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    人間関係学部

    人間関係学部Today 一覧

    2017年
    02月21日

    福岡女学院大学心理学科の特長とは

    福岡女学院大学の心理学科は、こころの問題を抱える人を理解し、支えるための「臨床心理学」、自分の将来像を考え、組織で働くことについて学ぶための「キャリア心理学」をより深く学べる点にその特長があります。
    また、単に講義や演習から心理学の専門知識を学ぶだけではなく、その知識を学生自らが活用し、深化させるための高度な学外活動も準備されています。少人数教育だからこそできる、学生主体の学びです。
     
    とは言っても、なかなかイメージできないことと思います。そこでここでは、数ある“心理学科Today”の記事の中から、心理学科の特長が表れているものを少しだけご紹介します。
     
    「福岡女学院大学の心理学科ってどんなところなの?」
    そんな皆さんの疑問にきっとお答えできるはずです。ぜひご一読ください。
     
     
    講義・演習を通じた学び
     『基礎演習B』で“キャリアインタビュー”を行いました
     授業紹介:臨床心理基礎実習Ⅰ
     キャリア心理学
     心理学フィールドワーク(学校)
     
    学外活動を通じた学び
     社会に貢献する心理学2016
      ~心理学の学びをいかすボランティア活動 その1~
     就職・進学支援活動~家庭裁判所調査官の方に現場の話を聞く~
     朝倉市官学連携事業 ~活動報告会を行いました~
     心理学科の学部3年生が『九州心理学会』で研究発表を行いました~1~
     
    4年後の姿
     教員有志による“卒業研究合同発表会”を行いました
     就職・進学サポート:大学院合格者の声
     卒業生紹介:総合病院の医療事務で活躍中のH.Sさん
     就職活動報告:内定を得た先輩から後輩へのメッセージ
     

    2017年
    02月19日

    就職・進学サポート:大学院合格者の声

     心理学を専門的に学べる大学は多数ありますが、一口に“心理学”と言ってもその内容はとても広いため、どの分野を深く学べるのかは大学によって大きく異なります。福岡女学院大学の場合、こころの悩みを抱える人たちの理解や支援を目指す「臨床心理学」と、企業や組織で働いたり自分のキャリアを形成したりすることを支える「キャリア心理学」を深く学べる点に、その特徴があります。
     特に臨床心理学は、学部だけにはとどまらず、大学院での教育にも力が注がれています。例えば臨床心理学の専門資格に“臨床心理士”がありますが、2015度の本学大学院生の臨床心理士合格率は100%でした。また本学大学院は、臨床心理士になる際に大学院修了後の実習義務が免除される、第1種指定大学院にもなっています(※)。
    ※同指定校となっている大学院は、福岡県の私立大学には4校しかありません(2017年2月現在)。2018年度からは心理学の国家資格“公認心理師”が誕生しますが、本学では第1種指定校の経験と実績を活かし、公認心理師にも対応した教育体制の整備を計画しています。
     
     このため、本学心理学科の学生の中には(そして実は他大学からも!)本学大学院に進学して臨床心理学をさらに深く学ぶ者も多くいます。そこで今回は、大学院に進学する学生に自身の学部時代での学びを振り返ってもらいました。
    (担当:重橋) 

    大学生活を振り返って

     大学に入学すると自由に使える時間が増え、最初はその時間を持て余すこともありました。しかし、部活に入ったり、学園祭で模擬店を出店したり、友だちと遠くに遊びに行くなど、高校生まではできなかったことをたくさん経験しました。また、臨床現場で心理支援をしている年の離れた友人もでき、多くの話を聴かせてもらったことから、心理学という学問の必要性をより感じるようになり、そのことが大学院進学への思いを固めたきっかけの一つになりました。
     大学の講義では臨床心理学に関する実践的な授業が多く、私の成長に影響を与えくれた授業の1つに臨床心理基礎実習があります。これは3人の先生方がローテーションで行う授業で、認知行動療法、ストレスマネジメント、主動型リラクセーション療法(SART)などの実践について学ぶものです。特に認知行動療法は分かりやすく理解することができ、2年たった今でも鮮明に覚えているくらい興味深い内容でした。当時の私は、物事の1面だけを見てそれが全てだと捉えるところがあったのですが、これらの授業を通して物事は多面的で、見方次第で全く違ってみえることに気づくことができるようになりました。また、自分を見つめ直すことの必要性、大切さに気づくこともできるようになりました。これらの実践的な授業を受ける中で、改めて臨床心理士になりたいと思う気持ちが強くなり、大学院進学を志しました。

    大学院進学に向けて

     私が大学院に合格することができたのは、最後まで先生が指導してくださったおかげだと思います。一緒に合格した友人も、先生がたくさん相談に応じてくださったと話していました。心理学科の先生方は面倒見がよく、親身になって話を聴いてくださる方ばかりです。また、図書館は夏休みも開館しており資料も豊富に揃っているので、試験前は図書館をいつも利用して勉強していました。落ち着いて勉強ができる環境、支援してくださる先生方の存在、一緒に頑張る友人が心の支えになり、試験に向けて最後まで取り組み続けることができました。

    4月からの大学院生活に向ける思い

     大学院では大学生の時よりも濃密な時間を過ごせると院の先輩から聞きました。知識を深めることはもちろん、大学生では経験できなかった実習も積極的に行い、自分の理想の臨床心理士像に少しでも近づけるよう努力していきたいと思っています。
    (Kさん 福岡県立香住丘高等学校出身)
     
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    【私のお気に入りの場所 キャンパス内のカフェ】

     

    大学生活を振り返って

     私は高校生の頃に心理学に出会い、実際に大学で心理学を学ぶ中で、悩みを抱える人のための援助ができる臨床心理士を目指したいと考えるようになりました。福岡女学院心理学科では少人数教育に力を入れているため、1・2年次では演習クラス、3・4年次ではゼミの少人数体制の授業があります。特に3年次ゼミでの少人数指導が自分に大きな成長をもたらした教育プログラムだったと思います。人前で簡潔に意見をまとめて説明することが苦手だった私にとって、グループでの調査研究やレジュメの作成、発表等の実践は、大変なことも多くありましたが、分析・考察・他者への説明力向上につながり、また協調性の大切さを学ぶ機会にもなりました。さらに4年次の卒業研究では、ゼミの経験で培ってきたものが非常に役立ちました。
     このように少人数教育だったため、心理学科の講義や進路に関すること、大学生活の中で困ったことなど、様々な面で先生に相談し助言をいただくこともできました。また、同じ演習クラスやゼミの中で一緒に学ぶ中で、多くの友人関係を築くこともできました。私が大学生活で頑張ることができたのは、友人の存在が何より心強かったからだと思っています。

    大学院進学に向けて

     心理学科では、大学院の説明会や大学院入試の過去問の配布、先輩方の過去の受験の記録の閲覧などの細かなサポートが行われています。ゼミの先生方には受験に必要な研究計画書の指導、先輩方には受験に向けての勉強方法など、周囲の方々から多くの支援をいただきました。また、実験や実習といった講義、ボランティア活動などを通して人と関わることについて学ぶという貴重な経験をすることができました。

    4月からの大学院生活に向ける思い

     福岡女学院の大学院(臨床心理専攻)では臨床心理の実習体制が整っていることから、実践的な知識や技能を身につけていきたいと考えています。より深く心理学について学び、臨床心理士を目指したいと思います。
    (Yさん 福岡大学附属若葉高等学校出身)
     
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    【私のお気に入りの場所 情報ラウンジ】
    一人で勉強したり、友達と話したりする際によく利用していました。
    PCルームが近く、コピー機もあって便利でした。

