5割以上が大手企業に内定。 業種別では 12 %が航空業界へ。
国際英語学科では、過去5年間の卒業生のうち、航空業界への平均就職率が2割を超えています。総合的な学力に加え、英語力の高さが決め手になっていると考えられます。2020年度は新型コロナウイルス感染の影響で旅行・航空関係の採用が厳しい状況ですが、近い将来コロナは収束し景気は必ず回復します。4年後を見据えた学びを学科全体で支えます。
ここでは、再就職にて「客室乗務員になる」夢を掴み、現在ジェットスター・ジャパン（Jetstar）で活躍している、2015年度卒業生S.A.さん（国際英語学科の前身である人文学部英語学科を卒業）からのメッセージをご紹介します。
大学での学びについて教えてください。
大学で特に心に残っているのは、語学留学とゼミ活動です。
福岡女学院大学英語学科（現：国際英語学科）では、卒業を遅らせることなく半年以上の語学留学に行くことができます。留学先では、日本（福岡）にいたらなかなか関わることのない国の人々と関わることができました。
英語力が身につくことはもちろんですが、グローバルな視点からの考え方や視野が広がり非常に良い体験となりました。
ゼミでは、元国連職員の川端先生の下で、国連を通して国際問題を学びました。大阪や東京での研修（フィールドワーク）を通して、同じ世代の人たちと国際問題について考えることは非常に有意義な時間でした。ゼミを通して、様々な視点で考える力を養うことができました。
現在、客室乗務員として日々感じていることを教えてください。
新卒でアパレル会社に入社し、現在はジェットスター・ジャパンの客室乗務員として働いています。
昨年の１月に訓練を終了し、２月から乗務を開始しました。
毎回、一緒にフライトするクルーが違うので、乗務するときにはコミュニケーションと報連相を大切にし、お客様を目的地まで安全にお届けすることを徹底しています。
直接、お客様の笑顔を見ることや感謝の言葉を聞くことができることがこの仕事の魅力の一つだと感じています。
現在、コロナウイルスの影響で乗務する機会は減っているからこそ、フライトごとに何かを先輩方から学び、お客様にとって快適な空の旅を提供できるよう日々精進しています。
客室乗務員を目指している後輩や受験生へのメッセージをお願いします。
受験生の方へ
私が福岡女学院に通って良かったと思える理由の一つに、先生方の存在があります。振り返ると、ユニークな授業をされる先生方が多かったと思います。もし大学選びに迷っていましたら、教員紹介のページをご覧ください。きっと、この先生から学んでみたいと思う教員が見つかるはずです！
航空業界を目指している在学生の方へ
コロナウイルスの影響で採用が中止され、苦しい状況だと思います。進路に迷っている方も多いと思いますが、どの職に就いたとしてもその経験は後々活かされます。私は、新卒で全く違う業界に入社しましたが、その時の経験が現在の仕事で役に立っています。
次の採用が出来たときに１００％の力が出せるよう、今できることに集中することが大切だと思います！
