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    国際キャリア学部 国際キャリア学科

    国際キャリア学部 国際キャリア学科Today 一覧

    2018年
    04月12日

    グローバルキャリア発見の旅27 フルラジャパン 倉田浩美社長

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    Hiromi Kurata_official photo (1).jpg世界とつながる様々なお仕事で活躍されている方にお話を伺う「グローバルキャリア発見の旅」、今回はフルラジャパンの倉田浩美代表取締役社長にインタビューします。1927年にイタリアのボローニャで創業したフルラ(FURLA)はレザーグッズを中心としたイタリアン・ブランドで、2016年度には世界市場で24%のシェアを占めています。倉田社長にはたいへんお忙しいなか(*)、昨年11月に国際キャリア学部1年生を対象に特別講義をいただいたほか、明後日には国際キャリア学科3年生と1年生を対象に再び特別講義をいただく予定です。

    *今回のインタビューをお受けいただいたのもドイツのミュンヘンへのご出張の最中でした。

    Q:フルラジャパンの社長として大活躍されています。これまでのご経歴と現在のお仕事に就いてお教えください。

    福岡女学院大学を卒業した後、OLを経て、アメリカへ留学しました。1992年にセントラルワシントン大学を卒業して、コンサルティングファームのプライスウォーターハウスクーパーズ(PwC)に就職し、小売業のコンサルティングやマーケットリサーチなどの経験を積みました。その後、帰国してギャップ・ジャパンに入社し、財務企画やマーケットリサーチ、戦略企画などを担当、2002年にはコーチ・ジャパンに移り、財務関連の分析を担当した後、マーケットリサーチ担当も兼任しました。2004年にはコーチ・ジャパンでカスタマー・リレーションシップ・マネージメントも兼任し、マーケティング担当ヴァイスプレジデントに就任しました。その後、マーケティング部の統括責任者となり、ウェブやマーケティング担当シニアヴァイスプレジデントを務めました。フルラジャパンに移ったのは、2014年9月で、現在は代表取締役社長を務めています。

    Q:グローバルに事業展開している企業において、どのような人材が求められるのでしょうか。倉田社長のお考えをお聞かせください。

    自己実現・成長に対する強い気持ち、ポジティブさ、好奇心、素直であることが大切だと思います。英語など外国語のスキルもさらにキャリアの可能性を広げます。

    Q:昨年秋には本学科で特別講義をしていただきました。パワフルな中にもとても温かなお人柄を感じる90分で、「人生が変わった講義でした」と感想を書いた学生もいました。倉田社長より、大学生、高校生に応援メッセージをお願いします。

    自分の可能性を信じて、夢に向かってください。自分の限界を決めるのはは周りではなく、あなた自身です。失敗があるからこそ、成長へつながり、それがさらなる自信を生みます。自分が楽しいと思うこと、ワクワクすることを突き進んでいけば、道は必ず開きます!

    昨年11月の倉田社長による特別講義、一番下は特別講義の司会進行を務めた国際キャリア学科一期生のK.Hさん(大分県立大分雄城台高等学校出身)、この春、入学以来、目指していたフルラジャパンへ入社しました!

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    ICD *I Can Do
    International Career Development

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    2018年
    03月29日

    グローバルキャリア発見の旅26:日伊経済連合会 ディサント・ダニエレ会長

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    ディサント.jpg世界とつながるお仕事で活躍されている様々な分野の方にお話を伺う「グローバルキャリア発見の旅」、26回目となる今回は日伊経済連合会のディサント・ダニエレ会長にインタビューします。ディサント会長には、国際キャリア学科がスタートした2014年から西日本国際ビジネスフォーラムのインターンシップで学生たちがお世話になっているほか、国内・海外でのインターンシップでもご協力いただいております。

