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    国際キャリア学部 国際キャリア学科

    国際キャリア学部 国際キャリア学科Today 一覧

    2018年
    12月17日

    (授業紹介)「Current Business」-航空産業:ANA福岡空港株式会社グランドスタッフの中田様による講義

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    国際キャリア学科3年生を対象とする「Current Business」(担当:山口)は、世界とつながるビジネスの第一線で活躍されてきた様々な業種の方を招き、実務の視点から日本の産業や企業経営、国際展開などについてご講義いただくオムニバス形式の授業です。

    第8回目の講義には全日本空輸(ANA)グループの空港ハンドリング会社で、国際キャリア学科の卒業生も活躍しているANA福岡空港株式会社より中田咲季様をお招きして、航空会社の業務のうち特にグランドスタッフの仕事に焦点を当てて、ご講義いただきました。中田様は福岡女学院大学のご卒業で、現在、同社の旅客サービス課に所属し、グランドスタッフとして活躍されています。
     
    IMG_7073.JPG中田様からは初めにANAグループとそのうち全国に12ある空港ハンドリング会社についてご説明いただいたのに続き、ANA福岡空港株式会社の概要について親しみやすい社長さんのエピソードなどを織り交ぜながらご紹介いただきました。続いて、「Caring:寄り添う心」「Sparkling:楽しさ・ワクワク感」「Japan Quality:日本が誇る基本品質」というANAブランドの三つの柱(お客様からの視点に立ち返ってお客様に感じていただきたい体験)と「あんしん」「あったか」「あかるく元気!」というグループの行動指針(ANAからの目線で日々、どのように行動すべきかという指針)について解説いただき、こうしたANAブランドをより強くしていくために、お客様との直接的な接点だけを考えるのではなく、利用前から利用後までの体験をトータルに考え、お客様の体験価値を高めることで、「ANAにしてよかった」と感じていただくための「ANA CE(Customer Experience)」の取り組みについてご紹介いただきました。

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    IMG_7082.JPGグランドスタッフの業務については、「『安全』で『時間に正確』なオペレーションと『お待たせしない』時間価値をお客様が『見て感じよく』『受けて心地よく』提供します」というANAグランドスタッフの心構えをご紹介いただき、続いてカウンター業務、手荷物業務、保安検査業務、ラウンジ業務、搭乗口業務の順にその業務の内容を、例えば搭乗口業務については「出発の40分前までにスタッフが集合し、10分前までに搭乗を終了する」「ANA福岡空港では搭乗後のドアクローズもグランドスタッフが担当しており、とてもやりがいがある。入社後3年目以降にその業務を担当する資格がとれる」など、実際の職場の様子が目に浮かぶように解説いただきました。グランドスタッフの勤務形態についても実際の月間スケジュールを見せながら説明いただきました。

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    講義の後半には、同社での身嗜みや言葉遣いなどの接遇マナーについて説明いただき、①スキル向上、②安全や定時出発、③サービス向上に向けた取り組みについて、社内で行われている空港カスタマーサービス・スキル・コンテストや定時出発キャンペーン、ヒヤリハット報告などの事例を紹介しながら説明いただきました。そして、実際のおもてないの例としてお客様からいただいた感謝のお手紙などをご紹介いただきました。

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    講義後の質疑応答では、学生たちから言葉遣いで気を付けるべきことやグランドスタッフの仕事のやりがいなどについて活発な質問が寄せられ、中田様、そして講義にご同席いただいた総務課の中村マネジャーから丁寧にご回答いただきました。学生たちは憧れの職場で活躍されている先輩からのわかりやすく、親しみやすい講義に真剣に聴き入っていました。

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    以下は講義を聴講した学生の感想(代表)です。

    C.Iさん(長崎県立佐世保南高等学校出身)

    今回の講義ではANA福岡空港株式会社やグランドスタッフの業務内容を知ることができただけではなく、「サービス業の極意」を学べたと感じました。また、福岡女学院大学の先輩がご自身のお仕事に誇りを持ち、いきいきと働かれている姿を見て、自分自身を奮い立たせる活力をいただけました。

    N.Kさん(福岡県立香住丘高等学校出身)

    これまでCSの話は何回か聞いたことがありましたが、ANAではCEも大切にされていました。これはお客様との直接的な接点だけでなく、ご利用前からご利用後までの体験をトータルに考え、体験価値を高めることで、「ANAにしてよかった」と思っていただけるようにするための取り組みです。お客様の視点に立ち、マニュアルに頼らないANAらしいサービスを提供されているところに感銘を受けました。本日の講義では、就職活動に向けての意欲をとてもかきたてられました。日々の行動を見直し、足りないものは何かを考え、自分の強みを見つけ、夢である航空業界への就職を実現したいと強く思いました。

    N.Sさん(福岡県立新宮高等学校出身)

    私も就職してから中田様のように一つ一つの仕事を大切にして、誇りと自信を持ち、輝きながら働けるようになりたいと強く思いました。内定をゴールにするのではなく、就職してからもさらなるステップアップを目指して、強い意志と夢を持ち続けていきたいです。

    E.Sさん(福岡県立伝習館高等学校出身)

    中田様の講義を聴き、グランドスタッフの仕事はお客様が何を求められているかを探求しながら自分自身を成長させることができる仕事だと感じました。私はANAが大好きで、いつも利用させていただいていますが、これからはグランドスタッフの方々のお仕事をよく見てみようと思いました。

    E.Sさん(福岡県立北筑高等学校出身)

    お客様との心温まるエピソードを聴いて、グランドスタッフをはじめANAで働かれている方々の心配りややさしさ、お客様を観察する能力の高さを感じました。これこそが日本人特有のおもてなし文化といえるのではないかと思います。

    M.Sさん(福岡女学院高等学校出身)

    最初に中田様の第一印象にとても魅了されました。下がることのない口角と目からしっかりと笑われている笑顔がとても素敵で、「素敵な第一印象」とはこういうことだと強く思いました。また、講義の最後にご紹介いただいた空港カスタマー・サービススキル・コンテストなど働きながら学び、スキルを上げていく取り組みは、私がまさに就職するうえで大切にしたいと思っていたことだったので、とても魅力的だと思いました。

    A.Tさん(福岡県立福岡中央高等学校出身)

    これまでも何回かエアライン業界で働かれている方の講義を聴きましたが、今回の講義は特に印象深く、魅力を感じました。ホテルウーマンを目指している私にとって、見習うべきことがたくさんあり、本当に勉強になりました。私もホテル業界に就職できたらお客様に「A.Tさんでよかった」「このホテルでよかった」と思っていただけるように努力していきたいです。

    K.Tさん(佐賀県立神崎高等学校出身)

