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2022.10.01

国際キャリア学科

Dream Comes True(就職内定者の声)90:M.Nさん(福岡県立久留米高等学校出身)-株式会社ジェイエア(客室乗務員)

国際キャリア学科の六期生にあたる現4年生の就職活動はコロナ禍により大きな影響を受けました。しかし、こうした逆境といえる状況のなかでも六期生たちは果敢に挑戦を続け、目指していた業界や企業への就職が内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。

このコーナーでは志望していた企業より内定をいただいた国際キャリア学科4年生の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第1回は入学以来、航空会社の客室乗務員を目指して努力を続け、この度、第一志望である株式会社ジェイエア様より客室乗務員の内定をいただき、幼い頃からの夢を叶えたM.Nさん(福岡県立久留米高等学校出身)からの喜びの報告です。 

M.Nさん(福岡県立久留米高等学校出身)-株式会社ジェイエア(客室乗務員)内定

私はこの度、株式会社ジェイエアより客室乗務員として内定をいただきました。

 

私が就職活動を始めたのは大学3年生の4月からでした。小学生の頃から客室乗務員になることが夢だったので、大学に入学した当初は航空業界一本で就職活動を進めるつもりでした。しかし、私が就職活動を始めた頃は新型コロナウイルスの感染拡大の影響によりほとんどの航空会社が採用を見送っていました。もちろん客室乗務員のインターンシップの募集もありませんでした。そのため、採用が再開された時のことを考えながら、それをモチベーションに航空業界の準備を進めつつ、他業界でも就職活動を進めることにしました。

 

始めは自己分析、他己分析を行い、自分の強み、弱みや能力を知っていきました。アルバイトやボランティア活動など今まで取り組んできたことを振り返りながら、「このボランティアをやろうと思った理由」や「アルバイトを通して見つけた自分」を探せば、自ずと自分を知ることができると思います。業界・企業研究については、航空業界以外の業界についてよく知らなかったので、まずは様々な業界、業種のインターンシップに参加し、自分はどれくらいその業界・企業がマッチしているかを考えていきました。また、インターンシップのグループ・ディスカッションや採用担当の社員の方からいただくフィードバックは自己分析を深める機会にもなったと思います。

 

業界を絞り、就職活動を続けていくなか、昨年12月以降に航空会社の採用再開が発表され、就職活動のベクトルを一気に航空業界へとシフトしました。コロナ禍で採用は例年より厳しかったので、航空業界に絞って就職活動を進めることに懸念はありました。また、航空業界は他業界より採用試験の時期が遅いため、大学の友人が内々定をいただいているなか、就職活動を進めていくことにも不安がありました。しかし、これまで行ってきた自己分析や企業研究は客室乗務員の採用試験にも大いに役立ちました。一緒に客室乗務員を目指している仲間がいたこともあり、厳しい就職活動を無事、乗り越えることができました。

 

就職活動で大変なことはたくさんありましたが、なかでも苦労したのはエントリーシートの作成です。私はもともと思ったことを文章化することがとても苦手でした。特に、決められた文字数に自分の思いを収めることに苦労しました。大学の先生やエアラインスクールの先生に添削していただきながら、なんとか作成することができました。面接も初めは非常に苦手でしたが、自分が伝えたいことをキーワードで覚えることや、友人と一緒に集団面接のような形で練習を重ねることで、良い部分はお互いに真似し合ったり、直すべきところは指摘し合うことで本番でも伝えたいことを素直に話すことができたと思います。面接は文章を覚えて話すよりもその時の自分の素直な言葉で話す方がうまくいったので、暗記はお勧めしません。また、面接会場に行くと自分以外の人はみんなライバルだと思いがちですが、そう考えると緊張してしまいます。航空業界では特にチームワークが大事ですので、むしろ「来年から一緒に働く仲間」と考えた方が穏やかな気持ちで面接に挑めます。そうした考えが人の雰囲気にも出ると思いますので、お勧めします。

 

これから就職活動をされる後輩の皆さん、初めはうまくいかないことばかりだと思います。選考になかなか通過できなくて自信を失いかけるときもあると思います。しかし、自分を信じ続けながら励めば、きっと乗り越えられると思います。就職活動はそれぞれ進む道が違うので、個人でするものだと思いがちですが、周りと協力し、励まし合いながら進めた方が精神的にも助けられ、うまくいくと思います。振り返ってみると、就職活動は自分自身を知る、将来について考えるいい機会になったと思います。皆さんには自分が後悔しないような進路を見つけていただきたいので、少しずつでいいので早めに始めることをお勧めします。特に、学生の今しかできないことを経験しておくことは就職活動にも役立つと思います。是非、様々なことにチャレンジして充実した学生生活を送ってください。皆さんの将来が明るいものになることを心から願っています。

The Path to Her Dream

The Path to Her Dream

1年生①:(左)授業の合間に学科の友人と!(右)国際キャリア学科の運動会、ICDスポーツフェスティバルで!

1年生②:アシアナ航空客室乗務員研修(ソウル)に参加!

1年生③:(左)中国総領事館を訪問!(右)学科の友人たちと野球観戦!

1年生④:英語教育担当のケニオン先生、学科の先輩と!

3年生:中東・北アフリカ研究の山口ゼミで!

4年生①:(左)大学のカフェで友人と就職活動の準備!(中・右)プライベートな時間に友人と!

4年生②:(左)山口ゼミの友人たちと!(右)航空産業に関する講義をいただいたJALグループの大先輩の今村様、ともに客室乗務員に内定した学科の友人と!