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2022/10/19
キャンパスだより
ボランティアサークル葡萄 2022年度上半期活動報告

ボランティアサークル葡萄

顧問 酒井 康江

2022年度に入り、少しずつではありますが、地域住民の皆様と活動をご一緒にさせていただく機会がありました。住民の方々に喜んでいただけることを目的に活動をしている私たちですが、実は、人間として看護者として大切なことを教えられ沢山の感動をいただいているのは私たちの方であることを改めて感じています。これからも一つ一つの活動を大切に取り組んでまいります。今回は、今年度上半期の活動を報告します。

住民の方への健康測定会と健康学習会

6月5日は舞の里すこやかクラブの皆様へ、そして8月9日には、しゃんしゃん(古賀市社会福祉協議会が社会福祉セミナー千鳥苑で運営する介護予防支援事業)にご参加の皆様に実施させていただきました。

前半は大学から持参した骨密度計と体組成計を使った健康測定会です。測定結果をお互いで見せ合いながら「あんたの結果いいね~」「私の体内年齢は40歳代よ!」など大盛り上がり。後半の健康学習会のテーマは「フレイルって何? 健康に過ごすためのフレイル予防」でした。健康長寿に欠かせない、フレイル予防のための食生活と足腰の筋力維持強化をお話し、運動は音楽に合わせて行いました。

また、舞の里では、トーンチャイムサークルによる演奏も披露させていただきました。讃美歌の「主よ、人の望みの喜びよ」にはじまり、「青い山脈」「もしもしかめよ」などご参加の皆様にとっては懐かしい曲もあり、みんさん、楽しそうに口ずさんでいらっしゃいました。

本番は笑顔で自信をもって話をすることが出来ましたが、反省すべきこともあったので、それは今後に活かしていきたいです。

舞の里での測定会の様子

しゃんしゃんでの健康講話の様子

トーンチャイム演奏の様子

住民の方への防災セミナー

6月、本学2号館にて、地域住民の方を対象にした地域防災力アップセミナーが開催されました。9月には、花鶴小学校PTCA主催の防災キャンプに参加させていただきました。いずれも私達の役目はHUG(ハグ)という防災シミュレーションゲームの参加者兼ファシリテーターです。これは、災害発生時を想定して避難所設営について考えるゲームです。

HUGの魅力は、世代を超えて意見交換ができ、毎回、新たな気付きや発見があることです。また、小学生や役場の職員、中学校の先生や主婦の方など、様々な職種の方と交流できたことも貴重な体験でした。この経験を、今後の看護の勉強にも活かしていきます。