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    人間関係学部

    人間関係学部Today 一覧

    2017年
    03月26日

    就職・進学サポート「大学院合格者の声」

     心理学を専門的に学べる大学は多数ありますが、一口に“心理学”と言ってもその内容はとても広いため、どの分野を深く学べるのかは大学によって大きく異なります。福岡女学院大学の場合、こころの悩みを抱える人たちの理解や支援を目指す「臨床心理学」と、企業や組織で働いたり自分のキャリアを形成したりすることを支える「キャリア心理学」を深く学べる点に、その特徴があります。
     特に臨床心理学は、学部だけにはとどまらず、大学院での教育にも力が注がれています。例えば臨床心理学の専門資格に“臨床心理士”がありますが、2015度の本学大学院生の臨床心理士合格率は100%でした。また本学大学院は、臨床心理士になる際に大学院修了後の実習義務が免除される、第1種指定大学院にもなっています(注1)。
     このため、本学心理学科の学生の中には(そして実は他大学からも!)本学大学院に進学して臨床心理学をさらに深く学ぶ者も多くいます。そこで今回は、大学院に進学する学生に自身の学部時代での学びを振り返ってもらいました(注2)。
    (担当:重橋)
     
    注1 2018年度からは心理学の国家資格“公認心理師”が誕生しますが、本学では第1種指定校の経験と実績を活かし、公認心理師にも対応した教育体制の整備を計画しています。

    注2 「大学院合格者の声」に関する過去の記事はこちら
     

    大学生活を振り返って

     私は、高校生の頃から臨床心理士になりたいと考えていたので、福岡女学院大学心理学科に入学しました。3・4年次は大学院入試の勉強に集中できるようにと思い、1・2年次に履修できる講義は積極的に受講しました。3年次ゼミでは、毎週4000字のレポート課題がありました。課題図書を読み、要約と考察をまとめます。1冊の本を限られた字数で要約し自分の考えを持つためには、ただ読むだけではなく整理しながら読む必要があります。卒業研究では、文献調査を行いました。文献を何冊も読み、本の内容を分かりやすく要約、整理しながら研究を進めることができたのは、3年次のレポート課題に取り組んだおかげだと思います。
     大学生活では心理学の学びだけではなく、部活にも積極的取り組みました。私は、裏千家茶道部に所属していました。茶道は未経験でしたが優しい先輩達と美味しい抹茶に惹かれての入部でした。4年生になった今、すてきな仲間に出会うことができ、本当に入部してよかったと思います。自由に時間を使えることは大学生の特権です。勉強も部活もアルバイトも好きな事も、自分次第でたくさん取り組めると思います。

    大学院進学に向けて

     大学院受験では、心理学、英語、口頭試問があります。心理学に関しては普段の講義で十分に学べます。大学院進学を考える人は、ひとつひとつの講義を大切にして下さい。英語は、ゼミで毎週和訳の宿題があったため、ゼミでの課題を使って勉強しました。ゼミの先生にはたくさんお世話になりました。丁寧な添削や勉強法のアドバイスもしていただきました。

    4月からの大学院生活に向ける思い

     大学の4年間はびっくりするくらいあっという間に終わりました。さらに大学院は2年間、学部の半分です。2年の間に何を学ぶかは自分次第だと思いますので、一生懸命に頑張ります。不安もありますが、より専門的に心理学を学べることにわくわくしています。
    (M.Tさん:佐賀県佐賀西高等学校出身)
     
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    【私のお気に入りの場所:学内にある茶道部の茶室】

    2017年
    03月23日

    タイでの海外インターンシップ報告

     就職活動を前に、大学1年生から3年生にかけて積極的にインターシップ(企業での就業経験)に参加する学生が増えています。その中で、3年次の冬休みを使い、タイ・バンコクでの海外インターンシップを経験した心理学科の学生がいます。どのような活動で、何を感じたのか、N.M.さんに報告してもらいます。
    (担当:藤村)
     

    インターンシップ内容

     大学の冬休みを利用し、タイのバンコクにあるカフェ&ホステルでインターンシップを行いました。内容は、カフェ&ホステルに滞在しながら、現地の方々と一緒に働くというものでした。例えば、カフェでの接客や調理、ホステルの滞在客の対応などです。その中で、よりお客様を増やすための方法を企画し、実際に日系企業を訪問したり日本人が多い駅でのチラシの配布する、なども行いました。これらの活動を通して、カフェ&ホステルのマネジメントに関わることができました。
     
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    【タイで撮影:インターンシップの合間に】
     
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    【インターンシップ先のカフェ&ホステル】

    インターンシップ体験から得たこと

     一番は自信がつきました。1人で海外に行くことは勇気がいることです。一つ一つが挑戦でしたが、それをやり遂げたことで、「自分にはまだまだできることが沢山ある!」という自信につながったと思います。また、日本人は私1人だったため、タイ語と英語が話せないことは苦労しましたが、それでもお互いを理解しようとすることで意思疎通ができました。言語の壁があることにより、人の温かみを肌で感じることができ、感謝の重みを実感しました。その他にも、異文化を知ることで、ここでは書ききれないほど沢山の得るものがありました。参加前に比べ、参加後の私は成長したと自信を持って言えますし、今は毎日が楽しくて仕方がありません。
     
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    【象の上で:はじめてのことをたくさん経験しました】

    これからの抱負

     「自分の気持ちに正直に」生きていこうと思っています。私は、旅が好きです。人が好きです。この好きという気持ちを大事に、周りに合わせすぎず、自分らしくワクワクしていたいです。将来は一般就職を考えていますが、「就活」という枠にとらわれず、沢山の社会人や同級生に出会っていきたいと思っています。そして私の夢は、世界中を旅しながら、誰よりも感謝を伝えた人になることです。

    高校生に伝えたいこと

     大学は自由です。だからこそ多くのチャンスは転がっています。「あたりまえ」を疑い、いつもと違うことを今日してみてください。小さな挑戦でも大きな変化が得られます。どうか自分のワクワクを敏感に察知して動いてほしいなと思います。
    (N.M.さん)

    2017年
    03月22日

    4年生の皆さん、いってらっしゃい。

     3日間にわたる卒業式の関連行事のうち、最終日はホテルを会場として卒業パーティが開催されます。今年は3月17日(金)に実施されました。
     全学部の4年生、そして教職員の皆さんが集まり、卒業を祝います。前日までのガウンとは異なり、自由な格好で参加するこちらのパーティは色彩豊かな風景となります。これまでの4年間,そしてこれからも絶えず変化し成長していくであろう皆さんの鮮やかな「今」がここにあるのだなあと感じます。
     春からの新生活の中で、より鍛えられたくましくなっていく卒業生の姿を想像しながら、心理学科での4年間の学びが何らかの糧となり、皆さんの未来がより豊かになることを祈っています。
     卒業生の皆さん、いってらっしゃい。
     
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    (3月17日 卒業パーティでの集合写真)
     

    2017年
    03月21日

    福岡女学院大学心理学科の特長とは?

