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    大学院

    大学院Today 一覧

    2018年
    08月13日

    臨床心理士の仕事:修了生から後輩へのメッセージその3

    臨床心理士の仕事について、2017年度より「修了生から後輩へのメッセージ」としてお伝えしています。今回は、今年3月に本学大学院を修了したばかりのHさん(福岡女学院大学出身)に、「現在の仕事」と「大学院での学び」について感想を寄せてもらいました。現場で必要とされる臨床心理士を養成してきた本学臨床心理学専攻での体験を活かし、活躍する様子が伝わります。Hさんありがとうございました。

    現在の仕事

    4月より、児童養護施設に常勤の心理療法担当職員として勤務しています。児童養護施設とは、様々な事情により家庭で適切な養育を受けることが困難な2歳から概ね18歳までの子ども達が生活しているところです。私は多職種での連携を大切にしながら、子どもの最善を第一に考え、心理面接や心理検査、生活場面での支援(食事・宿題・遊びなど)を行うことが主な仕事です。また、ケース協議などの会議への参加、職員のメンタルヘルスケアなども、心理療法担当職員の仕事内容です。

    現在の職場に活かされる本学大学院での学び

    大学院において得た多くの学びの中で「クライエントの状態を様々な面から捉える大切さ」があります。この視点を持つための日々の訓練は、子どもが試し行動や問題行動をした際、私自身の言動も振り返りながら、最近の様子や他児との関係性などにも焦点を当て、子どもを多面的に理解することに繋がっています。その一方で、大学院で経験しなかった児童養護施設という臨床現場ならではの問題にもたくさん直面します。また、新任職員でありながら、心理職としての専門的な視点も求められるため、悩むことも少なくありません。しかし大学院で学んだことを活かして、他職員にも援助を求めつつ、自分なりに対応してみることを心掛けています。そのような場合は特に、大学院の講義や日常でも行っていた内省を通して、自分が持つ傾向に気づいたこと、様々な実習を通して、臨床心理士として大切にする点を学んだことが活かされています。

    ただし、日々の忙しさによって大切なことを見失っていることも多々あります。そのような時、大事なことに気づかせてくれるのは、子ども達や他職種の先生方、大学院の同期です。こういった周りの人から学ぶ姿勢も、女学院で大事にされている「謙虚さ」や「感謝の心」と結びついているのかもしれません。

    大学院の二年間は、それまでの人生を覆すほどの濃い時間だったように思います。正直なところ、入学前の私にとって女学院の“つながり”は心地良くないものでしたが、今ではいろいろな場面でその“つながり”に助けられており、私の支えとなっています。心理職としても、福祉に携わる者としてもまだまだであり、今後も様々な壁にぶつかることと思いますが、大学院で得たものを糧に乗り越えていきたいと思っています。
     
    第14期:Hさん(福岡女学院大学出身)

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    実習後、束の間の時間に恒例の誕生日サプライズ
    ~忙しいスケジュールの中、楽しい時間を作ることも忘れませんでした!~

    2018年
    08月06日

    【臨床心理センター実習】小学生向け夏休みプログラムの運営をしています

    大学院生の実習機関である臨床心理センターでは、臨床心理センターを利用している小学生を対象とした夏休みプログラムを行っています。
    大学院生はスタッフとして、プログラムの準備運営に関わっています。

    夏休みプログラムでは、大学院生と子どもたちが、学習の時間と、集団療法の時間を一緒に過ごします。

    大学院生は参加されるお子さんたち一人ひとりに合わせ、どのような工夫があると有意義な時間を過ごせるか、このプログラムが素敵な体験となるかを事前に何度もミーティングを重ね検討しました。

    学習時間については、子どもたちが少しでも勉強に取り組みやすいよう掲示物や机の配置など環境の工夫を考えたり、目標達成シートを作成するなど子どもたちが達成感を感じられるよう意見を出し合いました。

    また、集団療法については、どうしたらグループ活動を楽しんでもらえるか、各回のねらいに合わせて、楽しめる遊びや工作を考え、実際にスタッフでリハーサルをしたりしました。

