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2016.08.15

国際英語学科

国際交流領域:ゼミ東京研修報告①

国際英語学科の専門領域に「国際交流領域」があります。国際交流という視点からプロフェッショナルの職場を訪問し、現場の声を聴く試みが川端ゼミで毎年行われています。

川端教授は2013年に本学に赴任するまで、国連本部(NY, USA)政治局政務官として25年間国際紛争解決に携わってきました。ゼミ生は国際的な紛争の原因や国際交流の重要性について学んでいます。

2016年7月31日から2泊3日で東京研修を実施しました。今回の研修は2部構成で、第1部では国連機関で働く現役国連職員の話を聞き、第2部ではテレビ朝日と朝日新聞社を訪ねて国際報道の現場を体験しました。上の写真は東京にある「国連大学」の正面です。

国連オフィス訪問の概要はチームリーダーのM.N.さん(国際英語学科3年)がまとめました。以下M.N.さんの報告です。

2016年8月1日(月)午前 国連大学(United Nations University)訪問

図書館室長の松木麻弥子様の案内で、大学図書館やウタント国際会議場を見せて頂きました。図書館では「国際連盟」(League of Nations)時代からの会議の資料が保管されていたことに驚きました。会議場は広く設備が充実しており、大統領を含め世界中から人々が集まるということに感銘を受けました。

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ウタント国際会議場 前列右端が松木様

その後同じ建物内の UNICEF(United Nations Children's Emergency Fund:国連児童基金)を訪問し、資金調達スペシャリストのロビンソン麻己様からお話を伺いました。UNICEFでは全ての子ども達の権利が守られる世界を実現するために途上国の自立を支援しています。

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UNICEF 前列中央がロビンソン麻己様

午後は UNDP(United Nations Development Programme:国連開発計画)を訪問して、安部由紀子広報担当官からお話を伺いました。UNDPは世界を変えるための17の目標を掲げ、民間企業とも協力して途上国の持続的発展を支援しているとのことでした。

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UNDP 前列右から3人目が安部由紀子様

続いて UNIC(United Nations Information Centres:広報センター)を訪問して Knowledge Management Assistant の千葉潔様からお話を伺いました。広報センターは国際連合という組織及び活動をより多くの人々に理解してもらえるように精力的な広報活動を行っています。

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前列中央が千葉潔様

今回の研修を通して国際連合という組織が様々な機関と協力しながら世界の平和と安全の維持に努めていることを強く実感しました。国際社会に貢献できる仕事をしたいと考えている私にとって、実に多くのキャリアパスがあることが分かり、将来自分が目指すべき道が見えてきました。

国際社会や世界の出来事に関心のある皆さんはぜひ国際英語学科で私たちと共に学びましょう。

次回は報道機関を訪問した際の報告を行います。