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    人文学部 言語芸術学科

    人文学部 言語芸術学科Today 一覧

    2018年
    06月02日

    授業紹介:言語芸術フィールドワークB

    20180602FWB1.jpg
    
     “天神”菅原道真の事績(事跡)は福岡がもつ大きな文化・観光のコンテンツと
    いえます。その認知・活用の現状を文献調査と実地調査によって研究し、さらな
    る可能性を展望する授業が今期の「言語芸術フィールドワークB」です。
     今月下旬の太宰府天満宮踏査を前に、菅原道真の実像と伝説化の過程を歴史資
    料や古典文学作品、さらには現代の小説や漫画まで様々な文献を駆使して読み解
    いています。現在講読しているのは、江戸時代の国学者平田篤胤によって書かれ
    た『天満宮御伝記略』という伝記物語です。(著者名は平田篤胤の弟子である根
    岸延貞ですが、平田篤胤本人が書いたという説が有力です。)
     菅原道真のご先祖様から話は始まり、激動の生涯、没後の神格化、さらにはお
    参りの仕方まで説かれています。江戸時代に広く流布され、日本人の現在に至る
    道真観形成の一端を担いました。平田篤胤は菅原道真の大ファンだったようで、
    その筆致からは熱い思いが伝わります。
    20180602FWB2.jpg

    2018年
    05月28日

    授業紹介:美術館・博物館フィールドワーク

     言語芸術学科生が2年次から履修できる「美術館・博物館フィールドワーク」は、福岡のミュージアムを1つ選んで予備学習をし、実際に展示を見て、学ぶ授業です。
     今はその事前学習として、福岡県内にある美術館・博物館の特徴や見どころを、7つのグループに分かれて発表しています。
     取り上げたのは、福岡市博物館、福岡県立美術館、福岡市動物園、福岡アジア美術館、博多の食と文化の博物館ハクハク、北九州市漫画ミュージアム、松永文庫の7つです。(写真は福岡市博物館)
     
    福岡市博物館
     
     いつどのように出来たか、誰が運営しているかなどの基礎的情報に加え、これから開催されるオススメ特別展の紹介や実際に行ってみた学生たちの体験レポートなど、発表の仕方も様々。授業を担当する私も今年度福岡に引っ越してきたばかりですが、どの場所も魅力的で、様々な工夫を凝らして運営されていることを改めて感じました。
     この授業は、ただ博物館や美術館を楽しむだけではありません。運営に際しての課題や昨今のミュージアムをめぐる動きなども視野に入れながら、美術館・博物館の裏側、つまり見えない部分について学びます。それは物語の裏のメッセージを読み解く、言語芸術の学びとも通い合うものです。
     さて、後半からは1つのミュージアムに焦点をあて、フィールドワークにむけての学びが始まります。実習の様子については、追って報告いたします。

    2018年
    04月26日

    授業紹介:映画研究J

     映画研究Jという授業では毎年、映画製作の現場で活躍されている方を社会人講師としてお呼びしています。今年は、俳優・監督そしてプロデューサーとして、人種、国籍、性別、年齢などの垣根を越えて活躍されている「杉野希妃」さんを講師としてお迎えしてお話しをおききしました。
     今回は講義という形式ではなく、科目担当者が講師に質問してすすめる対話形式で授業を行いました。これは映画業界では有名な「アクターズ・スタジオ・インタビュー」という番組の形式です。演劇との出会いから、韓国映画での主演デビュー、日本での活動、監督としての作品作りなどについて、一つ一つの作品に寄り添いながらお話しをおききしました。
     現場の「生の声」を聞いて、学生たちの勉強になったようです。