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    スタッフミーティングの様子と掲示物等

    7月25日に初回を終えましたが、当日は、お子さんと大学院生たちのたくさんの笑顔が見られました。残りの活動日もしっかりと準備に励み、子どもたちと一緒に元気に頑張ります。

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    初回を終えて、ほっと一息の大学院生達

    2018年
    07月31日

    臨床心理士の仕事:修了生から後輩へのメッセージその2

    臨床心理士の仕事について、2017年度より「修了生から後輩へのメッセージ」としてお伝えしています。今回は、今年3月に本学大学院を修了したばかりのNさん(熊本大学出身)に、「現在の仕事」と「大学院での学び」について感想を寄せてもらいました。現場で必要とされる臨床心理士を養成してきた本学臨床心理学専攻での体験を活かし、活躍する様子が伝わります。Nさんありがとうございました。

    現在の仕事

    3~6歳の未就学の子どもたちを対象に療育を行う児童発達支援の通所施設で働いています。出会う子どもたちは、主に発達の偏りや知的な遅れがある、もしくはその傾向があり、集団場面でのふるまいや人との関わり方に難しさがあると指摘される子どもたちです。そのような子どもやその親御さんたちと一緒に遊んだり、様々な保育課題に丁寧に関わり、子どもたちの苦手さだけでなくできるところや良いところに目を向け、生活の中で生かしていけるようなお手伝いをしています。

    現在の職場に活かされる本学大学院での学び

    私にとって大学院での二年間は“革命”の連続でした。他大学出身であることや大学では心理学を専攻していないことから不安も大きく、入学当初は周りが全員「敵」に思えて仕方がありませんでした。ところが二年間で様々な実習や課題に一緒になって取り組み、共に苦労しながら乗り越えるうちに、その「敵」たちは私にとってかけがえのない「味方」になりました。そして、実習で出会った子どもたちとの関わりの中で、それまで子どもが苦手だった私が、子どもと関わる現場で楽しく働けるようになりました。

    女学院での学びは挙げ始めると本当にキリがありませんが、上記のように“みんなで一緒に取り組む”ことも含めて体験的な学びが多かったこと、そして多くの出会いに恵まれたことは私にとって大きな体験だったと思います。また、二年間自分に向き合うという経験を重ねたことで、私は“目の前の人と正面から向き合う覚悟”ができたと思っています。今の職場で出会う子どもや親御さんとまっすぐ真剣に関わることができているのは、二年間の学びの成果だと思います。大変なことも多く何度もクヨクヨしましたが、今また大学生に戻っても女学院で学ぶ選択をするだろうな、と思います。
     
    第14期生:Nさん(熊本大学出身)
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    東日本大震災継続支援活動への参加は思い出深い実習の1つです。
    ~浄土ヶ浜(岩手県宮古市)でウミネコに餌をあげるところ~

    2018年
    07月05日

    ​修士論文中間発表会が終わりました

    修士2年生の修士論文作成において中間点検といえる修士論文中間発表会が終わりました。

    例年、修士1年生が主体となり、中間発表会のマネジメントや司会を務めています。なぜなら、中間発表会は修士1年生たちが修士論文作成の参考に、先輩たちが1年間熟成させてきた問題意識やテーマがどのように研究デザインとしてまとまっているのかを学ぶ良い機会だからです。

    教員を交えた、会場での活発な議論は発表者にとっても自分の研究を展開していくにあたって、大いに参考になる貴重な機会です。

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    【修士論文題目例】
    言語的表現と非言語的表現の不一致と不安との関連
    不登校経験者における時間的態度に関する研究
    ASD(Autistic Spectrum Disorders)児の身体意識に関する研究
    認知症高齢者を持つ家族介護者・介護家族の心理に関する研究
    抑うつ気分が大学生の援助要請に与える影響

    2018年
    06月20日

    専門と臨床心理実践の紹介 ー 福留 留美 ー

    専門と臨床心理実践の紹介 ー福留 留美ー

    rin_180725_01.jpg私の専門は臨床心理学、その中でも「イメージ療法」というものを研究しています。人が何かで困っている時に、その解決策をみつけるのに、イメージを使うのです。あまり聞いたことがない方法かもしれませんね。その方法について、少し紹介してみましょう。

