May 08, 2009
メイクィーンとメイポールダンス
5月1日は日本に限らず世界のあちこちで労働者の集会が開かれる労働者の祭典となっていますが、本来メーデーは「春を歓迎するお祭り」として欧州地方で祝われていたもので、その名残りが今でも欧米各国にMayFair(五月祭)を祝う風習として残っています。
本学が毎年創立記念日に行っているメイクィーンとメイポールダンスは、もともとゲルマン系のお祭りで、それがイギリスに渡り、新大陸アメリカに渡り、現在でもイギリスでは盛んに行なわれているお祭りのひとつとのこと。
福岡女学院への“ 伝来 ”は、本学院がアメリカのメソジスト宣教団によって建てられたということもあり、ドイツから地球をぐるりとまわって、アメリカ人宣教師として派遣され第9代校長となったエリザベス・リー先生によって1916(大正5)年の創立記念日に始められました。それ以来学院では『生徒の心を明るく引き立て、学院の発展を願う行事』として、年に一回創立記念日に中学2年生からメイクィーンを選び、中学生達が一生懸命練習したメイポールダンスを一般に公開することが伝統となっています。
★メイポール
「メイポール」の伝統的なスタイルは、サンザシ(hawthorn)または白樺(birch)の棒を使い、柱のテッペンから、数十本の色鮮やかなリボンをたらしそのリボンの端を持ちながら踊れるように立てる。本学院では紅白2本のリボンを使い、生徒が音楽に合わせて様々な模様を踊りながら編んでいく。
右回りと左回りに別れて簡単なパターンをつくったり、 ポールに巻きつけるのではなく、まずリボンのみを交差させて糸のように紡ぎ、それをポールに巻いて幾何学的な模様を編んでいくということを音楽に合わせて一糸乱れず踊りながら行う。最後は必ず元の状態に解いて終了するので、生徒達はこの日に備えてたいへんな特訓をへてのお披露目となる。
★メイクィーン
Wikipedeia Queen_of_Mayによれば、メイクィーンは豊穣や春の到来を告げる女神であり、花に飾られた花嫁であり、小妖精達の女王そして花々の淑女をあらわす乙女として知られるもの。
メイクィーンは、移り行く季節の中一瞬の自然の姿を切り取った象徴であり、5月に育つ植物がそうであるように、純粋さ、力強さ、成長の可能性、を具現化した存在。そして地球、母なる大地、女性の持つエネルギーを人格化してあらわしたものの一つとあります。
その他メイクィーンについて繻 鳳花(しゅ ほうか)さんのページメーデーの由来に衣装についての説明がありましたので、その部分だけ引用させていただきます。
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メーデーで重要とされているのが、「5月の女王」(Queen of May)と「ジャック・イン・ザ・グリーン」(Jack in the green;別名グリーン・マン[The
green Men])の存在です。全ての祭りは「5月の女王」の指示で動くことになっています。
The Queen of Mayの特徴
- 1.花飾り
- 5月の女王に選ばれた女性は、女王の象徴である花の髪飾りをつけます。色とりどりの花であしらわれた髪飾りが王冠代わりとなります
- 2. たすき<
- 左肩からかけるたすきも女王の象徴の印です。色は特に決められていなかったようですが、その時期に咲いている花の色をイメージしたものが多いようです
- 3.鈴飾り
- これはメイ・ポール(May Pole)が彼女の「持ち物」であることを証明します。メイポールは脇・または頂上に春を告げる鈴をつけています。その鈴と彼女の鈴は同じものなのです。
また、この時に開催された各種競技(モリス・ゲームなど)で優勝した者に授けるものとしても扱われています。
- 5月の女王の役割は
- メーデーの開催を告げる
- 指定の場所[信託所や聖堂など]から民衆を誘導する
- メイポールの管理をする(当日だけ)
- 競技で勝利した者に鈴を与える…etc
- 指定の場所[信託所や聖堂など]から民衆を誘導する
この日だけは国王も王妃も「5月の女王」の家臣となって動きます。「5月の女王」はそれだけ栄誉あるという意味なんですね。
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とのことです。上の説明の基になるThe Queen of May のイラストもありますので、ご興味のある方は本家のページへ。
★福岡女学院のメイクィーンとメイポールダンス
(中高MISSION News Vol3.より)
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この記事で参考にさせていただいたサイト。
・Wikipedeia : May Queen
・メーデーの由来
・Wikipedeia : Maypole dance

