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    人間関係学部 心理学科

    人間関係学部 心理学科Today 一覧

    2016年
    12月28日

    朝倉市地域連携事業 ~活動報告会を行いました~

     福岡女学院大学心理学科では、朝倉市との地域連携事業を行っています。本年度は、藤村ゼミと分部ゼミの3年生が観光パンフレットを作成しました。去る11月10日、その3年生の活動報告会、および昨年度朝倉プロジェクトに携わった4年生の研究報告会が本学にて行われました。当日は朝倉市の副市長をはじめ、商工観光課や人事課の方々にもご出席頂き、学生の報告や提言に貴重なご意見をお寄せ頂きました。ご多忙のところ、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
     この報告会で、今年度の活動にも一つの大きな区切りがついたことになります。それぞれに多くの困難や学びがあったことと思います。連携事業に参加した3年生の一人であるK.M.さん(小倉東高等学校出身)、そして4年生の一人であるF.Yさん(福岡西陵高等学校出身)に一連の活動を振り返ってもらいました。ありがとうございました!
    (文責:分部・藤村)
     
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     私たち4年生は、昨年度ふたつの活動を行いました。ひとつは女子大学生をターゲットにした朝倉市のパンフレット作り、もうひとつは朝倉市の地域イメージの調査研究です。
     朝倉市の活性化を行うために行ったパンフレット作りでは、女子大学生をターゲットにして朝倉市の方々の協力のもと、自ら観光地を巡り、取材を行いました。パンフレット作りを行うにあたり一番こだわった所は、デザインです。女子大学生が可愛いと思うような表紙づくりや色の使い方(パステルカラーなど)、絵文字等を使用して思わず手に取りたくなるような冊子作りを心がけました。次に、カフェやスイーツ、日帰りでも楽しめる温泉や思い出に残る自然豊かな場所をピックアップしました。その中でも特に私たちのお気に入りの場所は、秋月にある「だんごあん」です。ここは、川の傍にあり、夏の暑い日に涼しい環境のなか自然に触れながら食事を楽しむことができます。パンフレット作りを終えた後も、個人的にゼミ生数人で足を運んだこともあります。
     また、地域イメージの調査では、朝倉市と太宰府市の地域イメージをアンケートで尋ねて、ふたつの地域イメージにどのような違いがあるのかを調べました。地域イメージの調査で一番大変であったのは、朝倉市を知っている学生が少ないということでした。その原因の一つに、公共交通機関で行くことが困難であることと、朝倉市のPRをもっとする必要があるという意見があげられました。この問題は簡単に改善できるような問題ではないので、もっと深く掘り下げて調査をする必要があると私たちは考えます。
     実際に、私たちがこの活動を始めたときは、朝倉市がどの辺りにあるのか、どんな名所や食べ物があるのかもあまり分からない状態でした。しかし、活動を行う中で大学生が思わず足を運びたくなる場所はどんなところなのか、朝倉について多くを学ぶことができました。もっと多くの方にぜひ朝倉を知っていただき、観光に行っていただきたいと考えています。
    (F.Y.さん:福岡市立福岡西陵高等学校出身)

     
     今回の連携事業を通して、考えや想いを言葉にすることの難しさと重要性を学びました。連携事業では観光パンフレットを作成して、その活動内容を朝倉市の方々に報告しましたが、どちらも自分の考えを言葉にして他者に伝えることになりました。しかし、それは本当に難しい作業でした。
     例えば今年度のパンフレットは「癒し」をテーマにしましたが、そこから連想されるものは自然、家族、動物など、人によって大きく異なりました。そのため、パンフレットの初案を出したときや報告会の準備を始めたときは、各自の作成した資料に統一感がなく、「癒し」がまったく伝わらないという事態になりました。
     最初は、写真を使って互いの「癒し」を伝えようとしましたが、人によって感じ方が異なることが分かりました。そこで、写真から各自が感じたことを、お互いが言葉で丁寧に補足していきました。同時に、互いの意見等を共有し合い、議論を繰り返し行いました。その結果、写真の細部を見てイメージしていた人、写真全体からイメージしていた人、色に注目していた人、映っているモノに注目していた人、それぞれであることに気づきました。この気づきにより、各自が「自分はどの部分の何からそれをイメージしたのか」を言葉で表現できるようになりました。また、他の人たちの視点を学んだことで、それまで見えていなかった情報(写真全体や他の部分など)にも目を向け、考えを広げられるようにもなりました。
     今回の経験は、今後の発展・成長につながる学びになりました。今後社会に出た際には自分の意見を求められたり、多くの人に伝えたりすることが増えると思います。そのような中でも、自分の考えや想いを積極的に言葉にし、他の人と共有することで、より広い世界に目を向けていきたいと考えています。 
    (K.M.さん:福岡県立小倉東高等学校出身)
     