    福岡女学院大学の心理学科は、こころの問題を抱える人を理解し、支えるための「臨床心理学」、自分の将来像を考え、組織で働くことについて学ぶための「キャリア心理学」をより深く学べる点にその特長があります。
     
    また、講義や演習から心理学の専門知識を学ぶだけではなく、その知識を学生自らが活用し、深化させるための高度な学外活動も準備されています。少人数教育だからこそできる、学生主体の学びです。
     
    とは言っても、なかなかイメージできないことと思います。そこでここでは、数ある“心理学科Today”の記事の中から、心理学科の特長が表れているものを少しだけご紹介します。
     
    「福岡女学院大学の心理学科ってどんなところなの?」
    そんな皆さんの疑問にきっとお答えできるはずです。ぜひご一読ください。
     
     
    講義・演習を通じた学び
     『基礎演習B』で“キャリアインタビュー”を行いました
     授業紹介:臨床心理基礎実習Ⅰ
     キャリア心理学
     心理学フィールドワーク(学校)
     
    学外活動を通じた学び
     社会に貢献する心理学2016
         ~心理学の学びをいかすボランティア活動 その1~
     就職・進学支援活動~家庭裁判所調査官の方に現場の話を聞く~
     朝倉市官学連携事業 ~活動報告会を行いました~
     心理学科の学部3年生が『九州心理学会』で研究発表を行いました~1~
     
    4年後の姿
     春から社会人~就職に向けての思い~
     教員有志による“卒業研究合同発表会”を行いました
     就職・進学サポート 大学院合格者の声
     卒業生紹介:総合病院の医療事務で活躍中のH.Sさん
     就職活動報告:内定を得た先輩から後輩へのメッセージ
     

    2017年
    03月19日

    経営コンサルタントとして活躍中のS.M.さん

     心理学科を卒業後,全国に展開するコンビニエンスストアの本部スタッフとして,店舗経営のアドバイザーをしているS.M.さん。近況を報告してもらいます。
    (担当:藤村)

    自己紹介

     2014年に福岡女学院大学人間関係学部心理学科を卒業後、小売業へ就職しました。現在は社会人3年目になり、経営のコンサルティングを行う仕事をしています。

    大学時代によかったこと

     福岡女学院大学では幅広く学び、自分の興味、関心に取り組む機会が多くあります。心理学科では、臨床心理、キャリア心理、教育心理の3つのコースがあり、多角的に学ぶことができました。       
     私は、現代文化学科の異文化アプローチやインターンシップ、企業との課外授業、学外では国際ボランティアにも参加し、授業では学べないことや多くの人との出会いを経験しました。特に課外授業では、企業との協働企画を通して、新たな自分を発見することができ、就職活動にも活かすことができました。また、就職活動では就職課の方、ゼミの先生が相談に乗ってくださり、自分としっかり向き合い、目指す方向性を決めることができました。
     
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    【異文化アプローチの授業で行った留学先の先生と一緒に】

    大学時代に勉強することで今の自分に役立つ力

     大学で心理学を学び、自分や他人を客観的に見ることができるようになりました。自分自身の気持ちと向き合うことはもちろん、相手の気持ちに寄り添うことで何を伝えたいのか、何を感じているのか、何を求めているのか汲み取り対応する力がつきました。また、コミュニケーションのベースを授業で学び、コミュニケーション能力を高めることや、ゼミや課外授業を通してプレゼンテーション力をつけることができ、今の仕事にも役立っています。
     
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    【ゼミ旅行の一枚】

    今の仕事を紹介

     フランチャイズビジネスの為、加盟店に様々な角度から経営のコンサルティングを行う仕事をしています。私は8店舗を担当しており、品揃えや販売促進の提案などはもちろん、お店の数値管理まで、経営に関するあらゆる事柄に関わっています。お店のオーナーさんと信頼関係を構築し、お店の売上や利益の向上など、目標に向かって二人三脚で取り組んでいます。目標を達成できた時や「あなたでよかった、一緒に頑張りたい」「ありがとう」と感謝される時にやりがいを感じています。

    これから大学生活を始める方へのメッセージ

     大学時代はやりたいことが何でも挑戦できる期間です。自分次第で大学生活がどのような4年間になるのか決まると思います。福岡女学院には、そのきっかけとなる活動がたくさんあり、迷った時や方向が見えなくなった時は、手を差し伸べてくれる先生方がいらっしゃいます。是非、何事にも前向きにチャレンジし、思う存分楽しみ有意義な大学生活にして下さい。きっと人との出会いや様々な経験が自分を成長させてくれます。
    (S.M.さん)

    2017年
    03月17日

    春から社会人~就職に向けての思い2~

     心理学を専門的に学べる大学は多数ありますが、一口に“心理学”と言ってもその内容はとても広いため、どの分野を深く学べるのかは大学によって大きく異なります。福岡女学院大学の場合、こころの悩みを抱える人たちの理解や支援を目指す「臨床心理学」と、企業や組織で働いたり自分のキャリアを形成したりすることを支える「キャリア心理学」を深く学べる点に、その特徴があります。そのため、大学院に進学し心理専門職を目指すことも心理学をいかした職業選択も可能であり、多様な進路選択ができるところも特徴です。
           
     3月15日は卒業礼拝、16日は卒業式でした。卒業を迎え、春から社会人になる4年生達。今回は、卒業式を終えたばかりの4年生に「就職に向けた思い(注1)」を報告してもらいました。
    (担当:重橋)
    注1)「就職に向けた思い1」はこちら
     

    就職先の紹介

     私は、九州を代表する食品等通信販売会社から内定をいただきました。現代の食生活を見つめ足りないものを摂りやすい形にした健康食品を販売している会社です。

    大学で得た力

     大学生生活やアルバイトを通して、全体を見て行動するという力や積極性を得ることができました。就職活動ではこれらの力を軸に取り組みましたが、なかなか思うように結果を出せずにいました。面接が残っている会社はわずかな状態で最終面接を受け、その場で内定をいただくことができた時は思わず泣いてしまったほどです。最終面接では私が大学生活で得た力を褒めていただくこともできました。

    将来への期待

     内定をいただいてから何度か社員の方々と交流する機会がありましたが、社員の皆様が仲間を大切にし、全力で仕事を楽しんでいる様子が伝わってきて、自分もその中に身を置けるのだということに期待が膨らんでいるところです。

    後輩へ向けてのメッセージ

     後輩の皆さんにも必ず自分の事を見てくれる会社が見つかります。最後まで諦めずに自分を出し切ってください。
    (H.Hさん:福岡県立筑紫中央高等学校出身)
     
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    【私のお気に入りの風景:カモの親子がやってくる池】
     

    就職先の紹介

     航空会社の電話での予約・受付センターに就職します。

    大学で得た力

     大学では地域連携事業の一環で、朝倉市の市役所の方と協力しパンフレットを作成しました。実際に何度も朝倉市を訪れ、写真やレイアウトも自分たちで行いました。学生同士で作成するため、衝突することもしばしばありましたが、その分、事業に関わった友人達との仲が深まった気がします。このことから、私は皆で一つのものを作り上げることの楽しさを学び、協調性が身についたと思います。

    将来への期待

     4月からは航空券の予約・受付を電話で行う仕事を担当します。電話の応対ということで相手の顔が見えない分、自分の気持ちを伝えることや相手の気持ちを汲み取ることはとても難しいと思います。そのため、顔が見えないからこそ笑顔で話し、お客様に安心して利用していただけるように頑張りたいと思います。

    後輩へ向けてのメッセージ

     私は就職活動で何十社も受ける努力をし、この会社に内定をいただきました。友人たちが内定を得ていく中で、私は内定を得ることができず何度も焦りました。しかし、その状況に置かれているのは自分だけではありません。焦って将来を決めてしまうのはもったいないと思います。就職活動は不安なことが多いですが、新卒の就職活動は1回しかありません。笑顔を忘れず楽しんでください。
    (C.Kさん:福岡市立福翔高等学校出身)
     
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    私のお気に入りの風景:キャンパスの並木道】
     
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            【学生の憩いの場:カフェ】    【私のおすすめメニュー:ハンバーグ】
     

    2017年
    03月16日

    卒業おめでとうございます

     昨日3月15日に行われた卒業礼拝に続き、今日3月16日は4年生を見送る卒業式が執り行われました。福岡女学院大学らしいと「ガウン」を着て礼拝と卒業式は行われます。改めて、4年生の皆さん、卒業おめでとうございます。