    「イメージをみる(感じる)」状態に一番近いのが「夢をみている」状態です。夢を見ている時はぐっすりと寝ていますが、「イメージをみる(感じる)」には、目を閉じて深呼吸をして深くゆったりとした気分でいると「イメージ」が浮かんできます。寝ている時と起きている時の中間くらいの精神状態です。

    夢を見ている時は寝ているので他の人と会話をすることはできませんが、「イメージをみている(感じている)」時は、寝ているわけではないので見ているイメージの流れについて話をすることができるのです。

    なぜ、このような面倒な方法を使うのでしょうか?

    一般的なカウンセリングでは、「言葉」での対話を通して気持ちをほぐしたり、困り事についての解決の糸口を探したりします。しかし、困り事について自分ではその原因が分からないとか、自分のことでも自分ではどうなっているかよく分からないということがありますね。そんな時に「イメージをみる(感じる)」ことで、あるヒントを得ることができます。

    それはなぜかと言うと、その人の普段の行動やもの感じ方の特徴が、イメージの流れの中に出て来るからです。イメージには、その人の行動や感じ方の原型が入っているのです。

    たとえば、すごく慎重すぎて動けないとか、逆に状況を見ずに無鉄砲に動いてしまうとかです。そのことをイメージで見るまでは、自分でも気が付いていない場合が多いのです。そのイメージの中で変化が起きると、現実の生活の中でも変化が起きてきます。

    今ご紹介した「イメージ療法」は、目を閉じて深くリラックスした状態で行いますが、目を開けたままで行うこともできます。「イメージ」を利用した感情のコントロール法を「開眼イメージ法」として開発しています(「実践イメージ療法入門」金剛出版,2016)ので、興味のある方は読んでみてください。

    いろんな臨床現場を経験する中で、従来からある方法を少しずつ自分なりに発展させてきました。精神科のクリニックや、スクールカウンセラー、大学生対象の学生相談室が主な臨床実践の領域です。地域一般の人々対象の研修会も行っています。

    学生へのメッセージ

    「これ面白そう!」とか「自分はこんなことしている時が一番生き生きしている」というような自分が感じる興味に敏感であってほしい!

    「こんなことができる人になりたい」「こういう人になりたい」というような自分の憧れや夢の気持ちを大事にしてほしい!

    今はまだ実現していない興味や夢が、自分の人生を導き、自分を引っ張るエネルギーになります。努力しても先が見えず途切れそうな時があるかもしれませんが、諦めないで夢をつないでください。そうすると、私の「道」と言えるものが後ろにちゃんとできていきますよ。

    臨床心理学の世界は、理論だけでなく実践がベースになりますので、学びの種は尽きません。いつまでも興味が尽きることのないこの世界で、一緒に学びましょう。

    2018年
    06月15日

    2018年度入学生から公認心理師のカリキュラムがスタートしました

    本学大学院臨床心理学専攻では、昨年度に公認心理師カリキュラムの認定を受け、2018年度入学生から公認心理師のカリキュラムを受講できるようにしました。

    本専攻で大事にしていることは、ポジティブな人間観、奉仕の心、誇りと謙虚、一人一人の心を重んじる倫理観、感謝の心という人間として、臨床心理士として大事な基本姿勢です。その上で、ACT(Assessment・Consultation・Therapy)における専門性を身に付け、その総合力をもって「人を活かす働き、動き」のできる臨床心理士養成は本専攻がこれまで積極的に取り組んだ教育であり、これからも変わらず追求していく目標です。

    これまで約140名の修了生が臨床心理士としてその実践を行っており、心を尽くして相談者に寄り添い、現場での協働と連携に励んでいます。

    国家資格の誕生に合わせ、社会貢献に一助するツールの一つとして公認心理師のカリキュラムを導入することにより、従来の教育の意義をさらに大事にしながら、臨床心理士と公認心理師の相補的な働きができる教育を展開していきます。

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    2018年
    04月20日

    2017年度修了生進路就職結果:今年も100%就職!