    中田様の講義を聴いて、お客様と接する前から高い意識を持つことの大切さ、そしてスタッフ全員で経験や情報を共有し、意識を高めあうことが最高のサービスにつながるということを学びました。

    K.Mさん(福岡県立春日高等学校出身)

    今回の中田様の講義でとても印象に残ったのが、夢があるならそれに向かってひたすら努力することの大切さです。中田様は航空関係のお仕事に就くという夢をどのようにすれば叶えられるのか考え、行動された結果、目標にしていた仕事に就かれました。私も中田様のように学生生活を悔いなく終わることができるようにこれからも頑張っていきたいです。

    N.Mさん(福岡県立香住丘高等学校出身)

    今回の講師は福岡女学院大学の先輩で、笑顔がとても印象的な素敵な方でした。グランドスタッフの仕事はハードで体力勝負な仕事であることが改めてわかりましたが、それを顔に出さず、常に笑顔で働かれていて、接客のプロだなと感じました。私も先輩のように素敵な社会人になれるように頑張りたいと思います。

    M.Yさん(福岡県立伝習館高等学校出身)

    中田様の素敵な笑顔を見て、本当にお仕事を楽しみながらされているということが伝わってきました。中田様のお話を聴いて、ますます航空業界で働きたいという熱意が高まり、就職活動に向けてのモチベーションもアップしました。本当に素晴らしい講義をありがとうございました。

    R.Tさん(佐賀県立佐賀北高等学校出身)

    質疑応答の時間に私がお聞きした「このお仕事を通してどのように成長できますか」という質問に対して、中田様からは「機転、気配り、機敏さ、目配り、心配りができるようになった」というお答えをいただきました。このお仕事を通して成長できることがたくさんあることがわかりました。私は将来、お客様に夢や感動を与えることができる女性になりたいと考えています。今回の講義を聴いて、ANAグループで働くことでその目標を達成できるのではないかと感じ、ぜひ働きたいと強く思いました。
     
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    2018年
    12月07日

    (授業紹介)Junior SeminarⅡ(蘭ゼミ、異文化コミュニケーション分野)

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    異文化コミュニケーション分野の蘭ゼミでは、コミュニケーションにおける様々な研究を行っています。

    今までのゼミ生の研究テーマは、「情報化社会の課題」「若者言葉の現状-日本語の乱れ」「SNSの浸透による現実社会の対人関係の概念の変化」「日本の女子大学生の友人との関わり方とSNSの関連性」「日本人学生による日本企業と外資系企業の認識の相違点」「海外の映像作品が若者に与える影響と外国作品の浸透度」「日本におけるバイリンガル教育の現状」「日本人から見た外国人留学生」「福岡県における韓国人旅行客の購買行動」「人間関係におけるストレスとそれへの向き合い方」「カジノとAIの関連と経済効果」「都会と田舎に対する若者の意識」などが挙げられます。

    上記のテーマは一年次必修科目の「Introduction to Communication」と二年次選択科目の「Intercultural Communication」を通して学んだ事柄からそれぞれ自分で設定し、研究しています。学生たちはテーマ設定から最終発表まで指導教員のアドバイスを受けながら主体的に行ってきました。

    2018年度前期はゼミの一環として「食文化を通して異文化交流」を目的に料理教室を開催しました。スリランカ出身のゼミ生によるカレー、日本人学生が作るラッシー、チヂミなどで心身ともに満足しました。後期はその第2弾として皮からの餃子作り、ぜんざい、手巻き寿司、チヂミ、ラッシーをチャレンジしてみました。たくさん種類があって、五感でたっぷり味わったうえで、チームワークの楽しさと達成感を実感しました。ゼミでの研究は個人作業、「食文化を通して異文化交流」料理教室はチームでの作業です。いずれにしても主体性、積極性、問題解決能力が問われます。2年間のゼミを通して、社会で活躍できる人材の育成を視野に入れて授業や活動を行っています。

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    以下は受講生の感想(抜粋)です。

    M.Iさん(鹿児島県立加治木高等学校出身)

    今回の料理は、手巻きずし、蘭先生のお手製の餃子、チヂミ、おしるこ、ラッシーでした。それぞれで班を割り振って、買い出しから、作るところまでを責任もって担当しました。みんなお腹が空いていたので、料理中にたくさん味見をしていました。料理ができるごとに、みんながそこに集まって、すぐに無くなってしまう様子が面白かったです。できあがった料理を、いつもお世話になっている先生方にお持ちすると、喜んで受け取ってくださいました。最後はもちろん、使った食器の洗い物から、調理室の片づけまで完璧に終わらせて終了です。常にワイワイガヤガヤしていて、とても楽しかったです。来年も機会があればまた行いたいです!

    K. Yさん(明治学園高等学校出身)

    今回は手巻き寿司と白玉、餃子、チヂミ、ラッシーを作りました。みんな作っている最中に他の料理ができあがると、「一口ちょうだい」と口癖のように言っていました。全ての料理が机の上に並べられることはなく、各自ちょくちょく食べる形でした。「仲が良いゼミだな」と改めて感じました。とても楽しい体験になりました。

    M. Nさん(福岡海星女子学院高等学校出身)

    今回の料理教室は留学生の要望に応えてぜんざいと手巻きずしをメインに作りました。みんなで楽しく作って、美味しく食べることができ、異文化交流ができた時間になりました。
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    H. S さん(佐賀県立佐賀北高校出身)

    蘭ゼミでは第二回の料理教室を行いました。今回のメニューは手巻き寿司、餃子、ぜんざい、チヂミ、ラッシーです。事前に献立と材料、予算、担当を決めていたので、当日はスムーズに活動することができました。私はぜんざいとラッシーを担当しました。ぜんざいは餡をお湯に溶かして、白玉を粉から作りました。餡に砂糖を混ぜたり白玉をこねて茹でたりを同時新党で行なっていたのでチームワークが重要になっていましたが、みんなで楽しみながらつくりました。餃子担当の班は蘭先生が作ってきてくださった自家製のタネを自分達で作った餃子の皮に包んで水餃子と焼き餃子を作ってくれました。手巻き寿司班は酢飯を炊くところから始めていたので力仕事になり、大変でしたが、みんなそれぞれに自分の好きな具を巻いて楽しそうに食べていました。今回、留学生の希望で日本食をメインに作りました。手巻き寿司とぜんざいは特に好評でした。予算集めから買い出し、準備、後片付けまで一つのイベントをこなしていき、担当や責任者をそれぞれが担うことで、活動の楽しさと達成感を味わえ、自分達で行動を起こして料理教室を成功させることができたので良かったです。今回は特別講義の人たちとの合同での活動になりましたが、活動を通して距離も縮まり、とても楽しかったです。日頃、お世話になっている先生方にもおすそ分けをして、喜んで食べてくださりました。私たちの希望を可能な限り叶えてくださる蘭先生に感謝しています。
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    M. Tさん(佐賀県立三養基高等学校出身)