     *礼拝と卒業式の様子は昨年のブログをどうぞご参考ください。
         礼拝の様子     卒業式の様子

     明日17日は、大学を離れて市内のホテルで卒業パーティが開催されます。3日間をかけての卒業行事は他の大学では見られない本学のユニークな点のひとつだと思います。卒業する4年生にとっては、これまでの4年間を振り返る良い時間のようです。

     あと1日。
     この良き日を祝いましょう。
     
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    (3月15日 卒業礼拝での賛美歌)
     
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    (3月15日 控え室で準備中)
     
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    (3月16日 二階席からみた卒業式の様子)
     
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    (3月16日 卒業式後にグラウンドで記念撮影)
     
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    (3月16日 卒業式を終えて)


     

    2017年
    03月13日

    テーマコラム 心理学科での学生の「成長」第5回 大学での学びに不可欠な心理学

     テーマコラムでは、「心理学科での学生の成長」という同じテーマのもと、学科の教員がコラムを執筆して意見や考えを発信してきました(注1)。第5回で最終回となる今回は、認知心理学をベースとして,教育や臨床にも詳しい長野先生のコラムをお届けします。「大学での学び」は、高校までと何が違うのでしょうか。大事にしたいテーマです。皆さんもコラムを読んでぜひ考えてみてください。
     
      注1)過去のテーマコラムはこちら 第1回 第2回 第3回 第4回
     
                
    テーマコラム   心理学科での学生の「成長」
    第5回(最終回) 大学での学びに不可欠な心理学
     
     卒業研究を提出し、最後の試験も終えた心理学科の4年次生は、卒業式までのあいだの2月下旬から3月中旬にかけて、どのように過ごしているのでしょうか。就職先での研修、卒業旅行、新居探しと引っ越しの準備、加えて、少人数教育の本学ならではのことと思えるのですが、1・2年次の基礎・応用演習のクラス会や3・4年次のゼミ会があります。さらに、心理学科ならではのこととして、履修した授業の内容や担当教員との出会いを気のおけない友人と振り返りながらの認定心理士資格申請書類の作成もあります。「これまで」と「これから」が交錯する日々を楽しんでいる様子です。
     最近の出来事、失敗や躓きについても、おもしろおかしく語るようになった学生さんたちと接していると、心理学が言う適応としての「成長(変容)」と、高校までの学校教育で言われている順応としての「成長(発達・向上)」とは違っていることに気づかされます。
     大学院を修了し、いよいよ臨床心理士の資格試験に備える院生はなおのことですが、学部での4年間、心理学を専らにして学んだ体験は、解からないことをこそ学ぼうとする〈逞しさ〉として結実するようです。コツコツと考え工夫する過程に充実を見いだし、学びに終点がないことに気づいている4年次生たちには〈頼もしさ〉を覚えます。
     
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    【福岡女学院大学の花壇はどこかしらイギリス風】
     
     やや理屈っぽくなりますが、進路選択の岐路に立っている高校生にとっての一助になれば何よりだということで、「心理学に学ぶうちに〈逞しさ〉と〈頼もしさ〉が培われるのは、なぜ?」と、考えてみます。
     紀元前から、魂とか精神とか名づけられた心の仕組みと働き(心理)は、説明が難しく不思議に満ちているがゆえに識者たちが関心を向けざるをえないことでした。今日でもそうです。たとえば、脳科学や人工知能の研究が解明しようとしていことも、つまるところ私たちの心理です。心理学は、そういう学問・研究なので、受験勉強(教科教育)が一段落した後、常識(あたりまえ)に首を傾げ、未知や未解明のことについて考究する高等教育の場で学ぶことになります。
     正答のない問いをめぐる学びを体験することによって、当人が発揮する〈逞しさ〉、他者が覚える〈頼もしさ〉を身につけた学生さんたちは、職業人や家庭人として、何をどうしたらいいかがわからないときでも心が折れることなく〈しなやかさ〉を保てることでしょう。
     心理学が念頭においている高等教育(大学)の高等の意味については語弊を解く必要がありそうです。かつては高等学校(高校)の高等もそうだったのですが、高等は複雑を意味します。たとえば、高等動物と下等動物との違いは、生体の構造・機能や行動の複雑さの違いです。この心理学の発想では、社会生活が高度な知識を必要とすると言うときの高度も複雑を意味します。高度な知識とは、誰もが解かるという点で基本とするにふさわしい知識(基本知識)が複雑に組み合わさった知識のことなのです。
     特定の領域に閉じた専門知識にも基本となる知識と高度な知識とがあります。入学したばかりの頃は、心理学の用語の多くが日常の言葉と同じなので基本知識と高度な知識との区別がつかないのですが、4年次生ともなると両者の区別がつくだけでなく、基本知識の組み合わせである高度な知識を学ぶのに必要なのは、優れた能力よりも根気や粘り強さであることに気づきます。意識にのぼるとはかぎらないこの気づきは、心理学が言う成長が裏打ちされている証しとなります。
     
     心理学は明治時代に大学が誕生したときから、学部を問わず開講されていました。心理学に学ぶということは、人間関係にとどまらず社会の出来事など、世界の観方が学ぶ前から変容することです。その変容の結果が〈逞しさ〉〈頼もしさ〉〈しなやかさ〉として体現されるに違いない、と4年次生と接していて思います。
    (担当:長野)
     
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    【春のキャンパス:見上げると桜の花】

    2017年
    03月09日

    臨床心理士養成大学院との連携:大学院生とのつながり2

     大学生活の中では、先輩・後輩の縦のつながりも大事な関係です。心理学科では、入学直後に行われる一泊研修会に先輩(3年生)や大学院生が参加し、新入生の支援を行います。先輩と後輩の関係作りは、研究室での活動や授業など日常の中でも行われます。特に本学は、臨床心理士1種指定大学院を設けているため、大学院との連携が可能です。将来大学院進学を考えている学部生にとって、日常の中で身近に大学院生と交流を持てることは学びの深まり、進むべきモデルの獲得、安心感につながるようです。そこで今回は、大学院生とのつながりについて紹介します。
    (担当:米川・重橋)

    大学院生との勉強会

     昨年夏休みに、大学院生が学部生に向けて学んだことを説明する自主的な勉強会を行いました。「心身症」「発達障害」「大人が育つ条件」に関する大学院生の説明を学部生が熱心に聞き、質問をしていました。
     
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    【夏休みの勉強会の様子】

    大学院生との食事会

     夏休みは、一緒にそうめん大会をしました。春休みは、学会に一緒に参加し、夜は食事会をしました。話題は、授業のこと、試験のこと、サークルのこと、大学院のこと、旅行のことなど、いろいろと話しました。
     
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    【そうめん大会の様子】

    大学院生が日々の学びをサポート

     大学院生が学びをサポートすることもあります。大学院生のサポートについて、M.Aさん(4年生)の感想を紹介します。
     「私は卒業研究に取り組む際に大学院生の方にサポートしてもらいました。統計ソフトを用いての分析では、難しい分析方法だったこともあり、とても苦戦したのですが、大学院生の方に救ってもらいました!私が分析について上手く説明できずにいても理解してくれたり、教えてくれたりと、本当に親身になって手伝ってくれました。おかげで卒業研究を無事に完成することができたと思っています。感謝の気持ちでいっぱいです!(4年:M.Aさん)」
     
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    【統計ソフトを用いて分析中!四苦八苦する学部生を院生がサポート】

    大学院進学のための相談会

     大学院進学に向けて、院生との少人数の懇談会を開くこともあります。参加した3年生(M.Tさん)の感想を紹介します。
     「私は心理学科に入った時から臨床心理士を目指していたため、大学院生との交流は貴重な経験でした。そもそも、大学院とはどのような場所なのかという素朴な疑問から、勉強内容や時間割・授業のことまで幅広く話を聞くことができ、大変参考になりました。特に印象的だった話は、院生が学部生時代にどのように過ごしていたかということです。友人同士で勉強会を行っていた話や授業を受ける姿勢など、今の私でも実践できる内容でした。大学院生の方々と話すことができ、自分にとってプラスとなりました。進学するための知識だけではなく、今の自分の生活を見直す良い機会でもあったと感じています。将来の視野を広げることができたこと、そして生の声を聞くことができて良かったです。(3年:M.Tさん)」
     
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    【大学院生との懇談会の様子】
     
               
     他にも大学院生による進学ガイダンス開催(過去の記事はこちら)、学会に一緒に参加するなど(今後掲載予定)、様々なつながりがあります。4月からは、大学院生の臨床実践の場に学部生も実習生として参加する活動が始まります。今後も大学院生とのつながり大切にして、先輩・後輩ともに成長していきましょう!
     