    Q:ダニエレ会長は日伊経済連合会で日本とイタリアのビジネスをつなぐ役割を果たされています。特に力を入れて取り組まれているお仕事や企画をお教えください

    日本とイタリアの間には、150年間にわたる長い友好・協力関係を通じて確立された文化的、経済的な強いつながりがあります。両国はともにG7参加国であり、また世界で最も高い平均寿命の国でもあります。日伊経済連合会は会員企業の関心分野のビジネスの実現を支援するとともに、西日本国際ビジネスフォーラムの開催など、日伊両国のつながりを強化するための様々な活動をしています。西日本国際ビジネスフォーラムでは毎年、福岡女学院大学国際キャリア学科の学生の皆さんに運営スタッフとして活躍していただいております。現在、アグリフード・ビジネスでいくつかの事業が進んでおり、この2018年は日伊両国の連携をさらに強化していくうえで、非常に重要な年になるでしょう。

    Italia e Giappone hanno alle spalle solidi legami culturali ed economici che fanno si che i due paesi, da sempre, sono legati da amicizia ecollaborazione. Italia e Giappone condividono 150 anni di relazioni diplomatiche; entrambi sono membri del G7 e sono i paesi al mondo con la piu alta aspettativa di vita.JIEF si muove per rafforzare questo legame, partendo dagli interessi e dai progetti dei propri soci, che assiste e accompagna fino alla realizzazione.Il 2018 sara` un anno molto importante perche portera` alla conclusione di progetti di business molto importanti nel settore agrifood e, sul piano istituzionale, massima attenzione verra` dedicata alla riunione annuale del Nishinippon Business Forum di Fukuoka.

    Q:毎年、日伊経済連合会とイタリアでのインターンシップでお世話になっています。会長はイタリアからもインターン生を受け入れておられますが、グローバルな観点からインターンシップの利点などをお聞かせください。

    両国の若い世代の皆さんがインターンシップを通じて実務経験を積み、知識を深めることは重要だと考えています。長期的に見てもインターンシップでの経験を通じて経済面や社会面、技術面などで共通点の多い日伊両国の間で活躍する人材の育成につながると思っています。インターンシップの利点は現実のビジネスの世界で役割を担う経験を通じて、日常ではできない経験ができるという点にあります。海外のインターンシップであれば、そのメリットはさらに大きくなります。それぞれの国での商習慣やビジネスを進めるにあたっての考え方の違い、働き方の違いなどを知ることができるからです。

    La possibilita` di maturare esperienze e migliorare la conoscenza dei due paesi passa attraverso la formazione delle giovani leve a cui Di Santo Corporation da sempre pone grande attenzione. E` a nostro avviso essenziale che i giovani vadano cresciuti dando loro opportunita` di studio, di formazione e di lavoro proprio in quei paesi che sono simili come livello di sviluppo sociale, tecnologico ed economico.Il vantaggio dell’ esperienza di stage per i giovani e` quello di maturareesperienze in contesti che altrimenti sarebbero difficile da raggiungere,una full-immersion in realta` di business molto operative e che valorizzano le loro capacita` e i loro studi.Parlando dell'internship all'estero, i vantaggi sono ancora di piu`: capire di persona la differenza dei modi di lavorare, le usanze del business, come ragionano le persone di un altro paese nel costruire un un progetto.

    Q:国際的な仕事を目指す大学生や高校生の方々へのアドバイスとメッセージをお願いします。

    今の世界が求めている人材には二つの重要なポイントがあると思っています。それは「継続できる力」と「適応できる力」です。私は、若い皆さんがどんな困難に直面しても怖気づいてしまうことなく、歩みたい道を見つけられるように頑張ってほしいと願っています。そして、皆さんの中から、将来、イタリアに興味を持ってくださる方が出てくだされば、もっと嬉しく思います!

    Il mondo di oggi premia due qualita` sopra ogni altra: la costanza e la capacita` di adattarsi. L'augurio mio personale e` quello che possiate trovare la vostra strada e che abbiate la forza per non farvi mai scoraggiare quando sentirete la fatica. Un grande in bocca al lupo a tutte voi...nella speranza che qualcuna, in futuro, si appassioni all'Italia.

