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    大学院 人文科学研究科 臨床心理学専攻

    大学院 臨床心理学専攻Today 一覧

    2018年
    08月30日

    【臨床心理センター実習】小学生向け夏休みプログラムが終了しました

    臨床心理学専攻大学院生の実習機関である臨床心理センターでは、臨床心理センターを利用している小学生を対象に、毎年夏休みプログラム(学習支援と集団療法)を行っています。

    今年も、大学院生はスタッフとして、プログラムの準備運営に関わり、先日無事に、好評のうちにプログラムが終了しました。

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    【子ども達と一緒に作った作品】
    ~風鈴とプチ水族館~

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    【ボール入れ大会のリハーサル中】
    ~どうしたら子どもたちがもっと楽しめるかな?~

    スタッフとして参加した院生(修士1年)の感想

    夏休みプログラムでは、子どもの様子、場所の設定、集団療法について考え、運営にも携わるという貴重な経験ができました。集団療法では、一人一人の特性を理解しながら、活動目的を考え、取り組みました。夏休み中の短期プログラムではありましたが、子ども達の成長や良いところを発見し、子ども達から教えてもらうことが沢山あり、非常にやりがいのある経験でした。

    学習支援プログラムでは、スタッフ全員で子どもたち一人一人の理解できるように取り組みました。その上で、子ども達がより学習に集中できるような部屋作りやスケジュール調整など、様々な工夫を行いました。自分たちで企画する楽しさがある一方で、実際にサポートを行うことの難しさも感じました。数回の活動でも、子ども達の変化が実感できました。本プログラムは、「子どもが持つ力」や「子どもを理解することの重要さ」を学ぶ、貴重な体験になりました。

    2018年
    08月22日

    臨床心理士の仕事:修了生から後輩へのメッセージその4

    臨床心理士の仕事について、2017年度より「修了生から後輩へのメッセージ」としてお伝えしています。今回は、今年3月に本学大学院を修了したばかりのOさん(福岡教育大学出身)に、「現在の仕事」と「大学院での学び」について感想を寄せてもらいました。現場で必要とされる臨床心理士を養成してきた本学臨床心理学専攻での体験を活かし、活躍する様子が伝わります。Oさんありがとうございました。

    現在の仕事

    私は、市役所の子育て支援課で、家庭児童相談員という仕事をしています。主な業務は、18歳までの子どもがいる家庭の子どもに関する相談受付や、ひとり親家庭の支援等を、市役所での面接や家庭訪問を通して行っています。また、各市町村に置かれている「要保護児童地域対策協議会」のメンバーとして、虐待の防止や虐待の早期発見・支援を、児童相談所や学校等と連携しながら取り組んでいます。

    虐待のみならず、不登校やひきこもりといった子どもにまつわる様々な問題を、関係機関と共に家庭へ介入しながら、子どものよりよい成長のために考えていくお手伝いをしています。このように、ケースワークが主になりますが、子育て支援課で行われる手当の手続き等の業務も行っています。

    現在の職場に活かされる本学大学院での学び

    大学院生活を思い返すと、「踏みとどまって考えてみる」機会をたくさんいただいたと感じています。実習やカンファレンスを通して、自分のことや関わっているケースのこと等を、じっくり考えることのできる場がありました。また、考えるヒントをくださる先生方や先輩方、同期の存在が常にありました。

    私は教育大学で教師になるために勉強していました。教師は、善悪の価値観を明確に持ち、子どもたちを正しい答えに導かなければならなりません。しかし、女学院で臨床心理学を学んで、相手の置かれている状況や生きてきた背景によって、善悪の基準や価値観は変わること、善悪の判断がつかないことがたくさんあり、答えは1つではないことを学びました。そこで、いろいろな角度から物事を捉え、相手の立場に立ち「踏みとどまって考えてみる」ことがいかに重要かを知りました。

    社会に出てからは、保健師や保育士、社会福祉士等、様々な職種の方と一緒に働いています。その中で、「臨床心理学を学んだからこそできることは何だろう?」と毎日のように考えます。今の私が大事にしたいと思っていることは、女学院で学んだ「踏みとどまって考えてみる」ことです。日々先輩方に学びながら、じっくり考えるための材料を増やしていきたいと思っています。
    第14期:0さん(福岡教育大学出身)

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    2月修士論文の発表会を終えて、院生室でホッと一息
    ~皆で頑張った修士論文。恵方巻きを食べながら「お疲れ様」の声かけあって~

    2018年
    08月13日

    臨床心理士の仕事:修了生から後輩へのメッセージその3

    臨床心理士の仕事について、2017年度より「修了生から後輩へのメッセージ」としてお伝えしています。今回は、今年3月に本学大学院を修了したばかりのHさん(福岡女学院大学出身)に、「現在の仕事」と「大学院での学び」について感想を寄せてもらいました。現場で必要とされる臨床心理士を養成してきた本学臨床心理学専攻での体験を活かし、活躍する様子が伝わります。Hさんありがとうございました。

    現在の仕事

    4月より、児童養護施設に常勤の心理療法担当職員として勤務しています。児童養護施設とは、様々な事情により家庭で適切な養育を受けることが困難な2歳から概ね18歳までの子ども達が生活しているところです。私は多職種での連携を大切にしながら、子どもの最善を第一に考え、心理面接や心理検査、生活場面での支援(食事・宿題・遊びなど)を行うことが主な仕事です。また、ケース協議などの会議への参加、職員のメンタルヘルスケアなども、心理療法担当職員の仕事内容です。