    2017年
    03月07日

    他大学との交流:オーケストラへの参加

     大学生活は、授業だけではなく部活やサークルなどでの成長も体験できます。キャンパスを歩くと運動場からは、暑い日も寒い日もラクロス部のかけ声が、体育館からはバスケ部やバレー部のかけ声が聞こえてきます(ラクロス部は、今年度なんと九州学生ラクロスリーグ戦2位でした!)。女学院ならではのサークルには、ハンドベル部があり、入学式や卒業式など大学の大事な行事では美しい音色を披露してくれます。学内の活動だけではなく、思い切って他大学との交流を行うサークルに参加する学生達もいます。様々な大学の学生達と活動する中で視野を広げ、大学での学びにつながることもあるようです。今回は、他大学の学生と行う活動について、A.Tさんに紹介してもらいます。A.Tさん、ありがとうございました。
    (担当:富永)

    参加している活動について紹介してください

     私が参加している九州大学芸術工学部フィルハーモニー管弦楽団は、通称「芸工オケ」は、主催の芸術工学部の学生はもちろん他学部、他大学の学生も多く所属している福岡の学生オーケストラです。定期演奏会をアクロス福岡のシンフォニーホールで、学内演奏会を大橋キャンパスで行うと共に、年間を通して様々なイベントにも参加しています。
     私は小学3年生から小学校の金管バンドで打楽器を始め、6年生で地元鹿児島のMBCユースオーケストラに入団しました。それ以降オーケストラでの打楽器を続けてきました。福岡女学院大学に入学した時、学生オーケストラがないことを知り、「大学でもオケがしたい!」と思っていた私は残念な思いをしました。しかし、2年生の時、大学から少し離れた九州大学の大橋キャンパスに芸工オケという学生オーケストラが存在していることを知り、すぐにアポイントを取って見学させてもらったのが、私の芸工オケとの出会いです。芸工オケの方々は、先輩も同じ代の人も他大学生の私をすぐに受け入れてくれて、優しく接してくれました。当時の芸工オケのパーカッションには男性の先輩2人しかいなくて、最初の頃は不安や緊張もあったのですが、日々の練習や合宿などのイベントを通して、同じパートや同じ代の人、管楽器の人、弦楽器の人とどんどん仲良くできる人の輪が広がっていきました。大学入学時に他県から福岡に出てきて、何となく慣れない大学生活を過ごしていたのですが、芸工オケに通い始めるようになってから、気持ちの余裕や楽しさが増していったように思います。

    活動と大学生活の関係について

     新しい集団や組織の中に一歩足を踏み入れる事は期待やわくわく感はもちろんありますが同時に不安感や緊張感も存在していると思います。私は芸工オケで音楽というものを通して全く関わったことのない人とも演奏で気持ちが繋がれることを学び、集団における対人関係はどんな場所、環境、人でも築くことは可能なのだということを強く感じました。こうした経験は、私が心理学を学ぶ上でも大変意味のあるものとなっています。大学生活の短い4年間で芸工オケの仲間たちと一つの音楽を作っていくこと、またその音楽を聴いてもらえる舞台があること、さらに楽器の演奏が大好きな私自身が成長していけることを、私は今、幸せに感じています。他大学だからといって縮こまらず、一歩踏み出してみて本当に良かったと心から思っています。
    (A.T.さん:鹿児島純心女子高等学校出身)
     
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    2017年
    03月03日

    授業紹介:卒業研究

     卒業研究(ゼミ)で学生達をみて、いつも素晴らしいと思うことがあります。それは、それまで論文をほぼ書いたことが無い学生達が、3年から始めて4年の後期には調査を終え、卒業研究を仕上げることができることです。卒業研究では、先行研究をレビューし、仮説をたて、調査を行って検証し、考察をするという流れを意識しながら、学生が個々人で課題に取り組みます。3年次ゼミで最初にあった時には、ここまで出来るのかと思いますが、2年間という短い間に(就活にも取り組む中で)、しっかりと書き上げることに学生の成長を感じます。以下に、ゼミ生T.Hさんの卒業研究に取り組んだコメントを紹介します。
    (担当:大里)
     

     卒業まであと僅かとなった今、大学生活を振り返って一番に思うことは「あっという間だった」ということです。心理学科に所属しながらも、語学やパソコンスキルなど他分野にわたって知識を身に付けられ、充実した4年間でした。特に、卒業研究作成は、担当の先生が学生の自主性を尊重する指導をしてくださったおかげで、「自分で作り上げた」と誇れる研究ができ、大学生活の財産となりました。卒業研究や就職活動において、一定の「自由」が与えられながら「結果」と「高い完成度」が求められるというゼミの環境は、まさに大学という感じ。苦労も多かったですが、大いに自分を成長させてくれたと感じています。
    (T.Hさん)
     
     
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    【思い出の講義風景】

    2017年
    02月27日

    卒業生紹介:臨床心理士として活躍中のA.Kさん

     心理学科を卒業後、本学大学院で学び現在臨床心理士として活躍中のA.Kさんに、スクールカウンセラーの仕事について紹介してもらいます。

    1  簡単に自己紹をしてください

     私は、公立高校の普通科を卒業した後、福岡女学院大学の人間関係学部心理学科へ進学しました。その後、福岡女学院大学大学院を修了し、臨床心理士の資格を取得しました。現在は、スクールカウンセラーや母子支援に携わっています。

    2 大学時代によかったことは何でしょうか

     大学では、主体的に学ぶことの大切さを実感しました。入学当初から、大学院進学を視野に入れていたので、講義以外でも参考書を解いたり、論文を読んだりと時間を見つけては勉強に励みました。講義で疑問に思ったところは先生に尋ねたり、先輩から進学に向けてのアドバイスをいただいたりしました。それまでは受け身だった私ですが、夢に向かって自主的に動くことができるようになりました。
     
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    3  大学院で勉強することで今の自分に役立つ力は何ですか

     大学院では、病院、福祉、教育や発達領域などさまざまな実習の中で経験を積み、2年間という限られた時間の中で、どのようなことにも挑戦してみることが大切だと感じました。臨床心理士資格試験のために、同じ志を持った同期と勉強会を行ったりしましたが、何より多くの経験を積ませていただいたおかげで、さまざまな領域の問題に対応することができました。

    4 今の仕事を紹介してください

     現在、スクールカウンセラーとして中学校で勤務しています。主に、生徒や保護者のカウンセリング、教職員に対するコンサルテーションを行います。思春期の生徒への関わりに難しさを感じることもありますが、中学生の素直でまっすぐな姿に私も力をもらっています。学校では、教職員の方々に加えて、スクールソーシャルワーカーや他機関の方々と連携する機会があります。初めは、学校という組織の中に一人で入っていくことへの不安がありました。しかし、他職種の方の専門性を尊重しつつ連携を図り、他機関との間に入って繋ぐ役割を担ったりすることなど、求められることが多い現場でやりがいを感じています。生徒が充実した中学校生活を送られるように日々精進しています。
     
