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    人間関係学部

    人間関係学部Today 一覧

    2016年
    12月06日

    社会に貢献する心理学2016 ~心理学の学びいかすボランティア活動 その1~

     心理学科では、大学内で知識を得るだけではなく、実際に「動く(行動する)」学びも重視しています。実社会との関わりを大切にし、他者の援助に主体的に取り組む活動は、社会貢献だけではなく、学生自身の自己成長を促します。2015年度の心理学科Todayから始まった「ボランティア活動」報告。2016年度1回目の報告は、「心理学科での学びとボランティア活動の関係」についてHさんに体験を報告してもらいます。Hさんありがとうございました!
    (担当:重橋)

    ボランティア活動内容

     私達がボランティアとして参加している鳥栖市の療育医療センター若楠療育園内の子育て支援センターである「どんぐりセンター若楠」について紹介します。「どんぐりセンター」では、主に3歳児までの親子を対象に子育ての不安感等を緩和し、子どもの健やかな育ちを促進することを目的とした活動を行っています。
     朝9:00から14:30まで子ども達と遊び、お母さん方との交流を行っています。また、レクリエーションの準備(工作など)、施設外で行うイベントのお手伝いなども行っています。活動終了後は事後ミーティングがあり、1日を通して気になったことについて、保育士の先生や臨床心理士の先生と様々な視点から情報交換を行っています。
     
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    【プレイルームの様子】

    ボランティア体験を振り返って

     ボランティア活動を通して、子どもとの関わり方だけでなく、「親子」を見るという視点に気づいたことが大きな経験だったと感じています。活動を始めたばかりの頃は、子どもと普段関わることがないために、どのような遊び方をすれば良いのか戸惑う体験が多くありました。しかし、回を重ねる中で、遊び方が分かるだけではなく、子どもたちの変化にも気づくようになりました。「以前と何か違うな、変わったな」という少しの変化に気づける感覚が大切だと思うようになりました。
     大学の講義で“発達心理学”について学んだことで、「どの年齢の子どもがどのようなことができるのか」、「お母さんはどのようなところに不安や難しさを感じているのか」等、自分なりに視点を持ち、考えながら行動することができたと感じています。子どもたちが行う行動の意味を想像することも大切なことだとわかりました。心理学科で学んだことを活かしてこどもと関わることや、講義でこんなこと聞いたことがあったなと感じる場面も多くありました。
     実際に体を動かして子どもたちと触れ合える場は少ないため、とても貴重な体験をさせて頂いています。「今日も楽しかった」で終えるのではなく、楽しみながらも自分なりの成長や発見をすることができる活動だと感じています。
    (Hさん:宮崎西高等学校出身)
     
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    【こどもたちと一緒に】
     
     

    2016年
    12月02日

    心理学科の就職支援「3年生の企業見学会 ~株式会社三井住友銀行様~」

     去る11月2日、3年生8名と、株式会社三井住友銀行福岡法人営業部および福岡支店に企業見学にお伺いしました。この見学会は、銀行について本学学生が理解を深められるように、三井住友銀行様が本学学生のためだけに用意してくださった特別企画です。銀行業務についての講演、行内見学、本学OGも交えた座談会など、当日だけで5時間近く、資料作成などの準備時間を含めるとその何倍ものお時間を8名のために割いて頂きました。いずれもインターネットや就活本では得られない貴重な情報満載で、学生の意識が大きく転換する機会となりました。三井住友銀行様のご厚情に衷心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
     
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     当日の体験は学生に本当に大きな影響を与えたようで、社員・行員の方々に実際にお会いすることの重要性を改めて痛感しました。ごく一部の抜粋になりますが、下記に学生たちが「今回の企業見学会から何を感じ、学び取ったか」を紹介します。
    (担当:分部)
     


     これまで私は、「仕事をしてお金を稼ぐ」ことは「頑張って働く」「長時間働く」ことと同じと考えていました。しかし今回の見学会を通じて、それは学生のアルバイト感覚だったと感じました。仕事をする(お金を稼ぐ)上で本質的に大切なことはお客様の役に立ちたいという気持ちであり、お客様に提供する商品やサービスの価値の大きさが会社としても社員・行員としてもお金(利益)に繫がると学ぶことができました。「どうやったら稼げるか」ではなく、「どうやったら多くの価値を提供することが出来るか」を考えながら働くことが、私自身にとってもやりがいを持って楽しく働けることにつながると気づくことができました。ありがとうございました。
    (A.M.さん:熊本県立第一高等学校出身)
     
     私は営業職を希望するつもりでいますが、就職活動では働く環境を重視したいとも考えています。その理由は、アルバイトの経験から、営業成績には一緒に働く人をはじめとした職場環境が大きく関係すると感じているためです。これまで銀行については、お金を扱う業務であることから非常に緊張した雰囲気の職場で、自分には合わないと考えていました。しかし今回行内を見学させて頂いた際、行員の方々が互いに気軽に質問されている姿や、廊下ですれ違った際に行員の方同士が笑顔で会話されている姿を目にし、私のイメージとは正反対で、とても温かな雰囲気を感じました。行員の方々が働きやすいと感じていらっしゃることは容易に想像でき、私自身もこのような素晴らしい環境で働きたいと思うようになりました。今回の見学会では、私自身の将来について深く考えることができました。貴重な体験をさせて頂き、本当にありがとうございました。
    (M.H.さん:久留米信愛女学院高等学校出身)

    2016年
    11月29日

    心理学フィールドワーク(学校)

     心理学科では、学部3年生以上を対象とした「心理学フィールドワーク(学校)」という科目が設定されています。この授業では、近郊の那珂小学校にご協力いただき、学生が実際に小学校に出向き、授業時間や休み時間を子どもたちと一緒に過ごします。2年次までに学んだ心理学の学びを、子ども達と関わることを通して体験的・実践的に応用することによって、「心理学を通した人間理解や、人と関わる力」を養います。
     
     学生は、オリエンテーションを受けた後、前期・後期それぞれ2カ月程度、毎週決まった曜日に小学校の午前中のスケジュールに参加し、子どもたちの学習を手助けしたり、一緒に遊んだりすることを通して、子どもたちが楽しく学校生活を送ることができるようサポートします。学生も、最初はどう関わっていいかわからず戸惑うこともありますが、定期的に開かれる「カンファレンス」の時間に、教員や臨床心理士を目指してトレーニング中の大学院生と共に振り返りを行ないながら、子どもたちの理解を深め、子どもたちに関わる力を育んでいます。
     那珂小学校の先生方のあたたかい配慮と子どもたちの溢れる元気にエネルギーをもらいながら、学生たちはやりがいをもって実習に励んでいます。私たち教員の目からも、学生の成長を大変実感できる授業となっています。
    (担当:富永)
     
