• 文字サイズ
  • よくあるご質問
  • 交通アクセス
  • お問い合わせ
    1. HOME
    2. 学部・大学院
    3. 大学院
    4. 臨床心理学専攻
    5. 臨床心理学専攻Today一覧

    学部・大学院

    人文学部

    現代文化学科
    表現学科
    言語芸術学科
    メディア・
    コミュニケーション学科
    英語学科
    • ネット出願はこちら
    • 資料請求
    • パンフレットをネット上でご覧になれます。
    • 進学相談会
    • 研究室訪問
    • 掲載情報
    • 公式facebook
    • 奨学金・特待生制度について

    大学院 人文科学研究科 臨床心理学専攻

    大学院 臨床心理学専攻Today 一覧

    2017年
    09月12日

    臨床心理士の仕事:修了生から後輩へのメッセージその1

    私は大学院を修了してから、大学病院の神経内科に勤務しています。現在6年目ですが、週2日の非常勤から始まって、徐々に日数が増えていき、現在は常勤の嘱託職員として勤務しています。主な仕事としては、認知症の鑑別のために心理検査・認知機能検査を外来・病棟の患者さんやご家族に実施しています。

    神経内科は認知症だけでなく、パーキンソン病、重症筋無力症など様々な神経疾患の患者さんが来院します。認知症もアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症、脳血管性認知症など種類があります。

    医師が疾患の鑑別をする際に、MRIなどの脳の画像の所見はもちろんですが、認知機能のどの部分が落ちているのかを知るために、認知機能検査や高次脳機能の検査が必要になることがあります。その認知機能検査が当院神経内科での臨床心理士の役割となっています。

    大学病院は研究機関でもあります。認知機能検査を分析してみると、疾患によって落ちる機能が異なっているのが分かります。この疾患はどの機能が落ちるということは、専門分野の人は経験的にわかることもありますが、研究結果を数値で示し発表していくことも必要となってきます。

    大きな病院での勤務で面白いところは、研究ができるということかもしれません。大学院で修士論文を書いていたころは答えが見えなかったり、結果が出なかったりするとなぜか絶望的に感じて心身共にきついものでしたが、今は職場で外来の合間に研究することは面白いと思うようになりました。どのような結果が出ても、それなりに意味のあることなのです。

    臨床心理士の仕事というと、カウンセリングを一番に思い浮かべる人が多いかもしれませんが、勤務する場所、置かれた場所によって、かなり幅広く、多様になっているのではないかと思います。私のように認知機能の検査を主にする臨床心理士は以前は少なかったのですが、今は高齢社会も加速し、クリニックに勤務している臨床心理士も認知症の患者さんに出会うことが多くなったようです。臨床心理士の研修会に行くと、結構、高齢者分野で仕事している人がいます。

    仕事をしていると、時々「私は役に立っているのだろうか」と自問自答したくなることがあります。これから臨床心理士を目指す方たちは、自分の専門性を高めて居場所を作っていくことも必要かもしれませんが、臨床心理士としての謙虚さを是非忘れないで頂きたいのです。臨床心理士も人間ですから性格は様々です。

    よく臨床心理士の仕事を「縁の下の力持ち」と表現されることがありますが、見えないところで「縁の下の力持ち」として仕事をして結果を出すのはなかなか難しいことで、先程の「私は役に立っているのだろうか」という問いが不安とともに現れることがあります。そこで人をかき分けて前に、前に出るのではなく、謙虚に自分と周囲を観察する目を養ってください。女学院の授業を通して鍛えられた自己内省力、対象と環境を観察する力を活かしていけば、解決できるでしょう。但し、よく考えるタイプの人は内省であまり自分をいじめすぎないようにうまくやりましょう。

    大学院で共に悩んだ友人を大切に頑張ってください。苦しい時には必ず味方になってくれます。私の性格から「そこそこの気楽さを持って生きられればねぇ…」と時々思いますが、人間いろいろなので、悩みも様々です。そして、心理面接であなたが向き合っているクライエントも同じ人間なのですよね。
    (第7期修了生Y.Y.)

