国際キャリア学科（ICD）の六期生にあたる現４年生の就職活動は、コロナ禍により大きな影響を受けました。しかし、こうした逆境といえる状況のなかでも六期生たちは果敢に挑戦を続け、目指していた業界や企業への就職が内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。

このコーナーでは、志望していた企業より内定をいただいた国際キャリア学科４年生の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第１４回は、入学以来、航空会社の客室乗務員を目指して努力を続け、この度、第一志望である株式会社ジェイエア様より客室乗務員の内定をいただき、幼いころからの夢を叶えたK.Oさん（福岡県立春日高等学校出身）からの喜びの報告です。 

 

＊国際キャリア学科４年生の航空業界への内定状況はこちらをご参照下さい。

私は、株式会社ジェイエアから客室乗務員の内定をいただきました。

 

幼い頃、初めて乗った飛行機で怖くて泣いていた時、優しく言葉をかけて下さった客室乗務員の方にお会いしてから、私はずっと客室乗務員になることを目標に頑張ってきました。

 

福岡女学院大学国際キャリア学科（ICD）には、客室乗務員を目指すためのエアライン研修等の制度が整っているところ、「次世代の女性リーダー」を目指せるところに魅力を感じ、入学を決めました。実際、１年次から様々なことにチャレンジできる環境が整っていました。私は興味がある授業は全て履修し、毎回、履修できる上限の単位まで授業をとってきました。理解できるまで何冊も文献を読んで調べたり、先生方に質問をしたりして、どの科目でも最高成績をおさめることを目標に日々の授業に臨みました。また、同じ学科に通う留学生に日本文化や福岡の観光スポットを紹介したりするなど、やりたいと思ったことには何でもチャレンジしてきました。

 

２年次、３年次はコロナ禍の影響で予定していた海外留学に行けなくなってしまったり、大学のエアライン研修に参加できなくなったりと、予定通りにいかないことがたくさんありましたが、そうしたなかでも航空業界のコロナ禍での取り組みや活動にとても勇気をいただき、「私も絶対に自分の夢を叶えるのだ」と改めて強く誓いました。大学生活を通して、どんな時でも全力で頑張ってきたことが今回の内定につながったのではないかと思います。

 

就職活動では想像していた以上にきついことがたくさんありましたが、一緒に頑張る仲間や応援して下さる先生方、支えてくれる両親や友達に恵まれたからこそ、最後まで夢を諦めずに頑張ることができました。ジェイエアから内定のご連絡をいただいた時の感動は一生、忘れないと思います。小さい頃からの夢を叶えた嬉しさと今まで支えて下さった方々への感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。夢に向かって全力で取り組む仲間がいる国際キャリア学科で切磋琢磨しながら臨んだこの就職活動の半年間は、私を大きく成長させてくれたと思います。

 

国際キャリア学科の後輩の皆さん、目標に向かって頑張る皆さんはとても素敵です。夢が決まっている方もそうでない方もいると思いますが、大学生活で多くのことに挑戦してほしいです。私はこの４年間、やりたいことにたくさん挑戦してきました。コロナ禍で予定通りにできないこともありましたが、たくさんのことに挑戦できた環境にもとても感謝しています。私には大学４年生から新しく始めたこともありますし、卒業までの残りの期間もまだまだ多くのことに挑戦しようと思っています。いつから始めても遅くないと思います。皆さんのことをずっと応援しています。