    前回はスリランカ出身の留学生を中心にカレーを作りましたが、今回は留学生に向けてぜんざいと手巻き寿司を中心に日本料理を作りました。料理はバラエティ豊かで、とてもおいしく、楽しく活動できました。

    Y. Yさん(福岡市立福岡西陵高等学校出身)

    ゼミのメンバーで協力しながら楽しく料理し、今回は六品も作ることができました!いつも研究に追われているみんなが笑顔になれて、ワイワイできる料理教室が大好きです。4年生でも実施したいです。

    Y. Pさん(スリランカ出身、弘堂国際学園出身)

    異文化コミュニケーションのなかでは、食文化に対する理解も大切です。料理をゼミのみんなと一緒に作ることができて、楽しかったです。自分の国の以外の料理を作るチャンスがあまりないので、良い経験になりました。ゼミではみんなと一緒に色々なことが学べてとてもいいです。
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    A. Aさん(福岡県立筑紫高等学校出身)

    餃子、ちぢみ、手巻き寿司、おしるこ、マンゴー・ラッシーと、お腹いっぱい食べれて幸せでした。ゼミのみんなで共同作業してより距離が縮まった気がします。

    K. Iさん(鹿児島県立大島高等学校出身)

    第二回目の料理教室でした。他国の料理を作ることで得られる知識や関心がたくさんあります。第一回目の料理教室では。スリランカの料理をみんなで作り、初めて食べるスリランカの料理、味を知れたこと、そして作り方が独特だったこと、さらに料理の際に使う調味料を初めて見る新鮮さや驚きなど様々な感情がありました。今回も蘭先生が作ってくださった水餃子、焼き餃子は生地から作ったり、日本のものより生姜が効いていたり、実際に中国に行って食べたようなリアルな風味を感じることができました。みんなで力を合わせて何かをやり遂げることについても役割の重要さ、効率の大切さなどを学ぶことができて、とても貴重な時間でした。

    A.Tさん

    普段から仲のいいゼミメンバーですが、お料理教室ではみんなでワイワイと協力しながら作業をすることで、いつも以上に会話の量が増えていたように感じます。様々な国の料理を作ることで、食を通して異文化に触れる良い機会になりました。

    S. Hさん(大分県立大分舞鶴高等学校出身)

    前回に引き続き、今回は手巻き寿司やぜんざいなどの日本食や餃子などの中華料理を作りました。異なる食文化を理解し、楽しむことができるいい機会となりました。打ち合わせの段階から本番までよくコミュニケーションをとり、チームワークを発揮することができました。
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    笑顔が絶えないゼミ生たち!
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    ICD *I Can Do
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    2018年
    12月03日

    (授業紹介)「Current Business」:ヤマハ発動機との提携講義②SPV事業部マーケティング部商品企画Gr.鈴木様による講義

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    国際キャリア学科では、グローバル企業と提携したプログラムとして、昨年度からヤマハ発動機株式会社との提携講義を実施しています。今年度は、前期(6月)に国際キャリア学部1年生を対象とする「フレッシャーズ・セミナー」と同3年生を対象とする「Japanese Industry(日本産業論)」の合同授業として、同社の柳弘之代表取締役会長による特別講義を開催しました。
     
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    ヤマハ発動機 柳代表取締役会長による特別講義(6月)

    後期は国際キャリア学科3年生を対象とする「Current Business」で同社で活躍されている女性社員の方による講義を2回シリーズで開催しました。第2回の講義では、ヤマハ発動機本社のSPV(スマートパワービークル)事業部マーケティング部商品企画グループの鈴木真理様から「いろいろな経験を活かし、強みにするということ」と題する講義をいただきました。
     
    IMG_6966.JPG鈴木様からは初めにご自身のヤマハ発動機での職歴について、ご担当された業務の内容を解説いただきながらお話しいただきました。鈴木様は関心をお持ちだったオートバイと東南アジアに関わる仕事に就きたいという希望から、前回講師の小原様と同じ2000年にヤマハ発動機に入社されました。入社後、これも小原様と同様、営業の経験を積むために関連会社のヤマハ発動機販売に出向し、名古屋の中部営業部で電動アシスト自転車PASの営業に従事されました。

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    電動アシスト自転車PASはヤマハ発動機が1993年に初めて市場に出した商品で、2000年当時の市場規模は約15万台、同社では高齢者層からさらなる市場の拡大を目指し、新たに主婦層をターゲットにしたマーケティングを展開し、販売チャネルも自転車店やオートバイショップから総合スーパーに拡げていました。鈴木様はタウンエースの荷台にPASを載せ、総合スーパーやホームセンターを回る営業の現場を経験されました。このお仕事では、お客様や商品を販売されるお店の方々と直に接し、「現場を知ること」の大切さを学ばれたそうです。

    8か月間の出向の後、本社のMC(モーターサイクル)事業部CT事業推進室に異動され、クロス・トレードの業務に従事されました。ヤマハ発動機は日本国内のほか、様々な国で商品を製造し、販売されています。クロス・トレードとは本社で様々な市場からの要望を受けて、最適な生産国から商品を輸出する三国間貿易のことで、例えばインドネシアやタイ、マレーシアの工場から製品を中東・アフリカや中南米などに輸出するお仕事に携わられました。クロス・トレードには市場側、生産側とも多くの人が関わっており、このお仕事では様々な立場にいる人の間を調整することの大変さを痛感されるとともに、それを乗り越えて新しい商品を市場に導入することにやりがいを感じられたそうです。その後、同じMC事業部の海外営業の仕事に移られ、台湾市場を担当されました。台湾は生産拠点であるとともに重要な市場でもあるため、生産と市場という両方の視点で様々な業務を経験されました。
     
    2009年にはいったん退職し、ご主人の海外赴任でブラジルに4年弱住まれます。ヤマハ発動機には「配偶者の海外駐在等に伴う帯同により退職する社員の再雇用制度」があり、2013年には復帰され、今度は新入社員時代に担当された電動アシスト自転車PASなどを取り扱うSPV事業部のお仕事に従事されることになります。
     
    IMG_6969.JPG健康志向やガソリン代の高騰などにより、電動アシスト自転車の市場は右肩上がりに拡大し、鈴木様がPASのお仕事に従事された2000年と比べると2013年には市場規模は約3倍になっていました。国内だけでなく、ヨーロッパを中心に海外でも市場は拡大し、特にオランダでは自転車市場に占める電動アシスト自転車のシェアが30%に、ドイツでは同じく15%に達しています。日本はまだ同7%程度で、まだまだ市場が伸びる可能性があり、鈴木様は現在、いかにして市場を拡げるかを考える商品企画のお仕事に従事されています。
     
