• 文字サイズ
  • よくあるご質問
  • 交通アクセス
  • お問い合わせ
    1. HOME
    2. 学部・大学院
    3. 人文学部
    4. メディア・コミュニケーション学科
    5. メディア・コミュニケーション学科Today一覧

    学部・大学院

    • oc2018
    • oc2018
    • oc2018
    • パンフレットをネット上でご覧になれます。
    • 進学相談会
    • 研究室訪問
    • 掲載情報
    • 夢ナビMix
    • 公式facebook
    • 奨学金・特待生制度について

    人文学部 メディア・コミュニケーション学科

    人文学部 メディア・コミュニケーション学科Today 一覧

    2017年
    08月18日

    授業紹介:4年生の卒業研究構想発表

    メディア・コミュニケーション学科での学びの集大成となる卒業研究に挑む4年生が、それぞれのテーマをプレゼンする構想発表会を行いました。わずか3分の持ち時間で、研究の背景・概要・方法・課題などを伝えなければならないため、自分の考えを簡潔に整理して、他者にも伝わるように表現する必要があります。たたでさえ30度を超える暑い日が続いた7月末の教室内に、学生達の熱意がめらめらとたちこめます。

    研究テーマは実にさまざまです。たとえば、地元のサッカーチームのファン文化に着目した学生は、他のチームとは違った観戦方法やファン文化に興味を持ち、その原因を地域との距離感に求める比較分析を検討していました。他にも、テレビの前に家族が集まってだんらんする習慣はなぜ失われつつあるのか、アイドルグループのライブでは使われるペンライトの形態はどのように変化したのか……などなど、いずれも学科の特色が濃く現れた、メディアとデザインとコミュニケーションの関係をさまざまな角度から読み解くテーマが出揃います。自分にはあまりなじみがないテーマでも、学生が丹念に調べた情報を聞くと、漠然とイメージしていた以上に深い学びがあるのだと気づかされます。
     
    IMG_0172.JPG
     

    とはいえ、まだまだ構想発表の段階。発表に向けて、各自が集めた情報をもとにやっと骨組みを組んだところです。質疑応答の時間では、同級生や指導教員だけでなく、発表会をききにきた下級生からも「どんな立場で研究に望むのか」「そもそも対象とするような現象いつごろから起きたのか」「判断の基準は何か」といった率直な疑問が飛び交います。インタビューに必要な事前準備や、調査対象を絞るための基準、比較対象の方法など、研究を前に進めるための的確なアドバイスも得て、思考を整理しやすくなったはずです。

    何事も一人だけで進めていると、道に迷ったり、そもそも迷ったことに気がつけなかったりします。そんなときでも、他者からの素朴な一言であっさり方向を見定められることがあるので、3分間というごく限られた時間であっても考えを発表するのは大切なのだなと感じました。なにより、ともに苦闘する同級生たちの存在は大きいものです。堂々と発表する姿がお互いを刺激し、これからも切磋琢磨してくれることでしょう。

     
    IMG_0192.JPG


    年末の卒業研究の完成まで、時間はまだたっぷりあります。自分の感性を信じて、ゆっくりじっくり研究を深め、独自の観点から自分なりのこたえを導き出せるよう、応援しています。
    学科Today編集担当)

    2017年
    08月10日

    オープンキャンパスにご参加いただきありがとうございました

    今年も8月上旬に毎年恒例のオープンキャンパスが行われました。メディア・コミュニケーション学科のブースや模擬授業にご来場いただいた多くの方々に、学生たちが授業で制作した作品の展示や、現役学生スタッフとのコミュニケーションをつうじて、学科のとりくみをお伝えいたしました。少しでも受験にむけての疑問や不安が解消できれば……と、学生スタッフにも熱が入りました。

    IMG_0085 - コピー.JPG

    ワークショップでの学生によるトークでは、東京やシンガポールでのフィールドワークのような特別な授業だけでなく、ご実家から片道約2時間をかけて通学する学生と、大学近くで一人暮らしをする学生の時間の使い方を比べてみたりと、さまざまな内容をお話ししました。学問にも部活にもアルバイトにも日々めいっぱい挑戦する彼女たちだからこそ、ぐっと伝わる説得力があったように感じます。
     