    2017年
    02月14日

    臨床心理士1種指定大学院合格者に対する入学前サポート

     本学は臨床心理士養成1種指定大学院を設けているため、臨床心理士有資格者の学科教員が多く(半数以上)、臨床心理学関連の教育が充実しています。大学院入試では「学内入試」という特別枠での受験も可能です。また、臨床心理学は、学部だけにはとどまらず、大学院での教育にも力が注がれており、2015年度の本学大学院生の臨床心理士合格率は100%でした(※)。このような特徴もあり、臨床心理士資格取得を目指して大学院進学を志し、今年も本学心理学科の多くの学生達が大学院入試に合格しました。
     
     大学院秋季入試に合格した学生達は、大学院入学まで半年間の時間があります。この間を有効に活用するため、本学科では連携している臨床現場に学生達を派遣し(臨床ボランテイア)、現場で活躍する臨床心理士の活動に触れる機会を積極的に提供するなど、大学院進学に向けたサポートを行っています。臨床現場で出会う子ども達や母親達と関わり、こころについて体験的に学ぶ中で、今春から臨床心理士を目指して大学院生になる学生達は何を学んだのでしょうか。今回は、大学院入学前サポートプログラムを体験した二人の学生にその学びを振り返ってもらいました。
    (担当:重橋)
     
    ※2018年度からは心理学の国家資格“公認心理師”が誕生しますが、本学では第1種指定校の経験と実績を活かし、公認心理師にも対応した教育体制を現在整備しています。

    大学院を目指して

     私は中学生の頃に出会った本から情緒障碍児や被虐待児の存在を知り、子どもたちが抱える愛着の問題や環境が与える影響について考えるようになりました。そして臨床心理士になって、対人関係に不安を抱える子ども、周囲の理解を得られずに二次的な障害を抱えることになった子どもたちの支援をしたいと考えるようになりました。また、日常で起こる友人間の不適応や何らかの事情があり学校に登校できない子どもたちにも援助を行いたいと考え、臨床現場での実習が充実している本学大学院に進学し、援助方法の技能を深く学ぶことを目指しました。

    大学院入学前サポートプログラムに参加して

     私は将来福祉の領域で働きたいと考えています。大学院入学前サポートプログラムとして臨床現場を紹介して頂いた時、授業での学び以上に体験を通して成長ができるチャンスだと思い、参加しました。私が参加した臨床活動は、発達に偏りがある0歳から3歳の子どもを対象に、遊びを通してコミュニケーションの力をつけ、身体を動かす楽しさを共有するものです。子どもたちとの関わりは、大人同士による言葉での明確な意思疎通とは違い、表情や行動をよく観察して目線を合わせたコミュニケーションをとることが求められます。参加当初の私は、積極的に関わることが出来ず、大人から距離を取ろうとする子やお母さんから離れない子に対し、接し方が分からずに戸惑うことが何度もありました。しかし、臨床心理士や保育士など専門の先生方にアドバイスを頂き、保護者の方とお話する機会を持つうちに、少しずつこどもたちの普段の様子を知るようになりました。また、子どもが興味を示した遊びを繰り返すうち、次第に緊張が解けて近い距離で「その場を一緒に楽しむ」ことができるようになりました。これらの体験から、臨床現場で求められるのは知識だけではなく、相手を知ろうという姿勢とその場を感じる体験だと気付きことができました。現場の臨床心理士の先生方との関わりや子ども達との関わりは、頭ではなく体験を通して考える機会となり、自分を成長させる体験だったと感じています。

    大学院で学び臨床心理士へ

     私はこれまで頭で考えるばかりで身体を動かすことが出来ませんでしたが、臨床現場で求められるのは、知識に加え相手への関心やその場で自分が感じたことを大事にする力だとプログラムを通して気づきました。これからの大学院生活でも体験から学ぶ大切さを忘れず、多くの人と関わる中で自分を高めていきたいと思います。
    (Mさん 福岡県立春日高等学校出身)
     
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    【プレイルームで制作中】
     

    大学院を目指して

     私は、中学生の時に親子関係が変化することに興味を持ちました。自分について、人について、親子関係について知りたいと思い心理学に興味を持ちました。福岡女学院心理学科に入学し4年間心理学を学ぶ中で、さらに心理学に対する興味が増しました。そして、心理学についてもっと深く学び、将来は臨床心理士になりたいと考えるようになりました。本学の大学院(臨床心理専攻)は実習の機会が多く、また自分自身を見つめ自分を知るための授業や実習が組まれていることもあり、本学大学院進学を目指しました。

    大学院入学前サポートプログラムに参加して

     このプログラムに参加して、実際に気になる子ども達とたくさん関わり、その子を育てているお母様方が抱える悩みを聞かせていただく中で、自分の知らなかった経験や発見、新たな疑問を得る機会になりました。大学入学前の私は臨床現場とは、1対1でカウンセリング行う場だけだと捉えていましたが、大学での学びやこのプログラムを通して、臨床心理士の支援は他領域であり、援助方法も様々であることを体験的に学ぶ機会にもなりました。気になる子達の中には、目線が合にくい子、名前を呼んでも反応があまりない子達がいます。はじめはこのような子たちと関わる時に、少しでも成長につながる関わり方がしたいと思いながらも関わりに難しさを感じていました。しかし、現場の臨床心理士や保育士の先生方の関わり方に触れ、アドバイスを受けながら半年以上関わる中で、それぞれの子ども達のペースや距離感を知り、見守りと適切なタイミングでの反応を行うことが出来るようになりました。また、現場の先生方と一緒に活動に必要な制作をさせていただくもあり、子どもに伝わりやすい形や刺激について学ぶこともできました。

    大学院で学び臨床心理士へ

     大学院では今回サポートプログラムで体験した発達支援の他に、教育、医療、震災支援活動など様々な実習が経験できるため、自分自身を成長させるチャンスになることに期待が膨らんでいます。また、大学院では自分を見つめるための様々なプログラムが組まれているため、臨床心理士養成に必要な自分と向き合い自分を知る体験を大事にしていきたいと思います。
    (Hさん 宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校出身)
     
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    【今月の活動で私達が制作した作品】

    2017年
    02月12日

    卒業研究合同発表会 ~研究の一部紹介と最優秀賞受賞者の声~

     2月2日、心理学科教員有志による卒業研究合同発表会が行われました(詳しくはこちらをご覧ください)。本年度発表された研究の一部をご紹介すると…
     ・人の消費行動について調べた、
       『限定商品における消費者心理
        ―魅力を感じる人と感じない人の性格特性における違い―』
     ・化粧をする女性の心理について調べた、
       『なぜ、私たちは装うか―化粧をする心理―』
     ・うつ病の支援策について調べた、
       『うつ病の受診率の低さについて―早期受診を促す支援のあり方 ―』
    など、いずれも興味深いものばかりでした。
     ご来場いただいた方には、全ての研究の中から特に面白かったもの4編を投票して頂きました。その結果をもとに最優秀賞2編、優秀賞4編が選ばれ、表彰状と副賞が贈呈されました。
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     本年度は、下記の研究が最優秀賞と優秀賞にそれぞれ選ばれました。おめでとうございます!!
    【最優秀賞】
     ・大学生活がキャリア形成に与える影響について
     ・保護者のインターネット利用度が子どもに及ぼす影響
      -肯定的イメージと情報活用能力に関して―
    【優秀賞】
     ・カラフルな私の世界~エピソードから広げる共感覚者の心理~
     ・言語化とネガティブ感情の関連について
     ・「共感」と「同情」は似て非なるものか
     ・幼少期と青年期の愛着スタイルにおける関連
     