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    西日本国際ビジネスフォーラムでのディサント会長、右は​駐日イタリア大使のジョルジョ・スタラーチェ閣下
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    ルイーディオダディ在大阪イタリア総領事(右)、西日本新聞会館の長井社長(左)とディサント会長

    日伊経済連合会と提携した国際キャリア学科のプログラム

    国際経済学者ロレッタ・ナポレオーニ先生による特別講義(2014年度)
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    第二回西日本国際フォーラム(2014年度):運営スタッフを務めた国際キャリア学科一期生(今春卒業)
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    第三回西日本国際フォーラム(2015年度):上は司会進行を務めたN.Mさん(一期生、福岡中央高等学校出身)、下は講演者のアシストを務めたM.Oさん(現3年生、加治木高等学校出身)
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    ベネチア大学の学生との交流会・セミナー(2015年度)
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    イタリアからのインターン生との交流(2016年度)
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    イタリア・ビジネスに関する講義(2016年度)
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    トリノでのインターンシップ(2016年度):文化交流機関で研修中のK.Hさん(一期生、大分雄城台高等学校出身、イタリアの著名なブランドであるFURLAの日本法人フルラジャパンに就職)

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    トリノでのインターンシップ(2016年度):食品商社で研修中のA.Nさん(一期生、筑前高等学校出身)
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    イタリアの映画プロデューサー、クリスティーナ・マッサーロ様による特別講義(2016年度)

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    ローマのワイナリーでのインターンシップ(2017年度):研修中のN.Kさん(現3年生、城南高等学校出身)
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    第四回西日本国際フォーラム(2017年度):下はレセプションの司会進行を務めたA.Aさん(現2年生、筑紫高等学校出身)
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    ICD *I Can Do
    International Career Development

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    2017年
    05月19日

    グローバルキャリア発見の旅25 株式会社エイチ・アイ・エス(H.I.S.)カナダ統括 実政 浩様 

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    世界とつながるお仕事で活躍されている様々な分野の方にお話を伺う「グローバルキャリア発見の旅」、25回目となる今回は国内・海外でのインターンシップなどでご協力いただいている株式会社エイチ・アイ・エスでカナダ統括をつとめられている実政 浩様(カナダ・バンクーバーご在住)にインタビューします。

    Q:実政様は北米在住30年とうかがいましたが、これまでのご経歴と現在のお仕事とについて教えてください。

    IMG_2561.jpg福岡で生まれ、育ちましたが、1987年に「イージーライダー」などの映画に出てくる自由なアメリカに憧れて、カリフォルニアに渡りました。最初は別の旅行会社に勤め、ちょうどブームだったディズニーランドやユニバーサルスタジオなどのテーマパーク観光を中心にインバウンド業務に携わりました。1990年代後半からは野茂英雄選手がロスアンゼルス・ドジャーズに移籍したことから大リーグ観戦ツアーを企画し、ワン・シーズンで6000人以上のお客様を受け入れるなど、忙しい日々を過ごしました。その後、現在、勤務しているエイチ・アイ・エスに移り、ラスベガスをベースにグランドキャニオンなど大自然を体感するツアーを数多く手がけ、2012年からはバンクーバーでカナダにおける同社の業務を統括する仕事をしています。今年3月に国際キャリア学科のお二人の学生さんがインターンシップで来られた時は福岡出身のご縁もあり、喜んで受け入れさせていただきました。二人ともとてもまじめで好感の持てる学生さんでした。

    Q:インターンシップでは本当にお世話になりました。旅行業界を目指す学生も多いですが、どのような人材が求められますか?

