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    人間関係学部 心理学科

    人間関係学部 心理学科Today 一覧

    2017年
    08月25日

    『九州夢大学in福岡』に参加しました!

     去る7月24日、高校生の皆さんに福岡女学院大学と心理学科の魅力を知って頂くため、『九州夢大学in福岡』に参加しました。若い感性を活かすため、今年はコンテンツの企画から実行までの全てを学生たちが自分で担当しました。4月から入念に準備を行ってきた甲斐もあり、目標を上回る女子高生に来ていただくことができました。N.K.さん(宮崎県立都城西高等学校出身)に、今回の活動を振り返って頂きました。
    (担当:分部)

     

     私たちは、「昨年度の1.5倍の110名以上の女子高生に来てもらうこと」「心理学と福岡女学院をもっと身近に感じてもらうこと」を目標にして、これまで学んだ心理学について自分たち自身で講義を行いました。
     当日までに何度も講義練習を行いましたが、最初は、参加してくれた女子高生との距離が遠く感じられました。そのため、参加した高校生の表情を見ながら、声の大きさや声のかけ方、視線の投げ方などを調整する必要がありました。私は今まで経験したことや自分の持てる全てを使い、調整を行いました。その結果、高校生のうなずきや笑顔などの反応が出るようになりました。そして何より、はじめは友達に誘われて興味なさそうに話を聞いていた高校生が想像以上の面白さに2回も講義を受けてくれたり、目標を上回る125名の女子高生が私たちの講義を聴きに来てくれたりするなど、みんなが心理学に魅かれている姿が見てとれました。また、心理学だけでなく大学についての質問も多くあり、福岡女学院大学全体への興味につながったのではないかと思います。
     今回の経験から、私は「引き出し」を多く持つことも大切ですが、それ以上に、自分の持つ知識や技能を「どう活かすか」が重要であることを学びました。今後も想定外の場面に出会うことがあると思いますが、そのときは今回の経験を踏まえ、吸収したものを必要な時に絞り出し、状況に応じた独自の対応ができるように尽力したいと考えています。
     
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    2017年
    08月21日

    授業紹介『行動経済学』

     福岡女学院大学心理学科では、学生の可能性を開花させるための講義や演習が数多く準備されています。では、そこではどのような授業が行われ、学生たちは何を学んでいるのでしょうか?このような疑問にお答えするため、本ブログ『心理学科Today』では担当教員による授業紹介を行っています。
     今回ご紹介する授業は、『行動経済学』です。本文にも書かれていますが、実は経済学と心理学は深いつながりがあり、両者の接点も生まれています。その接点こそ、「行動経済学」。福岡女学院大学心理学科の学生は、心理学について学びながら、経済学について学ぶこともできるのです。
     