     今回、最優秀賞に輝いたH.T.さん(福岡県立福岡高等学校出身)には改めて卒業研究を振り返って頂きました。また、今回の卒業研究合同発表会を見学した1年生のH.M.さん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)にも感想をお寄せ頂きました。H.T.さん、H.M.さん、ありがとうございました!!
    (担当:分部)
     
     私は卒業研究で、「大学生活における進路決定とキャリア形成支援」について定量調査を行いました。これは、学びを中心とした学生生活の充実とキャリア形成との関連性を調べることで、大学で行うべき学生のキャリア支援の在り方を明らかにするというものです。
     4年生になり周りの友人が卒論の研究テーマを決めていくなか、私は研究の方向性を定めることができませんでした。そこで、3年間の授業でとってきたノートやファイル数十冊を読み返し、自分の些細な疑問、興味・関心を加えながら、納得のいくテーマを探すことにしました。
     私は、大学は社会に一番近い教育機関であることから、専門分野の学びを得ると同時に自分の将来を考える場所と考えていました。一方で、他大学も含めて、「将来の夢がない」「何も考えていない」という大学生も少なくありません。そこで、大学全体の取り組みとして、キャリア支援に今以上に力を入れる必要があるのではないかと考えるようになり、先ほど述べた研究を行うことにしました。このように、一見科学的な研究としては成立しがたいように見える日常的な疑問を扱い、検証できる点は心理学の醍醐味だと思います。
     執筆に際しては、まずは30以上の先行研究を読むことから始めました。複雑なデータを解析する必要もありましたが、2年次の「心理学統計」で学んだことが大いに活かされました。また、考察を執筆する際には結果と考察が混ざってしまったり、論理性に欠ける文章になったりしがちでしたが、先生方にアドバイスを貰ったり、ゼミの友人らと互いに意見を出し合ったりしながら少しずつ進めました。ここでも3年次の「心理学実験」での経験が大いに役立ちました。
     このように、大学で習得した学びと経験が凝縮された卒論はまさに4年間の集大成といえます。また、学生ごとにテーマは違えども、ゼミの仲間と共にがんばることができ、苦労の中にも達成感ややりがいを感じることができました。
     卒業研究合同発表会では、最優秀賞という素晴らしい賞に選んでいただき、とても光栄です。また、沢山の学科の先生方や職員の方々、後輩学生が私の発表に興味をもってくださり、話を聞いてくださったことがとても嬉しかったです。「自分自身で路を開いていく」という卒業研究での経験は、社会人になっても自信となり、私を支えてくれると思います。
    (H.T.さん 福岡県立福岡高等学校出身)
     
     私は卒業研究発表を見て、先輩方の研究の考察の深さに圧倒されました。最も印象に残った研究は大学や就職に関する研究でしたが、その研究では、結果から分かったことや考えたことだけではなく、今の日本の現状や傾向なども織り交ぜた話をされていたため、より掘り下げられた考察になっていました。また、説明する際も日常でよく使用するような言葉を使って、「○○な人ほど△△」というような形で簡潔に分かりやすくまとめられていました。さらに、その考察によって最初に立てた研究の目的が達成されており、研究が最初から最後までつながっていました。それを見て、「これが『研究』なんだ」「『研究』ってこういうことなんだ」と学ぶことができました。
     今の私には、自分なりに考察する力などの力量はまだ備わっていないと思います。しかし、3年後に私が研究発表をする側になったときには、誰が見ても納得してもらえるような研究発表ができるように、学んだことをしっかり自分のものにしていきたいと思います。
    Hさん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)

    2017年
    02月10日

    心理学科では、新入生の皆さんをお待ちしています!! ~2017年度新入生一泊研修の第一回メンターオリエンテーションが行われました~

     心理学科では毎年4月に新入生を対象とした一泊研修を行っています。今年も4月5-6日の日程で一泊研修が実施されます。この一泊研修の目的は、新入生の皆さんが大学生活を送る上で最初に知っておくべきこと(高校までと違う授業の仕組みや時間割作成)をきちんと理解できるようにすること、そして、これから4年間を共にする友人や教員との良い関係をつくることです。この研修を通して、皆さんの不安や疑問が解消され、スムーズに大学生活がスタートできるよう説明会やレクリエーションが計画されています。
     
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     【宿泊先のホテル:ザ ルイガンズ】      【一泊研修の様子】
     
    とは言え、わからないことをいきなり大学の先生に尋ねるのは難しい…と感じる人もいるかもしれません。そこで、心理学科では昨年度より、メンター制度を導入し、現在の2年生(新3年生)に新入生の相談にのったり、見守りをしたりする役割を担ってもらうことにしています。ほんの2年前、ドキドキしながら一泊研修に参加した先輩方だからこそ、新入生の皆さんの目線で相談にのることができます。メンターに選ばれた9名の2年生と1名の大学院生は、心理学科の代表としてふさわしい素晴らしい先輩方です。
     
     さて、1月31日に行われた第一回目のメンターオリエンテーションでは、学科長からの激励の言葉とメンターの指導をご担当の先生方からのお話につづき、当日の流れやメンターの役割確認が行われました。また、メンター同士での新入生に対する助言や指導を充実させるための話し合いも行われ、自分達が1年生の時に戸惑ったことや知りたかったこと、2年間の大学生活を経た今だからわかる「1年生の間にしておけばよかったこと」について活発に意見が交わされました。
     
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     【メンターの話し合い~新入生を迎えるために~】

     異なる個性を持ちつつ、それぞれに魅力的なメンターの先輩方が、新入生の皆さんとの出会いを楽しみに、準備を始めています。
     桜の季節、安心して大学生活を一緒にスタートさせましょう!
    (担当:白澤)
     
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     【キャンパス内の満開の桜】

     

    2017年
    02月07日

    『基礎演習B』で“キャリアインタビュー”を行いました

     1年生対象の必修科目『基礎演習B』では、本年度“キャリアインタビュー”を実施しました(詳細はこちらをお読みください)。今回は、進路就職課の女性職員にインタビューを行ったI.M.さん(福岡県立城南高等学校出身)の感想を紹介します。アポイントメントやインタビューなどは、これからの大学生活だけでなく社会人生活でも幾度も経験していく場面になりますが、それらの基礎力を培う上で今回の活動は重要なOJT(On-the-Job Training)になったようです。感想を寄せてくれたI.M.さん、ありがとうございました!
    (担当:分部)
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    【女性職員にインタビューする学生】 【インタビュー内容を発表する学生】
     
     今回の基礎演習では、進路就職課の方に「今のうちから就職に向けてやっておいた方がよいこと」や「仕事と家事・育児の両立の仕方」などについてインタビューを行いました。
     進路就職課の方にインタビューをするとなった時、恥ずかしながら、私はアポイントメントの取り方さえ知りませんでした。どういった言葉を使えば良いのか、どのように文章を書けば良いのかが分からず、「間違った文章を送って『こんなことも書けないのか』と思われるのではないか…」と、何度も頭を悩ませました。
     文の書き方が分からないことは正直情けないと思いつつ、きちんとしたアポイントメントを取るための文章を完成させるために、文の書き方に関する本を読んだり、言葉一つ一つの意味や使い方を辞書で学んだりしました。初めて知る言葉や、知っているつもりでも、実は使い方が間違っていた言葉も沢山あり、最初は戸惑いましたが、学んでいくにつれて、文章や言葉の使い方が段々と上達しているのが自分でも実感できました。また、インタビューの時に、「アポイントメントをとる時のメールを打ったのは誰?すごく丁寧できちんとしているなと思った」と言われ、うれしい気持ちが込み上げてくると同時に、頑張った分だけ、以前の自分に比べて成長できたのではないかと感じました。
     この経験から私は、語彙力や文章力、構成力の重要性に気付きました。これらの力を身につけておくことで、アポイントメントの取り方に限らず、文を書く場合などでも苦労をしなくて済み、目上の方に失礼のない文章を書くことができます。また、インタビューをしていて気付いたことですが、アポイントメントの勉強をしながら語彙や文の構成を学んだ私は、いつもより相手の話を理解するのが早く、質問への回答を予測しつつ臨機応変に対応することができました。この体験から、これらの力は“書く”ということだけでなく、自分と相手とのコミュニケーションにも必要ということが分かりました。
     今回の一連の学びを契機に、残りの大学生活を使って、社会に出た時に対応ができるよう、語彙力や文章力、構成力などをしっかりと鍛えておきたいと思います。
    (I.M.さん 福岡県立城南高等学校出身)