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    【実習で通った小学校】

    学生の感想

     今まで学生という立場で授業を受けていたのが小学校では先生と呼ばれるため、人としての模範にならないといけないと、実習に行く前は不安や緊張感、プレッシャーは大きくありました。しかし、実際の実習では、すぐにその不安がなくなるくらい楽しい時間を過ごせました。 受け持ったクラスが1年生ということもあり、こども達の伸び幅も大きく実習の度にできないことができるようになっていたり、だんだん落ち着きを見せ始めたりと、成長を感じることが多くありました。
     この実習においてわたしが目標としていたことは、毎週全員とコミュニケーションをとることです。いろいろな生徒と関わっていく中でそれぞれ個性があり、子ども達の気持ちを理解する大切さを学びました。この経験を通して、もっと実生活においても人の心に寄り添えるようになっていきたいと思いました。
    (Kさん:福岡市立福翔高等学校出身)
     
     私はフィールドワークを履修して、子どもに対する意識が変わりました。今まで子どもが苦手だったのですが、小学1年生と2年生と触れ合い、子どもたちのことを知るにつれて苦手と思うことがなくなりました。1週間に1回の実習でしたが、たった1週間でも子どもたちは勉強面でも生活面でも成長していました。そして、子どもたちの成長を見ることだけでなく、自分自身も成長することが出来ました。また、困ったことなどはカンファレンスで大学院生や先生に相談することができ、生徒達とも良い関係を築きあげることができました。
    (Tさん:中村学園女子高等学校出身)
     
     小学生と接していると、はじめは伝えたいことを理解してもらえなかったり、言うことを聞いてもらえなかったりして、困惑し、悩むこともありました。しかし、実習を重ねて生徒とふれ合う時間が増えていき、生徒への言葉のかけ方や近寄り方を自分なりに工夫していく中で、少しずつ生徒との信頼関係を築き上げることができました。そのようにして信頼関係を築くことができたことによって、子どもたちへの対応もより幅広く行うことができるようになりました。また、純粋な心を持つ子どもたちから私が学ぶこともたくさんあり、大変充実した時間を過ごすことができました。
    (Hさん:中村学園女子高等学校出身)
     
     子どもの成長とともに、どうしたら子ども達ともっと仲良くなれるのかを考え、先生や大学院生、同級生と情報交換をしながら意見を出し合い、それを実践することで子どもたちとより良い関係を築くことができました。この小学校実習を通して、自分自身も成長が出来たように感じます。また、昼休みは外でクラスのみんなと遊んで、毎回とても楽しい実習でした。
    (Oさん:福岡県立嘉穂東高等学校出身)
     
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    【カンファレンスの様子:実習の振り返りを行っているところ】

    2016年
    11月25日

    卒業生紹介:総合病院の医療事務で活躍中のH.Sさん

     心理学科でこころについて学んだことを活かし、病院の窓口で病気の方の心に寄り添いながら関わる仕事、医療事務として活躍する卒業生達がいます。今回はそのような医療事務の仕事について、2014年度卒業生H.Sさんに紹介してもらいます。
     

    1  経歴を含め簡単に自己紹をしてください

     私は公立高校の普通科を卒業後、福岡女学院大学の人間関係学部の心理学科に進学しました。現在は福岡の総合病院で医療事務として勤務し、社会人2年目を迎えます。
     
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    2    大学時代によかったことは何でしょうか

     就職活動で諦めない心の大切さを実感できたことです。私はなかなかいい結果が出せず、途中就職活動を休んでしまうこともありました。しかし、諦めて完全に立ち止まってしまうとそこで物事は終了してしまいます。周りの友人が頑張る姿に「自分も負けてはいられない」と思い始め、自分が叶えたい夢に少しでも近づけるようにできる限り後悔したくないと諦めず前へ進み続けました。その結果、現在希望の職種に就くことができました。社会人になっても、この姿勢は私の糧となっています。何事も成功するまでには時間がかかりますが、自分なりのペースで諦めずに前へ進み続ければ、その努力はいつかきっと評価されます。

    3    大学で勉強することで今の自分に役立つ力は何ですか

     心理学科では授業を通して、自らのこころと身体の状態と向き合う時間があります。これは他の学科では味わえない貴重な体験です。自分自身の状態を自らが客観的に把握することはとても難しいことですが、現在でも「あのときの体験・勉強したことが今に繋がっている!」と腑に落ちる機会があります。何かに行き詰まってしまったとき、この腑に落ちる瞬間があり、自分の中で止まった時間がまた動き始めることを社会人になってとても実感します。自らのこころと身体と向き合う力を身に付ければ、自分に何が必要なのかが見えてくることもあり、未来に繋がる道を切り開く対処法が見つかるはずです。

     4    今の仕事を紹介してください

     主に入退院される患者様の治療費の計算及び保険診療の請求を行うレセプト業務を担当しています。また受付業務では直接患者様と接する機会もあります。患者様の中には不安を抱えながら、自らの病気と向き合い治療に励んでいる方が多く来院されます。事務職は直接医療行為を行える立場ではありませんが、少しでも患者様の気持ちに寄り添えるよう、日頃から丁寧な言葉遣いや治療費に関する説明、また笑顔で接することを心掛けて業務を行っています。
     
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     5  これから大学生活を始める方へのメッセージをお願いします

     大学4年間という時間は本当にあっという間です。しかし、自らが活動できる範囲が広がり、様々な経験ができる時間でもあります。アルバイトやボランティア等、新しいことに挑戦する機会も増えてくるでしょう。そんなとき、上手くいくかわからない不安を抱くことがあるかもしれません。しかし少しでも興味があることに出会えたなら、それは何かの運命かもしれません。勇気を持って踏み出したその一歩は、きっと今のあなたを成長させてくれる経験になります。限られた時間ですが、多くのことにチャレンジしてみてくださいね。
     