    IMG_0113.JPG

    IMG_0124.JPG
     
    メディアデザインラボ(MDL)では、CGソフトを使用した3Dモデル制作の模擬授業も実施しました。パソコンなどのデジタルツールに苦手意識がある人も少なくなかったものの、授業を受けているうちに誰でも少しずつ操作には慣れるので、最初はできなくてもまったく問題ありません。実際にさわってみて「楽しいな!」と実感していただけたのなら何よりです。

    なお、オープンキャンパス二日目では台風の影響で多くの送迎バスが運行をとりやめたことを受けて、8月27日(日)に開催するミニオープンキャンパスでは鹿児島県・宮崎県・熊本県から大学への無料送迎バスを運行いたします。次回もお待ちしております!

    (学科Today 編集担当)
     

    2017年
    08月05日

    授業紹介:「人生は想定外の連続である」――現役ラジオDJに習うトークの極意

    「ワークショップC(アナウンス)」では、LOVE FMなどでDJをつとめるTOM Gさんをお招きした特別講義を行いました。ラジオ以外にも、スポーツのMCやテレビのナレーターなど多方面でご活躍されている方なので、ご存じの方も多いと思います。

    授業が始まるやいなや、ホワイトボードに大きく「人生は想定外の連続である」と書いたTOMさん。文字通り想定外な事態にキョトンとする学生に「席替えをしよう!」とよびかけました。とりあえず学生同士で席をシャッフルすればいいのか……と思いきや、目があった学生に「僕と席をかわりましょう」との提案が。何のことやら分からない学生に、教壇の前にくるようにうながすと、TOMさん自身はスタスタと学生が座っていた席につきました。場所だけでなく、立場そのものを交換しようという提案だったのです。
     
    人生は想定外の連続である
    人生は想定外の連続である
     

    教壇に立った学生は、TOMさんに質問を投げかけなければなりません。質疑応答が済むと、次の学生にバトンタッチ。最初はとまどいを隠せなかった学生たちも、どんな質問にも飾らずユーモアたっぷりに答えてくださるTOMさんとコミュニケーションを重ねるうちに、いつの間にか打ち解けていました。

    それからお話いただいたTOMさんの人生も、アメリカ留学での体験から神戸でのDJ時代に至るまで、実に「想定外」のドラマに満ちていました。たとえば、福岡で開催されたテニスの大会でお仕事をしていたら、そこにいらっしゃっていた日本テニス協会の方が、TOMさんが学生時代に担当していたラジオ番組のリスナーだったと判明。そのご縁で、有明コロシアムで開催されるより大きなテニスの国際大会でのMCを一任されたそうです。このように「どんな場面でもひとつひとつ一生懸命にやっていれば、チャンスは転がっている」と学生に伝えてくださりました。どんなに難しい挑戦でもあきらめず、ドアを叩き続ければいつかは開くのだと信じて、前向きに行動することの大切さを教わりました。

    その後は、各学生が「福岡」をテーマにした1分半のフリートークに挑みます。目の前にいない相手に話しかけるラジオのパーソナリティの状況を体感するために、受講生に背を向けた状態で一人ずつ話しました。課題を知らされたときには「いったい何をどう伝えたらいいのだろう」と緊張していた学生たちも、いざとなるとあたえられた時間をフル活用して、それぞれが思う「福岡」のことをしっかり話していました。

    フリートークを終えた学生からは「自分の話が正しいのか自信をもてなかった」「相手が見えない状況だと、誰を意識して話せばよいのか分からなかった」といった率直な感想が寄せられ、ラジオでのトークがいかに難しいのかを痛感しました。そんな学生の声を受けて、TOMさんからは「ラジオは車の中のような一人きりの空間できくことも多いから、一対一の空気をつくれたらリスナーを惹きつけられる」とのアドバイスをいただきました。その際には、多くの学生が意識せずに使っていた「〜ですか?」といった語りかけの表現が重要だそうです。一方的に発信するのではなく、双方向のコミュニケーションを自然とつくろうとしていた点は、とてもよかったというコメントを頂戴して、学生からも笑顔がこぼれました。
     