    <杉野希妃さんのフィルモグラフィー>

    2005  『宝島』(オムニバス映画『まぶしい一日』の一編/出演)
    2006  『絶対の愛』(キム・ギドク監督/出演)
    2007  『クリアネス』(篠原哲雄監督/出演)
    2010  『マジック&ロス』(リム・カーワイ監督/出演・プロデューサー)
    2010  『歓待』(深田晃司監督/出演・プロデューサー)
                  第 23 回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門作品賞
    第 15 回プチョン国際ファンタスティック映画祭 NATPAC 賞(最優秀アジア映画賞)
         ヨコハマ映画祭最優秀新人賞(杉野希妃)
         おおさかシネマフェスティバル新人女優賞
    2011  『大阪のうさぎたち』(イム・テヒョン監督/出演・プロデューサー)
               東京国際映画祭で杉野希妃特集が組まれる
    2012  『おだやかな日常』(内田伸輝監督/出演・プロデューサー)
       沖縄国際映画祭クリエイターズ・ファクトリー部門最優秀ニュークリエーター賞と     最優秀主演女優賞
       日本映画プロフェッショナル大賞新進プロデューサー賞(杉野希妃)
    2012  『Kalayaan』(アドルフォ・アレックスJr監督作品/出演・コプロデューサー)
    2013  『インターミッション』(樋口尚文監督/出演)
    2013  『ほとりの朔子』(深田晃司監督/出演・プロデューサー)
       第 35 回ナント三大陸映画祭 金の気球賞(グランプリ)&若い審査員賞
       第 17 回タリン・ブラックナイト映画祭最優秀監督賞
    2013  『Jury, Kiki par Kiki』(イム・テヒョン監督/モキュメンタリー出演)
       台北国際映画祭で杉野希妃特集が組まれる
    2014  『マンガ肉と僕』(監督・出演・プロデューサー、制作:よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
    2014 『欲動』(監督・出演・コプロデューサー)
                  第 19 回釜山国際映画祭の提携「Asia star award 2014」最優秀新人監督賞
                  おおさかシネマフェスティバル新人監督賞
    2014  『禁忌』(和島香太郎監督/出演・プロデューサー)
    2014  『3 泊 4 日、5 時の鍵』(三澤拓哉監督/出演・エグゼクティグプロデューサー)
                  シロス国際映画祭新人コンペティション部門作品賞
    2015  『群青色の、とおり道』(佐々部清監督/出演)
    2016  『雪女』(監督・脚本・出演) 
                  ケソン国際映画祭審査員賞
    2017 『海の底からモナムール』(ロナン・ジル監督/出演)
                  シンガポール Women in Filmにて杉野希妃特集が組まれる
    2018 『ユキとの写真』(ラチェザー・アブラモフ監督/出演)
    2018 『浜辺のゲーム』(夏都愛未監督/出演)
     

    2018年
    04月24日

    授業紹介「英語」:筆記体

     2018-04-20 9.07.04.png
    The Department of Literary Arts (言語芸術学科)

     言語芸術学科では、本年度より、一年生の英語関係科目において、筆記体の練習を組み込むことにしました。
     日常生活ではほとんど使用されない筆記体ですから、習い始めは取っ付き難いですが、少しの練習で意外に楽しいことがわかって来ます。
     授業で出会う英詩なども筆記体で書いてみるとより愛着が湧いて来ますね。


    学科関係リンク: 学科の様子は以下のブログなどで詳しく知ることが出来ます。

    お勧め:
    FJLA言語芸術学科ネットラジオ局(YouTube)
    ツイキャスラジオやツイキャス動画も配信されています。

    言語芸術学科ネットラジオ局
    学生が授業外で行っている活動の1つです。学生の作った音声番組などが配信されています。


    言語芸術学科FACEBOOK
    学科の活動などが紹介されています。

    「言語芸術学科は、言語芸術作品(文学や映画)を【教材】として使いながら、言語(日本語・英語)能力と思考力を徹底的に鍛え、何事にも臨機応変に対応できる逞しい人材を育てることを【教育目標】においているリベラルアーツ系の学科です。【教材】と【教育目標】をリンクさせる【教育手段】として、フィールドワークなどの実践科目を豊富に備えています。」

    2018年
    02月28日

    学生の自主活動(動画)

     学科TODAYアーカイブから:

