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    人文学部 メディア・コミュニケーション学科

    人文学部 メディア・コミュニケーション学科Today 一覧

    2013年
    07月05日

    ラジオ番組実践スタート

    本学科メディア研究ゼミ(徳永ゼミ・林田ゼミ)による、ラジオ番組づくりプロジェクトがスタートしました。

    このプロジェクトは、KBC(九州朝日放送)のラジオ番組「おっきーのラジドラ学園」(毎週火曜日24時30分放送)との共同実践です。

    マスメディアの送り手と、学生、研究者がいっしょになって、協働的に番組をつくっていくことを通して、ラジオの未来や可能性について実践的に考えていこうというものです。

    今回始めたのは、「音」と「日常的な物語」を探す実践です。

    私たちが普段何気なくすごしている日常の、身近な音に改めて耳を傾け、集め、共に語り、オンエアをしていきます。ラジオを媒介にして、何気ない日常や、私たちの住んでいる地域を再発見していくというものです。

    どんな番組なのか、ちょっと分かりにくいかな?

    そう思った方、ぜひ、KBC「ラジドラ学園」のオンエアを聴いてみてください。

    また、このブログでも、これから、その内容を少しずつご紹介していく予定です。(報告:林田真心子)

    2013年
    06月26日

    教員コラム9 「図録」守山惠子

    メディア・コミュニケーション学科の1年生が全員一緒に履修している科目はいくつかありますが、そのうちの一つワークショップA(WSA)は、学科の教員全員が一緒に担当しているという点で、ユニークです。このWSAの今年度のテーマは「ミュージアム」です。最初の授業では、学生一人一人が「入学して、みつけたこと」を写真に撮り、発表しました。写真はそのいくつかです。その後、それぞれの教員の専門の立場から、ミュージアムを考えたり、ミュージアムで働いていらっしゃる方のお話を伺ったりしています。

     

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          「みつけたこと」 撮影:メディア・コミュニケーション学科1年のみなさん

     

    さて、私がミュージアムとの関連で思い浮かべるもののひとつに「図録」があります。我が家には、これまで私や家族が行った展覧会の図録がいろいろあります。それを眺めていると、その展覧会の様子やその時に一緒に行った人との会話を思い出したり、展覧会ではあまり注意を向けなかった作品に改めて出会ったり、心打たれた作品ともう一度対話したりすることができます。実は、「これ以上我が家に図録を増やしてどうするの」という思いもあって、買おうかどうしようかと迷うことも少なくなく、迷った末に買わずに帰って後悔することもあります。我が家にある図録は、選ばれた思い出深いものたちだと言えます。ある時、美術史が専門の大学時代の恩師が我が家を訪れてくださって、「あ、これに行ったの?」とか「これはいつの?」などと図録を次々手にされながら尋ねられた時には、自分自身を見透されたような気がして、ちょっと恥ずかしかったのを思い出します。

    先日、ふと手に取った図録は、『魂を揺さぶる人間の賛歌』という題の馬越陽子展のものでした。1994年に第17回安田火災東郷青児美術館大賞を受賞した記念の作品展の時のものです。ぱらぱらと図録をめくっていて、「意志(生きる)」と題した作品に気づき、魅かれました。20年前に図録を買っておいてよかったと思う瞬間です。なぜ魅かれたのでしょう。「人は、いろいろな闇から完全に離れることはできないけれど、闇を背にして、闇の重さも感じ、闇を背負いながら、なお、光に目を向ける」という「意志」を感じたからかもしれません。馬越陽子氏は、独立美術協会会員で、アートアニュアルオンラインの2012年、第80回独立展の案内に、出品作品が掲載されています。

    http://www.art-annual.jp/othres/7939/ 2013.6.26アクセス)

     

    WSAは、メディア・コミュニケーション学科の学生の皆さんにとって、ミュージアムを身近に感じ、ミュージアムについて考え、ミュージアムを理解するよい機会です。WSAをきっかけに、ミュージアムに足を運べば、きっと心に残る作品や展示品に出会えるだろうと思います。6月29日には、全員で、九州国立博物館に出かけます。

    (守山惠子)

    2013年
    06月20日

    初年次教育研究活動報告会

    6月11日(火)、初年次教育研究活動報告会をしました。

     

