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2015.10.29

​「アクティブ・ラーニングで人は育つのか?」パネルディスカッションを実施しました

次期学習指導要領改訂に向けて、文部科学省が初等・中等教育(幼稚園・小学校・中学校・高校)での「アクティブ・ラーニング」(能動的な学習)を強く推進する方向性を打ち出していますが、教育改革が進む中、多くの大学でも何らかの形で「アクティブ・ラーニング」が導入されています。

アクティブ・ラーニングとは…
課題研究、PBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)、ディスカッション、プレゼンテーションという言葉を聞いたことがあるかと思いますが、このような能動的な学習を取り込んだ授業を総称することばが「アクティブ・ラーニング」です。

このような社会の動きがある中、10月24日(土)、本学では「アクティブ・ラーニングで人は育つのか?」と題しパネルディスカッションを実施、アクティブ・ラーニングで本当に学生が育つのかという視点で、参加者の皆様と共に考え今後の知恵を出しあう機会として開催されました。
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パネルディスカッションでは、本学の教員それぞれが取り組むアクティブ・ラーニングを紹介、実際に取り入れることでどのような能動的な学習ができているのかということなど、具体例をもとに述べました。日米の比較文化を研究する教員においては、日本とアメリカの教育の違いを自身の海外生活における実体験をもとに述べ、アメリカでの生活を通じて感じる日本の教育について文化的視点から指摘しました。
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また、参加した教育関係者、地域関係者の方々からは、子どもたちが成長する過程で指導する立場である私たち大人がどのような教育を行い、また関わっていくのか、課題も多くあるという意見も出され、各々の立場での役割や思いをお話いただき、貴重な意見交換、懇談の場となりました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。