    2017年
    02月03日

    教員有志による“卒業研究合同発表会”を行いました

     本年も、4年生たちが自分の卒業研究を発表する“卒業研究合同発表会”を行いました。
     『心理学の卒業研究』と言ってもその内容は大学ごとに大きく異なりますが、本学では仮説検証型が大半です。仮説検証とは、(人の考え・行動・性格などについて)“~ではないか?”という仮説を立て、その仮説が正しいかを調べるためにデータを集め、検証するというものです。
     これは簡単な作業ではありません…心理学の研究を学ぶ、自分で独自の仮説を考える、データを集めるために実験や調査を行う、集めたデータを統計的に解析するなど、多くの困難があります。しかし学生たちは、『心理学概論』などを通じて心理学を学び、『心理学実験』や『心理統計』を通じて仮説検証の練習を何度も行い、『人間関係学演習』や『卒業研究』で教員の指導を受けながら実際に自分の研究を進めてきました。その4年間の集大成を発表する場が“卒業研究合同発表会”となります。
     
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    準備する4年生
     
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    発表する4年生
     
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      今年も多くの人に来て頂きました。他学科の教員の方々、事務職員の方々、来年度は発表する側になる3年生、そして心理学を学び始めたばかりの1・2年生。本当にありがとうございました!!“4年間頑張ったからこそ、多くの人に聴いてもらいたい”、そんな4年生の気持ちにお応え頂いたことに、心から感謝申し上げます。
     
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     “どんな研究が発表されたの?”
    そちらについてはこちらをご覧ください!!
    (担当:分部)

    2017年
    02月01日

    2月2日卒業研究発表会が行われます!

     2月2日に卒業研究発表会が開催されます。自らの関心にもとづいて設定するテーマのもとでの卒業研究は心理学を学んだことの締めくくりであると同時に、社会人として求められる問題発見能力、問題と関わるデータの収集と分析、問題解決までの道筋などを科学的に説明する能力を培います。写真は、卒業研究発表会に向けてゼミ内発表会を行っている様子です。研究テーマの一部を紹介すると・・・
     ・青年期の親子関係ー青年期危機説と青年期平穏説の視点からー
     ・SNSとの付き合い方-Twitter利用におけるマナーと対処方法-
     ・青年期の対人不安意識と他者との関係性 など
     興味深い研究が多数発表されますので、在校生の方はぜひ足を運んでみてください。
     
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     苦労しながらも互いに助け合い卒業研究に取り組んだ4年生。今、学生達はどのような思いでいるのでしょうか?Y.NさんとM.Tさんの発表会に臨む思いを紹介します。
    (担当:重橋)

    卒業研究発表会に向けて

     卒業研究を振り返ると3年生の初めてのゼミでの私と、発表会を目の前にしている今の私では一皮むけたような実感があります。初めは資料も思うように集まらず、短い論文を読むことにも慣れず、本当に時間がかかり大変でした。私にとってゼミは緊張と焦りがいっぱいの時間でした。そのような中で、自分が焦点を当てて集中しなければならないところ、一番時間を浪費しているところに気づけたことは、少しですが気持ちの余裕を持つことにつながりました。はじめは理解が追いつかないままゼミに参加していましたが、4年の中盤では自分の発言に自信が持てるようになり、友人たちと意見交換ができるようになっていました。卒業研究発表会は、慣れない統計ソフトを使ってのデータの分析、自分の考えに偏ってしまいがちな考察の軌道修正など、ゼミの皆と相談し協力しあってできた集大成です。初めて聞く人にもわかりやすく理解していただけるような発表にしたいと思っています。
    (Y.Nさん)
     
     これまでは卒業研究発表を聞く側でしたが、今年は自分が発表をする側になりました。先輩方の研究は、十人十色で非常に興味深く、説明や展示のメモを取りながら聞いていたことを覚えています。私は卒業研究を進める中で、自分の意見を持つことや考えをまとめ伝えることが苦手であるということに気づきました。しかし、卒業研究発表会を無事に迎えられるのは、ゼミの皆と一緒に真剣に意見を交換していた時間あったからこそだと思います。この時間は、本当に私の中で大事でかけがえのないものになりました。今回の発表会では、私たちがそうだったように、見に来てくれる後輩にとって今後研究に取り組む時の参考になったり、少しでも記憶に残り学びに繋がる研究との出会いになれば嬉しく思います。
    (M.Tさん)

    2017年
    01月29日

    社会に貢献する心理学2016~心理学の学びをいかすボランティア活動 その4~ 「と~く・る~む」を紹介します!

     今回は「と~く・る~む」を紹介します。これは大学院臨床心理学専攻の修士課程1年生が中心となって行っている実習活動です。この活動には心理学科の学生(3、4年生)がボランティアで参加しています。大きな目的は生徒の「お姉さん的存在」として、学校の中で「ほっとできる居場所」を生徒に提供するものです。このようにして思春期を生きている中高生への理解を深める体験をしています。そうして養護の先生や他の先生方との連携を実践的に学んでいます。活動場所は福岡女学院中学・高校に出向き、保健室に隣接する部屋で、週1回火曜日の昼休みと放課後に活動をしています。
     活動内容は、昼休みはお弁当を食べながら、生徒が好きな話題を話すことが中心になっています。放課後は生徒が好きな話題を話すだけでなく、用意されたイベントを行なっています。ちなみに1月は、「書初めをしよう!」と書初めが行われています。また「と~く・る~む通信」を毎月発行し、全生徒と先生方に、広報活動を行っています。単発で来る生徒が多いですが、常連になって来る生徒もおり、生徒の居場所の一つになっています。
     この活動は、「スクールカウンセラー活動」の前段階の実習として位置づけられていますので、将来スクールカウンセラーや教育領域などでの仕事を志望する人には、役に立つのでお勧めです。以下にボランティアをした学生Aさんの感想を紹介します。
    (担当:原口)

    「と~く・る~む」活動に参加した感想

     と~く・る~むのボランティアでは、中学生や高校生と主に話をしながら、月のイベントを行います。この活動では中学生や高校生、また大学院生など普段関わることのない人といろんな話ができるため、とても新鮮で有意義な活動となっています。
     ボランティア活動を通して、改めてコミュニケーションを取ることの難しさというのを実感しました。講義や実習の授業で話の聞き方など、人との関わり方を学んできましたが、実際に初対面の人と話をするのは、なかなか実習のようにはいかず、自分の思うようにできないこともありました。しかし、実際に現場を経験することによって、身につけた知識を実践に活かすだけでなく、講義で学んだことを実践することによって改めて理解できるようになることもありました。また、自分の話し方や話の聞き方について気づくなど、自己理解にもつながる経験になったように思います。
     さらに、この活動では大学院生の方たちと一緒に行うため、大学院生の関わり方を見ることによって多くのことに気づき、また様々なことを学ぶことができました。「と~く・る~む」のボランティアでは楽しい時間を過ごすだけでなく、普段初対面の人に対して人見知りをする自分が、積極的に話しかけることができるようになるなど自己成長にもつながる、とても貴重な活動になっていると思います。
    (3年:Hさん)
     