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    メディア・コミュニケーション学科の教員である私たち(二階堂整、守山惠子)は、昨年度から学院活性化推進助成金を得て、初年次教育研究活動を行っています。学生が、大学での勉学の基礎となる力をつけるための方法を提案することが一つの大きな目的です。今年度のメディア・コミュニケーション学科の入門ワークショップでは、その成果を生かし、小論文を書くことなどを通して、論理的な力を養っています。

    6月11日(火)午後5時半~7時に、学内の教職員対象の報告会(中間報告会)を開催しました。学院理事長をはじめ、他学科や他学部の先生方、職員の方々、そして、メディア・コミュニケーション学科の先生方が、多数出席してくださいました。報告会では、教員と学生が授業や度々の小論文課題にどう取り組んでいるかといった具体的なことを中心に話し、また、提案をしました。報告会では貴重な情報交換、意見交換ができました。これを今後に生かしたいと思っています。

     

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    この報告会は、2012年度の表現学科基礎ワークショップ(二階堂、守山クラス)の学生の皆さんとメディア・コミュニケーション学科の学生の皆さんが、授業や課題にしっかり取り組んでくれた、取り組んでくれているおかげで、開催することができました。学生の皆さんと一緒に、さらに実りのある初年次教育に取り組みたいと思っています。

    (報告:守山惠子)

    2013年
    04月17日

    写真展の報告

    メディア・コミュニケーション学科の専門科目「デザイン表現研究D(写真)」(2014年度開講2年生科目)をご担当される非常勤講師橘野栄二氏の個展を拝見してきました。

     

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    ⟨画廊内の橘野氏と作品群⟩

     

    展覧会のタイトルは「きつのえいじ写真展 ポートレート~肖像写真・肖像画~」。会場は天神中心街の親富孝通り入口にある《ART SPACE 貘(ばく)》です。

     

    展覧作品は、肖像画のもつ魅力を写真で表現しようとした意欲的な作品群です。在廊の橘野氏から「そもそも写真は瞬間を切り取ったもの、しかし画家の描く肖像画は幾日も掛けて制作されたものなので、瞬間ではない表情がそこには存在している」という観賞のヒントにつながるような興味深いお話を伺いました。探究されているテーマは少し難しそうでしたが、それはさておき、作品の一つ一つがどれも美しく、楽しんで見ることができました。

    さらに国内では大変珍しく貴重な銀板写真の現物が展示されていました。(撮影・報告:金藤完三郎)

     

     

    0417-2.jpg⟨珍しい銀板写真(中心のオレンジ色にみえるもの)⟩

     

    ⟨写真展は2013年4月21日(日)に終了しました⟩

    2013年
    03月26日

    教員コラム8 徳永至

    Column8 2013春 新学科が始まった 

    ~ ”ジイチャン先生” のツブヤキ…~ 徳永至

     

    民間放送から移ってきて8年目。去年65歳になって、役所から“前期高齢者”と呼ばれることになった徳永です。マスコミ系の科目の担当です。

    1947年(昭和22年)生まれの、いわゆる“団塊の世代”で、みなさんとは孫&祖父でもおかしくない年の差があるので、前年度受け持った表現学科1年Gクラスでは、"ジイチャン(Gチャン)"先生と呼ばれていました。

     

    メディア・コミュニケーション学科・一期生の皆さん、イラッシャイ!

    表現学科の先輩たち、新年度もよろしく!

     

    ところで、3月18日、大学近くの小学校の卒業式(正式には、卒業証書授与式)に出席しました。昔より校数が増えたからか、卒業生は2クラス67人でした。皆さんは、どんなでしたか?

    団塊の世代の私の場合、1954年(昭和29年)に小学校に入学してみたら、上級生は1クラス50人程度で1学年3~4クラスなのに、こっちは1クラス60人近くて7~8クラスもあります。教室に全員着席すると後ろに空きがほとんどなく、全校集会は、講堂をあきらめて、もっぱら校庭(当時は運動場と呼びならわした)で開かれました。1年生の暮れ、福岡県筑紫郡曰佐村が福岡市と合併し、学校が村立から市立になって紅白まんじゅうをもらったのも、寒さこたえる運動場でした。翌年春には、分校ができて半分近くいなくなり、“催しは何でも運動場”ではなくなりましたが、教室の狭さは変わりませんでした。