    2017年
    09月06日

    第13回東日本大震災継続支援が終了しました

    2011年8月から毎年、夏と春2回行われている当専攻の東日本大震災継続支援が13回目を迎え、いつものように岩手県宮古市社会福祉協議会田老センターとコラボ、1週間の支援活動を行いました。

    大学院の実習及び集中講義スケジュールと調整が難しく、院生参加者が3名になりましたので、今回は今まで一番少ない平均7名のメンバーで活動を行いました。その代わり、この活動を通して成長し、臨床心理士として現場で頑張っている二人が貴重な休暇を使い、参加してくれました。この震災支援を自分の臨床心理実践の原点として語る姿は被災者支援だけでなく、被災者の方々がその出会いを通して人を育てるというもう一つの意義を確認することができました。

    最も少ないメンバーでありながらい、12か所に至る場所で、延べ132名にサート(主動型リラクセイション療法)を実施することができました。

    この支援は7年間臨床心理学的手法の震災支援を貫くことによって、被災者の方々に必要な支援をする、支援者が専門性を高める良い機会に出会う、継続することで連携機関や地域の支援者及び被災者との関係が深まる、その中で、被災支援の域を超え、地域支援のステージに展開するといった多面的に、多層的に発展してきました。

    臨床心理士の社会貢献及び臨床心理士養成において貴重な実績であることを改めて考えながら、今後さらに発展させていく予定です。
     

    宮古市生活復興支援センター ブログ
    http://blog.goo.ne.jp/miyakovc

    ブログに掲載された支援活動の様子
    PDF(183KB)

    2017年
    08月10日

    臨床心理士養成カリキュラムを主軸に公認心理師受験資格が取得できるようなカリキュラムを検討しています。

    公認心理師法(平成27年9月9日成立、同16日公布)の施行(平成29年9月15日)を迎えて、当専攻の姿勢と対応についてお知らせします。

    当専攻では2002年4月に福岡女学院大学臨床心理センターを開設、2003年4月に臨床心理学専攻を開設して以来、一人一人のクライエントの全体的な人格と真摯に出会い、その関係性によって人格の成長が生じていくことを自覚し、自分のあり方を内省、研鑽し続けることのできる臨床心理士養成に邁進してまいりました。

    公認心理師法成立後、推移を見守っていましたが、2016年9月から文科省・厚労省の公認心理師制度推進室による公認心理師カリキュラム等検討会・WTが2017年5月末日をもって終了、7月31日全国の大学に対する説明会が行われたこと、これを受け、翌日の8月1日に(公財)日本臨床心理士資格認定協会がホームページを通して早速今後の方針を発表したことにより、具体的な対応の検討が可能になりました。

    そこで、当専攻は、心理学ワールドで初めて公認心理師という国家資格が成立したことは有意義なものであると受け止め、臨床心理士養成の堅持と公認心理師との発展的な相互補完関係により臨床心理士の社会的役割と貢献の更なる充実を目指すという基本姿勢に立っています。そこで、従来通り臨床心理士養成を主軸にしながら、2018年度から公認心理師受験資格が取得できる科目設置について検討しています。

    2017年
    07月15日

    修了生のケース検討会の立ち上げに寄せる思い

    臨床心理実践の現場で4,5年のキャリアを積んだ修了生を中心に、修了生によるケース検討会が立ち上がりました。

    修了生全体に幅広く案内し、参加を促すために、中心メンバーが修了生全体に6月24日に行われた初回の感想を報告し、幅広い参加を促すということで、参加した教員から標記の感想文を寄せました。

    臨床心理士としての自己研さんをおろそかにしない修了生たちの心意気をうれしく思い、教員も心を一つにして応援します。

    修了生のケース検討会の立ち上げに寄せる思い (PDF)

    2016年
    05月31日

    熊本震災支援活動

    4月16日熊本本震以降から5月末まで、当専攻の修了生及び在学生を中心に熊本震災支援活動を行いました。

    主な活動内容は、まず4月18日から自主避難所を中心に、大学で集めた物資を届けることで、熊本市手をつなぐ育成会 しょうぶの里(知的障害者入所施設)、熊本県上益城郡御船町上野地区の高齢者自主避難所、熊本市内でも甚大な被害を受けた東区の小学校避難所を中心に、事前に連絡、各避難所で必要な物資を届けました。集めた物以外に、教員・修了生を中心に支援金が集まり、それによって各地に必要な物を届けることができました。

    in_170823_01.jpg

    in_170823_02.jpg

    in_170823_03.jpg

    もう一つの活動として、益城町総合体育館避難所において、指定管理者の熊本市YMCAと国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンが共同運営している子どものプレイルームにボランティアとして参加しました。当大学大学院臨床心理学専攻修了生及び在学生に呼びかけ、依頼の翌日から2週間に渡ってシフトを組み、お手伝いすることができました。修了生たちはそれぞれの生活がありながらも、すぐに応答してかけつけてくれました。

    一方、ワールドビジョンジャパンは緊急支援で入っているため、5月末までの活動が分かっていたことから、避難所のプレイルームを引き受けることができる地元の子育て支援団体を伝手を通して探したところ、「NPO法人大きな木」の木村由美子理事長とつながり、ワールドビジョンジャパン及び熊本市YMCAの担当者とつなげるためのコーディネートをしました。

    copyright© FUKUOKA JO GAKUIN UNIVERSITY ・ FUKUOKA JO GAKUIN UNIVERSITY JUNIOR COLLEGE