    偏見を持たず、まずは経験してみようという姿勢を持つ人、どんなことでも率先してチャレンジする人が向いていると思います。平たく言えば「どの国のどんな食べ物でもトライする人」と言えるでしょうか。

    Q:旅行業界をはじめ国際的な仕事を目指す大学生や高校生の方々へのアドバイスとメッセージをお願いします。

    20130404_141054.jpg関わりあう国々とその人々に対する「リスペクト」と「アンダースタンディング」を大切にしてください。その国を成り立たせている背景である歴史や政治、経済などを学び、尊重しようとする姿勢を持っていただければと思います。私はアメリカで中国系アメリカ人の女性と結婚し、二人の子供をもうけました。子供たちは中学生のころ、太平洋戦争や捕鯨問題のことでいじめにあい、自分たちのアイデンティティに悩んだ時期がありました。それを乗り越え、最近では自分たちを「地球人」というようになっています。その言葉を聞いたとき、家内と涙ぐみました。皆さんもぜひ世界を舞台に活躍する「地球人」になってください。

    Q:今年度も国際キャリア学科の学生がインターンシップでお世話になりますが、よろしくお願いいたします。

    今年夏のインターンシップはバンクーバーに加え、東部のトロントでも実施したいと思っています。私も楽しみにしています。

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    images[8].pngWellcome to Canada!images[8].png
     
    2016年度 株式会社エイチ・アイ・エス インターンシップ参加者
    九州営業本部
     九州団体営業所
     M.Iさん(福岡県立八幡高等学校出身)
     Y.Kさん(福岡県立三池高等学校出身)
     N.Kさん(熊本信愛女学院高等学校出身)
    カナダ
     バンクーバー支店
     Y.Nさん(福岡市立福岡西陵高等学校出身)
     K.Mさん(久留米市立久留米商業高等学校出身)
     シンガポール支店  N.Mさん(福岡県立福岡中央高等学校出身)
     N.Yさん(筑陽学園高等学校出身)
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    * I Can Do:International Career Development 

    2016年
    11月21日

    グローバルキャリア発見の旅24 門司税関 酒井 清 税関長

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    世界とつながるお仕事で活躍されている様々な分野の方にお話を伺う「グローバルキャリア発見の旅」、24回目となる今回は国際キャリア学科3年生の国内フィールドワーク(*1)や同1年生向けの講義(*2)などでご協力いただいている財務省門司税関の酒井清税関長にインタビューします。

    Q:現在のお仕事と特に力を入れて取り組まれていることについて教えてください。

    税関は文字どおり関税や内国消費税を徴収する「税」についての役割と麻薬や銃砲など輸入してはならないものを水際で取り締まる「関」(関所)としての役割を担っています。私は今年7月に門司税関長に就任しましたが、貿易の健全な発展と安全な社会を実現するため、税関の3つの使命である「安全・安心な社会の実現」「適正かつ公平な関税等の徴収」「貿易の円滑化」を果たすべく、管内の業務遂行をマネジメントするとともに、税関の「顔」(税関を知ってもらうためのツール)として、説明会や講演会などにできるだけ出席して、税関の役割や業務についてより多くの方に知っていただくよう取り組んでいます。 

    Q:税関長は理学部のご出身と伺いましたが、税関のお仕事を目指されるきっかけは何でしたか?

    皆さん、税関の仕事というと海外旅行から帰ってきた時の手荷物検査や輸入される貨物の通関手続などを思い浮かべると思いますが、実はこれらの業務に関連して化学の知識が必要な場合が多々あります。例えば、輸入貨物の中には化学製品もありますから、その製品の税率を決定するために化学分析することもありますし、また、手荷物や貨物の中から不審な薬物を見つけた場合、それが輸入してはならない不正薬物に該当するかどうか鑑定するために化学分析が必要な場合もあります。
    税関にはこうした分析業務が必要なこともあるので、理工系出身者が活躍する場があるんです。私自身は、国家公務員試験合格後の就職活動の際、各省庁や筑波の研究所などを訪問しましたが、それらの中で税関の方がとても温かく、丁寧に説明してくれたことに魅力を感じました。それまで税関の業務についてはほとんど知らなかったため、かえって興味を引かれたともいえます。 

    Q:これまでのお仕事で特にやりがいを感じられたのはどんなときですか?

    これまで東京にある財務省のほか、大阪、神戸、函館、横浜、門司の税関・同支署出張所で勤務し、環境庁(現在の環境省)にも出向しましたが、財務省勤務のときに関税法など法律の改正に携わったことが特に印象に残っています。期限が決められている中で、多くの関係者と調整しなければならないなど大変な仕事でしたが、それだけにやりがいを感じました。地方勤務ではやはり密輸の取締りにおいて不正薬物などを摘発することにやりがいを感じますね。 

    Q:税関職員の方に求められる資質は何ですか?