    2016年
    11月22日

    心理学科の学生が朝倉市の観光PRを行っています3

     既に学科Todayでも紹介していますが、朝倉市との官学連携事業として、藤村ゼミと分部ゼミでは朝倉市の観光パンフレットを作成しました。作成したパンフレットは、朝倉市で行われた“KIRINコスモスフェスタ”で配布しましたが、より多くの人に朝倉市の魅力を知ってもらい、訪れてもらうためには、朝倉市以外の場所でもパンフレットを配る必要があります。そこで今年は、福岡市役所西側ふれあい広場で行われた“筑後川のめぐみフェスティバル”に参加し、パンフレットを配布することにしました。
     フェスティバルでは、福岡・熊本・大分の自治体が多数参加されており、工夫を凝らしてPRをされていました。そのような中で本学科の学生たちは、パンフレットを配るだけでなく、着ぐるみの“中の人”になったりステージに上がったり、様々な形態で朝倉市および自分たちが作ったパンフレットをPRすることになりました。
     今回の活動に参加した学生の一人であるN.M.さん(久留米信愛女学院高等学校出身)に、感想を寄せてもらいました。難しいこともあった反面、それを乗り越えたことで、学べたことも大きかったようです。
    N.M.さん、ありがとうございました!
    (担当:分部・藤村)
     
     
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     10月30日(日)の筑後川フェスティバルで、朝倉市役所商工観光課の方々と作成したパンフレットを配布しました。
     会場では多くの人に受け取ってもらうために声を掛けながら回りましたが、最初はなかなかパンフレットを受け取ってもらうことができませんでした。手に取ってもらえないということは、朝倉の魅力を知ってもらうことができないことになります。そこでどうすれば受け取ってもらえるのかを考えたところ、パンフレットを作る際の視点であった「朝倉の魅力」ばかりにとらわれ、パンフレット自体の魅力を考えていないことに気付きました。
     私たちのパンフレットの魅力は、女子大生が作ったという点です。これが、他と差別化できる点であり、魅力です。ただ、会場の人たちは歩いていますので、声掛けのできる時間は限られています。その一瞬でいかにパンフレットの魅力を伝え、手に取ってもらえるようにするかを考える必要があります。そこで、第一声を「女子大生が作ったパンフレットです!」として、その点だけを確実に伝えるようにしました。
     この結果、たくさんの人に「え、あなたたちが作ったの?」と興味を持ってもらい、受け取ってもらうことができるようになりました。また、それをきっかけに「どこがおすすめなの?」など、声をかけてもらうことが増え、パンフレットを配るだけでなく、その中身を直接紹介しながら朝倉の魅力を伝えることができました。
     このように状況に合わせて行動することができた理由は、今回の連携事業を通じて、現状をしっかりと情報収集し、分析することを学んだからこそだと思います。今回のパンフレット配りを通して、魅力を伝えることの難しさをとても感じさせられましたが、それと同時に楽しさも実感できた貴重な体験でした。
    (N.M.さん:久留米信愛女学院高等学校出身)
     
     

    2016年
    11月18日

    テーマコラム 心理学科での学生の「成長」 第1回 成長と心理学 ―未来を見つめて―

     「心理学科では何を学び,どのような成長ができるの?」
    入学前の高校生だけでなく、在学している大学生も素朴に疑問に思うことがあるかもしれません。もちろん、ただ待っているだけでは学びも成長も難しいでしょう。しかし、一歩踏み出し模索すれば、心理学科だからこそできる「学び」や「成長」があります。
     この度、心理学科では、「テーマコラム」を始めることにしました。各教員が同じテーマで、皆さまにお伝えしたいことを発信していきます。最初のテーマは、私たちが、そして皆さんも心より願う「成長」としました。テーマコラムを通して心理学科における学生の「成長」について考えていきます。
     

    テーマコラム 心理学科での学生の「成長」
    第1回 成長と心理学―未来を見つめて―
     
     心理学科todayをお読みくださっている皆さま、ありがとうございます。心理学科学科長の佐野幸子です。皆さまに、このページを通じてお話しできることを、とても楽しく感じています。初めての試みですので、私自身、他の教員たちからどのような話を聴くことができるのか、楽しみにしています。初回は、私が担当し、成長と心理学の未来の関わりを考えてみたいと思います。どうか、今後もおつきあいください。
     
     心理学を教える立場にいますと、「心理学は役に立つのでしょうか?」という質問を受けることがよくあります。この質問の意図を考えますと、心理学が面白いことも、人間関係にも役立つだろうことは知っていますけれど、就職するためには役立たないような気がしますという気持ちが裏にあるようです。さて、本当に心理学は、職探しに役立たないのでしょうか?
     話が変わりますが、最近の学生はスマフォを使ってインターネット検索を気楽に行います。ちょっと思い出してみてください。10年前には、常に身につけている機器でインターネットの検索ができましたでしょうか? 答は「いいえ」です。
     本学の学生証はnimocaの機能も持っています。学生たちは、学生証さえあれば、バスにも乗れますし、コンビニでの買い物も出来ます。学内の食堂や店舗での支払いを済ませることも、自販機で飲み物も買うこともできます。学生証がこれほど便利になることを10年前に想像できましたでしょうか?
     現在、時代は予想を超えますスピードで変わっています。昔に誕生したコンピュータやインターネットといった様々な技術が、今になって着実に「普通の」生活に影響を与え始めています。昨年、野村総合研究所とオックスフォード大学の共同研究(注1)によって、2030年、つまり今後15年も経たないうちに、現在の日本で人が働いている仕事の49%を、人工知能やロボットが請け負うことができることを明らかにしました。
     将来就きたい仕事、現在従事している仕事は、10年先、20年先、30年先にも存在する仕事なのでしょうか? 高校生を初めとする、現代の青年たちは、本当に大変だと思いますが、将来を見据えて仕事を考える必要があるのです。
     では、将来も生き延びる仕事とは、どんなものなのでしょうか? 先の共同研究は、「創造性、協調性が必要な業務や、非定型な業務は未来においても人が担う」と言っています。そして、人工知能やロボットではできないだろう仕事、言い換えれば将来も必ず生き残るだろう職種として、各種カウンセラーや心理学研究者を挙げています。創造性や協調性は、他者との関わりが必ず必要となる特性です。非定型、つまりマニュアル通りではできない、その場その時での柔軟な対応が必要となる作業というのも、他者の存在を大切にしてこそ成功するものです。このような能力を伸ばす学びは、心理学ならではのものです。
     マズローという人が、欲求段階説(注2)というものを発表しています。彼によれば、人が成長(自己実現)に向かうためには、生きていくための基本的・本能的な欲求(空腹を満たす、睡眠を確保するなど)や安全が保証されることなどが必要となります。おそらく、今後の世の中は、基本的な欲求や安全を確保するための作業を人工知能やロボットが解決してくれて、成長に向かうためのプラスのことを人が提供するようになるのではないかと私は考えています。人の成長や成長に向かうために必要なものを考えたり、実際に自他の成長を促したり疲れを癒やしたりなどのサポートを行う学問が心理学です。
     現時点でも、既に公認心理師という心理学領域では初めての国家資格が誕生し、心理学が職に結びつく可能性は大きく伸びています。しかし、今から大学に入学しようとする世代の人たちを考えますと、心理学は、10年後、20年後、さらには未来に渡って当人にも役立つのみではなく、職にも結びつく学問だと言えるでしょう。
     我が家では、お掃除は掃除機ロボットがしてくれています。しかし、花を飾るのは相変わらず私の役割です。日々の生活を思い起こし、未来にも活躍できるあなたの職や役割を考えてみてください。未来を見据えることこそ、あなたの素敵な成長に繋がります。
    (文責:佐野)
     
