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    人文学部 メディア・コミュニケーション学科

    人文学部 メディア・コミュニケーション学科Today 一覧

    2017年
    05月12日

    授業紹介:木版画によるDiY実践(その2:刷る)

    先週に続き木版画コースターの制作を進めます。今週は最終段階の印刷の工程に挑戦です。

    まずは印刷の準備から。まず古新聞を敷いて、不要になったクリアファイルを半分にしたものを、セロテープで固定します。身近なものを再利用するだけで、手軽にインクをのせる台の完成です。ここに油性の木版画用インクを出して、ローラーでしっかりのばします。

    慎重にストロークを重ねる学生もいれば、はたまたガーッと音を立てながら荒々しいローラー使いをみせる学生もいたりと、インクの乗せ方ひとつとっても個性が出ます。お互いに作業の様子を見守りながら、手さばきににじみでるそれぞれのキャラクターを楽しんでいました。

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    続いて、いよいよ木版にローラーでインクをのせます。刷りムラが出にくいように動かす方向を変えたりしながら、まんべんなく表面にローラーを転がしていきます。インクがしっかりついたら紙を乗せて試し刷り。竹の皮でできたバレンを、繊維の目にそって動かしながらこすります。


    木版に乗せた紙をおそるおそる剥がしてみると「おおおおおーーー!」と歓声があがります。試し刷りをすると、彫りの足りないところやが確認できるので、ここからまた微調整や彫残し部分を修正していきます。今回は商業的なデザインを模写したので、仕上がりをお伝えする写真は残念ながら割愛……。オープンキャンパス等で展示する予定なので、ぜひお越しください。

    試し刷りに納得できたら、いよいよコルクに印刷します。今度はバレンではなくプレス機の出番かな……と思いきや、またまた古新聞が登場です。床に敷いた新聞紙にコルクをのせて、インクをつけた木片をそっと置きます。その上に更に新聞紙をのせたら、自分の足でギュギュギュと踏みつけて印刷します。人間プレス機とでもいうべき手法です。身近でシンプルな道具を駆使してこそのDiYなのです。とくに新聞紙はマスキングや掃除など万能に使えます。

    紙に印刷した時には感動の出来栄えだったのに、コルクに印刷してみると思ったように絵が写らずに苦戦している学生も多く「どうしてー」とショックを隠せない様子。素材との相性を考えながら、トライ&エラーを繰り返します。うまくできたクラスメイトの例と見比べて、「彫るのが浅かったのかな」「踏むのが足りなかったのかな」「体重が足りなかったのかもね」などなど、友人たちとあれこれおしゃべりしながら、しっかり原因を探って試行錯誤していました。なかには版木の角を使って、コルクにインクを後から重ねて微調整する手法を独自に編み出す学生も。各々が創意工夫をしながら、理想のプリントを目指します。

    ちなみに、このワークショップでは作品の出来不出来や、技術の巧拙にもとづいた評価はしません。DiYは自分で自分を納得させるかどうかの勝負です。自ら課した条件をクリアするために、妥協することなくじっくり挑戦する姿勢を身につけます。
    (学科Today 編集担当)

    2017年
    05月01日

    授業紹介:木版画によるDiY実践(その1:なぞる・写す・彫る)

    メディア・コミュニケーション学科には、講義で理論を学ぶだけでなく、作品をつくりながら考える授業もあります。そのうちの1つ、「ワークショップE」のとりくみをご紹介します。

    この授業が行われる「造形実習室」は、さまざまな制作ができる道具や資材が揃う教室です。ふだんの教室で見慣れた学習イスだけでなく、ペイントの跡がついた使い慣らされた大きな作業台や、図工用の背もたれのない四角いイスが並びます。ものづくりが好きな人たち、わくわくするような雰囲気があります。

    さて、この授業のテーマはDiY実践です。木版画による原始的な印刷と複製の技法を身につけて、大量生産されたものをただ消費するのではなく、身近なものを自分でつくりあげることの意義を楽しく学びます。本日の課題は、習作を兼ねた木版画コースター作りです。
     
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    まずはデザインを「なぞる」作業です。トレーシングペーパーにコースターの出来上がりサイズを描き、十字に折り目をつけ中心を決めます。その中心を写したい図案に合わせてみると、缶のデザインの中心がずばり「ここだ!」と分かる点が見つかります。ふだん何気なくのんでいた缶ジュースでも、手に取る人の視点に合わせて文字や絵の位置が巧妙に計算されていることに気づきます。

    ただし表面をなぞるだけどはいえ、缶は曲がっているので簡単ではありません。転がらないように抑えながら、各自持ち方を工夫していました。
     
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    ていねいになぞった後は、ひっくり返したトレーシングペーパーとカーボン紙を版画用のベニヤにのせて「写す」作業です。ここで図案を反転させわすれると、印刷したときに左右があべこべになってしまうので要注意。この段階では図や文字が反転しているし、色が無く線のみで表していることもあり、「彫ったところが白くなるの?あれ、黒くなるんだった?」と多少混乱している様子も。

    出来上がりを黒く表す箇所、白く表す箇所とを区別できるように軽くペンで色をつけ、次はいざ彫刻刀で「彫る」段階へ。小学校時代に使用して以来だと言う学生も多く、久々に見る彫刻刀に「なつかしい~」という声があがりました。改めて、彫刻刀の種類やその特性と安全な使い方を確認したら、さっそく彫り始めます。

