女学院はミッションと愛称されて、130年の歴史を刻んできました。この間、女学院はめざすべき人間像を掲げてきました。それは何でしょうか。
聖書の言葉「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である」と合わせて、本学院がめざす人間像では「イエス・キリストにつながれて、愛をもって神を畏れ隣人と共に生き、豊かに実を結ぶ人間」と言われています。私は、この後半部分の「豊かに実を結ぶ人間」を別の言葉で言い換えて、「サーバントリーダーだ」と言いたいと思います。
サーバントリーダーあるいはサーバントリーダーシップ、この言葉はロバート・グリーンリーフ博士が1970年代に提唱したものです。社会に奉仕するという仕方でリーダーとして立つと同時に、社会のリーダーという責任を覚えつつサーバントとして奉仕するという生き方です。このためには、仕える者に必要な知識と技能が、また指導者になるための洞察力と決断力が養われなければなりません。これをめざして女学院は教育に当たりたいと思っております。
2015年6月
次世代育成支援対策法に基づく行動計画 女性活躍推進法に基づく行動計画
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