    現在の職場に活かされる本学大学院での学び

    大学院において得た多くの学びの中で「クライエントの状態を様々な面から捉える大切さ」があります。この視点を持つための日々の訓練は、子どもが試し行動や問題行動をした際、私自身の言動も振り返りながら、最近の様子や他児との関係性などにも焦点を当て、子どもを多面的に理解することに繋がっています。その一方で、大学院で経験しなかった児童養護施設という臨床現場ならではの問題にもたくさん直面します。また、新任職員でありながら、心理職としての専門的な視点も求められるため、悩むことも少なくありません。しかし大学院で学んだことを活かして、他職員にも援助を求めつつ、自分なりに対応してみることを心掛けています。そのような場合は特に、大学院の講義や日常でも行っていた内省を通して、自分が持つ傾向に気づいたこと、様々な実習を通して、臨床心理士として大切にする点を学んだことが活かされています。

    ただし、日々の忙しさによって大切なことを見失っていることも多々あります。そのような時、大事なことに気づかせてくれるのは、子ども達や他職種の先生方、大学院の同期です。こういった周りの人から学ぶ姿勢も、女学院で大事にされている「謙虚さ」や「感謝の心」と結びついているのかもしれません。

    大学院の二年間は、それまでの人生を覆すほどの濃い時間だったように思います。正直なところ、入学前の私にとって女学院の“つながり”は心地良くないものでしたが、今ではいろいろな場面でその“つながり”に助けられており、私の支えとなっています。心理職としても、福祉に携わる者としてもまだまだであり、今後も様々な壁にぶつかることと思いますが、大学院で得たものを糧に乗り越えていきたいと思っています。
     
    第14期:Hさん(福岡女学院大学出身)

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    実習後、束の間の時間に恒例の誕生日サプライズ
    ~忙しいスケジュールの中、楽しい時間を作ることも忘れませんでした!~

    2018年
    08月06日

    【臨床心理センター実習】小学生向け夏休みプログラムの運営をしています

    大学院生の実習機関である臨床心理センターでは、臨床心理センターを利用している小学生を対象とした夏休みプログラムを行っています。
    大学院生はスタッフとして、プログラムの準備運営に関わっています。

    夏休みプログラムでは、大学院生と子どもたちが、学習の時間と、集団療法の時間を一緒に過ごします。

    大学院生は参加されるお子さんたち一人ひとりに合わせ、どのような工夫があると有意義な時間を過ごせるか、このプログラムが素敵な体験となるかを事前に何度もミーティングを重ね検討しました。

    学習時間については、子どもたちが少しでも勉強に取り組みやすいよう掲示物や机の配置など環境の工夫を考えたり、目標達成シートを作成するなど子どもたちが達成感を感じられるよう意見を出し合いました。

    また、集団療法については、どうしたらグループ活動を楽しんでもらえるか、各回のねらいに合わせて、楽しめる遊びや工作を考え、実際にスタッフでリハーサルをしたりしました。

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    スタッフミーティングの様子と掲示物等

    7月25日に初回を終えましたが、当日は、お子さんと大学院生たちのたくさんの笑顔が見られました。残りの活動日もしっかりと準備に励み、子どもたちと一緒に元気に頑張ります。

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    初回を終えて、ほっと一息の大学院生達

    2018年
    07月31日

    臨床心理士の仕事:修了生から後輩へのメッセージその2

    臨床心理士の仕事について、2017年度より「修了生から後輩へのメッセージ」としてお伝えしています。今回は、今年3月に本学大学院を修了したばかりのNさん(熊本大学出身)に、「現在の仕事」と「大学院での学び」について感想を寄せてもらいました。現場で必要とされる臨床心理士を養成してきた本学臨床心理学専攻での体験を活かし、活躍する様子が伝わります。Nさんありがとうございました。

    現在の仕事

    3~6歳の未就学の子どもたちを対象に療育を行う児童発達支援の通所施設で働いています。出会う子どもたちは、主に発達の偏りや知的な遅れがある、もしくはその傾向があり、集団場面でのふるまいや人との関わり方に難しさがあると指摘される子どもたちです。そのような子どもやその親御さんたちと一緒に遊んだり、様々な保育課題に丁寧に関わり、子どもたちの苦手さだけでなくできるところや良いところに目を向け、生活の中で生かしていけるようなお手伝いをしています。

    現在の職場に活かされる本学大学院での学び

    私にとって大学院での二年間は“革命”の連続でした。他大学出身であることや大学では心理学を専攻していないことから不安も大きく、入学当初は周りが全員「敵」に思えて仕方がありませんでした。ところが二年間で様々な実習や課題に一緒になって取り組み、共に苦労しながら乗り越えるうちに、その「敵」たちは私にとってかけがえのない「味方」になりました。そして、実習で出会った子どもたちとの関わりの中で、それまで子どもが苦手だった私が、子どもと関わる現場で楽しく働けるようになりました。

    女学院での学びは挙げ始めると本当にキリがありませんが、上記のように“みんなで一緒に取り組む”ことも含めて体験的な学びが多かったこと、そして多くの出会いに恵まれたことは私にとって大きな体験だったと思います。また、二年間自分に向き合うという経験を重ねたことで、私は“目の前の人と正面から向き合う覚悟”ができたと思っています。今の職場で出会う子どもや親御さんとまっすぐ真剣に関わることができているのは、二年間の学びの成果だと思います。大変なことも多く何度もクヨクヨしましたが、今また大学生に戻っても女学院で学ぶ選択をするだろうな、と思います。
     
    第14期生:Nさん(熊本大学出身)
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    東日本大震災継続支援活動への参加は思い出深い実習の1つです。
    ~浄土ヶ浜(岩手県宮古市)でウミネコに餌をあげるところ~

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