学院の概要

理事長あいさつ

理事長:十時 忠秀

 2016年4月に発生した熊本地震、2017年7月九州北部豪雨は九州各地に大きな被害をもたらしました。被災されました皆様には心よりお見舞い申し上げます。女学院として今後も出来るだけのご支援をしていきたいと考えております。

 福岡女学院は1885(明治18)年、若い米国人女性宣教師ジェニー・ギールにより、福岡最初の女子専門の高等教育機関として創設されました。学院は幼稚園、中学校、高等学校、短期大学部、大学、看護大学、大学院を擁し、キリスト教主義に基づく女子教育を行う総合学院で、今年133周年を迎えます。

 私は2015年6月に福岡女学院の理事長に就任いたしました。私は、今まで大学や病院などいくつかの組織での働きを経験してきましたので、学院を取り巻く環境が厳しいことは実感しています。しかし、各学校長はそれぞれの使命の元に改革に取り組んでいますので、保護者はもとより、同窓生、地域社会の皆様の信頼とご期待に沿える学院に成長していくことを期待し、役員一同努力してまいります。

 2018(平成30)年福岡女学院年間目標は「改革と伝統が共存する福岡女学院―地域貢献を大切にする学院―」としました。就任後「改革と伝統が共存する福岡女学院」を一貫し、サブタイトルは学院の進むべき姿を思い描きながら、毎年変えております。

 地域の信頼は、学校と学生・生徒・園児を育てる上での大きな財産です。大きくなくても、地方でも、国際的で、強い、地域に役立つ学院を目指して、以下の目標を立てて、前向きに地道に努力します。

1)地域一帯で取り組み、地域の発展に役立つ人材の育成を心がける。
2)地方だけど国際派をめざす。ローカルでグローバル(グローカル)
3)福岡女学院から福岡、九州を元気にする

皆様方の一層のご支援とご協力を心からお願い申し上げます。

2018年4月
学校法人 福岡女学院
理事長 十時 忠秀

 


 過去のごあいさつ
2015年6月 理事長あいさつ
2016年4月 理事長あいさつ
2016年5月 理事長あいさつ
2017年3月 理事長あいさつ

 

理事長プロフィール
1968年 3月 九州大学医学部卒業
1969年 6月 九州大学医学部附属病院 麻酔科助手
1980年 4月 佐賀県立病院好生館 麻酔科医長
1982年 4月 佐賀医科大学医学部 麻酔科教授
2003年 10月 同大学病院 病院長
2005年 10月 佐賀大学副学長兼務
2008年 4月 佐賀県医療統括監
2010年 2月 公益財団法人佐賀国際重粒子線がん治療財団
(通称 サガハイマット)初代理事長 (2015年6月まで)
2010年 4月 佐賀県医療センター好生館理事長 (2014年3月まで)
2015年 4月 福岡女学院看護大学学長 (2015年7月まで)
2015年 6月 学校法人福岡女学院理事長

 

院長あいさつ

院長:寺園 喜基

「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです」

(ヘブライ人への手紙11章1節)

標記の言葉は新年度の年度聖句です。今年はこの聖句を心において歩みましょう。この言葉は希望について教えてくれます。

希望の反対は絶望です。絶望とは広がりがなく孤立していること、将来がないこと、望みが絶えることです。絶望は「死に至る病」(キェルケゴール)です。これに対して希望は神との関係であり、神の約束です。

願望は希望と似ていますがこれとは根本的に違います。願望は願いをたてる人が前面に出るので、時として自己本位であり、自己中心的です。願望は欲望の近くにあります。しかし、希望は神に対する希望であり、神に信頼する希望です。

希望は信仰の同伴者です。これをジュネーブの宗教改革者カルヴァンは、「信仰は神を真実であると信じ、希望は神がよき時を得て御自身の真実を示したもうのを待ち望むのである。信仰は神がわれわれにとって父であると信じ、希望は神が父としてつねにわれわれに対して働きたもうことを期待するのである」(綱要Ⅲ-42-2)と言い表しました。あるいは、信仰は希望を生み出し、希望は信仰を養い育てる、とも言うこともできましょう。

今年は4月1日がイースター・復活祭です。寒い冬の後に春が来ると季節の運行が教えてくれるように、また、一粒の麦が死ぬことによって多くの実を結ぶと自然が教えてくれるように、イースターは死が終わりではなく復活の命・永遠の命があることを教えてくれます。イースターの信仰は希望の源泉です。そして希望は将来の展望を与え、広い視野へと導いてくれます。安堵の息をつかせてくれ、心を解放し、自由に生きる力を与えてくれ、頭を上げて真っ直ぐに歩むことを教えてくれます。