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    5  これから大学生活を始める方へのメッセージをお願いします

     大学は、自分次第でさまざまな経験を積むことができる時期だと思います。私自身、高校までは受け身の勉強でしたが、大学で“学ぶこと”の楽しさを感じました。講義のみの学びに留まらず、ボランティアや学外活動など、少しでも興味が湧くことには是非、挑戦してみて下さい。熱心にご指導してくださった先生方や素敵な友人に出会うことができて、私にとって福岡女学院で過ごした時間は、現在でもかけがえのない宝物になっています。皆さんも有意義な大学生活を過ごして下さい。
     
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    2017年
    02月25日

    春から社会人~就職に向けての思い~

     心理学を専門的に学べる大学は多数ありますが、一口に“心理学”と言ってもその内容はとても広いため、どの分野を深く学べるのかは大学によって大きく異なります。福岡女学院大学の場合、こころの悩みを抱える人たちの理解や支援を目指す「臨床心理学」と、企業や組織で働いたり自分のキャリアを形成したりすることを支える「キャリア心理学」を深く学べる点に、その特徴があります。そのため、大学院に進学し心理専門職を目指すことも心理学をいかした職業選択も可能であり、多様な進路選択ができるところも特徴です。
     
     4月から社会人となる学生達を見送る季節が近づきました。今回は、心理学科での学びをいかした職業選択を行い、巣立っていく4年生に、大学時代での学びと今後に向けた思いを報告してもらいました。
    (担当:重橋)

    就職先について簡単に紹介してください

     この春から金融機関に就職することになりました。就職先の企業で働かせていただくことで、地元に貢献できるのではないかと、期待に胸を膨らませています。

    大学時代によかったことは?

     印象に残っている授業は、心理療法基礎実習です。この授業では心理療法を体験的に学びます。毎回の実習で自分の思考や感情と向き合うことが多く、自分を理解することにより、相手のことを理解することに繋がることを学びました。私は、はっきりと自分の意見を主張することが苦手でしたが、ロールプレイングを通して自分の考えを自分の言葉で伝える力を身につけることができました。実習を通して、入社してからも役立つことを学ぶことができたと感じています。

    大学時代の学びで就職活動に役立ったことは?

     私は大学時代にレポート課題などを通して、何事にも粘り強く取り組む力を得ることができました。今思うと、この粘り強さが就職活動にも力を発揮したと思います。就職活動では、自分が納得するまで止めないことが大切です。「ここでいい」ではなく、「ここがいい」という企業に出会えるまで就職活動を続けることを可能にしたのは、大学時代に培った粘り強く取り組み続ける力があったからだと思います。

    後輩へ向けてのメッセージ

     周りの友人の就職先が決まっていくと不安や焦りなどを感じてしまうものです。しかし、その不安や焦りは誰でも感じるもので、それぞれに様々な不安を抱えて就職活動を行っています。自分自身を信じて、諦めず粘り強く続けていけば、自ずと結果はついてきます。後輩の皆さんには、周りに合わせるのではなく、自分のペースで無理せず就職活動に取り組んで欲しいと思います。私も、今後仕事をする中で不安や焦りを感じることがあると思いますが、粘り強く頑張っていきたいと思います。
    (N.S.さん 口加高等学校出身)
     
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    【私が好きなキャンパスの風景:満開の桜】
     
                         

    就職先について簡単に紹介してください

     私は四月から児童養護施設で働き始めます。児童養護施設は様々な理由で親と生活ができない児童を保護し、共に生活する場所です。

    大学時代によかったことは?

     私が特に成長ができたと考える授業は、心理学フィールドワーク(学校)です。この授業は小学校へ行き、実際に子ども達と接し、子ども達が安心して学校生活を過ごすことができるようにサポートを行う実習です。この授業を通して、人のこころについて大学で知識として学ぶことと、実際に体験することでは全く違うことを実感することができました。全力で体を動かすこと、生徒が居心地良く過ごすために関わりを考えること、勉強を教えること、自分の行動が誰かの行動に繋がることを実感することなど、非常に多くのことを学びました。この授業での学びが児童養護施設への就職という道にも繋がりました。

    大学時代の学びで就職活動に役立ったことは?

     大学時代で得た「自分で切り拓く力」が就職活動に役立ったと思います。大学生になり、一人暮らしを始めると、自己管理や自己責任が増え、自ら動かないと物事が進まない場面に何度も遭遇します。もちろん最初から出来たわけではなく、何度も失敗や後悔をし、時には成功した喜びを味わいながら、切り拓くことを学んできました。就職活動では、合同企業説明会に参加したり、福祉施設の見学へ行ったり、福祉現場の方にアポイントをとって直接話を伺うなど、積極的に行動しました。大変ではありましたが、自身が成長していることを感じることも出来ました。福祉施設の見学へ行った際、施設の子どもたちと触れ合い、子どもたちの笑顔を見ることが出来ました。その笑顔をこれから一緒に作っていけることがとても楽しみです。

    後輩へ向けてのメッセージ

     四年間で培った「自分で切り拓く力」を信じて、動いてほしいと思います。自分の力で切り拓ける道や誰かと一緒に切り拓ける道が多くあると思います。そして、一瞬一瞬の出会いも大切にして下さい。
    (Y.Mさん:大津高等学校出身)
     
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    【学生の憩いの場:カフェ】
     
    【私達のおすすめメニュー】
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     【カフェのトルコライス】
     
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    【カフェのパン:紅茶のスコーンが私の一押しです】
     
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    【学食のぶっかけうどん:夏季限定です!】

    2017年
    02月23日

    4年生による就活ピアラーニング

     2月になり、企業説明会の足音が聞こえてくるなど、3年生は就職活動が目前に迫ってきました。また、2年生も1年後の就職活動に不安を抱えているようで、“就活に備えないといけないことは分かっているけど…何をどうすればいいの?”という声も耳にします。そんなときは就職活動を頑張った先輩に教えてもらうのが1番!!
     ということで、就職活動を悔いなく終えることのできた4年生が講師となって後輩たちに教育する“ピアラーニング”を行いました。2年生の部、3年生の部がありましたが、それぞれで、自己分析やOG訪問の仕方から説明会でのTipsまで、教員も知らないような恐ろしく貴重な情報を出し惜しみなく教えて頂きました。また、各自が事前に書いた「自己PR」と「学生時代頑張ったこと」を先輩の“お手本”と照らし合わせることで、各自の今の立ち位置を知ることもできました。
     
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     ピアラーニングに参加した学生からは“早い時期に就職活動の全体像を知ることができて良かった”“これからの大学生活で何に注意しないといけないか分かって良かった”といった感想が出ていました。また、講師をして頂いた4年生からも“自分の経験を伝えられただけでなく、4年間を振り返る機会になり、成長することができた”という感想を頂くなど、先輩の知識を引き継いでいくことの重要性を改めて感じました。
    (担当:分部)