    就職を希望した2017年度修了生12名全員の就職が大学院修了まで決定しており、4月からは現場で今まで鍛え上げた力を発揮するとともに、様々なチャレンジに挑むことになります。

    保健医療分野、福祉分野、教育分野を中心に、常勤職が6名、非常勤職が6名となっており、非常勤職もほとんどが週4,5日勤務で、これをスタートに常勤へとステップアップしていきます。

    現場で必要とされる臨床心理士を養成してきた本学臨床心理学専攻の伝統を引き継ぎ、これからみなさんの活躍を期待しています。
    文責:重橋

    2018年
    01月25日

    臨床心理学専攻教員の専門領域を紹介します③

    富永幹人 准教授


    rin_180122_03.jpg私は大学に勤め始める以前には、精神科の病院で臨床心理士として働いていました。患者さんへの心理検査や心理療法に取り組み、多職種と協働して治療に臨む「チーム医療」を経験する中で身につけてきたことは、自分にとって大きな財産です。

    また、私がこれまでの臨床経験の中で拠りどころにしてきたもののひとつは精神分析です。私たちは、クライエントさんに対して、表向きの部分だけではわからない、その人の心の核心と出会おうと努めますが、それは容易なことではありません。精神分析はセラピストとクライエントとの間で起こってくる現象についての知恵の蓄積ですが、そこから学ぶところは大変多いと感じています。

    そして、もうひとつの支えとなってきたものは、大学院時代の恩師や先輩、仲間の存在です。こうした人たちとの出会いがなければ、ここまでやってはこれなかっただろうと思っています。

    この大学院時代に、皆さんが人の心との出会いについて学ぶとともに、自分にとってもよき出会いが得られることを願っています。

    2018年
    01月23日

    臨床心理学専攻教員の専門領域を紹介します②

    重橋のぞみ 教授


    rin_180123_01.jpg私の得意とする専門領域は、臨床動作法や心理劇(集団心理療法)を用いたアクションメソッドです。特に精神疾患を抱え長期入院中の方へ、心理劇によるアプローチを行ってきました。心理劇の中では、自己表現が難しい人々が自然に自己表現を行い、他者と感情を共有する場面が見られます。
    このような変化を大事にし、病をもつ人々の中にある健康な面、普段は見えにくい潜在的な力に注目し、持っている力を表現できるようになるための臨床実践と研究を行っていきたいと考えています。

    そのため、研究テーマは情動体験と情動表現のズレに関する研究、精神疾患を有する人に対する周囲の理解に関する研究などです。最近は、心理査定に対する援助者の捉え方に関する研究も行っています。

    rin_180123_02.jpg大学院の授業では、心理劇を用いた演習やロールシャッハテストを用いた心理査定の指導を行っています。体験型の学びにおける気づきや発見を重視しているため、授業を通して毎回大学院生達から得ることがあります。


     

    2018年
    01月22日

    臨床心理学専攻教員の専門領域を紹介します

    安部恒久 教授

    rin_180122_01.jpg私の得意とする専門領域は、サポートグループ(セルフヘルプグループ)やグループカウンセリングや集団療法などのグループアプローチです。

    孤立した人々を、どのように、ひととの関係へとつなぎ、人間関係を発展させることができるのかを研究テーマとしています。
    したがって、授業でも、それこそ小グループとなって進めることが多いです。受講者のそれぞれの考え方や感じ方などの持ち味が、グループとして共有されることによって、発揮される大切な機会だと考えるからです。

    教育や医療や福祉や司法矯正や産業など、どの領域でも、個人をとりまくグループ(組織)の力動を理解することが、心理支援プログラムを作成するのに必須となると言っていいでしょう。

    皆さんといっしょに、現場で役に立つグループアプローチの活用方法を考えていきたいと思います。
     

    著書

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    2018年
    01月11日

    2018年度臨床心理士及び公認心理師受験資格に関する科目表を整備しました

    臨床心理士養成第1種指定大学院である福岡女学院大学大学院人文科学研究科臨床心理学専攻は、公認心理師法施行に際し、臨床心理士と公認心理師を相補する関係として位置付け、(公財)日本臨床心理士資格認定協会が示した方針に沿って臨床心理士受験資格に関する科目表を整備しました。

