創立130周年記念

福岡女学院創立130周年記念事業

創立130周年イベント「Mission Bach Year」は、同じく2015年に生誕330年となる、西洋音楽史上最高の
作曲家・バッハの魅力をたくさんの方に体感いただき、次世代へつなぐことをミッションとする「バッハづくし」の1年間。
ファイナルコンサ-ト『マタイ受難曲』に向けて、バッハの魅力を味わいつくす体感イベントを多数開催しました。

鈴木優人氏を講師に招き、前編~テキストについて~、中編~音楽について~、後編~コラ-ルについて~ と3部にわたり、『マタイ受難曲』やバッハ音楽の理解を深める講座を行いました。 幅広い世代の多くの方に受講していただき、会場は満席となりました。

【実施日】
2015/4/8、5/15、6/9
【講 師】
鈴木 優人
【会 場】
福岡女学院天神サテライト

鈴木優人 Masato Suzuki

バッハ・コレギウム・ジャパンメンバ- アンサンブル・ジェネシス主宰

東京藝術大学作曲科卒、同大学院古楽科修了、オランダハ-グ王立音楽院オルガン科および即興演奏科を首席で卒業。バロックから現代音楽までの意欲的なプログラムを展開。作曲家としても、バッハの≪ゴルトベルク変奏曲≫の演奏と自作品を組み合わせた個展や、バッハのカンタ-タにおける喪失楽章の復元などが高く評価されている。

バッハが愛した様式の本学院 柿薗記念パイプオルガンでバッハの名曲を堪能しました。
2段手鍵盤と足鍵盤(ペダル)、33ストップ(音列)を有する壮大な柿薗記念パイプオルガン。国内唯一の中部ドイツバロック様式であるこのパイプオルガンは、バッハが愛した様式でもあります。鈴木優人氏による演奏で、バッハの名曲とともにパイプオルガンの響きを堪能し、ミッションバッハイヤ-のオ-プニングにふさわしいコンサ-トを開催することができました。

【実施日】
2015/5/16
【会 場】
福岡女学院 ギール記念講堂

ドイツ語(血潮したたる)ほか、英語、日本語の楽曲を歌い比べました。
「日本福音教会ルーテル博多教会」にて、J.S.バッハ「マタイ受難曲」より『血潮滴る主のみかしら』(ドイツ語)のほか、ヘンデル「メサイア」より『Since by Man』(英語)、三善 晃「木とともに人とともに」より『生きる』(日本語)の楽曲を歌い比べました。

【実施日】
2015/4/7、5/15、6/9
【講 師】
鈴木 優人
【会 場】
日本福音ル-テル博多教会

バッハの音楽を、地域の小学生や女学院の学生、合唱セミナ-の受講者が共に奏でました。
地域の小学生と共に、福岡女学院中高生、大学生、教職員が一堂に会し、バッハの音楽を中心に演奏しました。合唱、ピアノ独奏、バイオリンとオーボエのアンサンブル、オーケストラ、ハンドベル、そして今回初めての取り組みであった、リコーダーアンサンブルには学院長の寺園先生も参加し、手作りの楽しい音楽会となりました。

【実施日】
2015/8/30
【会 場】
アクロス福岡シンフォニ-ホ-ル

日本人初の「バッハ・メダル」を受賞した鈴木雅明氏による、スーパ-レッスンを行いました。
≪バッハ・メダルとは≫
バッハが当時活動拠点としていたドイツのライプチヒ市が、バッハの作品の普及に貢献した音楽家に贈るもの。鈴木雅明氏は、バロック期に作られた古楽器を使ってバッハの楽曲を忠実に演奏。バッハ音楽の古典的解釈を広めたという世界的演奏家として評されました。

【実施日】
2015/10/2
【会 場】
福岡女学院ギ-ル記念講堂

鈴木雅明 Masaaki Suzuki

バッハ・コレギウム・ジャパン主宰

世界的なバッハ演奏家。バッハ・コレギウム・ジャパンでの活動が国際的に高く評価され、紫綬褒章、ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章、ライプツィヒ市「バッハ・メダル」などをはじめ、栄誉ある賞を数多く受賞。2014年夏、バッハ・コレギウム・ジャパンと共に第45回サントリ-音楽賞を受賞。
現在、イェ-ル大学 アーティストインレジデンス、神戸松陰女子学院大学客員教授。