     最近教育現場では「アクティブラーニング」(詳細は下記参照)という用語が盛んに使われます。これは、ざっくりと要約してしまうと、自分の人生をポジティブにおくる力を養うための、発見学習、問題解決学習、体験学習などを含む学習のことです。日々めまぐるしく変化する現代社会においては、偏った専門的知識だけではどうにもならないのが現状です。自分を見失わずに力強くたくましく生きてゆく力が必要なのです。これからの世の中、こういった能力抜きに、自分の人生を自力で生きて行くことは難しいでしょう。
     言語芸術学科のカリキュラムでは、文学や映画を教材にした授業が数多くあります。こういった授業は、単に内容理解や鑑賞に終わらず、分析力、創造力、実践力などを養ってもらう方向で進められます。カリキュラムは、学生を芸術家にするためのものではなく、言語力、思考力、実践力を徹底的に鍛えるためのものとして機能するよう運営されています(つまり、アクティブラーニングのためのカリキュラムです)。
     とはいえ、学生の実践力を「授業」の中だけでのばすことは時間的に不可能です。ですから、言語芸術学科では、多くの場合、本格的な実践力養成については、「授業外で自分でやってみましょう!」と学生の自主性に任せています。自主性に任せてうまくいくのだろうかと疑問に思われるでしょうが、言語芸術学科では結構うまくいくのです。なぜなら、そういう授業外の活動を積極的にやろうとする学生が集まっているからです。授業外活動は、単位にも成績にも全く関係ありませんが、学生は、時間を見つけてはそう言った活動を自主的にしています。具体的には「映画撮影支援(諸事情で少し頻度が減りましたが)」「ネットラジオ」「言語芸術朗読コンテスト」「朗読ワークショップ」などで、多くの学生が授業外で動いています。
     さて、今回紹介するのは、「クロマキー動画制作」です。クロマキー(Chroma key)というのは、合成画像のことです。青色や緑色の幕の前で撮影し、編集の際に、画像を合成します。
     第1回目のクロマキー動画は、ラジオドラマのために作っていただいた「もの憂げな午後」(もちろん、学生が歌っています)という曲をもとに作られました。
     曲に合わせて、どんなストーリーを創るか、また、そのストーリーをどんな構成で進めるか、衣装、背景、動作、メイクなど細部にわたって考えます。
    chroma key 3.jpg
    入念に打ち合わせする学生。
     打ち合わせが終わると、撮影の準備。
    chroma key 4.jpg
    100円ショプで仕入れたものを工夫して。
     約3分の映像に3日かけて撮影。
    chroma key 5.JPG
    今回は緑色のスクリーンを教室に貼って撮影。

     編集を経て、こんな画像になりました。
    chroma key 2.png chroma key 1.png

     学生は、別に、歌手になるとか、映像の専門家になるとか、そういうことを主目的にしてこういった活動をしているわけではありません。面白そうだから実際に自分が動いて創作してみる(実はこれが難しいのですが)。その創作過程の中で、構成力や表現力のみならず、コミュニケーションなどの社会常識を身につけていきます。

    アクティブラーニング:
    教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れ た教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、 教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査 学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク 等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。(文部科学省HPより)
     

    学科関係リンク: 学科の様子は以下のブログなどで詳しく知ることが出来ます。

    言語芸術学科ネットラジオ局
    学生が授業外で行っている活動の1つです。学生の作った音声番組などが配信されています。


    言語芸術学科ネットラジオ局(You Tube音声)

    言語芸術学科FACEBOOK
    学科の活動などが紹介されています。

    「言語芸術学科は、言語芸術作品(文学や映画)を【教材】として使いながら、言語(日本語・英語)能力と思考力を徹底的に鍛え、何事にも臨機応変に対応できる逞しい人材を育てることを【教育目標】においているリベラルアーツ系の学科です。【教材】と【教育目標】をリンクさせる【教育手段】として、フィールドワークなどの実践科目を豊富に備えています。」

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