    これはどの組織にも共通することだと思いますが、積極的に自ら学び、取り組んでいく姿勢が必要だと思います。また、社会人になったら組織で仕事をしていきますので、協調性、そして他の人と調和を図るためのコミュニケーション能力が求められます。税関についていえば、海外とつながる仕事ですので、外国語の能力として英語のほか、日本を取り巻く主要な貿易相手国である中国、韓国、ロシアの言語能力があればさらに望ましいです。ちなみに、税関では毎年、全国の語学堪能な税関職員が参加する英語、中国語、韓国語、ロシア語の弁論大会を開催しています。このうち韓国語の弁論大会は歴史的に韓国とのつながりが強い、ここ門司税関が開催場所となっています。 

    Q:最後に将来、公益性の高い仕事や国際的な仕事を目指す大学生や高校生の方々へのアドバイスとメッセージをお願いします。

    公務員など公益性の高い仕事に就く人には、市民の方々への奉仕の精神と高い倫理観が必要だと思います。また、最近は若い方々が内向き志向になっていると言われますが、日本は海外との接触・関係なしには、生き抜いてはいけません。日本の発展のためにも、貿易や観光、金融など、是非世界とつながる仕事を積極的に目指して、チャレンジしていただきたいと思っています。日本を取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、そのスピードは年々加速度的に速くなっています。若い世代の方々はこうした変化にも柔軟に対応できると思います。これからの皆さんの活躍を期待しています。 
     
    P1190521.JPGカスタム君(右手挙げ) (4).JPG
    酒井税関長と税関のイメージキャラクター「カスタム君」


    *1.門司税関での国内フィールドワークは下記をご参照ください。
    http://www.fukujo.ac.jp/university/kokusai_c/archives/375
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    *2.門司税関の方々による1年生向け講義は下記をご参照ください。 
    http://www.fukujo.ac.jp/university/kokusai_c/archives/348
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    *3.門司税関のホームページ
    http://www.customs.go.jp/moji/

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    2016年
    11月14日

    グローバルキャリア発見の旅23 イタリア編②: トリノ大学 小林貴恵先生

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    kc_20161114_02_01.jpg前回に続きイタリアのトリノからです。今回は、トリノ大学で日本語を教えていらっしゃる小林貴恵(こばやし たかえ)先生にインタビューします。先生はオランダで日系旅行会社に勤務していた頃にイタリアを訪れ、「イタリア語の響き」に惚れ込んでしまい、それが人生の大きな転機となったそうです。日本語学科の学生や卒業生たちから慕われる、明るくて元気な小林先生にお話を伺います。

    Q1. 先生はイタリアに来られて何年になるのでしょうか?イタリアに来られた経緯についても教えて下さい。

    イタリアには1995年に来ましたから、今年で21年経ちました。もともと大学でドイツ語を勉強したのですが、卒業後、東京のメーカーで2年働いた後に思うところがあってオランダの日系旅行会社へ転職。アムステルダムに住んでいる時にイタリアを旅行してイタリア語の響きに惚れ込み、「ここに住みたい」とローマ支店へ異動させてもらいました。その後、航空会社へ転職し、2007年にトリノ大学の日本語講師として教えることとなりました。それからほぼ10年になります。初めは2~3年住むつもりだったのに、すっかり長くなってしまいました。

    Q2. 日本語を教えるようになったきっかけなどを教えてください。また、日本語を教えるときに先生が一番大切にしていることは?