    心理学と経済学との架け橋 「行動経済学」の視点

     この文章を書いているのは、専門が経済学の者です。「なんで経済学の先生が心理学科に?」と思われるかもしれません。その疑問には、半分誤解があります。
     実は、現在の経済学と心理学はともに近代西欧の18世紀あたりに起源があり、19世紀から20世紀にかけて人間や人間関係を対象にその学問体系を確立・発展してきました。いずれも、18世紀のイギリスでは「道徳哲学」と呼ばれていた領域から分離・独立したわけです。「経済学の父」とされるアダム・スミスも、この「道徳哲学」の先生だったのですよ。
     経済学では、基本的には「人間は自分の経済的損得『勘定』によって自らの『満足感』という心理を最大にするように行動する」という「経済人(ホモ・エコノミカス)」を想定し、そこから社会をとらえようと考えます。実際、「満足感」という心理状態の「勘定」を問題にすることから、エッジワースという経済学者は『数理心理学』という本を書いていますが、そこでの考えもまた現代経済理論の出発点の一つとなっています。
     その後、経済学と心理学はそれぞれ独立して深化・発展していきましたが、近年、両者は明確な形で接点を持つようになっています。それは、2002年にダニエル・カーネマンという「認知心理学者」が、ノーベル「経済学賞」をとったことに表れています。心理学者が経済学賞??なのですが、彼の基本的な考えは次のようなものでした。
     これまでの「経済学」の想定と異なり、現実の人間は、自分の合理的な経済的「満足」の最大化だけで行動してはいないのではないか。自分の損得「勘定」だけではなく、様々な「感情」や感覚(ボランティア精神、家族愛、思い違い、錯覚、癖、などなど)によって、実際の人間行動には大きな揺らぎや偏りが生じている。それゆえ、現実社会での人々の行動を理解するには、そうした揺らぎ自体の特徴をより明確にする必要があるはずだ、と。
     こうした視点から、様々な経済的行動や経済領域での特徴を整理し分析しているのが「行動経済学」です。今書店に行かれると、ビジネス書コーナーなどにも、行動経済学に関連する書籍が多くみられます。また、NHK-Eテレの『オイコノミア』という番組を見たことはありませんか?これは、芥川賞作家でお笑い芸人のピース・又吉さんが進行役をしている経済(学)番組ですが、その内容の基本はこの「行動経済学」によって構成されています。是非一度視聴されることをお勧めします。
     本心理学科には、この「行動経済学」に対して経済学の立場からアプローチする私の他に、「認知心理学」の立場からアプローチされる教員(これは心理学科に入学されると、これまたすぐに誰だかわかります)もおられます。基礎的な経済社会の理解と認知心理学の修得とをバランスよく学習できる「架け橋」の科目が「行動経済学」だとも言えるかもしれません。
    (担当:岩下)
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    2017年
    08月17日

    心理学科 ミニオープンキャンパスが開かれます

     8月27日(日)に、心理学科のミニオープンキャンパスが開催されます(詳細はこちら)。
     
     人の心の理(ことわり)を学ぶ心理学。具体的に、どのようなことを学ぶのでしょうか?
     ミニオープンキャンパスは、心理学について知ることのできる絶好の機会です。今回は、白澤早苗先生による『心理学と出会おう』という模擬授業をはじめ、入試制度などについて聞くことのできる進学相談、心理学実験などに触れながら学生や大学院生との本音トークができる学科ブースなど、見所がたくさんあります。
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    白澤早苗先生

     心理学に興味がある方はもちろん、心理学をまだ良く知らないという方も、ぜひご来場ください!

    2017年
    08月14日

    『日本福祉心理学会』でボランティアスタッフを行いました~2~

     7月8日、9日に福岡県内の大学で日本福祉心理学会第15回大会が開催されました。今回、白澤ゼミの3年生5名と4年生3名がボランティアスタッフとして学会に参加しました。8名の学生は、会場設営や受付、講師の案内、クローク等々、慣れない場所でしっかりと役割を果たしてくれました。また、スタッフとしてお手伝いしながら、講演会やシンポジウム、研究発表にも参加し、それぞれの学びを深めてくれたようです。前回から2回に渡って、参加学生の感想を紹介しています。
     第2回の今回は4年生3名の感想をご紹介いたします。
    (担当:白澤)
     
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    2日目 (4年生3名)
     今回、ボランティアとして学会に参加して、口頭発表、ポスター発表、シンポジウムを聞かせていただくことができました。発表者の先生方は福祉現場での経験が豊かな方ばかりなので、普段の講義ではあまり聞くことができない実例をたくさん聞くことができました。また、今回の経験を通して、改めて多くのボランティアに積極的に参加すべきだと感じました。ボランティアに参加して、現場の雰囲気を知ることで、福祉領域の心理臨床についてより理解を深められたと感じています。
    (T.R.さん/福岡工業大学付属城東高等学校)
     
     福祉心理学会にボランティアとして参加し、口頭発表やポスター発表に参加することができ、大変勉強になりました。今後、卒業研究をすすめるにあたり、プレゼンテーションの仕方やポスターの構成等、参考にするべきポイントがたくさんありました。また、他大学の先生方や学生の方々とも交流できて、貴重な体験となりました。
    (Y.M.さん/鳥栖商業高等学校)
     