    続いて、現在、ご担当されている商品企画のお仕事について、企画立案⇒仮説を立てて、それを検証⇒開発(商品作り)⇒上市(アナウンス)⇒調査と評価⇒分析⇒そして、また企画立案と、そのプロセスについて、PASでの新しい子乗せモデルの開発や新しいカテゴリーであるスポーツ電動アシスト自転車の開発などを例に説明していただきました。さらに電動アシスト自転車で全国の急坂を上る「激坂チャレンジ」の楽しい映像も見せていただきました。そのうえで、商品企画に際して大事にされていることとして、①市場に出かける(自分の目で見る)、②自分で実際に使ってみる、③お客様の声を聴くという三つのことをあげられ、ご自身でもスポーツ電動アシスト自転車のマウンテンバイクに乗り始められていることなどをご紹介いただきました。

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    講義の最後には、学生たちに「世界とのかかわり方は一つではありません」「世のなかの流れや人の価値観はどんどん変わります」「自分の体験、経験を大切に、そして他の人の体験や経験も大切にしてください」とアドバイスをいただきました。学生たちは、国内外での営業や商品企画の業務について豊富な実例をあげながらわかりやすく解説いただく鈴木様の講義に真剣に聴き入っていました。
     
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    以下は聴講した学生の感想(代表)です。

    K.Iさん(福岡県立久留米高等学校出身)

    今回の講義を聴いて、何事も自分から現場に赴き経験していくこと、そして相手の方の声を直に聴くことの大切さを知りました。海外営業で台湾を担当されていた時のお話のなかで、現地の方と少しでも近くなれるように中国語を学ばれるなど、鈴木様は常にスキルアップに努められていて、同じ女性としてとても素敵だと思いました。多くのことを学べた素晴らしい講義でした。ありがとうございました。

    Y.Iさん(鹿児島県立志布志高等学校出身)

    私もチャレンジ精神を忘れず、様々な世代にアンテナを向けて行動していきたいと思います。今回、ヤマハ発動機から講義にいらしてくださった小原様、鈴木様ともとてもプレゼンテーションがお上手で、こうした能力も就職活動、さらには仕事をしていくうえでも大切だと思います。これから磨いていきたいです。

    M.Oさん(福岡県立八幡南高等学校出身)

    お客様の声を聴き、それを形にしていく商品企画のお仕事はとても大変で、責任が重く、経験が必要な仕事ですが、やっていてとても充実感のある仕事ではないかと感じました。私もいつか鈴木様のように商品企画の業務に携わってみたいです。

    A.Oさん(大手前高等学校-香川-出身)

    鈴木様は新入社員の時に経験した販売業務から市場を知ることの大切さを学び、現在もこれを大切にされているとおっしゃっていました。その時に感じ、学ばれた大切なことがずっと鈴木様のなかで強みになっていると感じました。「いろいろな経験を活かし、強みにするということ」とはこういうことではないかと、お話を聴いて思いました。興味のあることに積極的に挑戦し、経験していくことの大切さを改めて感じました。

    H.Kさん(福岡県立筑紫高等学校出身)

    一つ一つの商品には、それに携わる人、一人一人の物語があることを改めて認識しました。また、マーケティングについて実例を示しながら詳しく教えていただき、とても興味を持ちました。貴重なご講義をありがとうございました。

    M.Uさん(福岡県立古賀竟成高等学校出身)

    鈴木様の講義のなかで、私は特にCT事業推進室の仕事にとても興味を持ちました。日本にいながら、様々な外国と関わる仕事はとても魅力的です。環境も価値観も違う人と調整しながら一緒に仕事をすることはとても大変だと思いますが、その一方で事業が成功した時の達成感はとても大きいと思います。

    H.Uさん(福岡県立春日高等学校出身)

    講義の最後に鈴木様から私たちに向けてのメッセージをいただきました。「世界とのかかわり方は一つではない。世のなかの流れや人の価値観はどんどん変わる。自分の体験、経験を大切に、そして他の人の体験や経験も大切に」。この私たちを鼓舞してくれる言葉を大切に、就職活動もその後に待っている社会人生活も頑張っていこうと思いました。

    M.Yさん(福岡県立光陵高等学校出身)

    オートバイと東南アジアに関心があってヤマハ発動機に入社された鈴木様は最初、関心分野とは全く違う電動アシスト自転車PASの国内営業に従事されました。しかし、その時の経験が巡り巡って今の部署で活かされています。私も就職したら常に将来、役に立つかもしれないということを念頭において、目の前の仕事に一生懸命、取り組んでいきたいと思います。商品企画やマーケティングに関心があったので、とても興味深い講義でした。ありがとうございました。

    M.Sさん(福岡女学院高等学校出身)

    鈴木様の講義を聴いて、先週の小原様と同じくご自身が好きなことを仕事にされ、常に向上心を持って働かれており、ブラジルでの駐在員婦人の生活も含め素敵な人生だなと思いました。世界との関わり方はひとつではなく、世の中の流れや人の考え方はどんどん変わっていくため、2~3年後はどうなるだろうかと考えたうえで対応していくことが大切になってくるというお話には特に強く共感しました。今のことも疑いながら、これからどうなるかを見据えながら考えて行動すべきだということに納得しました。

    N.Kさん(福岡県立香住丘高等学校出身)

    鈴木様が講義されているお姿を見て、改めて経験の大切さを実感しました。学生のうちだからこそできることがたくさんあると思うので、これからも時間を大切に自分の糧となる経験に挑戦していきたいと思います。

    H.Kさん(福岡県立春日高等学校出身)

    講義の最後にいただいたメッセージのうち、「世のなかの流れや人の価値観はどんどん変わります」という言葉が最も心に残りました。物事が数年後にどうなっているかを見据え、今を疑いながら、これからの自分や他人の体験、経験を大切にしていきたいと思います。

    S.Kさん(福岡県立北筑高等学校出身)

    世界で電動アシスト自転車が普及し、発達していくなかで、歴史の幕を開けたのはヤマハ発動機だと思うと、日本の技術とモノづくりの素晴らしさ、そしてヤマハ発動機の素晴らしさを改めて実感しました。今回の鈴木様の講義を聴いて、マーケティングや商品企画に対する関心をより深めました。貴重なお話をありがとうございました。

    H.Tさん(佐賀県立佐賀北高等学校出身)

    鈴木様からは仕事をするうえでチームワークが非常に大切であること、自分や他人の体験、経験を大切にすること、数年先を見据えることなど、多くのアドバイスをいただきました。これらのことを就職活動や将来、仕事をしていくうえで活かしていきたいと思います。
     