    2017年
    02月19日

    就職・進学サポート:大学院合格者の声

     心理学を専門的に学べる大学は多数ありますが、一口に“心理学”と言ってもその内容はとても広いため、どの分野を深く学べるのかは大学によって大きく異なります。福岡女学院大学の場合、こころの悩みを抱える人たちの理解や支援を目指す「臨床心理学」と、企業や組織で働いたり自分のキャリアを形成したりすることを支える「キャリア心理学」を深く学べる点に、その特徴があります。
     特に臨床心理学は、学部だけにはとどまらず、大学院での教育にも力が注がれています。例えば臨床心理学の専門資格に“臨床心理士”がありますが、2015度の本学大学院生の臨床心理士合格率は100%でした。また本学大学院は、臨床心理士になる際に大学院修了後の実習義務が免除される、第1種指定大学院にもなっています(※)。
    ※同指定校となっている大学院は、福岡県の私立大学には4校しかありません(2017年2月現在)。2018年度からは心理学の国家資格“公認心理師”が誕生しますが、本学では第1種指定校の経験と実績を活かし、公認心理師にも対応した教育体制の整備を計画しています。
     
     このため、本学心理学科の学生の中には(そして実は他大学からも!)本学大学院に進学して臨床心理学をさらに深く学ぶ者も多くいます。そこで今回は、大学院に進学する学生に自身の学部時代での学びを振り返ってもらいました。
    (担当:重橋) 

    大学生活を振り返って

     大学に入学すると自由に使える時間が増え、最初はその時間を持て余すこともありました。しかし、部活に入ったり、学園祭で模擬店を出店したり、友だちと遠くに遊びに行くなど、高校生まではできなかったことをたくさん経験しました。また、臨床現場で心理支援をしている年の離れた友人もでき、多くの話を聴かせてもらったことから、心理学という学問の必要性をより感じるようになり、そのことが大学院進学への思いを固めたきっかけの一つになりました。
     大学の講義では臨床心理学に関する実践的な授業が多く、私の成長に影響を与えくれた授業の1つに臨床心理基礎実習があります。これは3人の先生方がローテーションで行う授業で、認知行動療法、ストレスマネジメント、主動型リラクセーション療法(SART)などの実践について学ぶものです。特に認知行動療法は分かりやすく理解することができ、2年たった今でも鮮明に覚えているくらい興味深い内容でした。当時の私は、物事の1面だけを見てそれが全てだと捉えるところがあったのですが、これらの授業を通して物事は多面的で、見方次第で全く違ってみえることに気づくことができるようになりました。また、自分を見つめ直すことの必要性、大切さに気づくこともできるようになりました。これらの実践的な授業を受ける中で、改めて臨床心理士になりたいと思う気持ちが強くなり、大学院進学を志しました。

    大学院進学に向けて

     私が大学院に合格することができたのは、最後まで先生が指導してくださったおかげだと思います。一緒に合格した友人も、先生がたくさん相談に応じてくださったと話していました。心理学科の先生方は面倒見がよく、親身になって話を聴いてくださる方ばかりです。また、図書館は夏休みも開館しており資料も豊富に揃っているので、試験前は図書館をいつも利用して勉強していました。落ち着いて勉強ができる環境、支援してくださる先生方の存在、一緒に頑張る友人が心の支えになり、試験に向けて最後まで取り組み続けることができました。

    4月からの大学院生活に向ける思い

     大学院では大学生の時よりも濃密な時間を過ごせると院の先輩から聞きました。知識を深めることはもちろん、大学生では経験できなかった実習も積極的に行い、自分の理想の臨床心理士像に少しでも近づけるよう努力していきたいと思っています。
    (Kさん 福岡県立香住丘高等学校出身)
     
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    【私のお気に入りの場所 キャンパス内のカフェ】

     

    大学生活を振り返って

     私は高校生の頃に心理学に出会い、実際に大学で心理学を学ぶ中で、悩みを抱える人のための援助ができる臨床心理士を目指したいと考えるようになりました。福岡女学院心理学科では少人数教育に力を入れているため、1・2年次では演習クラス、3・4年次ではゼミの少人数体制の授業があります。特に3年次ゼミでの少人数指導が自分に大きな成長をもたらした教育プログラムだったと思います。人前で簡潔に意見をまとめて説明することが苦手だった私にとって、グループでの調査研究やレジュメの作成、発表等の実践は、大変なことも多くありましたが、分析・考察・他者への説明力向上につながり、また協調性の大切さを学ぶ機会にもなりました。さらに4年次の卒業研究では、ゼミの経験で培ってきたものが非常に役立ちました。
     このように少人数教育だったため、心理学科の講義や進路に関すること、大学生活の中で困ったことなど、様々な面で先生に相談し助言をいただくこともできました。また、同じ演習クラスやゼミの中で一緒に学ぶ中で、多くの友人関係を築くこともできました。私が大学生活で頑張ることができたのは、友人の存在が何より心強かったからだと思っています。

    大学院進学に向けて

     心理学科では、大学院の説明会や大学院入試の過去問の配布、先輩方の過去の受験の記録の閲覧などの細かなサポートが行われています。ゼミの先生方には受験に必要な研究計画書の指導、先輩方には受験に向けての勉強方法など、周囲の方々から多くの支援をいただきました。また、実験や実習といった講義、ボランティア活動などを通して人と関わることについて学ぶという貴重な経験をすることができました。

    4月からの大学院生活に向ける思い

     福岡女学院の大学院(臨床心理専攻)では臨床心理の実習体制が整っていることから、実践的な知識や技能を身につけていきたいと考えています。より深く心理学について学び、臨床心理士を目指したいと思います。
    (Yさん 福岡大学附属若葉高等学校出身)
     
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    【私のお気に入りの場所 情報ラウンジ】
    一人で勉強したり、友達と話したりする際によく利用していました。
    PCルームが近く、コピー機もあって便利でした。

    2017年
    02月14日

    臨床心理士1種指定大学院合格者に対する入学前サポート

     本学は臨床心理士養成1種指定大学院を設けているため、臨床心理士有資格者の学科教員が多く(半数以上)、臨床心理学関連の教育が充実しています。大学院入試では「学内入試」という特別枠での受験も可能です。また、臨床心理学は、学部だけにはとどまらず、大学院での教育にも力が注がれており、2015年度の本学大学院生の臨床心理士合格率は100%でした(※)。このような特徴もあり、臨床心理士資格取得を目指して大学院進学を志し、今年も本学心理学科の多くの学生達が大学院入試に合格しました。
     
     大学院秋季入試に合格した学生達は、大学院入学まで半年間の時間があります。この間を有効に活用するため、本学科では連携している臨床現場に学生達を派遣し(臨床ボランテイア)、現場で活躍する臨床心理士の活動に触れる機会を積極的に提供するなど、大学院進学に向けたサポートを行っています。臨床現場で出会う子ども達や母親達と関わり、こころについて体験的に学ぶ中で、今春から臨床心理士を目指して大学院生になる学生達は何を学んだのでしょうか。今回は、大学院入学前サポートプログラムを体験した二人の学生にその学びを振り返ってもらいました。
    (担当:重橋)
     
    ※2018年度からは心理学の国家資格“公認心理師”が誕生しますが、本学では第1種指定校の経験と実績を活かし、公認心理師にも対応した教育体制を現在整備しています。

    大学院を目指して

     私は中学生の頃に出会った本から情緒障碍児や被虐待児の存在を知り、子どもたちが抱える愛着の問題や環境が与える影響について考えるようになりました。そして臨床心理士になって、対人関係に不安を抱える子ども、周囲の理解を得られずに二次的な障害を抱えることになった子どもたちの支援をしたいと考えるようになりました。また、日常で起こる友人間の不適応や何らかの事情があり学校に登校できない子どもたちにも援助を行いたいと考え、臨床現場での実習が充実している本学大学院に進学し、援助方法の技能を深く学ぶことを目指しました。