     今回ボランティアに参加して、他大学の先生方や学生の方とかかわることが出来ました。また、ポスター発表や口頭発表、シンポジウムなどに参加でき、卒論のヒントを得られたことや実際の仕事について学ぶことが出来たことが一番の成果だと考えます。
    (K.A.さん/博多青松高等学校)

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    2017年
    08月10日

    『日本福祉心理学会』でボランティアスタッフを行いました~1~

     7月8日、9日に福岡県内の大学で日本福祉心理学会第15回大会が開催されました。今回、白澤ゼミの3年生5名と4年生3名がボランティアスタッフとして学会に参加しました。8名の学生は、会場設営や受付、講師の案内、クローク等々、慣れない場所でしっかりと役割を果たしてくれました。また、スタッフとしてお手伝いしながら、講演会やシンポジウム、研究発表にも参加し、それぞれの学びを深めてくれたようです。今回から2回に渡って、参加学生の感想を紹介します。
     第1回の今回は3年生5名の感想をご紹介いたします。
    (担当:白澤)
     
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    1日目(3年生5名)
     初めて学会に参加させて頂き、多くの学びを得ることができました。その中でも、様々な領域で実際に活躍されている方々の講演はとても勉強になり、他者との関わり方や福祉の領域について改めて考えるきっかけとなりました。今回、ボランティアとして貴重な経験ができたことに感謝しています。
    (O.A.さん/福岡県立小倉東高等学校)
     
     学会に参加できる機会はなかなかなく、記念講演やシンポジウムを聞く中で多くのことを学ぶことができ、有意義な時間となりました。記念講演では「さりげなく」という言葉が何度も使われていたことが印象に残りました。さりげない声かけをして支援することや、当たり前のことをさりげなくするということが大切なのだと感じました。例えば言葉かけ一つでも、その言葉の一文字が異なるだけで言葉の印象が変わるというお話から、支援においてはそのような心掛けや利用者の方が幸せ・生きがいを感じることができる環境を作ることが大事であることを学びました。また、シンポジウムでは社会的養護を必要とする子どもの現状や課題を知ることができました。特に全体として児童数が減少しているにもかかわらず、措置児童数は増加しており、それだけ施設を必要とする子供が増えているという現状に驚きました。また交代制勤務の負担や自律できない親への支援などの課題点を多く知り、その中での心理職の重要性に気づかされました。今回学んだことや考えたことをこのままでおわらせるのではなく、今後、一層深く学んで考えていきたいです。
    (I.Y.さん/中村学園女子高等学校)
     
     今回のボランティアでは、様々な領域の方の意見を聞くことができ、勉強になりました。中でも私は、シンポジウムの中で聞いた「実在的支援」という言葉に関心を持ちました。講演者の先生は、鳥が鳴くのは「私はここにいるよ」と伝えるため、人間もみんな同じだとおっしゃっていました。自分の存在を認める、相手の存在を認めるということは、当たり前のように思いがちですが、とても重要なことなのだと思いました。
    (W.E.さん/福岡県立筑紫中央高等学校)
     
     これまで学会とは、大学の先生方が参加するものと思っていましたが、今回ボランティアとして学会に参加してみて、福祉施設で働いている方や一般の方、学生も参加していると知りとても驚きました。また、シンポジウムや講演を聴くことで、今までは自分の中の狭い価値観でしか物事を考えることができていなかったことに気づかされました。講師の先生方のお話を聴いて、視野が広がったと感じます。
    (S.N.さん/福岡市立福岡西陵高校)
     
     学会ボランティアとして参加させていただき、相手と素直で自然な関わりを持つということの大切さに気づきました。様々な立場の先生方が、異なる視点でお話をされていましたが、すべてに共通していることが、自然でさりげない支援の重要性でした。これは、支援の場だけでなく、私たちの普段の生活においても大切なことだと思います。例えば、人とすれ違ったときにさりげなく目を合わせて会釈をすること、誰かが落ち込んでいたら声をかけること、子どもの素朴な疑問を大切にして一緒に考えること、このような自然で素直な関わりこそが一番大事なのだと思いました。
    (A.H.さん/ルーテル学院高等学校)
     

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