• 文字サイズ
  • よくあるご質問
  • 交通アクセス
  • お問い合わせ
    1. HOME
    2. 学部・大学院
    3. 人間関係学部
    4. 心理学科
    5. 心理学科Today一覧

    学部・大学院

    • oc2018
    • oc2018
    • oc2018
    • パンフレットをネット上でご覧になれます。
    • 進学相談会
    • 研究室訪問
    • 掲載情報
    • 夢ナビMix
    • 公式facebook
    • 奨学金・特待生制度について

    人間関係学部 心理学科

    人間関係学部 心理学科Today 一覧

    2017年
    12月11日

    授業紹介:3年次 分部ゼミ(『専門演習』)

     3・4年次になると学生たちは“ゼミ”に所属し、指導教員のもと、ゼミの仲間たちと研究や学外活動に励むことになります。ゼミは大学の中で最も教員の個性が反映された場所と言えますが、そこでの取り組みはなかなか見えにくいものです。そこで『心理学科Today』では、心理学科の教員たちがゼミでどのような活動を行っているのかを紹介していきます。第1回となる今回は、分部講師の3年次のゼミです。

     

     分部ゼミでは、「新規かつ重要な価値を社会に提供する力の育成」を目指しています。この目的のもと、学生たちは2つの“プロジェクト”を進めていきます。

    プロジェクト1:学術研究
     一つ目のプロジェクトは、学術研究です。学生は自分の日常経験を振り返り、興味を持っていること、不思議に思っていることを振り返ります。そのうえで、それらについて「なぜ “それ” が起きるのか?」という仮説を立て、実験や調査をもとに人の心の特性を明らかにしていきます。
     この中で最も難しいのは、断然、「学術的に新規で重要な仮説を考える」です。「ある事象を掘り下げ、その発生原因について仮説を考える」…これは、心理学を学び始めて2年の学部生には至難の業です。そこで、学生たちにはゼミ決め直後(2年次)にノートを渡し、興味ある現象について「人って意外と〇〇ではないか」と発見したことなどを書き留めるとともに、「なぜそうなのか?」という理由を日々考えることを課しています。このような「不断の熟考」は苦しいものですが、そこで得られる力は非常に大きいものです。ゼミ決め直後は、「何に興味があるの?」と尋ねても「え…ないです」と答え、「なぜだと思う?」と問うても「えー…」と黙っていた学生たちが、自分の具体的な興味や疑問に向き合い、そこから「ヒトの心の理」についての一般的な理解を抽出し、成果を学会で発表するまで力をつけています(下記写真の左)。
     以上の「課題を自ら発見・解決し、それにより新規で重要な視点を社会に提供する訓練」は、これから社会に出る学生たちにとって不可欠なものです。そして何より、心理学や神経科学に慣れ親しんだ教員にとっても、学生たちの意外な発想に触れる機会となり、大きな楽しみになっています。
     
    無題.png

    プロジェクト2:学外連携事業
     もう1つのプロジェクトは、学外連携事業です。学生たちは、専門知識の心理学を活かして実社会の課題を発見・解決する活動(課題解決型学習; PBL)に取り組みます。
     その一つが朝倉市の地域創生事業です。地域創生は全国的な課題であり、多くの自治体が観光パンフレットなどを作っていますが、それが交流人口増加の呼び水になることは多くありません。なぜでしょうか?この課題の解決策として、学生たちは「参加型あさぐらむ」(上記写真の右)を生み出しました。
     自治体が行う観光PRは通常、自治体が観光客に一方向的に発信するもので、そこに観光客が参加する余地はありません。しかし、人には自分が関与したものを好きになる傾向があります(IKEA効果)。また、誰もが少なからず「自分は特別でいたい」「自分を認めてもらいたい」と願っているものです(自己高揚動機・承認欲求)。そのため、朝倉市の公式HPに市の魅力的な写真を集め(あさぐらむ)、そこに皆が参加できるようにすれば、観光客が自己表現の手段として撮影した見栄えの良い写真が朝倉市の魅力としてHPから発信され、同時に、観光客は朝倉市に関与することで市への愛着が高まります。さらに朝倉市側も、観光客や市民が撮った写真をもとに地元の魅力を発見・再発見し、次の観光PRにつなげることも可能になります。このように「参加型あさぐらむ」とは、心理学を活かしながら、朝倉市を好きな人、市の魅力を発信してくれる人を増やすことで、市の活性化を目指したものです。
     また学生たちは、以上の取り組みを多くの方に知って頂き、参加して頂くために、プレスリリースにも挑戦しました。「どのような文を書けば自分たちの企画に興味を持ってもらえるか」を熟考しながら、何度も文章を練り直しました。その結果、12月5日の西日本新聞夕刊1面をカラーで飾るなど、複数の新聞やテレビなどで取り上げて頂くことまでできました。
     これらの活動は学生にとって(そして教員にとっても)時に大きな困難となりますが、「課題を自ら発見・解決し、新規かつ重要な視点を社会に提供する実践活動」を通じて、学生たちは(そして教員も)大きく成長していきます。
    (担当:分部)