演奏曲目:《J.S.バッハ:オルガン作品集》
コラール「いと高きところにては、ただ神にのみ栄光あれ」BWV663
プレリュードとフーガ 変ホ長調BWV552 など

鈴木雅明氏の演奏会は、2007年柿薗記念パイプオルガンのお披露目以来、また「バッハ・メダル」受賞後、九州では初めてのコンサ-トとなりました。バッハを中心にロマン派のリストに至るまで、多彩なプログラムに圧倒され、ギール記念講堂いっぱいの聴衆の皆様を魅了しました。

【実施日】
2015/10/3
【会 場】
福岡女学院 ギ-ル記念講堂

福岡女学院大学言語芸術学科岩井教授脚本、スタッフ・キャストはすべて福岡女学院大学生が行った演劇公演『バッハマシ-ン』。 音楽史の大きな足跡を残し、日本では「音楽の父」と讃えられるヨハン・ゼバスティアン・バッハ。バッハの音楽のためだけに生きた65年の生涯を、絵巻物のように表現しました。3日間の公演で、多くのお客様にご来場いただきました。

【実施日】
2015/12/17、18、19
【会 場】
アクロス福岡円形ホ-ル

2つの受難曲(ヨハネ/マタイ)を解説し、様々な側面を持つバッハの生涯を概観する内容です。
西南学院音楽主事でオルガニストの安積達也先生による『バッハ~その生涯と二つの受難曲~』講座では、バッハの生涯を概観し、それぞれの時代の代表作品に触れながら、主に二つの受難曲(ヨハネ/マタイ)を解説しました。全4回の講座で、30名を超える受講者がお集まりくださいました。

【実施日】
2016/1/26、2/2、9、16
【会 場】
福岡女学院大学 生涯学習センタ-

鈴木雅明が世界の第一線で活躍するオリジナル楽器のスペシャリストを擁して結成したオーケストラと合唱団。バッハの宗教作品を中心としたバロック音楽の理想的上演を目指し、日本国内のみならずライプツィヒ・バッハ音楽祭、BBCプロムス、カーネギーホール、コンセルトヘボウ等、活発な演奏活動を展開。1995年から時系列順で取り組んできた「バッハ:教会カンタータ全曲シリーズ」が2013年2月に全曲演奏・録音を完遂し、2014年"ヨーロッパのグラミー賞"と称されるエコー・クラシック賞エディトリアル・アチーブメント・オブ・ザ・イヤー部門を受賞。2013年度第45回サントリー音楽賞を鈴木雅明と共に受賞。2016年4月には、6カ国10都市を巡るヨーロッパ公演を実施。

ミッション・バッハ・イヤ-のラストを飾ったのは、西洋音楽史上最高の作曲家バッハが遺した、美しき最高傑作と言われる『マタイ受難曲』コンサ-ト。

会場である「アクロス福岡シンフォニ-ホ-ル」には、当日3階席まで、多くの方にご来場頂きました。

バッハ・コレギウム・ジャパンと、バッハ・ゾリステン・ソウルによる共演は、息をもつかせぬ圧巻の演奏と、その表現力で観客を魅了しました。また、福岡女学院高等学校音楽科有志による児童合唱も、演奏の幅を広げ、存在感を示します。バッハ・コレギウム・ジャパンのコンサートに出演するというのはなかなか実現しないことであり、これは音楽科という専科ならではの教育環境でもあります。

教会暦では、コンサ-ト当日はキリストの復活を記念するイ-スタ-。
何世紀にも渡って復活し続けた受難曲をイ-スタ-の日に演奏するのは、キリストの受難のできごとを復活信仰からひるがえって記述している聖書の意図にもかなっていることでしょう。

終演後、観客の感動を表すように鳴り止まない拍手。福岡で『マタイ受難曲』を聴ける貴重な一夜となりました。

バッハの魅力を味わいつくす、ミッション・バッハ・イヤ-の一年間。
ファイナルにふさわしい華やかなコンサ-トで、ミッション・バッハ・イヤーは幕を閉じました。

【実施日】
2016/3/27
【会 場】
アクロス福岡シンフォニ-ホ-ル