    大学院入学前サポートプログラムに参加して

     私は将来福祉の領域で働きたいと考えています。大学院入学前サポートプログラムとして臨床現場を紹介して頂いた時、授業での学び以上に体験を通して成長ができるチャンスだと思い、参加しました。私が参加した臨床活動は、発達に偏りがある0歳から3歳の子どもを対象に、遊びを通してコミュニケーションの力をつけ、身体を動かす楽しさを共有するものです。子どもたちとの関わりは、大人同士による言葉での明確な意思疎通とは違い、表情や行動をよく観察して目線を合わせたコミュニケーションをとることが求められます。参加当初の私は、積極的に関わることが出来ず、大人から距離を取ろうとする子やお母さんから離れない子に対し、接し方が分からずに戸惑うことが何度もありました。しかし、臨床心理士や保育士など専門の先生方にアドバイスを頂き、保護者の方とお話する機会を持つうちに、少しずつこどもたちの普段の様子を知るようになりました。また、子どもが興味を示した遊びを繰り返すうち、次第に緊張が解けて近い距離で「その場を一緒に楽しむ」ことができるようになりました。これらの体験から、臨床現場で求められるのは知識だけではなく、相手を知ろうという姿勢とその場を感じる体験だと気付きことができました。現場の臨床心理士の先生方との関わりや子ども達との関わりは、頭ではなく体験を通して考える機会となり、自分を成長させる体験だったと感じています。

    大学院で学び臨床心理士へ

     私はこれまで頭で考えるばかりで身体を動かすことが出来ませんでしたが、臨床現場で求められるのは、知識に加え相手への関心やその場で自分が感じたことを大事にする力だとプログラムを通して気づきました。これからの大学院生活でも体験から学ぶ大切さを忘れず、多くの人と関わる中で自分を高めていきたいと思います。
    (Mさん 福岡県立春日高等学校出身)
     
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    【プレイルームで制作中】
     

    大学院を目指して

     私は、中学生の時に親子関係が変化することに興味を持ちました。自分について、人について、親子関係について知りたいと思い心理学に興味を持ちました。福岡女学院心理学科に入学し4年間心理学を学ぶ中で、さらに心理学に対する興味が増しました。そして、心理学についてもっと深く学び、将来は臨床心理士になりたいと考えるようになりました。本学の大学院(臨床心理専攻)は実習の機会が多く、また自分自身を見つめ自分を知るための授業や実習が組まれていることもあり、本学大学院進学を目指しました。

    大学院入学前サポートプログラムに参加して

     このプログラムに参加して、実際に気になる子ども達とたくさん関わり、その子を育てているお母様方が抱える悩みを聞かせていただく中で、自分の知らなかった経験や発見、新たな疑問を得る機会になりました。大学入学前の私は臨床現場とは、1対1でカウンセリング行う場だけだと捉えていましたが、大学での学びやこのプログラムを通して、臨床心理士の支援は他領域であり、援助方法も様々であることを体験的に学ぶ機会にもなりました。気になる子達の中には、目線が合にくい子、名前を呼んでも反応があまりない子達がいます。はじめはこのような子たちと関わる時に、少しでも成長につながる関わり方がしたいと思いながらも関わりに難しさを感じていました。しかし、現場の臨床心理士や保育士の先生方の関わり方に触れ、アドバイスを受けながら半年以上関わる中で、それぞれの子ども達のペースや距離感を知り、見守りと適切なタイミングでの反応を行うことが出来るようになりました。また、現場の先生方と一緒に活動に必要な制作をさせていただくもあり、子どもに伝わりやすい形や刺激について学ぶこともできました。

    大学院で学び臨床心理士へ

     大学院では今回サポートプログラムで体験した発達支援の他に、教育、医療、震災支援活動など様々な実習が経験できるため、自分自身を成長させるチャンスになることに期待が膨らんでいます。また、大学院では自分を見つめるための様々なプログラムが組まれているため、臨床心理士養成に必要な自分と向き合い自分を知る体験を大事にしていきたいと思います。
    (Hさん 宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校出身)
     
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    【今月の活動で私達が制作した作品】

    2017年
    02月12日

    卒業研究合同発表会 ~研究の一部紹介と最優秀賞受賞者の声~

     2月2日、心理学科教員有志による卒業研究合同発表会が行われました(詳しくはこちらをご覧ください)。本年度発表された研究の一部をご紹介すると…
     ・人の消費行動について調べた、
       『限定商品における消費者心理
        ―魅力を感じる人と感じない人の性格特性における違い―』
     ・化粧をする女性の心理について調べた、
       『なぜ、私たちは装うか―化粧をする心理―』
     ・うつ病の支援策について調べた、
       『うつ病の受診率の低さについて―早期受診を促す支援のあり方 ―』
    など、いずれも興味深いものばかりでした。
     ご来場いただいた方には、全ての研究の中から特に面白かったもの4編を投票して頂きました。その結果をもとに最優秀賞2編、優秀賞4編が選ばれ、表彰状と副賞が贈呈されました。
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     本年度は、下記の研究が最優秀賞と優秀賞にそれぞれ選ばれました。おめでとうございます!!
    【最優秀賞】
     ・大学生活がキャリア形成に与える影響について
     ・保護者のインターネット利用度が子どもに及ぼす影響
      -肯定的イメージと情報活用能力に関して―
    【優秀賞】
     ・カラフルな私の世界~エピソードから広げる共感覚者の心理~
     ・言語化とネガティブ感情の関連について
     ・「共感」と「同情」は似て非なるものか
     ・幼少期と青年期の愛着スタイルにおける関連
     
     今回、最優秀賞に輝いたH.T.さん(福岡県立福岡高等学校出身)には改めて卒業研究を振り返って頂きました。また、今回の卒業研究合同発表会を見学した1年生のH.M.さん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)にも感想をお寄せ頂きました。H.T.さん、H.M.さん、ありがとうございました!!
    (担当:分部)
     
     私は卒業研究で、「大学生活における進路決定とキャリア形成支援」について定量調査を行いました。これは、学びを中心とした学生生活の充実とキャリア形成との関連性を調べることで、大学で行うべき学生のキャリア支援の在り方を明らかにするというものです。
     4年生になり周りの友人が卒論の研究テーマを決めていくなか、私は研究の方向性を定めることができませんでした。そこで、3年間の授業でとってきたノートやファイル数十冊を読み返し、自分の些細な疑問、興味・関心を加えながら、納得のいくテーマを探すことにしました。
     私は、大学は社会に一番近い教育機関であることから、専門分野の学びを得ると同時に自分の将来を考える場所と考えていました。一方で、他大学も含めて、「将来の夢がない」「何も考えていない」という大学生も少なくありません。そこで、大学全体の取り組みとして、キャリア支援に今以上に力を入れる必要があるのではないかと考えるようになり、先ほど述べた研究を行うことにしました。このように、一見科学的な研究としては成立しがたいように見える日常的な疑問を扱い、検証できる点は心理学の醍醐味だと思います。
     執筆に際しては、まずは30以上の先行研究を読むことから始めました。複雑なデータを解析する必要もありましたが、2年次の「心理学統計」で学んだことが大いに活かされました。また、考察を執筆する際には結果と考察が混ざってしまったり、論理性に欠ける文章になったりしがちでしたが、先生方にアドバイスを貰ったり、ゼミの友人らと互いに意見を出し合ったりしながら少しずつ進めました。ここでも3年次の「心理学実験」での経験が大いに役立ちました。
     このように、大学で習得した学びと経験が凝縮された卒論はまさに4年間の集大成といえます。また、学生ごとにテーマは違えども、ゼミの仲間と共にがんばることができ、苦労の中にも達成感ややりがいを感じることができました。
     卒業研究合同発表会では、最優秀賞という素晴らしい賞に選んでいただき、とても光栄です。また、沢山の学科の先生方や職員の方々、後輩学生が私の発表に興味をもってくださり、話を聞いてくださったことがとても嬉しかったです。「自分自身で路を開いていく」という卒業研究での経験は、社会人になっても自信となり、私を支えてくれると思います。
    (H.T.さん 福岡県立福岡高等学校出身)
     