    戦争が終わった1945年8月15日を期して、“平和ニッポン”の再生に向かったころ、大人たちは戦時中に体力を使い果たしており、食糧不足と栄養失調にも悩んでいたはずなのに、僕たちが“平和の申し子”として大勢生まれてきました。乳児のうちに亡くなることも多かったといいますが、丈夫に産んでもらい、なんとか栄養を確保してもらったものが生きながらえ、しかも、還暦を過ぎた今日までこの人数存在するのですから、わが世代は、結構、心身ともにしぶといのだと思います。

    なんでこんなことを言い出したかというと、団塊の世代は、時間がもっとゆっくり流れていた“戦前的アナログ・ローテク時代”と、生まれてみたらカラーテレビがあって、あらゆるデジタル機器にすぐ馴染むことのできる“21世紀的デジタル・ハイテク世代”の仲を取り持つ者として、老後を過ごさねば!と思うからです。教壇に立つのだからなおさらだ…とも思っています。

    かつて私たちが就職、結婚する頃は、“核家族化の尖兵”というわけで“ニューファミリー”と持ち上げられ、戦後ニッポンの高度成長の終末期が“バブル”だとされたとたんに、“ニッポンをだめにした大バカ者たち”と酷評されました。大勢いるから、バカの含有率は他の世代と一緒でも、数では目立って多くなります。その代わり、才能豊かだったりリーダーシップが強力だったりする人物も、たくさん混じっていたはず。それなのに時々、納得のいかない扱いを受けては来ましたが、昭和30年台、僕らの小学生の頃の通学路には、田んぼや畑や豚小屋や鍛冶屋があり、普通に歩けば、子供の足でも15分ほどの道のりなのに、道草せずにはいられない“物や出来事”がいっぱいあったことを、そして、いつ今のような時代になったらしいかを、記憶が確かなうちに伝え残さねばならないと思っているのです。

    僕が小学生の頃、通学路の小川のそばの鍛冶屋は、「♪しばしも休まず槌打つ響き、飛びちる火花よ、はーしる湯玉…」という昔の小学唱歌のままで、火花が降りかかりそうなほど近寄ると、節くれ立って筋骨隆々のかじ屋のおじさんから一喝されるので、入り口付近にしゃがみこんでは、鋤や鍬が出来上がる様を飽きず見入っていました。そのそばの小川というのは田畑のための用水路で、田植えに向けて田んぼに水がはいると、黒胡麻入りトコロテンといった風情のカエルの卵があらわれ、オタマジャクシ、子ガエル、親ガエルと育っていく。ころあいに育った頃には、ため池のザリガニ釣りのかっこうの餌になり、時には、理科で実習したカエルの解剖の、あぜ道での再現に使いました…。また、自宅の集落の氏神様の境内には、数本のツバキがあり、花のあとの実の、かたい殻を割って種を収穫し、近所の椿油加工所に持ち込むと、子どもの両手のひらに山盛りで、たしか5円ほどの稼ぎになりました。

    こんな時代、福岡市の中心“天神ノ町”の岩田屋デパートの地下食品売り場では、イナゴやタニシの佃煮や、姿のまま真半分になったイノシシが、何のためらいもなく売られていました。

    いま思い出してもキラキラする時代のあと、田植え直後の田んぼに赤旗が立ち、全校朝礼で校長先生が「田んぼの赤い旗は、ホリドールやパラチオンという強い農薬をまいたしるしです。子供には特に害がありますから、そうした田んぼに、はいってはいけません。また、登下校のときは、急いで通り抜けましょう。分かりましたね!」などと呼びかける日がやってきました。そして、この頃から数年後、農家だった母の里にいた馬1頭と牛1頭が、相次いでいなくなりました。更に数年後、母の里の集落一帯は、福岡市の副都心再開発のための区画整理事業にかかることになり、母方の祖父が地域の役をしていた関係で、率先して農地を明け渡し、離農しました。再開発は、いくつかの汚職事件を生み、10年を越す時間をかけて副都心完成に至りましたが、田んぼや畑が広がり、はなたれ小僧たちが駆け回っていた頃の面影は、ほとんど残っていません。

     

    皆さんと皆さんの生まれ育ったところには、どんな思い出がありますか?

    人の食糧になる様々な者たちの生涯を知っていますか?

    TPPの問題をどう考えますか?

     

    世の中は、分からないことや知らないことに満ちていますが、教室やフィールドで一緒に思い出し、一緒に考えましょう。

    (徳永至)

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