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    【とーく・るーむの準備風景(生徒達が来室する前に)】

    2017年
    01月26日

    『基礎演習B』で“キャリアインタビュー”を行いました

     1年生対象の必修科目『基礎演習B』で、“キャリアインタビュー”を実施しました。これは、厚生労働省でも取り上げられているキャリア教育プログラムを参考に本学科が独自に作成したもので、就職活動を終えた4年生や進路就職課で働く女性職員に将来や人生(キャリア)に関するインタビューを行い、その内容を発表するものです。
     インターンシップや4年次の就職活動から、結婚やその後の仕事(特に家庭と仕事の両立)については、多くの学生が疑問や不安を抱いています。そこで、学生たち自身がその疑問や不安を“質問”という形で表現し、アポイントメントを取った上で先輩たちにそれらを投げかけ、得た答えと自分たちの考えを皆に発表するという作業を行いました。これを通じて、“自分の考えを明確化する”“他者の話を聴く”“プレゼンテーションを行う”などの技能を磨きつつ、自分の将来に関する意識(キャリア意識)を養うものです。
     
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    【女性職員にインタビューする学生】   【インタビュー内容を発表する学生】
     
     では、今回の授業を通じて学生たちはどのような学びを得たのでしょうか?今回は、メガバンクから内定を得た4年生にインタビューを行ったS.Y.さん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)の感想を紹介します。
    (文責:分部)
     
     私たちのグループでは、心理学科の4年生の先輩に、就職活動を念頭に大学生活を充実させるためにはどうすれば良いかについてインタビューを行いました。
     作業はインタビュー時の質問を考えるところから始まりましたが、最初に候補として挙がった質問は「就活で大変だったことは?」「大学生活でやっておいて良かったことは?」など、具体性に欠けるものでした。先生に「なぜその質問をしたいのか?」と聞かれても答えることができず、「就活が不安だから聞いておきたい」といった理由しか挙げられませんでした。
     そこで、自分たちが漠然と感じている不安に「なぜ自分たちは不安に感じているのか?」という問いを立て、もう一度質問を考え直しました。その結果、「就活のスタートが遅れないかが不安だ」や「自己分析は大変だと聞くから不安だ」といったように、自分たちを不安にさせている要因を明確にすることができました。そして、自分たちが本当に聞きたいことは、「それをどうやって乗り越えたのか」や「この方法にはこういうメリットとデメリットがある」などの解決策・予防策と自分への適合度であったことに気づきました。
     これらの改善を行ったことで、「自分を不安にさせる要因は何なのか」が明らかになり、自分自身を理解するきっかけになりました。そして何より、先輩に投げかける質問一つ一つに理由や目的を持たせることができたため、先輩の答えを掘り下げるためにその場でさらに質問を出せるなど、非常に充実したインタビューにすることができました。
     今回の活動から、将来に対する不安に向き合う姿勢を学びました。最初は、将来に漠然と不安を抱いているだけでしたが、それでは解決までの道のりは遠いことが分かりました。そして、不安の原因を考える姿勢を学ぶとともに、その姿勢こそが解決の糸口になることが分かりました。今後も将来に対して不安を抱くことは多いと思いますが、今回の活動で得られた学びや先輩からのアドバイスを活かして原因に対処し、自分の納得いくキャリアを形成していきたいと思います。
    (S.Y.さん 福岡県立筑紫中央高等学校出身)

    2017年
    01月23日

    授業紹介 「人間関係学演習(3年ゼミ)」

     人間関係学演習(3年生のゼミ)は、1・2年次の基礎的な学習を基盤として、専門的に心理学の学びを深め、4年次の卒業研究へと発展していく授業です。今年度の人間関係学演習では、まずはそれぞれが心理学に関して「面白そうだと思うこと」、「もっと詳しく知りたいこと」を言葉にしてみるという作業から始めて、グループディスカッションを経てテーマを決め、グループ研究に取り組みました。自分の素朴な興味や疑問を言葉にして他者に伝える過程で、考えは少しずつ整理され、問いの輪郭がはっきりしていきます。また、他の人の言葉に耳を傾けるとき、私たちの中に新たな気づきが生まれます。
     後期は、前期終了時の個別面談の結果を踏まえ、表現療法の実習や施設見学(注1)といった体験を通した学びも取り入れました。また、児童虐待や遊戯療法の実際、発達障害といったテーマについて、皆で考え、話し合う時間も持ちました。このように、白澤ゼミは学生が主体となって学び、創り上げていく場です。
     ゼミ生は現在、卒業研究の準備を進めているところです。私は、卒業研究を学びのゴールではなく、真の意味での学びのスタートだと考えています。ゼミ生には、卒業研究を終えた時に「さらに学んでいきたい」と思うようなテーマを見出してくれることを願っています。
    (担当:白澤)
     
    注1 施設見学の報告はこちら 「こども総合相談センターえがお館見学報告」
     
                
     白澤ゼミは、人数が多く賑やかで、ゼミ生と先生の仲がとても良いゼミです。ゼミ生一人一人が自分の意見や興味のあることを発表する形でゼミが進んでいくため、発言する力が身につきます。特に、発表する際に、意見を聴く側のメンバーがきちんと集中して聞いてくれているのが伝わってきて、安心して自分の意見を言うことができる環境が作られていると思います。ゼミでの活動もグループ研究や、施設見学、心理療法(コラージュ療法、箱庭療法)の体験など、盛りだくさんの内容でやりがいを感じます。また、先生との個人面談やクリスマスパーティーなど、ゼミ生と先生との交流も充実していて、学びもあり楽しさもたくさんあるゼミです。
    (M.Yさん:佐賀県立鳥栖商業高等学校出身)
     
     私達のゼミは、学生が主体となっており、ゼミの方針や内容もメンバーの興味・関心から構成されているため、色々な分野が取り入れられていて興味が尽きません。特に印象に残ったのは、施設見学で児童相談所を見学したこと、箱庭療法を体験できたことです。なかでも箱庭療法は、学部生のうちに体験することはないと思っていたため、実際に箱庭を触って、作って、分析の方法を学び、貴重な体験が出来たと感じています。
    (O.Kさん:福岡海星女子学院高等学校出身)
     
     ゼミでは、グループでテーマを決めての調査や施設見学、箱庭療法、コラージュ療法の体験などを行いました。特に、箱庭やコラージュの体験では、講義で学んだことをより深く理解することができ、印象に残っています。ゼミの雰囲気もとても良く、それぞれがやるべきことを頑張れるメンバーなので、協力し合うことが出来ていると感じます。最初は不安でしたが、今は白澤ゼミに入ってよかったと思っています。
    (I.Rさん:大牟田高等学校出身)
     
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    2017年
    01月21日

    講演会紹介 「こころとたましいの回復の時代を生きる」

     2月4日(土)に福岡女学院大学臨床心理センター地域講演会が開催されます。講演会では、心理学科教員の中川憲次先生、原口芳博先生が話題提供、長野剛先生が指定討論を担当します。

     テーマは、「こころとたましいの回復の時代を生きる」です。近年ストレスによる心身の不調、またそれに起因する様々な事件などから、心のありようや健康がますます注目されています。最近の事件・事象の多くは「人がこころを忘れ、たましいの安らぎをえていない」ために生じているのではないでしょうか。講演会では、「こころとたましいの回復の時代を生きる」というテーマをもとに、活発な議論を展開していきます。
     人の「こころ」に興味がある方は、ぜひ、いらしてください。
    (担当:重橋)
     