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    2018年
    11月27日

    (授業紹介)「Current Business」:ヤマハ発動機との提携講義①MC事業本部小原グループリーダーによる講義

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    国際キャリア学科では、グローバル企業と提携したプログラムとして、昨年度からヤマハ発動機株式会社との提携講義を実施しています。今年度は、前期(6月)に国際キャリア学部1年生を対象とする「フレッシャーズ・セミナー」と同3年生を対象とする「Japanese Industry(日本産業論)」の合同授業として、同社の柳弘之代表取締役会長による特別講義を開催しました。
     
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    ヤマハ発動機 柳代表取締役会長による特別講義(6月)

    後期は国際キャリア学科3年生を対象とする「Current Business」で同社で活躍されている女性社員の方による講義を二回シリーズで開催しています。
     
    IMG_6870.JPG第一回はヤマハ発動機本社のMC(モーターサイクル)事業戦略部のグループリーダーを務められている小原智美様から「仕事を通じての自分の成長」と題する講義をいただきました。小原様からは初めに同社の概要について、①2017年には1兆6701億円に達した連結売上高のうち9割を海外市場が占めている、②リーマンショックの影響を受けた2009年の落ち込みから回復し、売上高、営業利益とも年々、上昇を続けている、③ひとまわり・ふたまわり大きな「個性的な会社」を目指していると、わかりやすく解説いただきました。

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    続いて、ご自身の入社後のお仕事とそこで学ばれたことについて、ご自身が駐在されたヨーロッパやアメリカのおすすめ観光スポットなどの楽しい話を織り交ぜながら、次のとおりお話しいただきました。

    ①大学入学時には検察官になるという夢を持っていたものの、自動車やオートバイが好きだったことから、車・バイクメーカーに絞って就職活動を行い、ヤマハ発動機に入社。
    ②新入社員研修の後、営業の経験を積むために関連会社のヤマハ発動機販売に出向し、大阪の西日本PAS営業部で総合スーパー向けの電動アシスト自転車の営業に従事。そこでは「お客様にとっては私がヤマハ」と自らがヤマハ発動機を背負っていることを常に意識して対応することを学んだ。
    ③出向を終えて、本社人事部に異動し、人事制度の運用や社内教育、海外人事などを担当。そこではひとつの塊の仕事をゴールから逆算してスケジューリングし、それに沿ってやり遂げていくこと、そして会社組織の全容を学んだ。
    ④「海外で働きたい、そのためには財務の仕事に従事したい」と思っていたところ、社内の海外実務研修制度に合格して、オランダに駐在。そこではヨーロッパ全域に展開するヤマハ発動機の拠点の連結決算のサポート業務に従事。期待していた仕事だったが、初めての業務で自分で仕事の進め方をマネージできない焦燥感と無力感を感じたまま帰国。
    ⑤帰国後は経営管理部で全社的な財務報告をまとめる仕事に従事。そこでは一転、中堅社員として期待され、ヨーロッパで得た連結決算の知識が活かせ、自信を回復。
    ⑤続いて、アメリカ駐在員に抜擢。アメリカの拠点であるYMUSの連結予算や実績管理に携わる。そこでは現地スタッフを巻き込んでの仕事の進め方や、論理的な説明や全体調整を学んだ。
    ⑥3年のアメリカ駐在の後、本社に異動。RV(レクリエーショナル・ビークル)事業部で予算管理を担当。そこでは海外拠点と本社の双方で積んだ経験や財務、経営報告についての知識が活かせた。
    ⑥その後、管理職に登用され、現在のお仕事に従事。

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    IMG_6867.JPGそのうえで、現在のチームリーダーのお仕事について「部下のやる気をどう引き出し、どう育成するのか、日々、悩み、葛藤していますが、その一方で部下とともにチームとして仕事をしていく楽しみも感じ始めています」と話され、最後には「英語はツールです。英語を使って将来、どんな仕事をしたいのか、考えてみてください」「行動あるのみです。興味を持ったら、ますは行動しましょう」「嫌なことも一生は続きません。必ず変化が来ます」と、グローバル企業の現場での豊富なご経験を踏まえたアドバイスをいただきました。

    学生たちは、山あり谷ありのまるでテレビドラマのような臨場感あふれる小原様のキャリアアップとそこから導き出されてきた貴重なアドバイスに真剣に聴き入っていました。
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    以下は聴講した学生の感想(代表)です。

    S.Aさん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)

    質疑応答のなかで小原様は、求める人材、欲しい部下について「自分で考え、指示を待つのではなく、想像力を働かせて自ら行動する人」とおっしゃっていました。社会で通用する人になるにはまさにその通りだと思いました。私も失敗を恐れず、行動力を培っていき、積極的な人材になるように努力していきたいです。

    C.Aさん(福岡市立福翔高等学校出身)

    小原様の講義は私にとってとても興味深く、学べたこと、将来、参考にしたいことがたくさんありました。女性管理職として活躍されている小原様は私にとって憧れの対象であり、いつかはそうなりたいと思います。小原様は行動力があり、海外赴任にしてもそれに向かって行動して、成し遂げる意志の力、そしてストイックに学び目標に向かう強さをお持ちで、私たちも積極的に真似していくべきだと思いました。

    A.Aさん(福岡県立筑紫高等学校出身)

    IMG_6857.JPG常に目的に向かって行動することが大切だと思いました。日々の生活においては目の前のことをこなしていくことでスキルが身につく、そして後々、思い返すとそうした積み重ねが大きな変化につながるのだと、小原様の体験談を聞いて、知ることができました。私も「将来、海外を飛び回る仕事に就く」という目標に向かって、知識を積み重ね、場数を踏み、歩んでいこうと、改めて思いました。とてもためになる講義でした。本当にありがとうございました。

    C.Iさん(長崎県立佐世保南高等学校出身)

    小原様の講義ではヤマハ発動機について詳しく知ることができただけではなく、企業のなかの組織や目標を立てることの大切さなど様々なことを学ぶことができました。私も小原様のように目標から逆算して、キャリアプランを組み立て、それを実現し、いつかはそのなかで培った知識や経験をいろいろな人に共有できるようになりたいと思いました。

    K.Iさん(鹿児島県立大島高等学校出身)

    小原様の講義を聴いて、社会で生きていくうえで大切なことや企業の仕組みや経営など、多くのことを学ぶことができました。講義の最後に小原様は求める人材として、「想像力を働かせて自分で考えて、動ける人」と述べられました。私もそのような人材になれるように精進していこうと思います。

    A.Iさん(長崎県立長崎北高等学校出身)