     私は卒業研究発表を見て、先輩方の研究の考察の深さに圧倒されました。最も印象に残った研究は大学や就職に関する研究でしたが、その研究では、結果から分かったことや考えたことだけではなく、今の日本の現状や傾向なども織り交ぜた話をされていたため、より掘り下げられた考察になっていました。また、説明する際も日常でよく使用するような言葉を使って、「○○な人ほど△△」というような形で簡潔に分かりやすくまとめられていました。さらに、その考察によって最初に立てた研究の目的が達成されており、研究が最初から最後までつながっていました。それを見て、「これが『研究』なんだ」「『研究』ってこういうことなんだ」と学ぶことができました。
     今の私には、自分なりに考察する力などの力量はまだ備わっていないと思います。しかし、3年後に私が研究発表をする側になったときには、誰が見ても納得してもらえるような研究発表ができるように、学んだことをしっかり自分のものにしていきたいと思います。
    Hさん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)

    2017年
    02月10日

    心理学科では、新入生の皆さんをお待ちしています!! ~2017年度新入生一泊研修の第一回メンターオリエンテーションが行われました~

     心理学科では毎年4月に新入生を対象とした一泊研修を行っています。今年も4月5-6日の日程で一泊研修が実施されます。この一泊研修の目的は、新入生の皆さんが大学生活を送る上で最初に知っておくべきこと(高校までと違う授業の仕組みや時間割作成)をきちんと理解できるようにすること、そして、これから4年間を共にする友人や教員との良い関係をつくることです。この研修を通して、皆さんの不安や疑問が解消され、スムーズに大学生活がスタートできるよう説明会やレクリエーションが計画されています。
     
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     【宿泊先のホテル:ザ ルイガンズ】      【一泊研修の様子】
     
    とは言え、わからないことをいきなり大学の先生に尋ねるのは難しい…と感じる人もいるかもしれません。そこで、心理学科では昨年度より、メンター制度を導入し、現在の2年生(新3年生)に新入生の相談にのったり、見守りをしたりする役割を担ってもらうことにしています。ほんの2年前、ドキドキしながら一泊研修に参加した先輩方だからこそ、新入生の皆さんの目線で相談にのることができます。メンターに選ばれた9名の2年生と1名の大学院生は、心理学科の代表としてふさわしい素晴らしい先輩方です。
     
     さて、1月31日に行われた第一回目のメンターオリエンテーションでは、学科長からの激励の言葉とメンターの指導をご担当の先生方からのお話につづき、当日の流れやメンターの役割確認が行われました。また、メンター同士での新入生に対する助言や指導を充実させるための話し合いも行われ、自分達が1年生の時に戸惑ったことや知りたかったこと、2年間の大学生活を経た今だからわかる「1年生の間にしておけばよかったこと」について活発に意見が交わされました。
     
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     【メンターの話し合い~新入生を迎えるために~】

     異なる個性を持ちつつ、それぞれに魅力的なメンターの先輩方が、新入生の皆さんとの出会いを楽しみに、準備を始めています。
     桜の季節、安心して大学生活を一緒にスタートさせましょう!
    (担当:白澤)
     
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     【キャンパス内の満開の桜】

     

    2017年
    02月07日

    『基礎演習B』で“キャリアインタビュー”を行いました

     1年生対象の必修科目『基礎演習B』では、本年度“キャリアインタビュー”を実施しました(詳細はこちらをお読みください)。今回は、進路就職課の女性職員にインタビューを行ったI.M.さん(福岡県立城南高等学校出身)の感想を紹介します。アポイントメントやインタビューなどは、これからの大学生活だけでなく社会人生活でも幾度も経験していく場面になりますが、それらの基礎力を培う上で今回の活動は重要なOJT(On-the-Job Training)になったようです。感想を寄せてくれたI.M.さん、ありがとうございました!
    (担当:分部)
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    【女性職員にインタビューする学生】 【インタビュー内容を発表する学生】
     
     今回の基礎演習では、進路就職課の方に「今のうちから就職に向けてやっておいた方がよいこと」や「仕事と家事・育児の両立の仕方」などについてインタビューを行いました。
     進路就職課の方にインタビューをするとなった時、恥ずかしながら、私はアポイントメントの取り方さえ知りませんでした。どういった言葉を使えば良いのか、どのように文章を書けば良いのかが分からず、「間違った文章を送って『こんなことも書けないのか』と思われるのではないか…」と、何度も頭を悩ませました。
     文の書き方が分からないことは正直情けないと思いつつ、きちんとしたアポイントメントを取るための文章を完成させるために、文の書き方に関する本を読んだり、言葉一つ一つの意味や使い方を辞書で学んだりしました。初めて知る言葉や、知っているつもりでも、実は使い方が間違っていた言葉も沢山あり、最初は戸惑いましたが、学んでいくにつれて、文章や言葉の使い方が段々と上達しているのが自分でも実感できました。また、インタビューの時に、「アポイントメントをとる時のメールを打ったのは誰?すごく丁寧できちんとしているなと思った」と言われ、うれしい気持ちが込み上げてくると同時に、頑張った分だけ、以前の自分に比べて成長できたのではないかと感じました。
     この経験から私は、語彙力や文章力、構成力の重要性に気付きました。これらの力を身につけておくことで、アポイントメントの取り方に限らず、文を書く場合などでも苦労をしなくて済み、目上の方に失礼のない文章を書くことができます。また、インタビューをしていて気付いたことですが、アポイントメントの勉強をしながら語彙や文の構成を学んだ私は、いつもより相手の話を理解するのが早く、質問への回答を予測しつつ臨機応変に対応することができました。この体験から、これらの力は“書く”ということだけでなく、自分と相手とのコミュニケーションにも必要ということが分かりました。
     今回の一連の学びを契機に、残りの大学生活を使って、社会に出た時に対応ができるよう、語彙力や文章力、構成力などをしっかりと鍛えておきたいと思います。
    (I.M.さん 福岡県立城南高等学校出身)

    2017年
    02月03日

    教員有志による“卒業研究合同発表会”を行いました

     本年も、4年生たちが自分の卒業研究を発表する“卒業研究合同発表会”を行いました。
     『心理学の卒業研究』と言ってもその内容は大学ごとに大きく異なりますが、本学では仮説検証型が大半です。仮説検証とは、(人の考え・行動・性格などについて)“~ではないか?”という仮説を立て、その仮説が正しいかを調べるためにデータを集め、検証するというものです。
     これは簡単な作業ではありません…心理学の研究を学ぶ、自分で独自の仮説を考える、データを集めるために実験や調査を行う、集めたデータを統計的に解析するなど、多くの困難があります。しかし学生たちは、『心理学概論』などを通じて心理学を学び、『心理学実験』や『心理統計』を通じて仮説検証の練習を何度も行い、『人間関係学演習』や『卒業研究』で教員の指導を受けながら実際に自分の研究を進めてきました。その4年間の集大成を発表する場が“卒業研究合同発表会”となります。
     
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    準備する4年生
     
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    発表する4年生
     
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      今年も多くの人に来て頂きました。他学科の教員の方々、事務職員の方々、来年度は発表する側になる3年生、そして心理学を学び始めたばかりの1・2年生。本当にありがとうございました!!“4年間頑張ったからこそ、多くの人に聴いてもらいたい”、そんな4年生の気持ちにお応え頂いたことに、心から感謝申し上げます。
     
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     “どんな研究が発表されたの?”
    そちらについてはこちらをご覧ください!!
    (担当:分部)

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