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    2017年
    01月19日

    社会に貢献する心理学2016 ~心理学の学びをいかすボランティア活動 その3~

     心理学科では、大学内で知識を得るだけではなく、実際に「動く(行動する)」学びも重視しています。実社会との関わりを大切にし、他者の援助に主体的に取り組む活動は、社会貢献だけではなく、学生自身の自己成長を促します。2016年度3回目の報告は、「春日西中学校ボランティア活動」についてAさんに体験を報告してもらいます。Aさんありがとうございました!
    (担当:米川)
     

     ボランティア活動では、中学生の学習支援を行っています。勉強している中で分からない問題を解説し、一緒に問題を解くなどの活動を行っています。休み時間になるといろいろな生徒と交流します。また、先生方やその他の専門家の活動を見ることもできます。教育に関わる専門家の方々と接する機会は、この活動に参加していなければ体験することがない非常に貴重な体験です。心理学以外の視点から子どもを捉え、考える機会にもなっています。また、大学の講義では学ぶことが難しい実際の教育現場の雰囲気を体感できることも、ボランティア活動の醍醐味だと思います。さらに活動を続ける中で、生徒が成長する過程を近くで見ることができることも大事な体験だと思います。
     生徒がつまずいている問題や分からない問題について解説をする時に、「教育心理学」の講義で習った内容が役立ちます。学習支援を通じて、何かを「教える」ことや「理解できる」ように援助するためには、自分の経験に頼るだけではなく、理論的に裏付けがある方法を用いることが大切なことを考える機会になりました。休み時間に生徒と話す時に、ふと「発達心理学」や「青年心理学」の講義の内容が頭をよぎることもあります。この活動に参加することを通して、もっと心理学について学んでいきたいという気持ちが強くなりました。
     大学の講義で心理学に関する知識を学ぶことは大切です。しかし、心理学を学ぶことでどのような貢献が出来るのかを頭の中で考えるだけでなく、実際にボランティア活動を体験する中で考えることも大切なことだと思います。活動を通してしか得られない気づきもあるからです。大学では様々なボランティア活動の募集があります。後輩の皆さん、何か1つでも参加してみてはどうでしょうか。
    (心理学科4年 Aさん)
     
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    2017年
    01月15日

    テーマコラム 心理学科での学生の「成長」第4回 その授業で何するの?成長のためのカリキュラム

     テーマコラムでは、「心理学科での学生の成長」という同じテーマのもと、学科の教員がコラムを執筆して意見や考えを発信しています(注1)。第4回は、認知心理学を専門とする分部先生のコラムをお届けします。心理学科で受講できる科目やそのつながりについて、新しい気づきを得ることができると思います。どうぞご一読ください。
     
      注1)過去のテーマコラムはこちら 第1回 第2回 第3回
     

    テーマコラム 心理学科での学生の「成長」
    第4回 その授業で何するの?成長のためのカリキュラム
     
     本学HP内にカリキュラムの紹介(こちら)がありますので、一度ご覧ください。「社会心理学」「心理療法基礎実習」「フィールドワーク」など、心理学科でしか受講できない科目が種々用意されています。
     では、なぜその科目が心理学科では用意されており、しかもその学年で学ぶようにされているのでしょうか?その答えはずばり、「学生が成長の階段を一段ずつ上がっていけるように」です。
     例えば2年次のところを見ると、「心理学実験」や「心理統計」などの科目が目に入ります。これらは、心理学の研究を自分で実際に行ったり、そこで得られたデータを解析したりする力を養うための科目です。この力は、3年次以降に卒業論文に向けて心理学の研究を行うためにも、さらには大学卒業後に会社などでデータを収集・解析したり批判的に検討したりするためにも、絶対に欠かせないものです。その習得に向け、心理学科では「心理学実験」や「心理統計」などの科目が準備されているわけです。
     とは言え、「心理学実験」や「心理統計」で扱う数理関係は学生たちの拒絶反応が小さくないことも事実。そこで、さらにその前の1年次に受講する「心理学概論」では、実際の研究結果(図表など)を読み解きながら心理学の知識を学びます。これにより、学生たちが心理学の数理的な面に少しずつ慣れるようにされています。
     このように心理学科の全ての科目は、実は学生が着実に成長できるようにこっそり設計してあります。1年次では図表を見ただけで嫌悪感を示していた学生たちが、3年次にもなれば自分で研究計画を立て、実験を行い、データを解析し、さらには他大学の大学院生や大学教員に混ざって学会発表するようになる姿を見ると、そうなるように設計されているとは言え、いつの間にか多くの階段を上がっていたことを痛感します。
     
     では、学生たちは心理学科で得られる成長についてどう捉えているのでしょうか?ゼミ生の一人であるM.H.さん(久留米信愛女学院高等学校出身)に、考えを寄せてもらいました。M.H.さん、ありがとうございました!!
    (担当:分部)
     
     
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    女学院の池にいる鴨のヒナ ―学生の癒しでもあり象徴でもあり―
     
     私が心理学科で得られた一番の成長は、自分を客観的に見る力です。
     高校の頃まで、私は自分ができないことを「できない」と認めることができませんでした。私が「できない」と言わないため周りも先に進んでしまい、できないことはさらにできなくなるという悪循環でした。
     大学1年生になり、『認知心理学』という授業で自分の認知(文責者註:知っていることや考えていること)を認知する「メタ認知」を知りました。そのときはあまり気に留めませんでしたが、私自身の考え方が変わり、成長するきっかけになりました。
     その後で履修した『心理統計基礎』という授業で、エクセルを使って標準偏差や偏差値を計算する課題がありました。私は説明されたエクセルのやり方が何も理解できませんでした。高校の頃であれば誰にも相談せず、解決できないまま終わっていたと思いますが、このときは1年で習ったメタ認知を何となく思い出し、自分ができないことは「自分はできていない」と素直に認めようと思いました。そして、自分ができないこと、助けが必要であることを素直に友人に伝えたところ、マンツーマンで教えてもらうことができ、エクセルも使えるようになりました。
     このときに私ができるようになったことはエクセルの表計算で、技術としてはとても小さなことです。しかし自分の現状を素直に認めることで、私はできないことを一つ克服し、自分を成長させることができたと思っています。また、できなかった自分ができるようになったことで自信がつき、できないことにも逃げずに向き合えるようになったと感じています。
     心理学科で自分を客観的に見ることがどのようなものかを学んだことで、自分自身に向き合うきっかけになり、成長に繋がったと感じています。
    (M.H.さん:久留米信愛女学院高等学校出身)

    2017年
    01月11日

    『心理統計応用』を学んで

     本学科では、前期に『心理統計基礎』、後期に『心理統計応用』という演習科目が準備されています。日本では文系に位置づけられる心理学科で統計を学ぶと聞くと、「なぜ数理処理的な統計学が必要なの??」と疑問に思ったり、「数学が苦手な自分がついていけるの…?」と不安に感じられたりする方もいます。後者の不安については、すべての学生が平均値(算術平均)しか知らない状態からゆっくり学んでいきますのでまず問題ありませんが、前者の疑問について在校生はどのように感じているのでしょうか。
     本年度、『心理統計基礎』『心理統計応用』を受講したY.C.さん(福岡県立明善高等学校出身)に心理統計についての考えを寄せてもらいました。Y.C.さん、ありがとうございました!
    (文責:分部)
     
