの想像の産物なのに、どこかで想像を超えて紡がれていた物語に、はっとさせられました。

    0913-4.JPG

    「たとえ、あなたの物語が変な話になろうとも、想像力を大切にしてほしい」。アピチャッポンさんは、ワークショップのまとめにこうおっしゃいました。いい話、悪い話・・・そうした概念が、大切なことをブロックしてしまうこともある。そうではなくて、想像する力を信じ、大切にしてほしい、と。

    また、そのプロセスの大切さも強調されました。

    映画づくりに限らず、何かの問題を解決するときのプロセスとして、とても大切なことでもある、と。

    その上で、最後にアピチャッポンさんが、学生のみんなへのメッセージとしておっしゃったのが「たくさんの本を読んでほしい」ということでした。

    ひとつのことばは、さまざまなことを連想させてくれると。

    ことばを書きとめていく。そして蓄積され、出しつくされたなあと思ったら、私はふたたび”Outing”、外へでかけてみるのだよ。アピチャッポンさんは、こうもおっしゃっていました。

     

    以上、これは、ごくごく簡単なワークショップの流れと、あくまで私が感じたことをまとめた報告です。きっと参加した学生のみんなはそれぞれに、感じたことがあると思います。ぜひ、機会があれば直接たずねてみてくださいね。

    そして何より、短い時間ではありましたが、私たちの問題関心によりそい、さまざまなことを”シェア(共有)”してくださったアピチャッポンさんに心から感謝を申し上げます。

    (報告:林田真心子)

    ■福岡アジア文化賞やアピチャッポンさんについては福岡アジア文化賞のホームページもご覧ください。http://fukuoka-prize.org/

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