    2017年
    12月05日

    授業紹介『心理療法基礎実習』

     福岡女学院大学心理学科では、学生の可能性を開花させるための講義や演習が数多く準備されています。では、そこではどのような授業が行われ、学生たちは何を学んでいるのでしょうか?このような疑問にお答えするため、本ブログ『心理学科Today』では担当教員による授業紹介を行っています。
     今回紹介する授業は『心理療法基礎実習』。臨床現場で実際に適用されているさまざまな心理療法について、その理論と実践の導入を学ぶ科目となります。
     

     

     今回は「イメージ療法」を紹介します。人は心身ともにリラックスした状態でいると、内的に現れるイメージを感じやすくなります。イメージ療法では、クライエントが自身の見ているイメージを報告していくため、危険なイメージの場面では助け舟を出すなど、セラピストが介入することもできます。また、イメージはその人の現実世界でのものの感じ方や行動と呼応しているため、イメージのパターンを変えることで現実世界に変化を起こすこともできます。これらは、クライエントが深くリラックスルした閉眼状態で行うので、導入手続きにも一定のスキルが必要となります。
     一方、目を開けたままの状態で感じられるイメージを手掛かりに、自分自身について様々なヒントを得る方法もあります。『心理療法基礎実習』では、ペアになって“開眼壺イメージ法”を体験者と誘導者の役割で実習体験しています。気分そのものをコントロールすることは難しいですが、イメージを手掛かりにするとそのコントロールをし易くなります。初めは半信半疑だった受講生も気分とイメージの繋がりを実感してくれたようでした。
    (担当:福留)
    s_today171205.png

    2017年
    11月30日

    授業紹介『産業・組織心理学』

     福岡女学院大学心理学科では、学生の可能性を開花させるための講義や演習が数多く準備されています。では、そこではどのような授業が行われ、学生たちは何を学んでいるのでしょうか?このような疑問にお答えするため、本ブログ『心理学科Today』では担当教員による授業紹介を行っています。
     今回紹介する授業は『産業・組織心理学』。組織における人の問題は誰にでも関わりのあるものですが、それに対処するための理論やスキルを専門的に学ぶ機会は非常に限られています。本科目は、組織をより良く動かし、組織で“良い仕事”を行うために必要な理論や知識を習得するものです。

     

     大学を卒業すると多くの人は、会社をはじめとした組織の一員として働くことになります。組織は、「人が独りでは成し遂げられないことを『共働』を通じて実現する場」と言えます。しかし数名のグループワークでも見られるように、共働はしばしば困難を極めます。例えば、組織の成員に持続的に働いてもらうためには当人たちのモティベーションを刺激し、維持し続ける必要があります。また、成員の考えが完全に一致することは稀ですが、その場合は意見の調整をして対立を和らげる必要もあります。『産業・組織心理学』は、このような組織における人の問題に対応するための理論を心理学的な観点から学び、それらをどう実践に活かすかについて考える科目です。
     人が集う組織には人の問題が満ち溢れています。だからこそ、心理学を通じて組織の在り方を学び考えることは、組織で“良い仕事”を行うための大きな武器となります。
    (担当:大里)

    s_today171130.png
     

    2017年
    11月24日

    授業紹介『学習心理学』

     福岡女学院大学心理学科では、学生の可能性を開花させるための講義や演習が数多く準備されています。では、そこではどのような授業が行われ、学生たちは何を学んでいるのでしょうか?このような疑問にお答えするため、本ブログ『心理学科Today』では担当教員による授業紹介を行っています。
     今回紹介する授業は『学習心理学』。「学習」と聞くと学校などをイメージされるかもしれませんが、実は人間そのものに関係する現象です。その現象を歴史的な研究の流れの中で捉え直し、主要な理論やその根底にある考え方を理解することを目標としています。

     