    IMG_6975.JPG女性として国際ビジネスの世界で活躍されてきた小原様に尊敬の念と憧れを抱きました。「目標を持ち続けていれば、チャンスは自分の方に向かってくる」「志を持って目の前の仕事をひとつひとつこなすことが、いずれ自分の揺るぎない強みになる」ということを、これまでの小原様のキャリアや人生観を聴いて、学ぶことができました。また、ヤマハ発動機の企業理念を聴き、PR動画を見て、そのお仕事にとても魅力を感じました。ヤマハ発動機は「誰かの心に感動を与えたい」という情熱を持つ企業で、私自身もこうした情熱を持って将来、仕事をしていきたいと思います。

    M.Uさん(福岡県立古賀竟成高等学校出身)

    小原先生はまさに私が理想とする社会人でした。ご経歴のお話のなかで、本当に辛かったであろうお話もしてくださいました。しかし、小原先生はそこで諦めず、努力をし続けてきたからこそ、今があるのだと言えます。辛いことや「もうだめだ」と思うことがあっても、もうひと踏ん張りしてみることが大切だと学びました。

    H.Uさん(福岡県立春日高等学校出身)

    最後のまとめで小原様がおっしゃった「行動あるのみ」「必ず変化が起きます」という言葉がとても心に響きました。「興味を持ったら、やってみたいと思ったら、行動しましょう」という言葉には小原様の人生の実体験が詰まっていました。「もっと自由に」「もっと挑戦的に」、そんな思いが生まれた講義でした。

    S.Nさん(福岡県立春日高等学校出身)

    小原様の講義を聴いて、興味を持ったら、自分で考え、行動していこうと強く思いました。「嫌なことは一生続かない、必ず終わりが来る」という言葉もとても印象に残りました。私も最後まで諦めず、途中で投げ出さずに物事に取り組んでいこうと思います。

    S.Bさん(弘堂国際学園出身、ネパール出身)

    小原様の講義でヤマハ発動機の事業展開や技術力について学び、小原様の18年間の経験も聴けて、大きな学びになりました。特に、小原様の海外勤務のお話には力づけられました。私も一生懸命、頑張って日本で就職し、社会に役に立つ人材になりたいと思います。

    M.Yさん(福岡県立伝習館高等学校出身)

    小原様の講義を聴いて、将来の自分のなりたい姿が見えてきたと感じています。小原様のように何事にも前向きで、行動力のある女性になりたいと思います。

    E.Sさん(福岡県立北筑高等学校出身)

    小原様は私が理想とするキャリアウーマンそのもので、私も将来、小原様のように国内だけでなく、海外でも活躍できるような女性になりたいと心底、思いました。

    S.Fさん(佐賀県立神崎高等学校出身)

    私も小原様のように仕事を通して自分自身を成長させ、入社時にはまったくわからなかった分野で専門的な仕事ができるまでに成長できる人になりたいと思いました。「行動あるのみ」という言葉のとおりに、様々なことに挑戦していきたいです。
     
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    Beyond your expectations!

    2018年
    11月27日

    (授業紹介)「International RelationsⅡ」:JICA(国際協力機構)青年海外協力隊、企画調整員など国際協力の経験豊富な小田哲也様による講義

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    国際キャリア学科3、4年生を対象とする「International Relations I」(前期)「International Relations II 」(後期)(担当:千葉)では、遠いようで実は私たちの生活と深く繋がっている、さまざまな国際問題を学習しています。トピックの例として、人種差別と固定観念、先進国での食品の大量廃棄と開発途上国での飢餓、国際協力や途上国支援、大量虐殺(ジェノサイド)、環境破壊と生物多様性の激減、核問題、人権問題、ファッションと文化などが挙げられます。
     
    本科目では、CLIL(Content and Language Integrated Learning、科目内容と言語学習を統合したアプローチ)を取り入れています。英語テキストや補足資料、英語音声教材、動画、ドキュメンタリー映画など、多様な教材を使用するほか、各トピックの専門家をゲスト講師として招くこともあります。また、学生全員が学期に1回、口頭発表を担当し、学期末には英語でターム・ペーパーを提出します。さらに、英語語彙力アップのため、トピックごとに単語調べが課され、単語テストがあります。
     
    後期の第6回目にあたる10月30日の講義では、国際協力のご経験が豊富な小田哲也様を講師としてお迎えしました。小田様は、高校の社会科教員として勤務の後、30歳で「青年海外協力隊員」に応募し、南米コロンビアの少年院/少女院で3年間、活動され、その後もJICA(国際協力機構)の企画調整員やフォローアップ調整員として、ジャマイカ、ニカラグアなどラテンアメリカ諸国で約4年間、開発途上国支援の現場を経験されました。また、JICAの調整の下で外務省が編成する「国際緊急援助隊」にも登録されており、2010年のハイチ大地震の際には、医療調整員として現地で支援活動に従事されました。授業では、そのご経験を踏まえて、国際協力の意義、支援の現場で求められる姿勢、援助の喜びや問題点などを、わかりやすくご講義くださいました。学生たちは、親しみやすいお人柄の小田様のお話に引き込まれ、多くを学びとりました。

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    以下は受講生の感想(抜粋)です。

    K.Tさん(佐賀県立神埼高等学校出身)

    私は今回の講義で、就職活動だけでなく今後の人生において大切なことを学びました。3年後期にあって、何に価値を置いて生きるかなど悩んでいる時だからこそ、自分が本当にやりたいことや、これまで学び、感じ、経験してきたことを再認識する機会となりました。開発途上国支援においては、同じ目線で現地の人々と付き合っていくことがとても大切だと実感しました。また、私にとって青年海外協力隊はゴールのような気がしていましたが、それは「ゴールではなく、その経験を生かして次に進んでいく」「新しい課題へと向かっていく」ことだと認識し、国際協力には無限の可能性があると感じました。

    C.Aさん(福岡市立福翔高等学校出身)

    今回の講義で「仕事としての国際協力」が見えたように思います。私たち日本人が当然のように養ってきた価値観や考え方は、他国では異なること、特に国際協力の場では通用しないことが多いと思います。また、名声や善意だけで行うボランティア活動には非難されるべき点があり、単に募金するだけや物を送るだけではない、持続可能な国際協力が今後、必要だと思いました。開発途上国が自立し、発展できるように手助けすることが、本当の国際協力であると考えました。