    同時に、公認心理師法第7条第1号及び第2号に規定する公認心理師となるために必要な科目を揃え、2018年度入学生から臨床心理士及び公認心理師の受験資格を得ることができるように必要な科目を整備しました。

    2018年度からスタートする本専攻のカリキュラムの特徴は、臨床心理士の専門性と特色を維持発展させることを基本方針としながら、450時間以上と指定されている公認心理師の実習科目(心理実践実習)を心理実践実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵに設定して単位化し、実習内容を明確にする共に、充実化を図ったところにあります。

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    ※画像をクリックするとPDFにてご覧いただけます。
     

    2017年
    12月22日

    ルター宗教改革500周年記念国際交流講演会のご案内

    福岡女学院大学大学院臨床心理学専攻・臨床心理センター
    福岡女学院大学ポジティブ心理研究所 共同主催
    ルター宗教改革500周年記念国際交流講演会
     
    ルターの宗教改革精神と心の回復
     
    イエス・キリストに基づく福岡女学院創立の精神に拠って立つ本学では、2017年度においてルター宗教改革500周年を覚える様々な行事を行っていますが、この特別な年を記念し、韓国ルター大学のマルテ・リノ教授を招請、ルターの宗教改革の精神と本質的な人間の心の回復と癒しについてご講演いただく予定です。さらに、ルターの宗教改革500周年を記念するにふさわしく、ルターと音楽をテーマにパイプオルガン演奏も企画しています。
     
    ミッションである福岡女学院で人間の心の回復と癒しの根底を支えるものは何か、ルター宗教改革500周年を記念し、聖書のメッセージを聴く貴重な機会を地域のみなさまと共有できることを喜びながら、たくさんの方のご来場をお待ちしております。
     
    日時 2018年2月3日(土) 13:00~16:30
    (13:00から受付、13:30から開演)
    場所 福岡女学院大学日佐キャンパス ギール講堂
    (福岡市南区日佐3-42-1) →アクセス
    プログラム 13:30
    ルターと音楽(讃美歌とバッハ)
    パイプオルガン演奏:竹佐古真希氏

    14:10
    ルターの宗教改革精神と心の回復
    講師:マルテ・リノ教授(宣教師)

    15:30
    対談(講演を受けて 司会・通訳:奇 恵英)
    対談者:マルテ・リノ教授と寺園喜基福岡女学院長

    16:30
    閉会
    詳細 PDF(442KB)

    2017年
    09月26日

    【発達教育学専攻】発達教育学講演会 お礼

    9月23日(土・祝)、大学院人文科学研究科 発達教育学専攻主催の講演会を開催いたしました。
    講師は、内田伸子 本学大学院客員教授(お茶の水女子大学名誉教授)で、「子どもの目線に立つ子育て・親育ち~どの子も伸びる共有型しつけのススメ」について、最新の脳科学や発達心理学からの実証的なデータに基づき、子どもと同じ目線に立ち心の声を聴くことの大切さについて共に考えました。

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    (学長挨拶)
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    (発達教育学専攻運営委員挨拶)

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    (内田伸子 本学大学院客員教授:お茶の水女子大学名誉教授)

    講堂は、親子や保育関係者、行政や病院関係等多くの方に参加いただきました。
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    多くのデータに基づいた内容の講演後には、質疑応答の時間が設けられました。
    ◆子どもの食事場面における共有型しつけについて
    ◆保育行事と子ども中心の保育について
    ◆幼児期における外国語との触れ合い方について
    など、家庭、保育現場、小学校の外国語活動で関心が高い内容が質問され、一つひとつに対して内田先生は丁寧に回答されていました。
    質疑応答は時間一杯行われ、質問ができなかった方には、Web子育て支援のメールアドレスへ質問を送って頂くよう案内がありました。