    注1) https://www.nri.com/~/media/PDF/jp/news/2015/151202_1.pdf
    注2) Abraham Maslow 1943 "A Theory of Human Motivation" Psychological Review
    これは原論文(英語)ですが、有名な理論ですので日本語でも多数の文献で紹介されています。
     
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    2016年
    11月15日

    インターンシップ体験報告

     今回はインターンシップ1)に参加した心理学科3年生のHさんとYさんにインターンシップ体験について報告してもらいます。
    HさんYさんありがとうございました!

     注1)インターンシップとは:学生が地域企業において実習・研修的な就業体験を行うこと。本学では学科独自によるものや九州インターンシップ推進協議会によるインターンシップを実施しています。
     

     インターンシップに参加するにあたり“できるだけ多くのことにチャレンジする”“周囲への気配りを意識する”ことを目的に臨みました。アルバイトのように細かいマニュアルはないため、実際に仕事をしている方の真似をして仕事を覚えることから始めました。仕事で覚えることは多くあり大変でしたが、参加した目的が達成できるように意識して仕事に取り組みました。そして、このインターンシップで「自発的に行動すること」が大切だと学びました。この行動が、仕事を教えてもらうきっかけ、仕事以外の社会人としての姿勢を教えてもらうきっかけにつながったからです。また、就職への思いを後押ししてもらうことになり、とても勇気づけられました。これからインターンシップに参加しようと考えている方は、与えられたことだけを行うのではなく、一歩勇気を出して自分から行動してみてほしいと思います。
    (Hさん:福岡大学付属若葉高等学校出身)
     
     インターンシップでは、社会人として働くこととアルバイトとの違いを学ぶことができました。社会人にはタイムマネジメントをする力が必要ということを知って、さらには自分で計画を立て仕事を行っていかなければいけないことがわかりました。また、その時々において自分で判断していかなければいけないことがわかりました。相手が何を求めているかを考えて行動する、気の利かせ方を身につけることができました。採用者目線で意見を聞くことができる機会もありました。また、電話の受け方や立居振舞をどのように行えば相手に好印象を与えることができるのかなどを教えていただけたため、今後の就職活動に活かすことができると思いました。これから参加する方は、目的を具体的に決めてから参加することを大事にして欲しいと思います。
    (Yさん:折尾愛真高等学校出身)
     
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    【インターンシップ説明会の様子(体験者の報告会)】

    2016年
    11月11日

    留学から帰国して思うこと

     今回は半年間のカナダ留学から帰国して間もないAさんに、今、振り返って思うことについて報告してもらいます。Aさんありがとうございました。
     
                             
     半年のカナダ留学を終えて、心理学科で学んでいてよかったと思うことがあります。なぜなら、夢や憧れの留学でなく、目的を語学研修に絞った留学でもなく、自己成長について考えたうえでの留学になったからです。
     高校生の時から大学生になったらカナダに留学しようと思っていました。福岡女学院大学に入学したのは大学案内で他の大学と違った留学制度があることを知ったからです。
     
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     「赤毛のアンの家の前で」
     
     心理学科では1年次必修の基礎演習の課題にプレゼンテイションがありました。学生同士で話し合って決めた『よく遊び、よく学ぶ』というクラスの共通テーマのもとで、チームに分かれてプレゼンテイションにとりくみました。私はIさんNさんと一緒に『未体験を楽しむ』というサブテーマで〈留学〉をとりあげました。日本人留学者数の推移や主な留学先などを調べることで、留学について客観的に捉えることができました。
     プレゼンテイションで、私は、留学を「言葉が通じない不自由、何をどうしていいかわからない緊張、そして、孤独と向き合うなど、ハンディを引き受ける体験への挑戦」と説明しました。留学がまだ希望にすぎなかった1年次の私は、「時間とお金を費やしてまでして、苦労を引き受けようとする理由、心配する家族を説得できる理由は何でしょうか。そんな説得力のある理由があるのでしょうか?」と同級生たちに問いかけてプレゼンテイションを締めくくりました。
     このように、私の場合は〈留学〉でしたが、一人ひとりの関心事についてじっくりと学ぶことも心理学だと予想もしていませんでした。
     
     留学前の私のどこがどのように変化したのか、まだ話せそうにありません。でも、日本人同士で互いに価値観や考えが違う人々と出会っても、めげることなく、自分の考えを述べる勇気のようなものが芽生えているように感じます。少しは、たくましくなったのかもしれません。
    (Aさん:福岡県立香住丘高等学校出身)
     
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    「大学キャンパス近くの歴史を感じる街並み」

    2016年
    11月08日

    心理療法基礎実習

     「心理療法基礎実習(3年生から履修)」を紹介します。この授業の目標は「ボディナミクス(Bodynamics)に基づく『ボディノット(Bodyknot Model)』を実習し、自己理解を深めるとともに、コミュニケーションスキルを向上させる」ことです。
     ボディナミクスというのは1970年代にデンマークの心理学者が開発した臨床心理学関連の理論と技術です。そのアプローチの方法は筋肉への働きかけ、自我機能への働きかけ、性格構造(発達心理)の分析という3方向からなされるものです。日本では2003年から研修が始まりました。
     