    E.Sさん(福岡県立伝習館高等学校出身

    お話しを聞いていてとてもワクワクしました。織田様は、青年海外協力隊で最初、軽い気持ちでコロンビアに行き、コロンビアの人を下に見ていた自分に気づき、恥ずかしくなり、どんどん気持ちに変化が現れたそうです。情報を得る方法はたくさんありますが、自分自身で現場に行って感じ取ることが最も大事であると思いました。現地の人々と日本人が直接、ふれ合うことが良好な国際関係につながること、同じ目線で相手を理解し、挨拶などコミュニケーションを大切にすることなど、小田様は青年海外協力隊での活動を通して改めて学ばれたそうです。「途上国の面白さ」という表現からも、青年海外協力隊での意義ある時間を過ごされた様子が想像できました。色々な人々と関わり合い、体感することで、今まで学んできたことを活かせるのだと思い、勇気づけられました。

    T.Yさん(福岡県立香住ヶ丘高等学校出身

    講義を通して、コロンビアの良さや食事などに興味が湧きました。小田様は30歳で教師を辞められたとお聞きし、人生のあらゆるところに転換点があり、他の分野にチャレンジできるということを知って、私も「自分自身の人生をより楽しもう!」と思えました。学んだことを社会で実践し、感じてみることの大切さを学び、講義の中で色々な素晴らしい言葉をいただいたので、不安もあるけれど考えすぎず、「まずはやってみよう!」という意識になりました。国際医療支援では、本格的な医療の知識がなくても支援の仕方はさまざまあり、自分にもできることがあることを知りました。言語の壁を超えて皆で協力してこそできることの尊さを知り、大いに感銘を受けました。

    A.Iさん(長崎県立長崎北高等学校出身)

    青年海外協力隊としての仕事を進路の一つに考えている私にとって、今回の講義はたいへん学びの多いものでした。先進国がいかに開発途上国支援を行っていくか、現地の人々とどう付き合っていくのかには、今後、解決すべき点があります。モノがあることが心を満たし、エネルギーになるのではなく、足りない環境にいるからこそ、与えられた子供たちは「楽しさ」と「喜び」を感じるし、前進したいと思えるのだと知りました。また、「持つ者」と「持たざる者」が互いに補い合える関係になることが、平和を願う人々にとって最善の関係だと学びました。必ずしも手を貸す側が「持つ者」になるわけではないこともわかりました。援助という名前のエゴがいつの間にか開発途上国の発展を止めてしまう状況もあり、物資の援助ではなく、彼らが自立するための手助けとしての援助を、私たちは考えていかなければなりません。私もまず足元のやるべきことからやり遂げて、自分の地盤を固め、「やりたい」という原動力をもって少しずつ進んで、小田様のような世界の人々の手助けができる存在になりたいです。

    M.Kさん(福岡県立八幡高等学校出身)

    小田様が話してくださった現地の困難な状況と、私が留学先で出会ったコロンビア人学生のあいだにはギャップがあり驚きました。また、改めて「人の優しさ」も感じました。もちろん治安や悪さや犯罪の多さもありますが、そうでない人もたくさんいるのだと気付きました。「自分たちのために頑張っている人のために、自分も何か頑張りたい」との思いは、言語が違っても皆、同じであると思います。そのために相手の文化を体験し、尊重することがとても重要であると思いました。ハイチ大地震の際、各国の援助隊が助け合っていたというお話も印象的で、共通の目的を持って皆が助け合うという、こんなにも素敵な繋がりが世界にはあるのだと気づかされました。

    S.Aさん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)

    今回の講義を聴いて共感することが多くありました。第1に、海外に自分で足を運んで体験しないとわからないことが多くあるということです。私も在学中にオーストラリアやカンボジアに行き、たくさんのことを経験して自分の考えに変化があり、視野も広がりました。第2に、青年海外協力隊などさまざまな支援団体の目的は、日本の技術を途上国に伝えることだけでなく、日本とはどんな国なのかを他国に伝えることだということです。また、先進国のエゴによる支援や、上から目線に陥らず下から開発途上国の人々をサポートする形で、自立を助け、将来につながる方法が必要だと改めて思いました。第3に、現地の上辺だけしか見ないグループツアーでなく、スタディーツアーに参加して現地に入り込むべきだということです。現地に入り込むことにより、自分たちが学ばされる場面が実に多くなります。これからも新たな経験をたくさん積みたいという意欲が湧きました。

    C.Iさん(長崎県立佐世保南高等学校出身)

    この講義はとても興味深く、いろんな知識を吸収できただけではなく、どう考えるべきかなどのアウトプットの大切さも知ることができました。途上国は「不衛生」とか「汚い」などのマイナスイメージを持つ人が多いですが、実際には事前研修で習った体調管理などに留意し、自己責任で行動することで、考え方や見え方が変わり、楽しく過ごせること、ステレオタイプから解放され、知識を発展させることが重要であることを学びました。また、上から目線でなく、現地の方と同等な立場で行動し、話すことが、支援の一番の近道であると伺いました。同じ目線に立つことで、現地の方々が何を求めているかだけでなく、その考えを知り、それを踏まえて実行するという小田様の姿勢に感銘を受けました。小田様と現地の方々の交流のお話はとても心温まるものでした。この講義を通して、物事を見極め、吸収するだけではなく、実体験を積み、発展させることが重要だということを学びました。

    E.Sさん(福岡市立福岡西陵高等学校出身)

    青年海外協力隊について、初めて詳しく知りました。支援をするにあたって、先進国と開発途上国との間に上下関係があってはならないと思いました。また、支援を受ける側も、受け身ではなく自立していく力をつけるために積極的な姿勢でいることが大事だと考えました。お互いが学び合い、高め合うボランティア活動が世界中で広まればいいと思いました。

    S.Bさん(弘道国際学園出身、ネバール出身)

    海外で暮らすと現地の文化や習慣にだんだんと慣れて生活を楽しむことができ、現地の文化や人々を受け入れると、色々と情報が入ってくるそうです。それが良好な国際関係、国際協力にもつながります。2010年にハイチ大地震が起きた時は、さまざまな国の援助隊と協力しあって、ハイチの人々の命を守ることができたそうです。また、現地の子供たちの笑顔が勇気になったそうです。実際に開発途上国を訪れると、自分の人生が変わり、人々のために何かしたいという気持ちになり、現地の人々の人生を変えることもできると思います。協力とは、まず隣人から始めるべきで、人々の命を守ることで、自分の人生も意味あるものになると思います。小田様の講義で国際協力への関心が強まりました。

    M.Nさん(福岡県立ありあけ新世高等学校出身)

    日本を出て未知の世界に飛び込んだ小田様の勇気に感銘を受けました。私はアルバイトをしている店でコロンビアやニカラグアのコーヒー豆を販売していますが、今回の講義で、現地の人々は美味しいコーヒーは飲めず、良質のコーヒー豆は輸出がほとんどであることを知りました。私たちがコロンビアについて知らないのと同様に、コロンビアの人々もきっと日本についてあまり知らず、文化や習慣が違うと、恐怖心さえ生じると思います。私たちは相互理解をし、同じ目線に立って互いを肌で感じ合うことで、開発途上国の人々とともに発展できるのではないかと考えます。そのためにも、現地に入り込んでいくことが大切であると学ぶことができました。 

    T.Kさん(くるめ国際交流学院出身、ネパール出身)

    Mr. Oda said, “Humans can get used to new environments.”(「人間は慣れていきます。」)This line touched my heart. Actually I am now confused with my post-graduation planning. After listening to Mr.Oda, I found I am very interested in working with international NGOs. I am very thankful to Dr. Chiba for inviting an amazing personality, Mr.Oda.