    2016年
    12月26日

    キャリア心理学

     「キャリア心理学」は、2年生後期からの科目です。この講義では、個人がこれからのキャリアをデザインするための理論を学ぶことを目的としています。今年度の「キャリア心理学」で取り上げている主なテーマは、「キャリアのデザイン」・「キャリアトランジション」・「キャリアにおける意思決定」です。
     キャリアを長期にわたってデザインすることは、どんなに先見的に考えることが得意な人でも難しい課題だと思います。しかし、キャリアデザインを行わないと流れに流されているだけになります。そうなると、あなたは何ですか?と聞かれてもわからない状況となります。このような状況は、困った状況だと思われます。確かにキャリアをデザインすることは大変なことだと思いますが、デザインをすることを自覚する必要があると思います。そのために、キャリアをデザインすることを助けるための多くのキャリア理論について学んでもらいます。キャリアをデザインする時に大切にしてもらいたいことは、今までの経験の積み重ねと時間軸を視野に入れた客観的側面で、一見非連続な歩みであっても個人が意味づけを行い、主観的に統合して連続的に考えることができて意味があることになるということです。
     キャリアがデザインできてもそれが全てうまくいくとは限らないという状況もあります。そのことに気が付いた時は、キャリアのトランジションにいると考え、再度デザインをすればよいだけのことです。再デザインが必要になった時でもキャリアに関する多くの理論を知っていれば、それが助けになってくれるでしょう。キャリア感が揺れ動いている時だからこそ、流れに身を任せるのではなく自分から積極的に自分のキャリアをデザインしていこう、少なくとも自分のキャリアなのだから積極的に考えて行こうという発想を自覚することが求められるようになってきていると思います。本講義では、キャリアをデザインするための基礎的な理論や知識を学び、実践を行うための方法を学んでもらえればと思っています。
    (担当:大里)
     
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    2016年
    12月22日

    心理学科の学部3年生が『九州心理学会』で研究発表を行いました

     12月3・4日の両日、西南学院大学で『九州心理学会第77回大会』が開かれました。心理学科では、藤村ゼミの3年生と分部ゼミの学生が、学部3年生ながら発表者として参加しました。
     研究は、ゼミの配属先が決まった1年前から少しずつ進めてきました。既存の研究を調べながら自分の興味・関心を仮説として具体化し、その仮説を検証する実験を自分で行い、結果を分析し、そして得られた結果から仮説の真偽を考察するという流れです。どの大学でも通常はそこで終わるものですが、せっかくの興味深い研究であるうえに、学生たちの成長にもなります。果敢にも学部3年生にして、大学の先生方や大学院生が参加・発表される場に挑戦しました。
     当日の準備および当日の発表では、様々な苦労もありました。今回の学会発表に参加した学生を代表し、I.Y.さん(長崎県立対馬高等学校出身)に感想を寄せてもらいました。I.Y.さん、ありがとうございました!
    (文責:分部)
     
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     発表の前日まで、自分たちの発表に来てくださる方に研究内容が伝わるように短くて分かりやすい説明文を作ったり、ポスターに入れる写真や配色を工夫したりと、準備を続けました。たくさんのポスターがある中で、自分たちの研究に興味を持ってくれるのか、せっかく来てくれた方々に自分たちが上手く説明できるのかが不安だった反面、他の様々な発表を聞けることは楽しみでした。
     当日は、九州大学や琉球大学、広島大学などの先生方や、西南学院大学や筑波大学などの大学院生の方に来て頂きました。説明する際は、事前に準備していた内容だけでなく、相手がどんな点に興味を持ってくれているのかに注意しながら説明をしました。残念ながら相手の興味や質問の意図をすぐには理解できず上手く答えられなかったこともありましたが、それでも先生方から、「ここはどういう調査を行ったの?」と興味を持って質問して頂いたり、「ここをこうすればもっと良くなると思うよ」などのアドバイスを頂けたりしたときは、とても嬉しく、本当にありがたい気持ちでいっぱいでした。
     学会発表を行う前は、人前に立って発表をすることに不安や苦手意識が大きかったのですが、学会発表に参加してたくさんの人の前で発表をしたことで、それも少し克服でき、成長できたように感じています。また、様々な人と関わり、質問や指摘を受けたことで自分では考えつかなかった新しい課題に気づくことができ、とても勉強になりました。頂いたご指摘を踏まえて4年生での卒業研究をより良くしたいと思っています。
    (I.Y.さん 長崎県立対馬高等学校出身)

    2016年
    12月19日

    教員の研究紹介

     心理学科Todayでは、教員の研究の紹介を行っています。今回は福岡女学院大学全学生の必修科目であり、心理学科学生が履修する「聖書概説(1年次)」、「キリスト教の歴史と文化(2年次)」、「キリスト教人間学(3年次)」の授業を担当する大学宗教主事でもある中川先生の研究生活の一端の自己紹介です。
     