    IMG_0018.JPG
    TOMさんの人生経験をうかがうだけでなく、いつもとは違う状況でしゃべる体験をして、学生たちは改めてことばの魅力や、伝える難しさとおもしろさを実感していました。学生にとっては今回の授業そのものが「想定外」だらけで、時折目を丸くする様が見受けられました。TOMさんの主なお仕事であるラジオの生放送は、ニュース速報が入ったり、プレイヤーの不調でCDが止まったり、ゲストが驚きの発言をしたりとさまざまなことが起こります。まさに「想定外」の連続なのです。しかし「想定外は想定内」であると心に留めておくことで、大抵のことは対応できると勇気づけてもらいました。予期せぬ事態から未来を導く希望について語ってくださったTOMさんを信じて、まずは興味があることにしっかりアンテナを張り、さまざまな状況をのりこえるための手段を増やしていきましょう!
     
    TOM Gさん、お忙しいなか本当にありがとうございました。
    (学科Today 編集担当)

    2017年
    08月01日

    授業紹介:福岡アジア美術館の学芸員に学ぶ、感性のつかまえ方

    メディア・コミュニケーション学科の1年生全員が前期に履修する授業「ワークショップA」では、学科の全教員とともに集団制作に挑戦します。本年度は「光と旋律」をテーマに、講義とワークショップと制作を進めました。

    とはいえ、作品づくりはお手本がないとはじまりません。そこで今年は福岡アジア美術展にて開催されていた企画展「光をつかまえて」を鑑賞してレポートを書く課題にとりくみ、さらに同展のキュレーションをご担当された学芸員の趙純恵さんをお招きした特別講義を行いました。知らないことだらけでおどろきの連続でしたが、趙さんの心地よい口調と深い知識が利き手の理解をアシストしてくれるのか、すっかり聞き入ってしまいました。

    まずは、趙さんの個人史をうかがいます。当初は絵描きを目指して美術の世界に飛び込んだものの、ご自身のバックグラウンドと向き合って東アジアの移民史研究を進めて、それに関連した国内外での展示企画にたずさわっていくうちに、いつしか展覧会そのものがご自身の作品になっていたそうです。学生時代の破天荒なエピソードに驚きつつ、今のお仕事にもつながる一貫した興味関心の強さに、さっそく心を打たれました。

    さらに視野をぐっと広げて博物館・美術館の歴史をおさらいした上で、ふだんの学芸員の業務内容についても詳しくお話いただきました。なかでも興味深かったのは、やはり「アジア」に特化した美術館ならではのお仕事です。福岡アジア美術館の学芸員には、いまだに全貌があきらかになっていないアジアの美術を探求するべく、数ヶ月間にわたってアジア各地をまわるフィールドワークが課されるそうです。現地でしか知りえない若手作家の情報や、現地でしか手に入らない未刊行史料など、旅とともに集められたさまざまな知恵は、福岡アジア美術館の血肉となっています。こうして構築された貴重なアーカイヴをもとめて、福岡にはアジア美術に関心のある世界中の作家や研究者が集うそうです。

    170727_wsa_sub.jpg

    こうして美術館と学芸員についての知識をおさえた上で、いよいよ1年生が鑑賞したコレクション展「光をつかまえて」のレクチャーへと進みます。学生が書いた「はっとした作品」と「よくわからなかった作品」についてのレポートを趙さんと読み合いながら、展示全体での工夫や個別の作品を具体的に掘り下げていきます。作品に付された解説(キャプション)がどれだけ練られているのか、来館者の動線を意識した照明術、作家の詳細なバイオグラフィなどをうかがいつつ、それぞれの作品の背景にあるアジア各国の文化・時代・宗教・政治などについて理解を深めました。

    たとえば、オオカミと三角形の図像をモチーフにしたモンゴル出身の画家による作品には、多くの学生から「何を描いているのかよく分からない」との声が寄せられました。しかし、モンゴルで「オボー」と呼ばれる石を三角形に積み上げる宗教的慣習や、人間に害をなすものを駆逐する神の使いとしてオオカミを信仰する風習などをふまえて鑑賞すると、さまざまな意味合いが浮かび上がってきます。

