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2011.05.01

大学院

小学校特別支援教育事業に新たな提携校が加わりました

本学大学院臨床心理学専攻では、近隣小学校との提携による「特別支援教育事業」に力を注ぎ、地域貢献とともに、院生の学校臨床心理の実習に役立てていますが、2011年5月から福岡市立三宅小学校との「特別支援教育事業」が新たにスタートしました。これで、本学臨床心理センターと「特別支援教育事業」の提携を結んだ小学校は3校、現在実際修士2年生を「専門的サポーター」として派遣する小学校は計3校となり、7名の修士2年生が派遣されることにました。

「専門的サポーター」と派遣される院生たちは、軽度発達障害または特別支援が必要と思われる児童生徒で、保護者の希望があった場合、有料の契約を結び、学校生活を全体的に支援する働きをします。
先生と生徒、生徒と保護者、先生と保護者をつなぎながら、実際クラスに入ることで生徒のクラスにおける人間関係をつなぎ、様々な情緒・行動の問題の改善を図ります。
担当院生には、クラス全体のアセスメント、生徒本人はもちろん関係者のアセスメントと見立てをすること、保護者との連絡を通して保護者の生徒の理解・関わりを手助け、クラスでは対象児を中心にしながら全体への関わりをするなど、地域援助とアセスメントのトレーニングを徹底的に行うことになります。