                      
     私は関西学院大学神学部の学生時代、空き時間がもったいないので、他学部の例えば「政治学」等の講義を聴講させてもらっていた。
     その一つに、文学部の教授の独書購読の時間があった。その時間に、ある時からドイツ中世の神秘主義神学者であって、また秀でた説教者でもあったマイスター・エックハルトの説教がテキストに用いられた。それ以来、今日までエックハルトの説教を矯めつ眇めつするうちに、その説教の聴衆が少しずつ見えてきた。説教には必ず聴き手が存在するという当たり前のことに、長い間かかってやっと気づいたのである。
     聴き手とは、例えば1200年代のドイツの大都市ケルンで反聖反俗の生活を送っていたベギンと呼ばれる疑似修道女たちであった。それ以来、私は説教の語り手であるエックハルトと聴き手であるベギンたちの関係の在り方に常に心を致しつつ研究を進めてきた。
     私の研究の対象は、西欧修道制の父といわれるベネディクトゥスであったり、「韓国民主化闘争時代の牧師の女性宣教について」であったり、ヴィクトール・フランクルのロゴセラピーであったり、あるいはジャック・デリダの脱構築の哲学であったりした。そのような時空を超えた思想等との比較研究によって、私のエックハルト研究、あるいはベギン研究が深められることを望んできた。私の講義等に、これらの研究の成果は、もしそのようなものがあるならだが、反映されているに違いない。
    (担当:中川憲次)
     
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    2016年
    12月16日

    テーマコラム 心理学科での学生の「成長」第2回 学生の成長を感じる時

     テーマコラム「心理学科での学生の成長」は、学科の教員が同じテーマでコラムを執筆し、意見や考えを発信しています(注1)。第2回目は「学生の成長を感じる時」というタイトルで「成長」について考えていきます。ぜひご一読ください。
     
      注1)第1回 テーマコラムは、こちら
     

    テーマコラム 心理学科での学生の「成長」
    第2回 学生の成長を感じる時
     
     テーマコラムでは、心理学科の学生の皆さんの心理劇体験における変化を取り上げます。心理劇は集団心理療法の1つで、心理学科の多くの学生が臨床心理基礎実習において体験する心理療法です。役割を演じることを通して、自己理解・他者理解を深め、よりよい人間関係を築くこと、心の葛藤を整理して問題解決を図る心理療法です。写真は、心理劇を行っている様子です。
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     ところで皆さんは大勢の前で発言することをためらったり、気になったりすることはありませんか?大学生は他者からの評価にとらわれやすい時期であり、発言行動にもそのことが影響すると考えられます。「他者からの否定的な評価に対する心配」は評価懸念といいます。大学生は評価懸念が高く、大勢の前で発言することをためらい「言えなさ」を体験することは少なくないようです。一方で、この「言えなさ」は変化可能性もあり、心理学科の学生の成長の早さに驚かされることがあります。その一つが心理劇場面です。授業での心理劇体験は3回だけですが、皆さんの発言行動や自己表現の変化を実感することが多々あります。このことを確認するために、心理劇参加による評価懸念と発言行動の変化を捉える研究を行い、大学院生と共同で学会発表を行いました。
     
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    <図1:第41回西日本心理劇学会発表論文集より(2016年)>
     
     図1は、6名の学生の心理劇前後の体験を示したものです。縦軸は評価懸念、横軸は発言行動です。全員に変化がありましたが、赤い矢印の4名は評価懸念が低下し、発言行動が増えています。つまり、授業に参加した学生の多くは、人からの評価を授業前より気にしなくなり、皆の前で発言するように変化(成長)したわけです。青い矢印の2名も前より発言するようになったり、他者からの評価が気にならなくなり無理な発言を止めたりしています。
     
     「全く知らなった人達のことを少しずつ知っていくことで、少しずつ気持ちも楽になって、自己表現も苦手だったけれど、皆と一緒という部分で、最後の方ではたくさん発言できるようになり、恥ずかしさもなくなった」などという感想が聞かれました。この成長場面に出会う度に、皆さんの持つ潜在的な力を実感します。たった3回の授業による変化は、なかったものが突然出現するわけではなく、皆さんが元々持っていた力が表に現れたと考えられます。変化時の感想では「こんな私がいることを知った」「意外に私にもこんな力があった」等、知らなかった自分・新しい自分との出会いを語る人が多いようです。このような成長は心理劇場面だけではなく、ゼミなどで皆さんと関わる中でもよく実感することです。
     
     心理学科の学びには、自分に気づき他者を理解する過程が含まれています。今まで気づかなかった新しい自分との出会いは、“私”の枠組みを豊かにし、他者とのより良い関係構築につながります。「人は何かのきっかけがあれば変わり得る」ことを学ぶ機会が多いのは心理学科の特徴です。学生の持っている力が芽を出し、育っていくためのきっかけ、土壌を提供する教育の機会を多く有しているともいえます。 
    (担当:重橋)

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