    ローマに住み始めた時、たまたま同じアパートに日本語を勉強し始めた女性がいました。彼女の卒業論文を手伝った時、「私、教えることが好きなんだ」と気づきました。それから友人などにプライベート・レッスンをしている間に教えたいという気持ちがどんどん強くなりました。そんなある時、トリノ大学で日本語講師の選考が行われることを知って、トライしたら、何と幸運なことに採用されたのです。実は、日本を出る前に日本語教育能力検定の資格をとっていました。その時は「将来結婚して旦那さんについて海外に行ってもできる仕事って日本語教師かな」くらいの軽いノリでとったのですが、それが後に役に立ったわけです。日本語を教える時に一番大切にしていのは、なるべく授業にリズムを作って学生が興味を持って取り組めるようにすることです。しかし、大学では学生数が多すぎて(1年生は100名以上)、これがなかなか難しいです。

    Q3. イタリア人学生に日本語を教える上で、苦労すること、難しいと感じることがあれば、教えてください。また、嬉しい、楽しいと感じることは?

    一番残念なのは、学生がせっかく学んだ日本語を使える機会がほとんどないことです。トリノはローマやミラノなどと比べると日本人がとても少なく、日本人と知り合って会話の練習ができる幸運な学生は数えるほどしかいません。そのようななかでヨーロッパ言語とは全く異なる難しい日本語を、モチベーションを失わずに勉強を続けてもらうのは、特に大学教育では難しいと感じます。ですから学生には「どんどん日本へ行って」と言っています。日本へ行った学生たちがそれぞれに日本の魅力を発見したり、日本人の恋人を作ったり、さらには日本で仕事を見つけたりして、それを聞くのが何より嬉しいです。もちろん頑張ったのはそれぞれの学生ですが、そのなかで少しでもお手伝いできたなら、教師冥利に尽きます。

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    日本語クラスで、修了証書を手にする教え子たちと

    Q4. 今年9月、国際キャリア学科の3年生2名がインターン生として1週間トリノに滞在し(*)、「必ずまたトリノに帰って来たい」と声を揃えていました。先生から観たトリノの街の魅力を教えて下さい。

    トリノは人口100万人弱、ローマ、ミラノ、ナポリに続くイタリア第4の都市ですが、他の三都市とは違ってとても落ち着いた町です。何世紀もサヴォイア公国の首都でしたから町の建築物は美しく、郊外には宮殿や城がたくさんあり、アルプスまでも車で1時間ちょっとという恵まれた環境にもかかわらず観光客が少ないので、われわれ外国人も落ち着いて生活できます。実はトリノ人はイタリアでは”Torinesi falsi e cortesi”(親切だけどホントは何を考えているか分からないトリノ人)と言われ、言わなくてもいいことまで口に出してしまう典型的なイタリア人からはあまり良く思われていません。でも、日本人にとってはこれがちょうど日本的で有難いのです!南イタリア人に比べるとちょっと大人しいかもしれないですが、トリノは勉強したり働いたりする人にはぴったりの町ではないでしょうか。

    *イタリアでのインターンシップにつきましては以下をご参照ください。
      http://www.fukujo.ac.jp/university/kokusai_c/archives/352

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    トリノの街並み

    Q5. 日本の女子大学生、高校生にメッセージをお願いします。

    仕事なら何でもそうだと思いますが、その仕事が好きかどうかはとても大切だと思います。あなたの熱意は必ずそれを受け取る側に伝わります。私たちは誰でも人生の中で30年から40年は仕事をして生活するわけで、それは本当に長い時間です。楽しくてもつまらなくても40年働かなければならない。だからこそ、皆さんには自分が何に興味を持っているのかを常に自分自身に問いながら、積極的に「自分の一生の仕事」を見つけて欲しいと思います。「強い思いや願い」というのはとても大切で、そこにチャンスが生まれます。私は三重県の田舎から、それを探してここまで来てしまいました。最初は深く考えずに選び、悩んだりあがいたりして仕事も4回変えましたが、今はとても満足しています。ぜひたくさん世界を見てください。短い旅行でも、日本から出てみると、「あー、世界には自分の知らなかったことがこんなにあるんだ」と嫌でも思わされ、物事を見る視点が変わり、その数も増えます。そうすることで皆さん自身の世界もどんどん広がることでしょう。

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    学生の卒論発表会にて
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