    N.Bさん(福岡県立糸島高等学校出身)

    海外青年協力隊員の生活費、旅費、語学研修費などすべて日本の税金で賄われていると知り、日本が国際協力をしていることに感動しました。日本人が日本の文化・技術などを伝えることで、相手国との争いを減らすことができるかもしれないので、世界平和につながると思います。小田様の応募理由は「旅行が好き」という単純なものだったそうですが、「やってみないとわからない」というのは、本当だと思いました。

    M.Yさん(福岡県立新宮高等学校出身

    コミュニケーションの重要性のお話が大変、印象的でした。相手を「外国人」というより同じ人間として、相手の生活に入り込もうとする姿勢がいかに大切であるかがわかりました。また、緊急援助隊の活動では、初対面の隊員ともすぐにミーティングをして情報共有をする必要があり、コミュニケーションが必須だと言われました。これは他の分野にも通じることです。さらに、ハイチ大地震時に物資を運ぶ際、パキスタン軍が日本の援助隊を防護してくれたのは、日本の援助隊がパキスタン地震時に真っ先に駆けつけた過去があったことや、さまざまな国の援助隊が現地で互いに助け合って活動したことに感銘を受けました。私も今後、国内や世界の困っている人々の役に立ちたいです。「気持ちがあれば何でもできる」という小田様の言葉を胸に、今できること、身の回りのことから行動を起こしていきたいと思いました。

    H.Kさん(福岡県立春日高等学校出身)

    コロンビアといえば「コーヒー」のイメージしかなかったのですが、麻薬の問題も大きく、少年院の子供達の8割が窃盗、2割が麻薬関連での入所だという状況など、今まで知らなかった実情について、色々と教えていただきました。青年海外協力隊の活動を行う中で、先進国のエゴはダメだということや、Give and Takeの国際協力を行うためには、現地の習慣に慣れ、同じ目線で活動することが重要だということ、そうでないと相手も心を開いてくれないということを実感しました。お話の中で、少年院の子供たちに日本文化を教えておられる写真や、皆が楽しそうに笑顔で映っている写真などを見て、少年たちがいかに心を開いていたかが伝わりました。今回の講義を今後に生かしていきたいです。

    M.Sさん(大分県立大分西高等学校出身

    支援の際に上から目線だと、受ける側も不快感を持ち、関係がうまくいきません。同じ目線で被援助国の文化を理解し、現地に溶け込むことが大事だと知りました。私も、小田様のように自分に納得できる社会人になりたいです。

    C.Tさん(山口県立長府高等学校出身)

    私は在学中いろんな国に旅行しましたが、その中で「自分が楽しむ」ことだけに専念して、周りに目を向けていなかったことに気づきました。多くの人がさまざまな場所で助けを求めているのに、そのことに気づかず何気なく過ごしてきました。小田様の講義の中で特に心に残った言葉は、「日本人が忘れていることを途上国の人は持っている」ということです。技術が進んでいく中で先進国に住んでいる私たちは大切な何かを失っている気がします。ボランティアなどで積極的に取り組み、途上国に足を運び、日本の中の素晴らしさを再認識し、失ったものを補いつつ、日々の生活を大切にしていきたいと思います。

    A.Mさん(筑紫女学園高等学校出身)

    私が最も印象に残ったことは、「支援してあげている」という意識ではなく相手と対等な姿勢でいるべきこと、現地の人々の中に入り込んで実情を知ることです。それにより、国際協力において良好な関係を築けるのだと思いました。

    N.Yさん(福岡県立光陵高等学校出身)

    私は以前から青年海外協力隊への憧れがあったため、今回の講義はとても貴重でした。日本での教師職を辞めてコロンビアの少年院や少女院で活動されたこと、つまり、平凡な日常から離れて異国に旅立たれた行動力は素晴らしいと思いました。このような行動力は人生を歩む上でもとても大切だと思いました。何をすべきかを自分で考え、見つけ、行動することを日頃から心がけようと思います。また、何か自分の強みを持ちたいと考えました。

    H.Hさん(福岡市立福岡西陵高等学校出身)

    青年海外協力隊への応募は難しいと考えていましたが、自分の関心や技能とどこかの国の必要がマッチすれば採用されやすいと知り、将来、応募してみたいと思いました。援助する側とされる側が同じ目線で、共に歩み、現地の人々の自立を支援してくべきことや、現地の生活や文化を受け入れて生活することの重要性を実感しました。また、ハイチでの緊急援助時に、各テントで医療支援をする多数の国の隊員たちが、国境を越えて協力し合っている状況をお聴きし、素晴らしいと思いました。このような協力が全世界で行われていくべきです。相互理解に努め、交流し、優しさが広がる世界になることを願います。

    H.Nさん(福岡県立春日高等学校出身)

    小田様が、「自分の地盤を固め、技術を伝えに行く」と言われたのが心に残りました。コロンビアのお話の中で、「現地の人が『いい日本人がいたな』と少しでも覚えていて、草の根の友好関係が広がっていけばいい」という言葉も印象的でした。私も人生の中で開発途上国支援に関わりたいと思っているので、”Think easily and move lightly”(小田様の言葉)の精神で頑張っていきたいです。

    M.Uさん(福岡市立福岡西陵高等学校出身)

    コロンビアでは、貧困ゆえに売春をし、少女院で出産するケースや、窃盗や麻薬に関わって少年院に入っている人が多いと知り、私が留学中に親しくなったコロンビア人のイメージとのギャップに驚きました。ハイチ大地震の際、日本が以前、助けた国が逆に日本の医療チームを援護してくれたり、互いに協力したり、被災した子供たちが笑顔で声かけしてくれたお話には、とても感動しました。

    M.Oさん(早鞆高等学校出身)

    今まで漠然としか知らなかったラテンアメリカでのご経験をわかりやすくお話しくださいました。緊急医療援助の現場では、さまざまな国のチームが「助けたい」という一つの目標のもと、機器や人員を貸し合うなど皆で協力して支援しているお話に感動しました。また、支援においては、上から目線では決して良い結果につながらないことを実感し、自分も学ぶことが多くあって、ともに成長していくという姿勢が大切だと考えました。

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