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    人間関係学部 心理学科

    人間関係学部 心理学科Today 一覧

    2018年
    05月12日

    授業紹介『基礎演習』

     『基礎演習』では、1年生全員が10名程度の少人数のクラスに分かれ、レポートの書き方を学んだり数理問題を解いたりし、大学生活を送る上で必要な基礎を身につけます。
     5月2日の基礎演習では、「ペーパータワー」を行いました。これは、「紙だけを使って、制限時間内でどれだけ高い塔を建てられるか」を競う課題です。周りと協力する力を育てる課題の代表例ですが、心理学科ではさらに「戦略を立てる力」「戦略を改善する力」「他の人の意見を聴く力」「コンセンサスを得る力」を育成すべく、改良を施しています。
     
     授業では、最初に全てのクラスがそれぞれ5名程度の小グループに分かれ、「紙だけで素早く塔を建てるにはどうすればいいか」について作戦会議を行いました(戦略の立案)。続いて、その結果をもとに制限時間30秒で実際に塔を作成し、グループごとにその高さを競いました(戦略の検証)。うまくいった作戦・戦略もあれば、そうでないものもあります。そこで、グループごとに「なぜその戦略でうまくいったのか/いかなかったのか」「どこを改善すべきか」などについて話し合いを行いました(戦略の改善)。最後に、塔の高さを競う「本番」があるのですが、その前にグループごとに分かれていたクラスを元の姿に戻し、「自分たちのグループではどんな戦略を立てたのか」「どのような改善策が出されたか」について、クラス全員で情報共有を行いました。実は、「本番」で塔を建てる人はクラスの中から無作為に5名選ばれるため、誰が指名されてもいいように改善策の情報を皆で共有することが強く求められます(戦略の共有)。
     
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    優勝はAクラス、準優勝はDクラスという結果になりました
     
     以上の課題は、組織心理学などの知見をもとに構成されています。このように心理学科では、学生が大学や社会で必要な基礎力を楽しみながら身につけられるよう、心理学を活かしながら様々な授業を展開しています。
    (担当:分部)

    2018年
    05月02日

    授業紹介『心理学プロジェクト演習』

     この授業は、「できるだけ早い時期から、大学で学ぶ心理学の知識を活用して実社会の課題に取り組む」ことを目指し、本学キャリア開発教育センターならびにご賛同頂いた三井住友銀行様と連携して行われる、課題解決型学習(PBL)です。つい先日まで高校生であった1年生たちが互いに協力しながら、「現在の金融サービスのどこをどう改善すれば、人々の生活の質がより向上するか?」などについて、心理学の見地から分析し、改善策を考え、提案します。これにより、心理学や実社会を一層深く学ぶとともに、課題を発見・分析・解決し、新たな価値を創出する力、自分の考えをまとめ、発表する力、グループメンバーと協同する力、そして就業意識を培うことを目的としています。
     第2回の授業では銀行業について学ぶために、株式会社三井住友銀行法人戦略部、同福岡法人営業部の方々にお越し頂き、業務内容や社会的役割について詳しく講義して頂きました。貴重な機会を提供して頂いた三井住友銀行様に、深く御礼申し上げます。
     今年度プロジェクトに参加する1年生(S.T.さん: 筑紫女学園高校出身)に、意気込みを寄せて頂きました。
    (担当:分部)
     
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     私は福岡女学院大学に入学し、三井住友銀行との連携プロジェクトがあることに興味を持ちました。私の中で銀行の仕事は数字の並んだ硬いものというイメージがありましたが、心理学を活かすことで人間味のある柔らかいサービスが生み出せるように感じたためです。特に近年は、「(そのサービスなどについて)人はどう思っているのか?どうすれば知って/使ってもらえるのか?」など、目には見えない人間の心理が重要性を増していると感じています。このプロジェクトで心理学を活かした分析・提案を行い、少しでも社会や企業に貢献するとともに、私自身も社会や銀行について知識をつけ、成長したいと考えています。

    2018年
    04月26日

    一泊研修に“メンター”として参加して

     心理学科では、4月5日、6日に新入生オリエンテーションの一環として「ザ・ルイガンズ スパ&リゾート」で一泊研修を行いました。今年も3年生がメンター(助言者)として参加しました。この参加は、メンターである上級生にとっても大きな学びの場となりました。
    (担当:米川)
     