    また、会場では、内田先生の新著(2017/5)「子どもの見ている世界」が発達教育学講演会特別価格で販売されました。
    50冊限定で準備していましたが、完売でした。
    販売されて4ヶ月、すでに増刷となっている子育て支援本です。
    著者紹介欄には、本学大学院客員教授であることも掲載されています。
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    今回の講演は、子どもとのよりよい関係を育むためのかかわり方だったこともあり、多くの子育て中の方が来られ、事前申し込み30名の託児はすぐに定員に達しました。そして締切後も申し込みが続き倍以上の希望がありました。
    講演中、子ども発達センターでは保育園さながらの託児が行われ、発達教育学専攻教員(医師)、看護師有資格院生、保育士有資格院生、現職保育士が託児スタッフとして活躍していました。

    DSC05753.JPG(託児以外の院生スタッフ)



    子育てや保育、教育などの実践に貢献する学問“発達教育学”。
    今後も多くの方が幸せになるための研究を追求し、地域のみなさまに研究知見を提供できるよう研鑽してまいります。
                      発達教育学専攻運営委員 西、坂田

     

    2017年
    09月12日

    臨床心理士の仕事:修了生から後輩へのメッセージその1

    私は大学院を修了してから、大学病院の神経内科に勤務しています。現在6年目ですが、週2日の非常勤から始まって、徐々に日数が増えていき、現在は常勤の嘱託職員として勤務しています。主な仕事としては、認知症の鑑別のために心理検査・認知機能検査を外来・病棟の患者さんやご家族に実施しています。

    神経内科は認知症だけでなく、パーキンソン病、重症筋無力症など様々な神経疾患の患者さんが来院します。認知症もアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症、脳血管性認知症など種類があります。

    医師が疾患の鑑別をする際に、MRIなどの脳の画像の所見はもちろんですが、認知機能のどの部分が落ちているのかを知るために、認知機能検査や高次脳機能の検査が必要になることがあります。その認知機能検査が当院神経内科での臨床心理士の役割となっています。

    大学病院は研究機関でもあります。認知機能検査を分析してみると、疾患によって落ちる機能が異なっているのが分かります。この疾患はどの機能が落ちるということは、専門分野の人は経験的にわかることもありますが、研究結果を数値で示し発表していくことも必要となってきます。

    大きな病院での勤務で面白いところは、研究ができるということかもしれません。大学院で修士論文を書いていたころは答えが見えなかったり、結果が出なかったりするとなぜか絶望的に感じて心身共にきついものでしたが、今は職場で外来の合間に研究することは面白いと思うようになりました。どのような結果が出ても、それなりに意味のあることなのです。

    臨床心理士の仕事というと、カウンセリングを一番に思い浮かべる人が多いかもしれませんが、勤務する場所、置かれた場所によって、かなり幅広く、多様になっているのではないかと思います。私のように認知機能の検査を主にする臨床心理士は以前は少なかったのですが、今は高齢社会も加速し、クリニックに勤務している臨床心理士も認知症の患者さんに出会うことが多くなったようです。臨床心理士の研修会に行くと、結構、高齢者分野で仕事している人がいます。

    仕事をしていると、時々「私は役に立っているのだろうか」と自問自答したくなることがあります。これから臨床心理士を目指す方たちは、自分の専門性を高めて居場所を作っていくことも必要かもしれませんが、臨床心理士としての謙虚さを是非忘れないで頂きたいのです。臨床心理士も人間ですから性格は様々です。

    よく臨床心理士の仕事を「縁の下の力持ち」と表現されることがありますが、見えないところで「縁の下の力持ち」として仕事をして結果を出すのはなかなか難しいことで、先程の「私は役に立っているのだろうか」という問いが不安とともに現れることがあります。そこで人をかき分けて前に、前に出るのではなく、謙虚に自分と周囲を観察する目を養ってください。女学院の授業を通して鍛えられた自己内省力、対象と環境を観察する力を活かしていけば、解決できるでしょう。但し、よく考えるタイプの人は内省であまり自分をいじめすぎないようにうまくやりましょう。

    大学院で共に悩んだ友人を大切に頑張ってください。苦しい時には必ず味方になってくれます。私の性格から「そこそこの気楽さを持って生きられればねぇ…」と時々思いますが、人間いろいろなので、悩みも様々です。そして、心理面接であなたが向き合っているクライエントも同じ人間なのですよね。
    (第7期修了生Y.Y.)