この福岡女学院に新しく入園・入学された園児・生徒・学生たちや、また新しく着任された教職員の方々とご一緒に、新たな心で今年度の歩みを踏み出しましょう。

2018年4月

学校法人 福岡女学院

院長 寺園 喜基

 

 

 

 過去のごあいさつ
2015年6月 院長あいさつ
2017年3月 院長あいさつ

 

 

院長プロフィール
1962年 3月 西南学院大学文学部神学科卒業
1963年 6月 同大学専攻科神学専攻科を修了
1965年 3月 九州大学大学院文学研究科修士課程を修了
1967年 10月 同博士課程を休学して、ドイツ ヴッパータール神学大学、ポン大学神学部へ留学
1971年 7月 ポン大学神学博士を取得
1972年 4月 九州大学文学部助手に採用
その後、同教養学部同教養部宗教学担当助教授・教授を経て
1994年 4月 九州大学大学院比較社会文化研究科教授
1998年 10月 西南学院大学神学部教授
1999年 5月 九州大学名誉教授
2004年 4月 学校法人西南学院院長
2009年 3月 同理事長を歴任
2012年 6月~
2013年 2月まで
ドイツ ヴッパータール神学大学客員研究員
現在までに 本学院 監事、理事、評議員
学校法人西南女学院 常任理事
学校法人西南女学院 評議員、理事等を務める
2015年 4月 学校法人福岡女学院 院長に就任

法人役員・評議員(2017年7月1日現在)

(A)役員

職種 氏名 職種 氏名
理事長 十時 忠秀 理事 増田 榮
理事 寺園 喜基 伊藤 和子
髙島 一路 園田 理
片野 光男 シュー 土戸 ポール
藤 義幸 礒山 誠二
吉田 茂生 白日 高歩
西原 邦彦 阿部 高子
谷村 寛子 監事 上野 雅生
栗山 昌子 山本 修二

(B)評議員

選出区分 氏名 選出区分 氏名
学校職員(院長) 寺園 喜基 学校職員(事務) 大石 定和
〃(大学長) 髙島 一路 (生涯学習センター長) 上村 忠実
〃(看護大学学長) 片野 光男
宣教師
小海 光
〃(校長) 藤 義幸 シュー 土戸 ポール
〃(園長) 谷村 寛子 卒業生 鶴 英子
〃(事務局長) 西原 邦彦 藤井 恵
〃(大学副学長) 細川 博文 市岡 洋子
〃(宗教主事) 大島 一利 山下 偕子

〃(宗教主事)

徐 亦猛 角 静香
〃(宗教主事) 金田 俊郎 保護者(大学) 加藤 ジュリエッタ
(大学) 清川 直人 (大学) 河津 豊子
〃(大学) 角南 良幸 〃(大学) 楢崎 美由起
〃(大学) 山口 直彦 (高校) 山口 由美子
〃(大学) 守山 惠子 〃(高校) 福永 登美恵
(短期大学部) 浅田 雅明 (中学) 竹田 殉聖
(看護大学) 福井 幸子 〃(中学) 石蔵 浩子
(高校) 執行 正治 〃(幼稚園) 中山 有太
〃(高校) 柴本 登志男 学識経験者 多田 玲一
(中学) 津留﨑 聡史 白日 高歩
〃(中学) 山田 圭子 志満 秀武
(幼稚園) 春日野 文枝 吉田 茂生
〃(事務) 那須 茂人    

学校法人の概要

学校法人の概要

法人名 学校法人 福岡女学院
理事長名 十時 忠秀
所在地 〒811-1313 福岡県福岡市南区曰佐3丁目42-1
電話番号 092(581)1492
設立年月日 明治18(1885)年6月15日
資産の総額 19,865,382,279円(2017年3月末現在)
目的 本法人はキリスト教主義によって教育基本法および学校教育法に従い学校教育を行うことを目的とする。

本学院の教育方針と特色

 本学院は1885年(明治18年)に創立され、それまで顧みられなかった女子教育を開拓し、キリスト教を基盤とする人格陶冶を重んじ、教育基本法及び学校教育法にのっとって、変動する社会にも常に貢献出来るよう新しい教育分野を拓き続けながら132年に及びました。