    メンターの感想

     研修初日は、入学後すぐの行事に緊張した様子の新入生でしたが、クラスのメンバーと行動するうちに仲を深め、帰るころには話したことがなかった人や他クラスの人とも仲良くなっているようでした。また、資格や大学院に対してとても意欲的で、私自身も新入生に学ばせてもらう面がたくさんあり、とても良い刺激を受けました。
     私自身、今まで大学のことや学生生活のことを深く考えたことはありませんでした。しかし、新入生の一生懸命な姿勢を見たり、一緒に同行したメンターの話を聞いたりすることで、自分の学生生活について考え直し、初心を思い出すとても良い機会になりました。(R.M.さん)
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     今回、メンターという立場で宿泊研修に参加しました。新入生と一緒に過ごした2日間は、短くも濃い時間を過ごすことができました。まだ大学に入って間もない新入生は、右も左もわかりません。そんな彼女達に助言をし、先輩として良い手本となるように悩み考えた二日間になりました。自分が1年生の時にどんなことに気をつけていたか、授業や試験にどのように臨めばよいかなどを伝えることで、誰かのサポートをするという貴重な経験ができました。また、新入生との会話の中でどのように声をかければ接しやすいか相談がしやすいかなどを学ぶこともできました。
     新入生は、これからの学校生活に期待と不安を持っていたようです。そんな新入生の不安な気持ちを取り除くお手伝いをするのは、心理学科で学んできたことが生かせたのではないかと思います。本当に貴重な経験ができ、感謝しています。ここで学んだことを大切に、残りの大学生活を充実させたいと思います。(Y.E.さん)
     
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    一泊研修に参加して、人前で何かをしたり、先輩として時間割り作成にアドバイスをしたりと貴重な体験をさせていただきました。一年生と接していて、初心を思い出すことができました。メンターとして参加して、よかったなと思っています。ありがとうございました。(N.K.さん)
     
    私は今回、教職課程について説明するため、宿泊研修に参加させていただきました。1年生に分かりやすく教職について説明するにはどうすればいいかを考えることは、来年度私が行く教育実習に向けての良い練習になったと思います。教職について大勢の前で説明する中で、自分の足りないところや苦手なところにも気が付くことができました。また、1年生にとってまだ4月の段階で自分の進路を考えるのは難しいと思いましたが、教職をとる学生が今回の宿泊研修で増えてくれることを願っています。(R.F.さん)
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     今回メンターとして参加させて頂きましたが、思っていた以上に沢山の事を学べたと感じました。友達ができるか、環境に馴染めるか不安で、右も左もよく分からないまま入学した私でしたが、一泊研修で当時のメンターの方のお話を聞き、大学での過ごし方や大学4年間というこの時期でしかできない大切な事を教えて頂きました。
     今ではこの大学で学ぶことができて本当に良かったと感じています。先生方の手厚いご指導、周りには同じ志を持っている友達が沢山いて、これまでも切磋琢磨しあいながら頑張ってきました。この素晴らしい環境で学べるということを一番伝えたいという思いで、履修登録のアドバイスをはじめ、一年生からの相談にのりました。まだ入学して数日しか経っていない一年生が、目をキラキラさせながら科目選択したり、沢山の質問をしてくれたりして、とても嬉しく思い、やる気に満ち溢れている姿を見て私も負けていられないなと改めて思いました。短期間ではありましたが、メンターとしての経験を糧に、残りの大学生活も悔いのないよう過ごしたいです。一年生の皆さん、お互い頑張りましょう。(A.F.さん)
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    2018年
    04月13日

    「ザ・ルイガンズ」で一泊研修を行いました ~3年生メンターの報告~

     4月5日と6日の2日間、2018年度の心理学科一泊研修が「ザ・ルイガンズ スパ&リゾート」で行われました。これは、これから始まる大学での4年間の学びをより深めるべく、オリエンテーションの一環として行われるものです。
     
     今年も3年生が「メンター(助言者)」として参加してくれました。メンターの一人として参加したH.S.さんに、一泊研修の様子を報告して頂きました。
    (担当:米川)
     

     

     私たちは、海の中道にある「ザ・ルイガンズ スパ&リゾート」で行われた一泊研修に、メンターとして参加させて頂きました。今回の一泊研修での活動を報告いたします。
     
     ホテルに到着後、初めに、外でクラス別に昼食をとりました。海の近くだったため、風が少し冷たかったのですが、新入生は寒さに負けず、楽しそうにお弁当を食べており、その姿を見ている私たちも元気をもらえました。
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     昼食後は、開会式と教務オリエンテーションが行われました。教務オリエンテーションでは、履修登録や新たに作られた国家資格である「公認心理師」に関する説明が行われました。とても真剣に説明を聞いている新入生の姿が印象的でした。
     
     次に行われた履修登録オリエンテーションでは、新入生が時間割を作成しました。大学では履修する科目を自分で決めることになるため、悩んでいる様子も見受けられましたが、アドバイザーやメンターに積極的に質問しながら、慎重に計画を立てていました。
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    先輩や先生にアドバイスをもらいながら時間割作成
     
      続いて、「であい・ふれあい・つながり」をテーマに、私たちメンターの企画・進行でエンカウンターワークを行いました。今年は、他のクラスの学生と触れ合う機会を作るために「フルーツバスケット」と「共通点探し」を行いました。また、クラスの結束力を高めるために、クラス対抗で「伝言ゲーム」を実施しました。
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    正確に情報を伝えるのって、意外と難しいものなんです
     
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    伝言ゲームの優勝クラスには佐野人間関係学部学部長より賞品が贈られました!
     