    2017年
    09月06日

    第13回東日本大震災継続支援が終了しました

    2011年8月から毎年、夏と春2回行われている当専攻の東日本大震災継続支援が13回目を迎え、いつものように岩手県宮古市社会福祉協議会田老センターとコラボ、1週間の支援活動を行いました。

    大学院の実習及び集中講義スケジュールと調整が難しく、院生参加者が3名になりましたので、今回は今まで一番少ない平均7名のメンバーで活動を行いました。その代わり、この活動を通して成長し、臨床心理士として現場で頑張っている二人が貴重な休暇を使い、参加してくれました。この震災支援を自分の臨床心理実践の原点として語る姿は被災者支援だけでなく、被災者の方々がその出会いを通して人を育てるというもう一つの意義を確認することができました。

    最も少ないメンバーでありながらい、12か所に至る場所で、延べ132名にサート(主動型リラクセイション療法)を実施することができました。

    この支援は7年間臨床心理学的手法の震災支援を貫くことによって、被災者の方々に必要な支援をする、支援者が専門性を高める良い機会に出会う、継続することで連携機関や地域の支援者及び被災者との関係が深まる、その中で、被災支援の域を超え、地域支援のステージに展開するといった多面的に、多層的に発展してきました。

    臨床心理士の社会貢献及び臨床心理士養成において貴重な実績であることを改めて考えながら、今後さらに発展させていく予定です。
     

    宮古市生活復興支援センター ブログ
    http://blog.goo.ne.jp/miyakovc

    ブログに掲載された支援活動の様子
    PDF(183KB)

    2017年
    08月17日

    【発達教育学専攻】発達教育学講演会のご案内

    大学院人文科学研究科 発達教育学専攻主催の講演会を2017年9月23日(土・祝)に開催いたします。
    講師は、今年4月に本学大学院客員教授に着任した内田伸子先生(お茶の水女子大学名誉教授)です。

    演題は、「子どもの目線に立つ子育て・親育ち~どの子も伸びる共有型しつけのススメ」です。
    ★イヤイヤ、ダダコネなんのため?
    ★叱られながらの学びは身につかない
    ★英語の早期教育に「待った」の理由
    ★家庭の経済事情と学力に関係はあるの?
    ★共有型しつけと強制型しつけでどちらに軍配?
    最新の脳科学や発達心理学からの実証的なデータに基づき、子どもと同じ目線に立ち心の声を聴くことの大切さについて共に考える内容となっています。

    参加費は無料です。
    参加ご希望の方は大学ホームページ申し込みフォーム、メール、FAXのいずれかでお申し込みください(詳細はPDFファイルをご参照下さい)。
    みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

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     講師:内田 伸子 福岡女学院大学大学院客員教授
    (十文字学園理事・十文字学園女子大学特任教授,お茶の水女子大学名誉教授)
     
    【専門分野】発達心理学、認知科学、保育学
    【主要著書】『世界の子育て―貧困は超えられるか』(金子書房, 2012)、『子育てに「もう遅い」はありません』(冨山房インターナショナル, 2014)、『発達の心理―ことばの獲得と学び』(サイエンス社, 2017)、『子どもの見ている世界―誕生から6歳までの「子育て・親育ち」』(春秋社, 2017)ほか多数
    【社会活動】NHKのおかあさんといっしょの番組開発やコメンテーター、ベネッセの子どもチャレンジの監修、しまじろうパペットの開発、創造性開発の知育玩具「エポンテ」シャチハタとの共同開発(「日本おもちゃ協会」知育玩具部門優秀賞, 2015年)。

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    2017年
    08月10日

    臨床心理士養成カリキュラムを主軸に公認心理師受験資格が取得できるようなカリキュラムを検討しています。

    公認心理師法(平成27年9月9日成立、同16日公布)の施行(平成29年9月15日)を迎えて、当専攻の姿勢と対応についてお知らせします。

    当専攻では2002年4月に福岡女学院大学臨床心理センターを開設、2003年4月に臨床心理学専攻を開設して以来、一人一人のクライエントの全体的な人格と真摯に出会い、その関係性によって人格の成長が生じていくことを自覚し、自分のあり方を内省、研鑽し続けることのできる臨床心理士養成に邁進してまいりました。