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     この授業では、人とのコミュニケーションを改善する「ボディノットモデル」の実習を行います。ボディノットモデルでは、人のコミュニケーション要素は5つの要素から成り立つと考えます。5要素とは、①事実(五感)、②事実の解釈、③個人的な発言、④内面の衝動、⑤行動です。この5つの要素をどのように受講生自身が使っているかをロールプレイを通して、受講生が気づくような実習を行います。
     実習では、個人がしっかりとした自分になり、人の話をよく聞け、人によく話せるようになるために、自分の「自我機能(自分で気がついている自分)」を活性化するエクササイズを行います。11設定されている自我機能の内、基本となる3個の自我機能を活性化するエクササイズを行います。1つは「グラウンディング/リアリティテスティング:大地とのつながりを維持する能力(地に足がついている状態)」です。次は、「センタリング:体の中心を意識し、そこに留まること」です。最後に「バウンダリ(境界線):他人や周囲の世界との関わりにおいて、自分自身を制限する能力あるいはスキルに関わるもの。また皮膚、エネルギー、テリトリーの区別を意識すること」です。
     以下に実習の様子を紹介します。学生は楽しみながら、笑顔で実習に取り組んでいます。エクササイズを繰り返すことを通して、自分の自我機能の変化に気づきます。その上で、カウンセラー役、クライアント役、観察者役を何度もロールプレイで体験する中で、自分のコミュニケーションの仕方に気づき、改善することができます。実習を通して受講生が元気になり、コミュニケーションの仕方が向上し、人間関係が円滑になる楽しい授業です。                                     
    (担当:原口)
     
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    【グラウンディング:「足首回し」の実習の様子】
     
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    【センタリングで:「左右の膝押し」の実習の様子】
     
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    【バウンダリ:「パッキング」の実習の様子】

    自我機能のエクササイズに対する受講生の声

    「グラウンディングの足首回しが一番効果を実感している」             (Tさん)
    「グラウンディングの立ち方座り方の姿勢を作ることで、普段の姿勢と比べて、芯がしっかりしている感じがしたり、自信を持って堂々とすることができた。またエクササイズを行う前後で、体の軽さや心の落ち着き方が変化していたことを感じた」                                                                                (Sさん)

    ボディノットのロールプレイ実習に対する受講生の声

    「ボディノットをすることで、精神と身体がつながっている実感がもてた」
    (Fさん)
    「面接場面ではグラウンディングやセンタリングが思うようにできなかったため、意識して行わなければならないと思った」             (Fさん)
    「ロールプレイでセラピスト役の時、クライエント役の話に質問を行うことがすぐできずに難しかった。質問を考えているときに、目線が下の方にいっていたことを観察者から教えてもらった。今後は目線を下げずに会話するようにしていきたい」                                   (Sさん)
     

    2016年
    11月04日

    キリスト教に学ぶ

    学生の報告:「キリスト教に学ぶ」

     福岡女学院大学ではキリスト教と触れ合う機会が多くあります。それらは1限目と2限目の間に行われているチャペル礼拝や「聖書概説」、「キリスト教人間学」などの授業、それから毎週月曜日のお昼休みに行われている聖書の会です。
     聖書の話と聞くと堅苦しく難しいものと思われますが、先生方は私たちにも理解しやすいように自分自身の体験談と一緒にお話しされたり、その話に合う歌を歌ったり、パワーポイントを使用したりして学生がわかるように工夫されておりますので楽しく聴くことができます。毎週月曜日に行われている聖書の会では、チャペル礼拝とは違った雰囲気の中で、宗教主事の中川先生を中心により深く聖書について学びます。
     私は福岡女学院大学に入学して半年が経ちました。今までは教会に通う毎週日曜日が私にとって聖書について学べる日でもありました。しかし福岡女学院大学に入学してからはキリスト教に触れる機会が多くなりました。私にとって聖書に触れることによりキリスト教の価値観を学ぶことで自分の中にある価値観をより磨くことができます。何よりも、聖書と触れることは自分自身についてよく考える時間でもあります。
     先生方は決してキリスト教の思考を学生たちに対して強要しません。だからこそ自分から進んで話を聴くことができ、私たちは自由にキリスト教と向き合い考える事ができます。「隣人愛」や「謙遜」と言ったキリスト教の価値観は、私たちが生きて行く上で必要な事です。聖書を読んでいてわからない事や疑問に思う事があればすぐに質問する事ができ、図書館に行くと調べることができます。この恵まれた環境に感謝し、よりいっそう聖書について学んでいきたいです。
    (心理学科1年:Y.Hさん)
     
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     【心に響く、ギール記念講堂のパイプオルガン】

    学生の報告を受けて

     Y.Hさんが福岡女学院大学のキリスト教教育についてこんなにも暖かく深い理解を示しておられることを、宗教主事として、キリスト教学系の科目を担当する教員として心よりうれしく思います。Y.Hさんは「聖書に触れることは自分自身についてよく考える時間でもあります」と書いておられます。聖書は聖書の各編を記した人々の自己理解の書であるという側面があります。聖書を繙いて、私たちの自己理解を一層深めましょう。
    (担当:大学宗教主事 中川)

    2016年
    11月02日

    心理学科の学生が朝倉市の観光PRを行っています2

     福岡女学院大学から車で南東に1時間強走った福岡県の中南部に、朝倉市があります。黒田官兵衛で知られる黒田氏が治めた秋月城(現在は城跡)や、福岡県で随一の温泉湧出量を誇る原鶴温泉など、観光資源の豊富な市です。
     既に本ブログ(心理学科Today)でもご紹介していますが、2016年度、この朝倉市をPRするパンフレットを藤村ゼミと分部ゼミの学生が合同で作成しました。学生たちは夏休み中も泊まり込みで朝倉市の取材を行ったり、朝の10時から夜の19時までの話し合いを何度も行ったりするなど、非常に精力的に取り組みました。
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     10月上旬には無事にパンフレットが刷り上がりましたので、早速、朝倉市で行われている“KIRINコスモスフェスタ”を訪れ、学生たち自らが来園者に声を掛け、出来立てのパンフレットをお渡ししました。
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     以下、この一連の活動に参加してくれた学生を代表して、R.H.さん(九州国際大学付属高校出身)に感想を寄せて頂きました。学生たちが何をして何を考えたのか、手に取るように分かる感想です。
    R.H.さん、ありがとうございました!!
    (担当:分部・藤村)
     