 今日学院は幼稚園、中学校、高等学校(普通科・音楽科)、短期大学部(英語科)、大学(人文学部−現代文化学科・言語芸術学科・メディア・コミュニケーション学科、人間関係学部−心理学科・子ども発達学科、国際キャリア学部−国際英語学科・国際キャリア学科、大学院−人文科学研究科)及び看護大学(看護学部−看護学科)をもっており、これまでに多くの個性豊かで、国際的感覚をもち、神を畏れ人に奉仕する有能な卒業生を、日本各地及び国外にも輩出し社会に貢献しております。

本学院がめざす人間像

 イエス・キリストにつながれて、愛をもって神を畏れ 隣人と共に生き、豊かに実を結ぶ人間。

学院聖句

 わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。

人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。

わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである。

(ヨハネによる福音書 15章5節)

学院シンボルマーク

シンボルマーク

 校章は、まわり三本の線が「十字架」をあらわし、信仰・希望・愛を三本の線で示しています。中のまるは、「ぶどう」をあらわし、学院聖句(ヨハネによる福音書第15章5節)に由来します。

 ぶどうの実が、ひとつにつながっていることから、わたくしたちも、ひとりひとり、イエス・キリストにかたく結びついて真の生命を得るという学院の願いを示しています。

 

福岡女学院インフォメーションプラザ

インフォメーションプラザ

125周年記念館1階にある「福岡女学院インフォメーションプラザ」は、学院の今を皆様にお伝えしております。

幼稚園、中高、大学、看護大学の資料や学院関係施設、同窓会のパンフレット、イベントポスターなども設置。壁にはキャンパスの鳥瞰図やその上には、豊かな実をつけたぶどうの木を描きました。

ここに集う人たちが、ぶどうの枝につながっていることをイメージしています。
中高のオリジナルキャラクターの凜ちゃんも待っています。

福岡女学院資料展示室

福岡女学院資料展示室

2014年5月17日の創立記念日に、福岡女学院資料展示室を開設しました。125周年記念館6階にあり、本学院のあゆみを展示しております。どなたでもお入りいただけますのでご来場をお待ち申し上げております。 

【開室時間】 平日 9時30分~16時30分

お問い合わせは 福岡女学院総務課 資料展示室係まで(電話 092-581-1492)

柿薗記念パイプオルガン

柿薗記念パイプオルガン

柿薗記念パイプオルガン

 

フランス・ガルニエ社製。ドイツ・バロック(ザクセン・チューリンゲン)様式の2段手鍵盤と足鍵盤(ペダル)、33ストップ(音列)を有する壮大なものです

~日本で唯一、バッハが愛した中部ドイツバロック様式~

福岡女学院では創立以来、毎朝礼拝をもって一日を始めています。
この礼拝をパイプオルガンで守りたいという長年の願いがかない、2007年に本学院のギール記念講堂に設置しました。これは、創立120周年の記念事業として故・柿薗ヤヱ院長(1898-1988)が遺された基金によって礼拝の充実とキリスト教音楽の教育と文化に寄与することを目的として設置を決めたものです。

導入にあたっては、鈴木雅明氏(バッハ・コレギウム・ジャパン主宰、元東京藝術大学教授、イェール大学教授)、横田宗隆氏(ヨーテボリ大学オルガン研究所)、そしてフランスのオルガンビルダーのマルク・ガルニエ氏によって中部ドイツ、チューリンゲン地方のトローストの歴史的オルガンからインスピレーションを得て、2003年にコンセプトが決定。2007年7月に完成し、鈴木雅明氏によるお披露目演奏会を同年12月1日に満員の1200名を超える聴衆をお迎えして開くことができました。

このパイプオルガンは8フィートの美しい音色のパイプを多く持っていることが大きな特徴です。J.Sバッハを中心とするプログラムにロマン派メンデルスゾーンなどへの新たな可能性を持った、日本では唯一の中部ドイツバロック様式のオルガンです。現在まで鈴木雅明氏をはじめ、ミッシェル・ブヴァール氏(フランス国立パリ高等音楽院、トゥールーズ高等音楽院教授)、廣野嗣雄氏(東京藝術大学名誉教授)、鈴木優人氏、ヨス・ファン・デア・コーイ氏(オランダ、ハーグ王立音楽院教授)など、世界一流のオルガニストによる多彩な演奏で、このオルガンの独自性と優位性が十分に発揮されています。

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