    公認心理師法成立後、推移を見守っていましたが、2016年9月から文科省・厚労省の公認心理師制度推進室による公認心理師カリキュラム等検討会・WTが2017年5月末日をもって終了、7月31日全国の大学に対する説明会が行われたこと、これを受け、翌日の8月1日に(公財)日本臨床心理士資格認定協会がホームページを通して早速今後の方針を発表したことにより、具体的な対応の検討が可能になりました。

    そこで、当専攻は、心理学ワールドで初めて公認心理師という国家資格が成立したことは有意義なものであると受け止め、臨床心理士養成の堅持と公認心理師との発展的な相互補完関係により臨床心理士の社会的役割と貢献の更なる充実を目指すという基本姿勢に立っています。そこで、従来通り臨床心理士養成を主軸にしながら、2018年度から公認心理師受験資格が取得できる科目設置について検討しています。

    2017年
    08月04日

    【発達教育学専攻】「発達心理学特論」振り返り会

    内田伸子 大学院客員教授(お茶の水女子大学名誉教授:専門 発達心理学、認知科学)による「発達心理学特論」が、前期授業の最終回をむかえました。

    受講者は現職中学校教諭、現職幼稚園教諭、小学校特別支援員の院生ですが、加えて多数の聴講希望がありました。助産師の研究生、乳児保育担当経験保育士、留学生、看護師養成教員など、実践に貢献する学問「発達教育学」専攻ならではの授業風景です。

    また、事前に授業資料を配布しているので、授業では活発な質問や考えの交流が行われました。
    そして毎回のことですが、昼食も先生と一緒にいただいています。
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    授業後は場所を移動して振り返り会をしました。
    あたたかい雰囲気の中、研究について意見交流し、内田先生の的確なご指導を受けました。
    場を共にし、同じものを食し、院生達は心から先生との時間を味わいました。
    「学習」ではなく「楽習」を。内田先生の言葉です。

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    後期は内田伸子客員教授の担当回を筆頭に、西・猪狩・柳田・坂田教授で「発達教育学研究法」を担当します。

    また、後期授業が始まる9月下旬には、内田客員教授の公開講演会を予定しています。
    公開講演会の申し込みは近日大学HPに掲載いたします。
    多数のご参加をお待ちしています。

     発達心理学特論担当:内田伸子、坂田和子

    2017年
    07月15日

    修了生のケース検討会の立ち上げに寄せる思い

    臨床心理実践の現場で4,5年のキャリアを積んだ修了生を中心に、修了生によるケース検討会が立ち上がりました。

    修了生全体に幅広く案内し、参加を促すために、中心メンバーが修了生全体に6月24日に行われた初回の感想を報告し、幅広い参加を促すということで、参加した教員から標記の感想文を寄せました。

    臨床心理士としての自己研さんをおろそかにしない修了生たちの心意気をうれしく思い、教員も心を一つにして応援します。

    修了生のケース検討会の立ち上げに寄せる思い (PDF)

    2017年
    06月19日

    【発達教育学専攻】2017年度第1回修士論文中間発表会

    2017年度がはじまり、修士課程2年生の7名は、修士論文の提出に向けて日々奮闘しています。うち3名は、修士論文と同時進行で教員採用試験の受験勉強中でもあります。
    そのような中、6月17日、発達教育学専攻では第1回修士論文中間発表会を開催しました。

    DSC03680.JPG 開会の挨拶(西 教授)

    発表内容は、小学校教育、乳児保育、子育て支援、日中比較や看護教育学などで、発達教育学の多様な研究が発表されました。
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    20分の発表後、質疑応答です。院生や教員から質問や助言等、活発なやりとりとなりました。
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    発表終了後、総評を猪狩教授が行いました。発表者の成長、研究への期待、研究に関する重要事項、準備・運営を担当したM1ならびにM2 長期履修生へのねぎらいなど、あたたかい言葉と雰囲気に包まれました。
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    最後に、11月に予定されている第2回修士論文中間発表会に向け今以上に邁進していくよう西教授から閉会の言葉をいただき、長時間にわたる第1回中間発表会を終えました。

     (運営委員 西,坂田)

     

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