     今回のパンフレットを作成する中で一番大切にしたことは、朝倉市の魅力をしっかりと伝えることでした。当たり前ではありますが、パンフレットを読んだ方に「朝倉市に行きたい」と思ってもらう必要がありますので、読む方が朝倉市についてどのような情報を求めているのかを何度も考え、作成しました。
     本年度は、朝倉市の中でも特に原鶴温泉にスポットを当てながら、朝倉市全体を楽しめるようなモデルコースの提案や原鶴温泉のすぐ近くにある筑後川で行われている伝統的な鵜飼いなどについて掲載しました。また、パンフレットのコンセプトが「オトナ女子」であったこともあり、可愛らしさを前面に押し出すのではなく、落ち着いた雰囲気の中に可愛らしさを残す工夫をしました。
     私は10月15日土曜日に、キリンビール工場のコスモスフェスタでのパンフレット配布に参加しました。県内の方が多いかと思っていましたが、県外から来ている方も沢山いて、多くの人がパンフレットを手に取ってくれました。完成までの時間も少ない中でデザインやページ割をどうするかなど、色々と悩み大変でしたが、自分たちが作ったものを目の前で手に取って褒めていただけるのはとても嬉しかったです。今後、私たちが作成したパンフレットを読んだ方が朝倉市を訪れ、その魅力を知り、何度も訪れようと思うくらい好きになって頂ければと思っています。
    (心理学科3年R.H.さん、九州国際大学付属高校出身)

    2016年
    10月31日

    就職活動報告:内定を得た先輩から後輩へのメッセージ2

     今回は就職活動報告として、複合サービス事業(共同組合)に内定したA.Kさん(久留米信愛女学院高等学校出身)に、後輩の皆さんへのメッセージを書いてもらいました。A.Kさんありがとうございました!
    (担当:岩下)
     
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    就職活動の報告

     私は4月末から就職活動を始め、複合サービス事業(共同組合)より内定をいただきました。就職活動で受けた企業は周りの人に比べて少ないものでしたが、それでも希望するところに内定をいただけたので、自分の就職活動には心から満足しています。学内外の企業説明会に参加し、入社試験を受ける企業を本当に自分が行きたいと思う企業だけに絞り、集中して対策を行ったことが内定に繋がったのかもしれません。エントリーシートや面接の心配をする以前に、自分がすらすらと志望動機を述べることができる、「本当に行きたい企業」を確定することが大事だと思います。

    これまでの大学生活の過ごし方

     私はもともと公務員になることを志望していたため、2年次から公務員試験対策講座を受講したり、地元の市役所にインターンシップに行ったりしていました。しかし、公務員として働く未来の自分が想像できなくなり、本当はどういう仕事がしたいのか、どういう仕事が私に合っているのか考えるようになりました。そのような時に学内企業説明会でお話を伺った複合サービス事業の仕事に興味を持ち、そこで働きたいという気持ちが大きくなりました。そして、いざ試験に挑むと公務員試験対策講座で勉強していた知識を生かすことができ、筆記試験や論文の試験も難なく突破することができました。また、コーヒーショップでのアルバイト活動も私の大学生活を充実させてくれる大事な経験となりました。

    後輩へのメッセージ

     皆さんには、好きなこと・熱中していることがありますか?勉強が大好きな方は、そのたくさんの知識がきっと大きな武器になります。部活やサークル活動に奮闘している方は、その楽しい経験や辛い経験が人とコミュニケーションを行う時に話題の引き出しになってきっと手助けしてくれます。アルバイトを頑張っている方は、必ずその経験が役に立つ日が訪れます。私のように続けている趣味や大好きなアニメや芸能人の存在がある方は、そのことがあなたの明るい笑顔と元気の源になります。あなたの経験はあなただけの力です。自分を信じて、就職活動を楽しむくらいの心の余裕を持って頑張ってください!
    (A.Kさん:久留米信愛女学院高等学校出身)
     
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    学内企業説明会の様子

    2016年
    10月28日

    こども総合相談センターえがお館見学報告

     9月15日、白澤ゼミ3年生13名で福岡市こども総合相談センターえがお館へ見学に行きました。
     当日は、こども相談課心理相談第2係大西係長より、こどもの心の問題の現状やセンターの組織、業務について大変丁寧な説明をしていただきました。また、センターの心理職の業務や役割について、大西係長の経験も交え、興味深いお話をたくさんうかがいました。
     その後、館内の見学をさせていただき、実際の心理臨床の現場を垣間見ることが出来ました。ゼミ生には、このような実地での学びを通して、大学で学ぶ理論や技法がどこへつながるのかということを意識し、「社会に貢献できる心理学を学ぶ」という意欲と気概を持って欲しいと考えています。
    (担当:白澤)
     
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    学生の感想

     子ども総合相談センターでのお仕事について具体例や相談の状況、件数をふまえて説明してくださったのでとてもわかりやすかったです。また、課ごとに業務がきちんと分かれていることで様々な状況に一番適した対応や取り組みをしていらっしゃると感じました。
    (Iさん:大牟田高等学校出身)

     初めて見る児童相談所の中は、自分の想像とは異なるところも多く、非常に勉強になりました。また、どのような方がいて、どのような仕事をしているのか等、知らないことだらけで、さらなる学びが必要だなと感じました。これから、もっと勉強し、様々な事を経験していきたいと思いました。
    (Kさん:福岡県立博多青松高等学校出身)
                           
     子どもが困っていることや不安に思うこと等、子供自身についての相談が主だと思っていたのですが、子育てをするなかでの親の不安、困難さ等、親自身の相談も多く、実際話を聞いてみて初めて知ることが多かったです。家族の問題の背景には核家族化による家族の負担の増加があるなど、時代の中での問題もあると分かりました。施設での職務内容を聞き、同じ空間にいながらも、それぞれ業務が違い、求められることも違うということなど、施設での仕事を知ったことに加え、社会人になることの厳しさも知る良い機会となりました。大学で心理学を学び、将来直接人の心理に触れなくとも学んだことを少しでも活かすことができる仕事に就くことができればと今まで以上に思いました。
    (Sさん:福岡女学院高等学校出身)
     