     心理学は、19世紀末に哲学から分かれて誕生、発展してきた若い学問領域です。学問としての考え方を整備する際に中心テーマとなっていたのが「学習」です。
     心理学が誕生した頃はダーウィンの進化論の影響を強く受けており、環境への適応が重視されていました。その影響もあり、研究では動物を使った学習実験が中心に行われていました。ここで取り上げている「学習」という現象は、学校で行うような教科の勉強だけに限らず、もっと広く、「個体がある経験をしてその後行動の在り方を変える現象全般」を指します。つまり経験によって生じる行動の変化を指し、生物の存在そのものに関係する事象と言えます。
     授業では、これまでの研究成果や構築された理論をベースに、学習の種類やメカニズムについて理解を深め、「学習」が人間や生物に対して持つ意味を新たな視点から考えることを心がけています。先人の研究を検討し追体験することで、「学習」という機能が人間の生存にとっていかにかけがえのないものであり、また、日常生活の中でどれだけ重要な役割を果たしているかが理解されてきます。
     学習心理学の教育目標は以上のようなもので、その内容を15回にわたって行っています。授業では、行動主義心理学から認知心理学に至るまでの主だった学習理論に関して講義し、各種の概念や用語を整理しています。特に行動主義心理学については、古典的条件づけやオペラント条件づけを多様な外界への適応メカニズムの観点から捉え直し、現代的な意義を再発見するようにして、人間行動の変容に関する理解を深めています。また学習の認知説、社会的学習理論等に関しても概説しています。認知心理学における学習に関しては、記憶のスキーマ理論や知識構造、知識表現との関連でとらえていきます。最後に、学習理論の臨床的応用である行動療法や認知行動療法にも言及して、その現代的な意義を伝えることを心掛けています。
    (担当:米川勉)
    s_today171124.png

    2017年
    11月15日

    授業紹介『人間関係心理学』

     福岡女学院大学心理学科では、学生の可能性を開花させるための講義や演習が数多く準備されています。では、そこではどのような授業が行われ、学生たちは何を学んでいるのでしょうか?このような疑問にお答えするため、本ブログ『心理学科Today』では担当教員による授業紹介を行っています。
     今回紹介する授業は、心理学科1年生を対象に開講されている『人間関係心理学』。心理学をもとに自分を知り、他者を知る科目で、学生からの評価が最も高い授業の一つです。
     

     

     心理学科には臨床心理士や公認心理師を志望する者も多数いますが、学科での学びを現在そして将来の自分に役立てることを目的としている学生も大勢います。本学科では、心理学を実社会で活かすための様々な科目を準備しています。その一つが『人間関係心理学』です。
     この授業では、心理学領域の理論を講義で学ぶだけではなく、それ以上に、その知識を使って今まで気づかなかった「自分」を見つめたり、新たな視点で「他者」を観察したりするという、体験的な学びを重視しています。そのため毎回の授業が、①理論についての説明講義、②簡単な演習、③その体験を振り返って「気づき」を得るための作業で構成されています。
     
    s_today171115n1.png
    愉しく雑談しているように見えるかもしれませんが、出された課題に取り組んでいます。
     
    s_today171115n2.png
    出された課題を元に、受講生全員で演習を行います。
    s_today171115n3.png
    演習での体験を「気づき」に高める視点として、心理学の理論を学びます。
     
     『人間関係心理学』の受講生からは、「自分を見つめることや人間関係の改善ができた」「心理学が現実社会で応用できるを実感した」など、座学以上の効果があったとして好評を得ています。それ以上に私が嬉しいことは、卒業生たちが「社会に出て『人間関係心理学』で学んだことがとても役立っている」と言ってくれることです。
     

     

     2018年度から心理学科では新たなカリキュラムがスタートしますが、そこでは「人間関係」が一つのキーワードになっています。『人間関係心理学』という授業は、大切な科目として今まで通り開講されますが、さらに学びを深めるために『人間関係心理学実践演習』という科目が追加されました。
     この新たな科目では、演習での「気づき」を今まで以上に重視すると同時に、心理学の理論以外についても応用できる力の獲得を目指しています。福岡女学院大学心理学科の学生達が、頭だけではなく心もシッカリ成長させることができるよう、そして卒業後も伸びゆく人となるよう、これからも支えていきたいと思います。
    (担当:佐野)

    カテゴリー

    バックナンバー

    copyright© FUKUOKA JO GAKUIN UNIVERSITY ・ FUKUOKA JO GAKUIN UNIVERSITY JUNIOR COLLEGE