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     心理学は「人間の理解」をめざす学問と言われますが、人間の理解をめざすにあたり、人間の行動に関する実証的データの取得と分析が必要になる、これが心理統計の必要性ではないかと思います。
     心理学では人を理解するために実験や調査を行い、データを集めますが、人のデータには大きな測定誤差と個人差が含まれています。そのため有意性検定を行うことで、得られたデータが測定誤差と個人差以上のものであるかどうかを客観的に判定する必要が生じます。得られた平均値などをそのまま鵜呑みにするのでも、個人的で曖昧な基準で判定するのでもなく、「統計」というバイアスの少ないものを通して客観性のある判断を行うということです。これにより、人間が陥りがちな、先入観などによってモノの見方が偏るといったことも避けることができます。
     『心理統計応用』を学ぶまでは、心理学で統計処理を行うなど思ってもいませんでした。しかし、心理学という一つの学問の中には数値的処理も含む様々な分野があること、これが心理学のおもしろさではないかと日々感じています。また、心理統計は様々な実験や調査などで得たデータをもとに人間の理解をめざす心理学の原点でもあると思います。心理統計は私にとって心理学の幅をさらに広げるものになっています。
    (Y.C.さん:福岡県立明善高等学校出身)

    2017年
    01月06日

    テーマコラム 心理学科での学生の「成長」第3回 成長を支えること

     テーマコラム「心理学科での学生の成長」は、学科の教員が同じテーマでコラムを執筆し、意見や考えを発信しています(注1)。第3回は、個人の成長を支えることについて、臨床心理学的な視点から考えます。どうぞご一読ください。
     
     注1)過去のテーマコラムはこちら 第1回 第2回
     

    テーマコラム 心理学科での学生の「成長」
    第3回 成長を支えること
     
     先日、卒業生が研究室に顔を出してくれました。彼女は、現在は教育関係の仕事をしているのですが、職場の同僚が子どもたちは何を考えているかわからないと言っているときにも、自分には大学時代に学んだ心理学の知識があることで理解ができ、心理学科で勉強したことが役に立っていると言っていました。教え子たちからも慕われ、楽しく仕事をしている様子で、少し頼もしくなったように感じました。
     
     この卒業生も言っていたように、心理学の知識は実社会で役に立つことも多く、心理学の理論や知識を学ぶことはとても有益です。ただ、こうした理論や知識を自分の中に取り入れ、活用できるようになるまでには、何があるのでしょう。この卒業生から感じた「頼もしさ」は彼女の成長を示していると思いますが、そうなるまでには何が起こっているのでしょう。
     
     学生の成長を感じるのは、たとえば何かの実習を行ったときなど、何らかの課題を自分たちで試行錯誤して取り組んだときが多いように思います。では、とにかく実習のような実践的なことをさせればいいのかと言うと、必ずしもそうとは言えないように思います。こちらも感心させられるような成長が見られるのは、やはり学生たちが真剣にその課題に取り組んだときです。簡単にはいかないところを、一生懸命に頭をひねって答えを導き出したとき、それまでよりも理解が深まり、一段レベルの高いものが生み出されます。悩むことは必ずしも楽しいことではないですが、安易な解決に流されず、本気になって課題に取り組むことは、成長のために必要なことのように思います。
     精神分析家のザルツバーガー・ウィッテンバーグは、学ぶことには欲求不満や無力感が伴うけれども、それらの苦痛が抱えられることの重要性を、精神分析の立場から指摘しています。課題に根気よくより組むことができる子どもがいる一方で、スムーズに解決できないことから生じる苦痛のために集中できなくなったり、投げやりになったり、「こんなもの無意味だ」と価値下げをしてしまったりといった行動をとる子どもがいます。そのような子どもは、自分の心の中から欲求不満や無力感といった苦痛を排除しようとして、そのような行動に至っているのですが、結果的にそれをぶつけられる教師の方も、イライラさせられるなど苦痛を経験することになります。そのために、子どもも教師も、その苦痛を即時的に消し去ってくれるような解決策を求めようとする心の動きが起こってくるわけですが、そこでまずは教師が、苦痛から逃れるためだけの安易な解決に走らず、その苦痛を抱え、子どもたちが根気よく取り組み続けることを支えることが重要だと言います。それによって、子どもたちは経験から新しい知恵を獲得し、また、ものごとを解決していくための力が自分の中にもあることを見出します。それは希望の源泉となり、その後の取り組みにおいて自分の支えとなってくれるのです。
     
     「頼もしさ」というものは、少し独り立ちができてきた感じと言うこともできるでしょう。冒頭にあげた学生も、今や独力で苦痛に耐えながらものごとに取り組み続けることが可能になってきたのだと思いますが、その力は、周囲が一緒になって苦痛を抱え、支えてくれることの積み重ねによって、身についてきたのだと思います。
     
     ここで述べたことは成長に関わる一側面に過ぎないと思いますが、このような成長の背景で起こっているさまざまな心の働きついて心理学では学ぶことができます。成長に関わる心理を学生と共に学びながら、同時に私も一教員として、一人一人の学生が成長していくことを支えていきたいものだと思いますし、また、人に支えられて成長した学生が、今度は次世代の成長を支えていってくれるなら本当に嬉しいことです。
    (担当:富永)
     
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    2017年
    01月01日

    あけましておめでとうございます。

     あけましておめでとうございます。
     
     今年は、福岡女学院大学心理学科にとって、新たな出発を準備する時となります。
     2015年に成立した「公認心理師」法の元に、現在、関係者によって、資格取得に必要な科目等が検討されています。何といっても、公認心理師は、心理学領域での初めての国家資格ですから、どのような教育が必要なのかが慎重に考えられているようです。決定結果は、春以降に公表される予定です。私たちは判り次第、国家資格受験要件を満たすのみならず、より成長できる教育体制を目指した検討を開始します。
     心理学は、公認心理師や臨床心理士といったカウンセラーの仕事のみならず、人の行動を予想するマーケティングや企画、人との関わりを充実させるコミュニケーション能力・リーダーシップ能力等の向上、企業や学校・家族などを発展・改善させる集団の分析など、社会の様々な場面で活躍しています。
     今年も、心理学を力とし前向きに社会に貢献できる女性たちの教育に努めたいと思います。よろしくお願い申し上げます。
     (心理学科学科長:佐野幸子)
     
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    2016年
    12月28日

    朝倉市官学連携事業 ~活動報告会を行いました~

     福岡女学院大学心理学科では、朝倉市との官学連携事業を行っています。本年度は、藤村ゼミと分部ゼミの3年生が観光パンフレットを作成しました。去る11月10日、その3年生の活動報告会、および昨年度朝倉プロジェクトに携わった4年生の研究報告会が本学にて行われました。当日は朝倉市の副市長をはじめ、商工観光課や人事課の方々にもご出席頂き、学生の報告や提言に貴重なご意見をお寄せ頂きました。ご多忙のところ、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
     この報告会で、今年度の活動にも一つの大きな区切りがついたことになります。それぞれに多くの困難や学びがあったことと思います。連携事業に参加された3年生の一人であるK.M.さん(小倉東高等学校出身)、そして4年生の一人であるF.Yさん(福岡西陵高等学校出身)に一連の活動を振り返ってもらいました。ありがとうございました!
    (文責:分部・藤村)
     