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    2016年
    10月26日

    「葡萄祭」報告

     10月21日と22日は、大学祭でした。福岡女学院の大学祭は「葡萄祭(ぶどうさい)」と呼ばれます。小雨が降っていたにもかかわらず、次第に来場者が増えて、22日の午後は例年のように大賑わいでした。

     
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    あっ、もうご来店だ!
     模擬店の入り口に陣取った心理学科の原口ゼミは、お揃いのTシャツを着て、3年生と4年生とで、わらび餅とレモネードの模擬店を出しました。

     
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    いかがですかぁ~
     ゼミの垣根をこえて心理学科として、パラダイスな3年生たちでタピオカの模擬店を出しました。

     
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     葡萄祭は模擬店だけではありません。サークルや留学生の企画催し、学外からの参加もあります。もちろん、コンサートも!上の写真は、葡萄祭実行委員長(写真左)と共催部署チーフ(写真右)を担当した心理学科3年生です。準備の時から頑張りました。
     二人から高校生の皆さんへのメッセージです。「高校生の皆さん、来年、一緒に葡萄祭を盛りあげましょう。待ってます!」
    (担当:長野)

    2016年
    10月24日

    ニュース!・心理学科オリジナルパンフレットの公開・高校生対象公開授業

    心理学科オリジナルパンフレットの公開

     心理学科では学科オリジナルのパンフレットを作成しています。今回その一部がウェブ上で公開されました。ぜひごらんください。パンフレットは,大学HPの心理学科紹介ページの左側メニューに表示される「パンフレット」をクリックしてください。

     心理学科紹介ページ 
     https://goo.gl/EMwTX6
     パンフレットPDF    
     https://goo.gl/ak06G4
     
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     パンフレットの完全版も,福岡女学院大に来たときにぜひ見てください。
    (担当:藤村)
     
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    高校生対象公開授業へのお誘い

    心理学、または福岡女学院大学に興味をもつ女子高校生(2・3年生)の皆さんに
     
     福岡女学院大学人間関係学部心理学科では、在学生が実際に受けている授業を皆さんに公開しています。次回の開催日は、10月29日(土)です。

      「心理学に興味はあるけれど、進学先に選んだとしたら、どういうことを、どんな方法で勉強するの?」、「大学と高校は違うと聞くけれど、どこが、どう変わるのかしら?」、「女子大って、どんな雰囲気?」、「私って、福岡女学院に向いている?」、「心理学科の授業についていけるのかしら?」などの疑問を持っていませんか?  それらの答を見つけるために、実際の授業に参加したり、見学したりしませんか?

      「本物」の授業を通じて、模擬授業では伝えきれない心理学や福岡女学院大学の魅力に触れて頂ければ幸いです。

     2限(11:25~12:55)と3限(13:45~15:15)の授業を公開します。2限のみ、3限のみの参加、参観も可能です。授業参加、授業参観なさった方々には、昼食券をお出しします。お昼休み(12:55~13:45)は、食堂に出向き、大学生気分の昼食を体験してください。

     詳細・お申し込み方法は、福岡女学院大学のホームページ(こちら)をご覧ください。
    (担当:佐野)

    2016年
    10月21日

    心理学科の学生が朝倉市の観光PRを行っています

     心理学科と朝倉市の連携事業では、3年生が取材して作成した朝倉市の紹介パンフレットが完成しました。先日の10月15日(土)には,朝倉市のキリンビール工場にて開催されているコスモスフェスタに行き、学生自身がパンフレットを配布、朝倉市の観光PRを行いました。

     次回は、福岡市役所で開催される「筑後川のめぐみフェスティバル」に一日だけ参加し、朝倉市役所の皆さんと一緒に観光PRを行います。

     皆さんも朝倉市のコスモスフェスタ、そして市役所のイベントへどうぞ足を運んでください。
     
    コスモスフェスタ2016 
     日時 10/1(土)~11/3(木・祝)
     場所 キリンビール 福岡工場 【キリン花園】
     イベントURL https://goo.gl/2zekIA
     
    筑後川のめぐみフェスティバル(学生は10/30に参加予定です)
     日時  10/29(土)10時30分~17時
         10/30(日)10時~16時 
     場所  福岡市役所西側ふれあい広場
    (担当:藤村・分部)
     
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    2016年
    10月18日

    朝倉市と心理学科との連携事業が朝倉市の広報誌に掲載されました

     現在,心理学科3年ゼミ有志で,朝倉市との連携事業に取り組んでいます。先日10月1日に発行された朝倉市の広報誌「広報あさくら第253号(平成28年10月1日号)」に活動の様子が掲載されました。

     PDFがウェブ上にて公開されています。以下のURLにアクセスしてぜひご覧ください。(掲載ページは,20ページ目の「まちかどウォッチング」です。以下のリンク先にある上から3つめのリンクをクリックしてください。)

    広報あさくら第253号(平成28年10月1日号)PDF版
    http://www.city.asakura.lg.jp/www/contents/1475139391103/index.html
     
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    (担当:藤村・分部)

     

    2016年
    10月14日

    卒業生紹介:児童養護施設で活躍中のS.K.さん

    心理学科卒業生で現在は児童養護施設で活躍中のS.Kさんを紹介します。

    1.経歴を含め、簡単に自己紹介してください。

     私は、高校の保育科を卒業した後、福岡女学院大学の人間関係学部心理学科に入学しました。認定心理士と社会福祉主事任用の資格を取得し、現在福岡市内の児童養護施設で児童指導員として働いています。

    2.大学時代によかったことは何でしょうか。

     まずは、友人が多く出来た事だと思います。長い大学生活を有意義に送るためには友人の支えが必要でしたし、卒業し社会に出た後も大学で出来た友人は大きな支えになっています。また、私は軽音楽部に所属していましたが、それが私の大学生活の中で1番大きなものだったと思います。メンバーと練習に打ち込んだり、時に意見の食い違いで衝突したりと、とても濃い時間を過ごす事が出来ました。部活となると大学生活ではイメージが薄いものかもしれませんが、誰かと一緒に1つのことに打ち込むことは、大学が最後のチャンスなのではないかと思います。

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    3.大学で勉強することで今の自分に役立つ力は何ですか。

