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2022.10.16

国際キャリア学科

Dream Comes True(就職内定者の声)93:A.Yさん(佐賀県立伊万里高等学校出身)-ANA福岡空港株式会社(グランドスタッフ)

国際キャリア学科の六期生にあたる現4年生の就職活動はコロナ禍により大きな影響を受けました。しかし、こうした逆境といえる状況のなかでも六期生たちは果敢に挑戦を続け、目指していた業界や企業への就職が内定したとの嬉しい知らせが相次ぎました。

このコーナーでは志望していた企業より内定をいただいた国際キャリア学科4年生の就職活動体験談をシリーズでご紹介しています。今年度の第4回は入学以来、グランドスタッフを目指し、この度、第一志望であるANA福岡空港株式会社様より内定をいただいたA.Yさん(佐賀県立伊万里高等学校出身)からの喜びの報告です。 

国際キャリア学科4年生の航空会社への就職内定状況はこちら

 

A.Yさん(佐賀県伊万里高等学校出身)-ANA福岡空港株式会社内定

私は第一志望であったANA福岡空港株式会社より内定をいただきました。

 

高校三年生の時、大学を受験するにあたり、将来、どのようになりたいかを考えた際に女性として社会で活躍できる人間になりたいと思いました。福岡女学院大学であれば女性ならではのキャリアの築き方が学べると思い、なかでも国際キャリア学科(ICD)であれば実践的な英語を学び、憧れであったグランドスタッフにより近づけるのではないかと思い、受験し、入学しました。

 

いざ、入学し、周りを見渡すと同じように航空業界を目指す人が多くいました。私は自分にあまり自信が持てず、周りの人と自分の間には実力にも、夢を叶えたいという想いにも大きな差があると思い、一時は夢を諦めようとしていました。しかし、最終的に何を目指すにしても、この国際キャリア学科での学びはきっと役に立つと考え、学ぶことに対するモチベーションを保ちました。そして、プラスアルファで資格取得に励みました。TOEIC®も憧れていたグランドスタッフに必要とされる点数はとっておこうと学習に努めました。

 

大学3年生になり、自己分析や企業研究を始めました。しかし、インターンシップや早期採用には参加しておらず、周りと比べ、遅れをとっていたと思います。今年3月になり、いよいよ就職活動も本格化しました。最初の1ヶ月は軸が定まらず、毎日のように色々な会社の説明会に参加したせいか、精神的にも疲れていまい、体調を崩しました。結局、1ヶ月程度、就職活動もアルバイトも休み、実家で療養し、ゆっくりと就職活動を再スタートしました。この休養の期間で、私の強みは何か、何がしたいのか、どのようになりたいのか、見つめ直しました。そして、やはりグランドスタッフを目指したいと思い、ANA福岡空港株式会社にエントリーすることを決めました。休養を経て、多くの会社にエントリーすることは私には向いていないことに気づきました。しかし、今、思い返せば、たくさんの会社説明会に参加したことで、改めて航空業界を目指したいと気持ちを強めたと思います。

 

エントリーシートの添削や模擬面接は、いつも大学のキャリアセンターの方にお願いしました。私は特に面接が苦手で、最初のうちは声も小さく、上手く言葉も出てきませんでしたが、キャリアセンターの方に繰り返し模擬面接をしていただき、改善されていきました。笑顔を忘れず、自分が思っている以上に声を大きく、ゆっくり話すことを心がけました。自宅でも質疑応答をしている動画を撮って見返したり、第一印象を良くするため、入退室の練習をしたりと、面接練習に励みました。何を言うかも大切ですが、どのような表情、声で言うかもとても大切だと思います。笑顔で明るく話せば、人事の方も笑顔でお話してくださると思います。

 

ANA福岡空港株式会社の面接会場にはたくさんの就活生がいて、緊張感もかなりありました。こんなに多くの志望者がいるなかで自分が採用されるだろうかと不安に思いましたが、応援してくださる方々のお顔を思い浮かべ、明るく笑顔で、面接を受けました。自分の軸をしっかり持ち、ぶれない受け答えをすること、そして一つ一つの答えに入社したい、頑張りたいという想いが伝わるような言葉選びを大切にしました。その結果、有難いことに内定をいただくことができました。内定のご連絡をいただいた時には、これまでの頑張りが報われたこと、そして夢が叶う嬉しさに手が震えました。私が内定をいただけたのも国際キャリア学科の先生方のおかげです。自信の無い私をいつも明るく励ましてくださいました。「一旦、お休みします」と伝えた時にも優しくお話を聞いてくださり、とても救われました。後輩の皆さんもぜひ、先生方を頼っていただきたいです。

 

就職活動の経験を通して後輩の皆さんに伝えたいことは、どうしても周りと比べ、焦ることがあると思いますが、それは結果的に自分を苦しめてしまうということです。必要以上に自分を苦しめてしまっては、実力を十分に発揮できないどころか、心身を壊しかねません。たくさんの会社にエントリーができる人、私のように1社ずつ受けるのが向いている人、色々な人がいると思います。私たち自身も、会社も、それぞれ違うのですから、ペースも、やり方も自ずと違うと思います。どうしても焦ってしまう時は、私のような人もいるということを思い出して欲しいです。マイペースに、常にベストを尽くせば、きっと大丈夫です。辛い時は家族、友達を頼って、甘えて、また頑張ろうと思えた時に、頑張ってください。夢はきっと、叶います。

 

高校生の皆さん、私は福岡女学院大学国際キャリア学科に入り、たくさんの学びを得ました。英語、その他の学習はもちろん、人間としての学びが多くありました。ここには、いつも優しく頼りになる先生方とお互いに高めあえる友達がいます。夢を叶えるには最高の環境です。ぜひ、多くを学び、夢を叶えてください!

The Path to Her Dream

The Path to Her Dream

1年生①:国際キャリア学科の運動会、ICDスポーツフェスティバルで!/ 大好きなトロイ先生と!

1年生②:クラスメイトの留学生と一緒に花火を見に行きました!

2年生:コロナ禍でのオンライン授業 /3年生:1年次の「First year English」の授業で同じクラスだった友達と!

4年生①:友達と就職活動が上手くいくよう太宰府天満宮にお参りに行きました!/1年生の時からしているスターバックスコーヒーでのアルバイト経験は就職活動にも活きました!

4年生②:異文化コミュニケーション研究の蘭ゼミで!