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    誰もが一度は小学校の図工の時間で経験しているだけあり、すぐに道具の正しい使い方を思い出して理解し、作業は黙々進みます。ときには隣の人とおしゃべりしてリラックスしたりも。顔をつき合わせての制作では、こうした対話も大切です。

    同じ図を扱っていても、ペンで図案をなぞるのと、彫刻刀で彫るのとでは、まったく感触が異なります。インクで線をひいて考えていたものを、刀で凹凸に変換するとなると、頭で考えていたものと違って苦戦する学生もちらほら。これぞ実体験の学びです。

    本日のワークショップはこれまで。次回はいよいよ印刷に挑戦します。

    (学科Today 編集担当)

    2017年
    04月20日

    砺波市からやってきたチューリップが咲きました

    6号館の前の渡り廊下横で、チューリップが咲いています。

    このチューリップは、国内有数のチューリップ球根の生産地である、富山県砺波市(となみし)で手に入れたものです。メディア・コミュニケーション学科では、フィールドワークの授業で毎年9月に砺波市を訪問し、現地での方言調査を実施しています。

    地元の伝統的な家屋を宿泊所にした施設に寝泊りし、地元の方にお会いして、その土地の言葉を教えていただき、夕食は郷土料理をご馳走になります。そうした時間を過ごして、違う土地の文化にふれていく授業です。3泊4日と短い時間ですが、学生にとっては印象深い経験のようで、参加した人の中には卒業旅行で砺波を再訪する学生もいます。

    今週からは、調査前の事前授業が始まりました。砺波市の方言はもちろんのこと、土地の文化も学んでいきます。

    今年はどんな出会いがまっているか、楽しみです。

    2017年
    04月12日

    新入生オリエンテーション

    新入生を迎えて、新2年生、新3年生の学生スタッフと共に学内でオリエンテーションを行いました。
    キャンパス内の桜がちょうど見ごろだったこともあり、カフェでの昼食の予定を変更して、ブルーシートを敷き桜の下で食べました。
    緊張気味だった新入生たちですが、お弁当を食べながらお互いの高校時代の制服の話や、新生活の話題で盛り上がり、距離がぐっと近づいてきた矢先に小雨がぱらついてしまい、お花見はお預けとなってしまいました。
    今回は生憎のお天気となりましたが、キャンパスには桜の他にも木々が沢山ありますので、天気の良い日は屋外でのランチも気持ちが良いものです。

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    午後は「1分間映画祭」と題したワークショップを行いました。グループに分かれipadを用いて1分間の動画を制作するものです。
    まずはテーマを決めます。
    副詞と動詞。各自が浮かんだ言葉を紙に書き、集めた中からくじ引きで2つの言葉をランダムに組合せた言葉がテーマとなります。
    あるグループでは「すぐに・食べる」と思いもよらぬテーマでの作品作りです。
    これだけでも難しいのですが、それ以外にも、・1ミニット・1アングル・1カット・サイレントというルールがあります。
    まだ会って間もない仲間との共同作業ですし、思うようには進みません。
    その中で絵をかく人、ナレーションを考える人(出来上がった動画に音を重ねるのはOK)、画用紙で小道具を作る人、互いに得意分野を持ち寄りながら作品作りに挑戦しました。
    試行錯誤の末できた作品は、体当たりの様子が見られるものや、キラリとアイデアが光るもの、思わず笑いを誘うものなど個性豊かな作品が完成しました。
    最後は上級生の学生スタッフと共に学内を散策しました。
    これからここで大学生活がスタートします!

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    お土産は福岡女学院オリジナルのお菓子
    「エピファニー」
    (学科Today 編集担当)

    2017年
    04月01日

    第25回アジア美術家連盟日本委員会展に学科教員が出展

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    4月6日(木)~11日(火)から福岡アジア美術館企画ギャラリーA・B・C室で開催予定の第25回アジア美術家連盟日本委員会展に、メディア・コミュニケーション学科専任の金藤完三郎(雅号:金藤櫂)教員が出品します。今回は、「電力」をテーマにしたF60号の作品を2点制作しました。前年の「FIRE」をイメージした作品に続き、今回の内容もエネルギーを共通テーマにしています。

    この展覧会は、海外で開かれるアジア国際美術展や、アジアシルクロードリンク美術展に向けた出品作品の選考を兼ねています。アジア美術の創造の場として、外国人交流会員の大作を含む自由な形式の作品が集まります。短い会期ですが最終日の4月11日(火)以外は夜8時までご観覧いただけます。ぜひ作品を鑑賞しながら日中の疲れを癒して、心身をリフレッシュしてみてください。

    ■第25回アジア美術家連盟日本委員会展
    場所:福岡アジア美術館 企画ギャラリーA・B・C室
    住所:福岡県福岡市博多区下川端3-1 福岡リバレイン7F TEL092-263-1100
    会期:2017年4月6日(木)〜11日(火)
    開館時間:10時〜20時(最終日11日は19時まで)
    ギャラリートーク:4月6日(木)18:00~19:30、11日(火)17:00~18:30
    入場無料

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