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2022.07.09

国際英語学科

【卒業生紹介】航空業界への再就職の挑戦、JALスカイ九州地上職に、第二新卒枠で見事に内定

2020年度にご卒業された、国際英語学科のA.S.さんが、今年度に採用が再開されたJALスカイ九州様の地上職に応募され、見事、第二新卒枠で内定をいただきました。A.S.さんには先日、大学においでいただき、再就職活動についてお話を伺いました。今回はそのお話の内容についてご紹介いたします。

Q1:本当におめでとうございます。夢を諦めずに、果敢に挑戦し続けて素晴らしい結果が出せましたね。在学時点から航空業界には関心を抱いておられましたが、A.S.さんにとって航空業界の魅力はどのような点にあるのでしょうか。

なによりも幼い頃から飛行機や空港が好きだったため、その近くで働けることが魅力です。また年齢、性別、国籍などに関係なく、1日のうちで多くの人との出会いを通して刺激を受け、お客様の笑顔と安心を生み出すことが、航空業界で働く大きな魅力であると考えます。私は人をサポートすることで笑顔を生み出すこと、ライフステージにとらわれずにキャリアを積んでいけること、そして生まれ育った福岡の地域発展に貢献という3つを、就職活動における大きな軸にしていました。そのような思いから福岡空港でグランドスタッフとして働くことに興味を持ちました。

Q2: 在学中は、コロナの影響で航空業界の全ての企業さんが新卒採用を見送りました。その時はどんな気持ちでしたか。

これからどうしようというのが、正直な最初の気持ちでした。幼い頃から航空業界で働くことを目標にしていたため、突然自分の進む先が真っ暗になったような感覚でした。航空業界だけでなく、他の業界もコロナウイルスの影響で例年とは異なる採用形態だった為、就職浪人も考えました。しかし先が見えないからこそ、同じ時間を過ごすなら一つでも多くのことに挑戦し、視野を広げるチャンスにしたいとの思いから、福岡空港で働ける他の業種の企業にひとまず就職しました。

Q3: 今回の第二新卒採用枠への挑戦に際し、モチベーションが維持された原動力は何だったのでしょう。

周りの方々の支えが、私の決断を後押ししてくれました。前職で空港という場で働く中で、それぞれの仕事の大切な役割を実感したのと同時に、今後募集が再開した際にはまた挑戦したいと思っていました。採用再開のニュースが出て自分自身が確認する前に、家族や友人など多くの方々から連絡をもらいました。それに加えて前職の上司からも「人生一度きりなんだから、後悔のないよう挑戦してみなよ」とのお言葉をいただき、背中を押していただきました。新たに職場環境が変わる不安や、就職活動からのブランクもあり、自分ひとりの決意では一歩を踏み出すことが難しかったと思います。改めて周りに支えられているとの感謝の気持ちを感じたのと同時に、自分が目標に向かって努力し続けることがなによりもの周りの方々への恩返しになるのではと思いました。

Q4: 今回、JAL スカイ九州様を選択された理由、志望の動機はなんでしょう。

JALスカイ九州の「人」に1番魅力を感じ、志望しました。業務内容や企業理念など、JALグループやJALスカイ九州への企業研究を通して魅力を感じたのはもちろんなのですが、その中でも最後の大きな決め手になったのは、やはりこの会社の人たちとここで働きたいと強く思ったからです。大学在学中は、実際に職場の現場の雰囲気を感じ企業に対する理解を深めたいとの思いから、インターンシップに積極的に参加しました。その中でも、日本航空は福岡女学院大学と企業提携しているため、航空業界の中でもJALグループとの関わりが多くありました。大学2年次に「JALスカイ九州社員の人の魅力」をSNSで発信する授業に参加した際、JALスカイ九州社員について詳しく知ることができました。そこで、お客さまに対してはもちろん、働く仲間や仕事に対する信念と熱い思いを持って働いている姿を拝見し、この人たちと働きたいと強く思ったことが、今回の志望の大きな決め手になったと思います。

Q5: 念願の地上職に就くわけですが、今後の抱負についてお聞かせください。

まずは基本の業務をいち早く覚え、お客様に対し幅広いおもてなしを体現できるよう現場で多くのことを学びたいと思います。キャリアや経験を積むなかで、生まれ育った直方市を含めた福岡の魅力を発信することで、地域に愛される会社づくりに貢献したいと思います。

Q6: 本学にも、A.S.さん同様に航空業界を目指す後輩たちが大勢在籍しています。その後輩の皆さんに向けて、メッセージをお願いします。

大学在学中は興味のある分野に躊躇せず進んで挑戦していたことが、就職活動でも、その後の人生でも大きな糧になったと思います。学生の今だからこそ未知に対する知を深め、自分の世界を広げることがまずは重要ではないかと感じます。就職活動は自分との闘いだと思います。そのような中でも自分自身を信じることを忘れないでください。どんな状況でも立ち止まらず、苦しくても足踏みし続けることが、次に一歩を踏み出す際に大きな力になるはずです。福岡女学院大学の先生には卒業後の今回の就職活動でも大変お世話になりました。「あなたが納得する道、進路が見つかるまで最後までサポートする」そう言ってくださるあたたかな先生方がいるこの学校で、一人一人が納得する道を見つけてほしいと思います。

国際英語学科では、学科が掲げるEAGL Liberal Artsの中で「ビジネス・プログラム」を位置付けています。学生は教室や留学先での学びに加えて、就職活動の場面でも学科のサポートを受けることができます。とりわけ、国際英語学科からは航空業界へ就職されたCA(客室乗務員)、GS(地上職員)の諸先輩方が数多くおられることから、学科にも航空業界就職サポート・ノウハウが蓄積されてきています。

国際英語学科では、2014年の学科開設以来、毎年100%近い就職率を誇っています。そして、それを支えているのが高度な英語コミュニケーション力と、さまざまな学びの機会を通して獲得できる幅広い教養です。そこを土台としつつも、本学科では国内外企業へのインターンシップ・プログラムの提供をはじめとして、日々の就職相談などの親身のサポートを行っています。過去、卒業生の5割以上が東証一部上場企業やその傘下企業に就職しており、中でも航空業界へは、卒業生の12%強が就職を果たしています。

国際英語学科は、航空業界をはじめとする広範囲なビジネスシーンに一歩を踏み出す、高度なキャリア・人財の育成・応援に、教員一同で精いっぱい取り組んでいます。