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     今回の連携事業を通して、考えや想いを言葉にすることの難しさと重要性を学びました。連携事業では観光パンフレットを作成して、その活動内容を朝倉市の方々に報告しましたが、どちらも自分の考えを言葉にして他者に伝えることになりました。しかし、それは本当に難しい作業でした。
     例えば今年度のパンフレットは「癒し」をテーマにしましたが、そこから連想されるものは自然、家族、動物など、人によって大きく異なりました。そのため、パンフレットの初案を出したときや報告会の準備を始めたときは、各自の作成した資料に統一感がなく、「癒し」がまったく伝わらないという事態になりました。
     最初は、写真を使って互いの「癒し」を伝えようとしましたが、人によって感じ方が異なることが分かりました。そこで、写真から各自が感じたことを、お互いが言葉で丁寧に補足していきました。同時に、互いの意見等を共有し合い、議論を繰り返し行いました。その結果、写真の細部を見てイメージしていた人、写真全体からイメージしていた人、色に注目していた人、映っているモノに注目していた人、それぞれであることに気づきました。この気づきにより、各自が「自分はどの部分の何からそれをイメージしたのか」を言葉で表現できるようになりました。また、他の人たちの視点を学んだことで、それまで見えていなかった情報(写真全体や他の部分など)にも目を向け、考えを広げられるようにもなりました。
     今回の経験は、今後の発展・成長につながる学びになりました。今後社会に出た際には自分の意見を求められたり、多くの人に伝えたりすることが増えると思います。そのような中でも、自分の考えや想いを積極的に言葉にし、他の人と共有することで、より広い世界に目を向けていきたいと考えています。 
    (K.M.さん:福岡県立小倉東高等学校出身)
     

     
     私たち4年生は、昨年度ふたつの活動を行いました。ひとつは女子大学生をターゲットにした朝倉市のパンフレット作り、もうひとつは朝倉市の地域イメージの調査研究です。
     朝倉市の活性化を行うために行ったパンフレット作りでは、女子大学生をターゲットにして朝倉市の方々の協力のもと、自ら観光地を巡り、取材を行いました。パンフレット作りを行うにあたり一番こだわった所は、デザインです。女子大学生が可愛いと思うような表紙づくりや色の使い方(パステルカラーなど)、絵文字等を使用して思わず手に取りたくなるような冊子作りを心がけました。次に、カフェやスイーツ、日帰りでも楽しめる温泉や思い出に残る自然豊かな場所をピックアップしました。その中でも特に私たちのお気に入りの場所は、秋月にある「だんごあん」です。ここは、川の傍にあり、夏の暑い日に涼しい環境のなか自然に触れながら食事を楽しむことができます。パンフレット作りを終えた後も、個人的にゼミ生数人で足を運んだこともあります。
     また、地域イメージの調査では、朝倉市と太宰府市の地域イメージをアンケートで尋ねて、ふたつの地域イメージにどのような違いがあるのかを調べました。地域イメージの調査で一番大変であったのは、朝倉市を知っている学生が少ないということでした。その原因の一つに、公共交通機関で行くことが困難であることと、朝倉市のPRをもっとする必要があるという意見があげられました。この問題は簡単に改善できるような問題ではないので、もっと深く掘り下げて調査をする必要があると私たちは考えます。
     実際に、私たちがこの活動を始めたときは、朝倉市がどの辺りにあるのか、どんな名所や食べ物があるのかもあまり分からない状態でした。しかし、活動を行う中で大学生が思わず足を運びたくなる場所はどんなところなのか、朝倉について多くを学ぶことができました。もっと多くの方にぜひ朝倉を知っていただき、観光に行っていただきたいと考えています。
    (F.Y.さん:福岡市立福岡西陵高等学校出身)
     

    2016年
    12月26日

    キャリア心理学

     「キャリア心理学」は、2年生後期からの科目です。この講義では、個人がこれからのキャリアをデザインするための理論を学ぶことを目的としています。今年度の「キャリア心理学」で取り上げている主なテーマは、「キャリアのデザイン」・「キャリアトランジション」・「キャリアにおける意思決定」です。
     キャリアを長期にわたってデザインすることは、どんなに先見的に考えることが得意な人でも難しい課題だと思います。しかし、キャリアデザインを行わないと流れに流されているだけになります。そうなると、あなたは何ですか?と聞かれてもわからない状況となります。このような状況は、困った状況だと思われます。確かにキャリアをデザインすることは大変なことだと思いますが、デザインをすることを自覚する必要があると思います。そのために、キャリアをデザインすることを助けるための多くのキャリア理論について学んでもらいます。キャリアをデザインする時に大切にしてもらいたいことは、今までの経験の積み重ねと時間軸を視野に入れた客観的側面で、一見非連続な歩みであっても個人が意味づけを行い、主観的に統合して連続的に考えることができて意味があることになるということです。
     キャリアがデザインできてもそれが全てうまくいくとは限らないという状況もあります。そのことに気が付いた時は、キャリアのトランジションにいると考え、再度デザインをすればよいだけのことです。再デザインが必要になった時でもキャリアに関する多くの理論を知っていれば、それが助けになってくれるでしょう。キャリア感が揺れ動いている時だからこそ、流れに身を任せるのではなく自分から積極的に自分のキャリアをデザインしていこう、少なくとも自分のキャリアなのだから積極的に考えて行こうという発想を自覚することが求められるようになってきていると思います。本講義では、キャリアをデザインするための基礎的な理論や知識を学び、実践を行うための方法を学んでもらえればと思っています。
    (担当:大里)
     
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    2016年
    12月22日

    心理学科の学部3年生が『九州心理学会』で研究発表を行いました~1~

     12月3・4日の両日、西南学院大学で『九州心理学会第77回大会』が開かれました。心理学科では、藤村ゼミの3年生と分部ゼミの学生が、学部3年生ながら発表者として参加しました。
     研究は、ゼミの配属先が決まった1年前から少しずつ進めてきました。既存の研究を調べながら自分の興味・関心を仮説として具体化し、その仮説を検証する実験を自分で行い、結果を分析し、そして得られた結果から仮説の真偽を考察するという流れです。どの大学でも通常はそこで終わるものですが、せっかくの興味深い研究であるうえに、学生たちの成長にもなります。果敢にも学部3年生にして、大学の先生方や大学院生が参加・発表される場に挑戦しました。
     当日の準備および当日の発表では、様々な苦労もありました。今回の学会発表に参加した学生を代表し、I.Y.さん(長崎県立対馬高等学校出身)に感想を寄せてもらいました。I.Y.さん、ありがとうございました!
    (文責:分部)
     
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     発表の前日まで、自分たちの発表に来てくださる方に研究内容が伝わるように短くて分かりやすい説明文を作ったり、ポスターに入れる写真や配色を工夫したりと、準備を続けました。たくさんのポスターがある中で、自分たちの研究に興味を持ってくれるのか、せっかく来てくれた方々に自分たちが上手く説明できるのかが不安だった反面、他の様々な発表を聞けることは楽しみでした。
     当日は、九州大学や琉球大学、広島大学などの先生方や、西南学院大学や筑波大学などの大学院生の方に来て頂きました。説明する際は、事前に準備していた内容だけでなく、相手がどんな点に興味を持ってくれているのかに注意しながら説明をしました。残念ながら相手の興味や質問の意図をすぐには理解できず上手く答えられなかったこともありましたが、それでも先生方から、「ここはどういう調査を行ったの?」と興味を持って質問して頂いたり、「ここをこうすればもっと良くなると思うよ」などのアドバイスを頂けたりしたときは、とても嬉しく、本当にありがたい気持ちでいっぱいでした。
     学会発表を行う前は、人前に立って発表をすることに不安や苦手意識が大きかったのですが、学会発表に参加してたくさんの人の前で発表をしたことで、それも少し克服でき、成長できたように感じています。また、様々な人と関わり、質問や指摘を受けたことで自分では考えつかなかった新しい課題に気づくことができ、とても勉強になりました。頂いたご指摘を踏まえて4年生での卒業研究をより良くしたいと思っています。
    (I.Y.さん 長崎県立対馬高等学校出身)

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