    それぞれの作品とその文脈を知れば知るほど、異文化だけでなく自文化の特長についても考えさせられました。趙さんのお話をうかがうまで、美術の世界はすぐれた作品をつくるために技術や感性を個人的に磨いていく、孤独なフィールドなのだという印象がありました。しかし、実際にはあらゆる作品はさまざまな時代や地域の生活とつながっており、そこには他者とつながる力が備わっているのだと気付かされました。

    講義のしめくくりでは、ただ作品を見るだけでなく、感じたことをことばにすることの大切さをお話いただきました。自身の考えを外に出すプロセスをつうじて、私たちは自問自答のなかでまだ見ぬ自分と出会ったり、自身の感受性を把握したりできます。昨年秋から福岡アジア美術館ではたらきはじめたばかりの趙さんも、所蔵品や作家の情報をより深く知るためにこの展示を企画したそうです。自分のためだけの勉強はなかなか出口がみえないものの、展示をつうじてその成果を多くの人と共有することを目標にすれば、おのずと手と頭が動き出すとのこと。学芸員のお仕事に前向きに取り組む姿は、かがやいて見えるようでした。物思いにふけりたいときには、ぜひまた美術館を訪れて、作品の前でゆっくり考えをめぐらせ、ことばを紡いでみたいです。
     
    (学科Today編集担当)

    2017年
    07月24日

    授業紹介:木版画によるDiY実践(その3:布に刷る)

    今回の課題は世界でも広く知られている日本の木版画、浮世絵の複写です。絵師・彫師・摺師によって分業されていた過程をひとりでやってみると、江戸時代の技法がどんなものだったのかを手先から実感できます。

    前回までは小学校の図工の時間以来はじめての彫刻刀を手に「なつかしい~」と声をあげていた学生たちでしたが、はやくも慣れた手つきで細かい絵柄を巧みに彫り進めていました。手順は前回までの授業で一通り学んだため、みな自分のペースで黙々と作業。試し刷りを何度も繰り返しながら、納得いくまで調整を繰り返します。

    さらに、今回は布地に印刷する手法を新たに学び、浮世絵アパレルを作成しました。布地の素材や色によってプリントの仕上がりはさまざまです。実際に自分が着るものを……となると妥協はできません。図案の余白が気になって、板のサイズを絵柄に合わせて糸鋸でカットする一工夫をこらす受講生もでてきました。目標に向かってためらいなく作業をする姿が頼もしいです。
     
    糸鋸さばきもお手の物
    糸鋸さばきもお手のもの


    細かい図案に挑戦する学生も多く「これを彫るのは苦労したでしょう?」などと声をかけるも、「いえ、あまり!」「そんなことないですよー」という言葉が笑顔であっさり返ってきます。こうして多くの人に「自分にもできるかも!」と思わせてこそのDiY(Do it Yourself)です。
     
    三角刀を見事に使いこなします
    三角刀を見事に使いこなします

     
    友人同士で「さっきよりも上手くいったねー」などと軽い会話を交わしながら印刷作業を進めていましたが、ローラのを転が方やバレンさばきはセオリーどおり。ポイントをおさえて、なんなく試し刷りを成功させます。

    ……と、ここまではテンポよく作業をすすめていても、いざ本番の印刷となるとみな気が引き締まります。なんせ持参した服に刷るのですから、失敗は許されません。ねらった位置にジャストで図案をあわせられるように、版木を慎重にのせる瞬間は、まったく別の表情になっていました。
     
    それぞれの感性で異なる作品に
    それぞれの感性で同じ題材も異なる作品に

    こうして学んだ木版画技術を使って、最終課題では各自がつくりたいものをつくる自由課題に挑戦し、成果を学内で展示します。その様子はまた追って……。
    (学科Today 編集担当)

    copyright© FUKUOKA JO GAKUIN UNIVERSITY ・ FUKUOKA JO GAKUIN UNIVERSITY JUNIOR COLLEGE