     私は勉強が大嫌いで、高校を卒業してまで勉強することに疑問を感じていました。しかし、高校とは違い、大学では卒業必要単位のうちの半分以上の単位を自分で選択して受講出来ます。これは勉強をする上で4年間の学習への意欲を保つためにとても重要な要素だったと思います。また、心理学に関することはもちろん、学部共通科目もあり、4年間で自分の興味のあることを学べたことは、今の仕事に限らず、生活の上でも大きく役立っていると感じています。

    4.今の仕事を紹介してください。

     児童養護施設では、保護者からの虐待や両親の死別など、様々な理由で保護者と生活することが出来ない2~18歳までの児童が入所し生活しています。その中で私は、いわゆる親代わりの様な関わりをしています。子どもと接する中で、衝突や反抗も多くありますが、それ以上に少しずつ成長し心身ともに大きくなっていく子どもを近くで見守ることが出来ることに、大きなやりがいを感じています。

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    5.これから大学生活を始める後輩たちへのメッセージをお願いします。

     大学生活の4年間は、自分の興味のある勉強に打ち込んだり、合間で部活やアルバイトをしたりと、人生で自分のやりたいことが出来る1番の時間だと思います。私は福岡女学院大学心理学科で、とても充実した楽しい4年間を送ることが出来たと、胸を張って言う事が出来ます。どのような4年間にするかは自分次第です。『今』学びたいことを学び、『今』したいことをして、有意義な大学生活にしてください。

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    2016年
    10月11日

    ミニオープンキャンパス(今年度最後)へのご来場ありがとうございました

     10月2日(日)、今年度最後となる第4回ミニオープンキャンパスが開催されました。たくさんの高校生の皆さんや保護者の方々が福岡女学院大学を訪れ、大学に関する説明を聞かれたり、キャンパスを見学してくださいました。
     
     進学相談には、非常に多くの方が来場され、今年秋の受験や大学生活に関する相談を受けました。大学院進学や編入学に関する相談、社会人の方の相談もありました。女性が多様に学べることも、心理学科の特徴のひとつです。
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     展示室では、在学生達と授業や大学生活について話をしていただきました。学生スタッフを担当した心理学科3年Gさん(中村学園女子高等学校出身)から皆さんへのメッセージは以下です。
     「私と同じ形式で入試を受ける来場者の方が何人かいました。私の経験を話すことで少しでも不安を取り除き、自信を持つことができ、安心して受験に臨むお手伝いができていれば嬉しいです。高校生の時は、心理学というと臨床心理のイメージが強かったのですが、実際はキャリア心理や教育心理などの幅広いジャンルで学ぶことができ、心理学に対するイメージが変わりました。今興味を持っている授業は、子ども達のこころの動きを理解するために、小学校で実習を行う授業です。毎回実習に行く度に成長するこども達に会えることが楽しみです。このような珍しい実習があるのも心理学科の特徴です。」
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     模擬授業「心理学に出会おう」を担当した白澤早苗先生から、受講者の皆様へのメッセージは以下です。
     「今回は、来校者の皆さんに多様な「心理学」の学びと出会っていただきたいと考え、発達心理学、認知心理学、社会心理学、臨床心理学、健康心理学の5つの領域から一つずつテーマを選んでお話ししました。限られた時間でしたが、心理学の面白さ、ユニークさ、そして社会に貢献する学問としての心理学の姿に少しだけでも触れていただけたなら幸いです。」
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     ミニオープンキャンパスに来学くださった方々、心よりお礼申し上げます。
     今年度のミニオープンキャンパスは今回が最後です。来年、お目にかかれますことを楽しみにしています。
    (担当:重橋)

    2016年
    10月07日

    授業紹介~『心理学実験』~

     心理学科では、学部2年生以上を対象とした『心理学実験』という演習科目が準備されています。この科目では、学生が自ら実験を行い、そして受けることで、心理学の実験のやり方とレポートの書き方を学びます。
     
     一例を挙げましょう。下の図形で、“<>”または“><”に囲まれた中央の赤い水平線を比べると、どちらが長いでしょうか?おそらく、“><で囲まれた下の方が長い”と感じられるでしょう。しかし実際は、上下同じ長さです。これは“ミュラーリヤー錯視”と呼ばれる現象で、足を長く見せるための工夫として衣類などにも応用されています。
     
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     では、なぜ下の方が長く見えるのでしょうか?『心理学実験』では、この原因を明らかにするために、“<>”や“><”の長さを変えながら、“どれほど下の図形の方が長く見えるか”を計測します。もし”><”の角度が重要であれば、角度を変えることで長く見える程度が変わるはずです。実際に実験を行ってこの予測を調べることで、世界の見え方を変えている原因を特定するわけです。その作業は、“データに基づいて原因を解き明かす”という科学的な考え方を学ぶことに他なりません。
     一見すると難しいように思えるかもしれませんが、『心理学実験』を受講されたF.N.さん(九州国際大学付属高等学校出身)の感想を見ると、学生たちもしっかりと学んでくれているようです。感想を寄せてくれたF.N.さん、ありがとうございました!!
    (担当:分部)
     
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    学生の感想

     私が『心理学実験』を通して学んだことは、二つあります。
     一つは、差や変化そのものよりも、その差や変化が起きた原因を考えることがより重要であり、難しくもあるということです。実験の結果を見ていくと、数値が大きく変化していることがあります。変化したということは、何らかの影響を受けたと考えることができますが、その原因を考えるためには様々な情報に目を配る必要があります。例えば、数値が上昇しているなかで、際立って大きく上昇した場合と小さくても減少した場合では、意味が異なります。そのような見逃しがちな情報にも着目し、他とは何が違ったのか、その原因が何であったのかを検証する必要があることを学びました。
     もう一つは、実験というものの理解です。授業では、実験の結果が日常に関わるとすればどのような場合かまで考えることが求められました。それまでは、実験とは日常と離れたところにあるもので、通じるものはないと思っており、また、レポートを書く際も結果をまとめるだけで終わっていました。しかし、そのような課題を通じて実験の結果を身近なものに置き換えて考えるうちに、実験が日常場面を代表しているものであることが見えるようになり、実験内容も理解しやすくなりました。より深く理解出来るようになったことで、レポートとしてまとめる際も自分なりの新しい見解もできるようになり、余裕が生まれました。
     これからの講義やレポートにも以上のことを活用しながら学習していけるよう努力していこうと思います。
    (F.N.さん:九州国際大学付属高等学校出身)
     
     

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