     エンカウンターワーク後は、待ちに待った夕食でした。クラスの友達と食べる料理は、よりおいしく感じたのではないかと思います。
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     1日目の最後は、「大学生活を有意義に過ごすコツ-先輩から聴く-」をテーマに、私たちが新入生に向けて、大学生活、ボランティア、教職、PBL、インターンシップ、サークル、大学院について、プレゼンテーションを行いました。緊張もしましたが、新入生は皆とても熱心に話を聞いてくれ、達成感を得られました。少しでもこれから始まる新入生の大学生活の役に立てば嬉しいです。
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     2日目は朝食後、履修計画の最終確認を行いました。新入生は様々な講義に興味を持ち始めたようで、積極的に質問をしてくれました。また、1日目よりも気軽に質問をしてくれる新入生が多く、心を開いてくれたことに喜びを感じることができました。
     履修計画最終確認後は、閉会式が行われ、研修は終了しました。今年度の一泊研修は、昨年度までに比べて新入生同士で過ごす時間が多く設けられていたため、今回の研修を通してより仲が深まったのではないでしょうか。短い時間ではありましたが、この研修が、新入生にとって有意義なものとなっていれば嬉しく思います。

    2018年
    04月04日

    米川ゼミ(『卒業研究』)~興味・関心のある事象を探究する~

     心理学科には必修科目として『卒業研究』という授業があります。この授業は4年次のゼミであり、学生たちはそこで各々の卒業研究に励むことになります。3年次のゼミと同じく、4年次のゼミもまた教員の個性が強く反映された場所であり、心理学科の特長が端的に表れた授業と言えます。そこで『心理学科Today』では、心理学科の学生や教員たちが4年次のゼミでどのような活動を行っているのかを紹介していきます。
     第7回となる今回は、米川教授のゼミです。
     

     

     『卒業研究』では、3年次の『専門演習』を土台として、大学における4年間の専門学習の総まとめを行います。1年間を掛けて、人間の心理をテーマとした研究論文の作成を目指します。各自がテーマを決め、自分で考え、自分の力でやり遂げる体験を実践していきます。また、論文完成までの作業を通して、計画の立案・遂行能力を育成すると同時に、それまで修得した専門知識の体系化と社会性の育成を図っていきます。具体的には、テーマの設定と問題の発見、論文骨子の立案、計画(調査、実験、文献・論文講読など)の遂行、結果の整理(統計解析)、考察などを段階的に行って最終的に論文として全体をまとめます。
     学生を指導する上で特に意識していることは、それまでの常識にとらわれない自由な発想を大切にすること、学生と一緒に悩んだり迷ったりすること、安易に答えを与えないこと、他者の言うことにすぐに納得しないことなどです。これらの関わり方が、学生が自分で考えて道を切り開いていく姿勢を身に付ける上で大切であると考えています。同時に、実際に研究を進める中で修得されるものとしては、文献・資料の検索技術、仕事を進める手順の把握、対人交渉における常識や配慮点などのソーシャルスキル、時間管理の大切さ、自己の能力に対する把握など、卒業して社会に出た後で必要とされるスキルや能力が磨かれると考えています。
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     卒業論文を作成し終えたばかりの4年生に、2年間を振り返ってもらいました。
     
     私の場合、研究テーマもなかなか見つけられない状態でしたが、先生やゼミのメンバーと意見を交わす中で研究を進めることができ、とても助けられました。特に米川先生には、遅くまで指導して頂くこともしばしばありました。無事に研究を仕上げることができましたが、自分の研究を理解すればするほど「もっとこうしたかった!」という欲が出てきて、自分のテーマをきちんと理解し、納得いく卒論を作ることの大切さを学びました。私自身、必ずしも積極的に質問するタイプではないですが、研究を形にすることができ、就職先で活かせる内容にすることができました。(Iさん)
     
     私は、フィクション作品で描かれている解離性同一性障害を患っている登場人物が実際の症例や類型に基づいて表現されているかについて調べました。解離性同一性障害について書かれている書籍や論文を調べたり、解離性同一性障害を患っている人物が登場するフィクション作品を探したりすることは、とても大変でした。しかし、「解離性同一性障害」という自分が最も興味を持っているテーマについてじっくりと調べる事が出来たのは、テーマに制限のない米川ゼミだからこそ、だったと思います。苦労もしましたが、今まで知らなかった事を知ることができ、より「解離性同一性障害」に興味を持つ事が出来ました。(Yさん)
     
     私は、駅の『ユニバーサルデザイン』についての論文を執筆しました。米川ゼミでは特定の専門分野の制限がなく、心理学に関係する事柄であれば何でもテーマにできたため、自分の関心があるものについて研究できました。卒業論文では実地調査が必要になりましたが、参考になりそうな場所の提案だけでなく、ユニバーサルデザインが採用されている場所のツアーも実施していただきました。このツアーで自分が気付いていなかったところや、目を向けていなかったところにも心理学の考えが適用されていることがわかりました。卒業研究を通して心理学の汎用性の高さを実感しました。(Fさん)
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